カテゴリー「Keith Richards」の10件の記事

2022年6月16日 (木)

SHERYL CROW『SHERYL: MUSIC FROM THE FEATURE DOCUMENTARY』(2022)

2022年5月6日にリリースされたシェリル・クロウの最新コンピレーションアルバム。日本盤は同年5月18日発売。

本作は今年3月11日にアメリカのカルチャーコンベンション『SXSW』にてプレミアム公開され、5月6日に米・テレビネットワークSHOWTIMEにて放送されたドキュメンタリー映画『SHERYL』にあわせて制作された、サウンドトラック的立ち位置のベストアルバム。映画では1993年のメジャーデビュー以降に直面した性別や年齢での差別、うつ病やがんとの対峙など名声の代償と戦いながら才能を発揮していく彼女の約30年間を追った内容とのことです。

1962年生まれのシェリルが正式デビューしたのは、1993年8月発売のアルバム『TUESDAY NIGHT MUSIC CLUB』にて。当時、すでに31歳と遅咲きの印象ですが、このアルバムから生まれた「All I Wanna Do」(全米2位)、「Strong Enough」(同5位)の大ヒットが手伝い、アルバムも最高3位、アメリカだけで700万枚を超えるメガヒット作となりました。続く2ndアルバム『SHERYL CROW』(1996年)も全米6位/300万枚以上のヒットを記録し、このコンピレーションアルバムのオープニングを飾る代表曲のひとつ「If It Makes You Happy」(全米10位)や日本のテレビCMソングでもおなじみの「Everyday Is A Winding Road」(同11位)などを輩出しました。さらに、この時期には映画『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997年)の主題歌「Tomorrow Never Dies」(本作未収録)も担当するなど、早くもアーティストとして大きなピークを迎えています。

そんな黄金期の楽曲は、このコンピ盤のDISC 1にまるまる収録。最初の2枚のアルバムから15曲も選出されているあたりに、この時期に対する思い入れが伝わります。悪い言い方をしてしまえば、それ以降は初期2作の成功には追いつけていないと見なすこともできるわけですが……。まあとにかく、彼女の黄金期をリアルタイムで知らない世代には、おさらいとして十分な役割を果たす1枚ではないでしょうか。おまけ的に映画『カーズ』(2005年)のサウンドトラックから「Real Gone」のスタジオライブ音源も追加されていますしね。

そして、DISC 2は3rdアルバム『THE GLOBE SESSIONS』(1998年)以降の楽曲および新録曲3曲で構成。『THE GLOBE SESSIONS』から5thアルバム『WILDFLOWER』(2005年)あたりまでは僕自身もリアルタムで触れていたのですが、本作には『WILDFLOWER』からは1曲もセレクトされず。6thアルバム『DETOURS』(2008年)以降の3作はスルーされ、10thアルバム『BE MYSELF』(2017年)からは1曲のみ。しかし、最新作『THREADS』(2019年)からは6曲と多くセレクトされています。これは同作がコラボ曲で構成されていることも大きく影響しているのかなと。例えば、ジョージ・ハリスンのカバー「Beware Of Darkness」ではエリック・クラプトンスティング、ブランディ・カーライルと共演していますし、THE ROLLING STONESのカバー「Thw Worst」では本家キース・リチャーズとコラボを果たしていますしね。無駄に豪華。

新録3曲もある意味ではその流れを汲んでおり、ストーンズのカバー「Live With Me」にはミック・ジャガーがブルースハープでゲスト参加。アレンジ/演奏含め、本家に匹敵するカッコよさなので、ぜひストーンズファンやアーシーなハードロックを愛聴するリスナーにも触れてほしい1曲です。そのほかの新曲「Forever」と「Still The Same」はこれまでの彼女のスタイルの延長線上にある、ミディアム/スローナンバー。「Live With Me」でロックアーティストとしての存在感を示し、残りの2曲でシンガー/表現者としての深みを提示しているのかなと。

残念ながら、先のドキュメンタリー映画は今のところ日本では視聴不可ですが、この作品を観てからサントラに触れるとより味わい深く楽しめるのかな。もちろん、彼女のキャリアを総括するという点においても、本作はそれなりに効力のある内容なので、これからシェリル・クロウというアーティストに触れてみようとおもうビギナーにもうってつけの作品だと思います。僕もこのアルバムを聴いて、抜け落ちていた2000年代後半以降の音源(特にコラボ作『THREADS』)を積極的にチェックしてみようと思えたくらいでしたから。

 


▼SHERYL CROW『SHERYL: MUSIC FROM THE FEATURE DOCUMENTARY』
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2022年3月26日 (土)

KEITH RICHARDS『MAIN OFFENDER (DELUXE EDITION)』(2022)

2022年3月18日にリリースされた、キース・リチャーズの2ndソロアルバム『MAIN OFFENDER』のリマスター&デラックス・エディション。日本盤未発売。

『MAIN OFFENDER』のオリジナル盤は1992年10月に発売された、『TALK IS CHEAP』(1988年)から4年ぶりのソロアルバム。ミック・ジャガーがソロに熱心で、なかなかTHE ROLLING STONESを動かそうとしないことに痺れを切らしたキースが、当初制作するつもりではなかったソロアルバムに着手した、というのが前作の制作過程でしたが、この2作目は『STEEL WHEELS』(1989年)でストーンズが本格的復活、かつ長期にわたるワールドツアーを大成功させたあとのブレイクタイミングに作られたもので、向き合い方や作品への姿勢がまったく異なるものだったりします。それもあってなのか、『TALK IS CHEAP』が比較的わかりやすくてキャッチーなテイストなのに対し、この『MAIN OFFENDER』は完全にキースが趣味に走った“俺様”な内容と解釈することができます。

確かに、『TALK IS CHEAP』と比べたら地味ですし、キャッチーさも低い。しかし、聴いていてクセになるのは確実に『MAIN OFFENDER』のほうなんです。かつてのレビューにも書きましたが、『MAIN OFFENDER』って年齢を重ねれば重ねるほどその魅力に惹きつけられるといいますか、どんどん夢中になっていく不思議な引力が備わっているんです。無駄を一切削ぎ落としたそのいぶし銀の歌とギター、バンドアンサンブル(すべてのタイム感も含め)誰にも真似できないし、一生かかっても追いつけない孤高の存在感をこれでもかと味わえる。素材の持つ味だけで堪能する至高の料理みたいな1枚なのです。

そんな名作が最新リマスタリングされ、低音に若干ギアを入れたような質感に生まれ変わった。個人的にはオリジナルの音で十分すぎるのですが、リリースから30年経ったことでイマドキの味付けが施された逸品を、このタイミングに味わってみるのも悪くないかな、という感じでしょうか。

いやいや、このデラックス・エディション最大の聴きどころはそこじゃない。CDやアナログ・ボックスセット、デジタル版のために用意された“DISC 2”に注目していただきたいわけです。

『WINOS LIVE IN LONDON '92』と命名されたこのDISC 2には、1992年12月17、18日にロンドン・Town And Country Clubで行われたライブから12曲の未発表ライブ音源を収録。実際のライブでは両日とも18〜20曲程度披露されていますが、ライブアルバム化にあたり『TALK IS CHEAP』『MAIN OFFENDER』といったソロ作、そして「Gimme Shelter」「Before They Make Me Run」「Happy」などのストーンズクラシックをバランスよく交えた内容にまとめられています。

キース(Vo, G)と『MAIN OFFENDER』のプロデューサーでもあるスティーヴ・ジョーダン(Dr)、ワディ・ワクテル(G)、チャーリー・ドレイトン(B)、アイヴァン・ネヴィル(Key, G)、サラ・ダッシュ(Vo)、バビ・フロイド(Vo)といったレコーディングメンバーに、ストーンズでお馴染みのボビー・キーズ(Sax)を加えた編成=THE X-PENSIVE WINOSでのルーズながらもグルーヴ感の強いバンドサウンドは最高の一言で、キースが独自のメロディラインで歌う「Gimme Shelter」はミックの歌うそれとは異なる熱量(蒼い炎とでもいいましょうか)が伝わり、エンタメ色の強いストーンズ版との対比含め興味深く楽しめるはずです。

WINOSのライブ作品は『TALK IS CHEAP』を携えたツアーの模様を収めた『LIVE AT THE HOLLYWOOD PALLADIUM』(1991年)がすでに存在しますが、『MAIN OFFENDER』収録曲多めな今回の『WINOS LIVE IN LONDON '92』のほうが個人的には好みかな。とはいえ、ロックファンなら両方チェックしておいて損はないはずなので、スタジオ音源とあわせてすべて聴いてみることをオススメします。だって、ソロ作はスタジオアルバム3枚、ライブアルバムも(このデラックス版のおまけ含め)2枚だけなんですから。

 


▼KEITH RICHARDS『MAIN OFFENDER (DELUXE EDITION)』
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2021年5月 7日 (金)

RONNIE WOOD『I'VE GOT MY OWN ALBUM TO DO』(1974)

1974年9月13日に発売されたロニー・ウッドの1stソロアルバム。

当時FACESのギタリストだったロニーにとってキャリア初となるソロアルバムは、そのFACESのメンバーでもあるロッド・スチュワート(Vo)やイアン・マクレガン(Key)のほか、のちに加入することになるTHE ROLLING STONESミック・ジャガー(Vo)、キース・リチャーズ(G, Vo)、ミック・テイラー(G, B)、さらにはジョージ・ハリスン(G, Vo)なども参加する、まさに邦題の『俺と仲間』どおりの内容となっています。

FACESはもちろん、ストーンズの血が濃く混じっていることもあり、本作は両バンドの個性をロニーなりに消化したルーズなロックンロール&ソウルを存分に堪能することができます。ジャガー&リチャーズ書き下ろし曲「Act Together」「Sure The One You Need」や、ジョージとロニーの共作曲「Far East Man」、のちにイジー・ストラドリン(ex. GUNS N' ROSES)が本家ロニーをゲストに迎えてカバーする「Take A Look At The Guy」、ミックのボーカルもしっかりフィーチャーされた「I Can Feel The Fire」など、とにかく印象的な楽曲が多いのですが、どの曲もロニー以上にゲストミュージシャンの主張が強く(苦笑)、そういったところにロニーの人柄が表れているような気がしないでもないです。

だって、「Am I Grooving You」なんてミック・ジャガーとキース・リチャーズの掛け合いボーカルの印象が強いですし、「Far East Man」もジョージ・ハリスンのスライドギターが主役みたいなものですし(なんなら曲自体もジョージのそれだし)。いくら『I'VE GOT MY OWN ALBUM TO DO』とタイトルに掲げていても、「俺が俺が」の性格ではないことが良くも悪くも“フロントマン=ロニー・ウッド”の影を薄くしてしまっている。もっと言えば、迎え入れたゲストのアクが強すぎるんです。初のソロ作、ご祝儀がわりにゲストが豪華なのはよろしいのですが、もうちょっと考えたほうがいいんじゃないの?とこちらが心配になるという(苦笑)。

でも、アルバムとしてのまとまりや個々の楽曲の完成度は非常に高く、1枚のロックンロールアルバムとしてはかなりクオリティが高い。正直、個人的には同時期に制作されたFACESのアルバムよりもダントツに好きなんですよね、こっちのほうが。それは別にロッドがダメとかじゃなくて、単純にフィーリングの問題。本当は比べようがないんですが、趣味的にこっちのほうがど真ん中というだけの話です。

あと、このアルバムを聴いたあとにストーンズの『IT'S ONLY ROCK 'N ROLL』(1974年)を聴くと、非常に納得するものがあるという……ああ、そうか。単に自分がストーンズ側の人間なだけか。納得です。

ストーンズ・ワークスとしては先の『IT'S ONLY ROCK 'N ROLL』と、ロニー加入後の『BLACK AND BLUE』(1976年)の間にある1枚。実は両作をつなぐ上でも重要な作品ではないかと思うのですが、いかがでしょう。

 


▼RONNIE WOOD『I'VE GOT MY OWN ALBUM TO DO』
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2020年11月16日 (月)

KEITH RICHARDS & THE X-PENSIVE WINOS『LIVE AT THE HOLLYWOOD PALLADIUM』(1991)

1991年12月上旬にリリースされた、キース・リチャーズTHE ROLLING STONES)のライブアルバム。日本盤もほぼ同時期に発売されましたが、当初はCD+VHSビデオ+Tシャツのボックスセットで3万セット限定販売(1万円の高額商品でしたが当時購入しました……)。翌1992年2月にようやくCD単品が国内リリースされました。

本作はしばらく廃盤状態でしたが、2020年11月13日にリリース元をVirgin RecordsからキースのプライベートレーベルMindless Records(BMG傘下)に変え、最新リマスタリングが施された状態で再発。オリジナル盤と同じく全13曲入りのCDに加え、レストアされた映像版(DVD)と2枚組アナログ盤、さらにアルバム未収録の3曲を収録した10インチアナログ、豪華フォトブックなどを同梱したボックスセット、アルバム未収録3曲を追加したデジタル版が用意されています(2枚組アナログ盤も単品発売)。

本編の内容は、初のソロアルバム『TALK IS CHEAP』(1988年)を携えて行われたソロツアーから、1988年12月15日のカリフォルニア州The Hollywood Palladiumでの公演を収めたもの。キース(G, Vo)のほか、ワディ・ワクテル(G)、チャーリー・ドレイトン(B, Dr)、スティーヴ・ジョーダン(Dr, B)、アイヴァン・ネヴィル(Key)、ボビー・キーズ(Sax)、サラ・ダッシュ(Vo)という布陣=THE X-PENSIVE WINOSによる、生々しくもルーズでグルーヴィーなロック&ソウルを存分に味わうことができます。

選曲は『TALK IS CHEAP』からの楽曲を軸に、ストーンズでもカバーした「Too Rude」や「Time Is On My Side」のほか、ストーンズでのキース歌唱曲「Happy」に加え「Connection」のキース歌唱バージョンが楽しめるという、ソロツアーならではのサプライズも用意。ミック・ジャガーがストーンズナンバーをソロで歌ったとしても「そりゃそうだよな」くらいの感想しか出てきませんが(それも超代表曲しか歌わないしね)、自身が作詞・作曲に携わったストーンズナンバーを片割れのキースが歌うのはちょっと感動モノというか、違った意味での重みを感じます。しかもこの「Connection」、演奏含めめちゃくちゃカッコいい。ぶっちゃけ、原曲より好きです。

また、「Time Is On My Side」ではキースがボーカルをとるのではなく、サラ・ダッシュが歌うというのがまた素晴らしい。アルバムではその直前の「Make No Mistake」でキースと艶やかなデュエットを聴かせているサラですが、この「Time Is On My Side」のソウルフルさはストーンズバージョンよりもエモーショナルさが増しており、非常に好印象。ソロツアーではあるものの、あくまで“バンド”であることを強調しているところからもキースらしさが伝わります。ここでの実力発揮があったからこそ、翌年のストーンズのアルバム『STEEL WHEELS』(1989年)及び同ツアーへの参加が実現するわけですものね。

ちなみに、新規追加された3曲は「I Wanna Be Your Man」「Little T & A」のストーンズナンバー2曲と、ソロアルバムからの「You Don't Move Me」。レノンマッカートニー書き下ろしの「I Wanna Be Your Man」はキースのみならずバンドメンバーが一斉に歌うのがバンドっぽくてよろしいですし、「Little T&A」はストーンズバージョンよりもタイトなのがまた素晴らしい。「You Don't Move Me」はライブアルバムのこの流れでは少々地味なのでカットされたのでしょうね、という印象。だとしても、オマケとしては十分すぎるほど。できることなら、当日のライブと同じ流れに組み直してほしかったかな。まあ、あくまでオマケなので聴けるだけでも十分っちゃあ十分ですけどね。

まあとにかく、貴重なキースのソロツアーライブ音源を存分に味わえる貴重な1枚なので、ソロ3作ともども聴いておくべき重要作だと思います。

 


▼KEITH RICHARDS & THE X-PENSIVE WINOS『LIVE AT THE HOLLYWOOD PALLADIUM』
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2020年4月27日 (月)

KEITH RICHARDS『CROSSEYED HEART』(2015)

2015年9月にリリースされたキース・リチャーズの3rdソロアルバム。

ソロ作品としては2010年に発表されたコンピレーション・アルバム『VINTAGE VINOS』以来5年ぶり、純粋な新作としては2ndソロアルバム『MAIN OFFENDER』(1992年)以来23年ぶり(!)の本作。オリジナル作品としては全15曲(日本盤は16曲)、60分前後と過去最長ですが、中身的には前2作と何も変わっておりません。

プロデュースを手がけるのは、キース本人と過去2作を共同制作してきたスティーヴ・ジョーダン。レコーディングには基本的にキースのバンドであるTHE X-PENSIVE WINOSの面々が参加しているほか、バーナード・ファウラー(Cho)やアーロン・ネヴィル(Cho, Piano)、ピノ・パラディーノ(B)などのミュージシャンや、「Illusion」ではノラ・ジョーンズがソングライティング&デュエット・ボーカルで、「Love Overdue」の別バージョンにはリー・スクラッチ・ペリーがそれぞれゲスト参加しております(WINOSのチャーリー・ドレイトンは本作には不参加)。

『MAIN OFFENDER』から23年も経過していることに驚くと同時に、本作制作時点でキースが71歳という事実にも驚愕なわけでして。今の年齢を考えれば、本作で聴くことができるレイドバックしたユルユルのブルース&ロックンロールは年相応なわけですが、そもそも23年前の時点でやってること変わってないし、もっと言えばその20年以上前からさらに変わっていないんですよね(笑)。ミック・ジャガーの時代を読む力(時代と寝る力)とは真逆の、一度好きになったものは裏切らない一途な姿勢、本当にすげえなと思います。

音の質感的には過去2作(80〜90年代)と比べて全体的にコンプを効かせすぎていて、大音量で聴くと歪んで/潰れて聴こえることも少なくない。それでいてぼんやり・ふんわりさせた感触に最初は違和感を覚えますが(要はそういう現代的なサウンドメイキングが、キースがやりたいこと/ずっとやってきたことと乖離している証拠)、それも聴いているうちに慣れてくるものがあります。が、結局はデジタル音源(CD含む)ではなくアナログ盤を引っ張り出して聴いている自分がいるんですよね(アナログで聴くと、そのへんが若干抑え気味に感じるような)。

あと、「やっていることは今まで変わってない」と最初に書きましたが、楽曲自体の渋みは以前とは比べものにならないほどで、非常に地味です(笑)。キースも71歳とあって、声を張り上げるようなロックチューン皆無ですし、終始落ち着いた雰囲気で展開される世界観が60分近くも続くとさすがにキビしい……と感じるリスナーもいるかもしれません。しかし、これはそういうアルバムなのです。このユルさとじっくり向き合う優雅さこそが本作最大の魅力ではないかと、声を大にして断言したいと思います。

何かとイライラさせられることの多い昨今。今晩は本作をBGMに(音量は地抑えめにして)、アルコール摂取してみると……あら不思議。昼間に大音量で聴いていたときとは違って聴こえるんじゃないでしょうか。そういう、聴く場所とタイミングを選ぶ、贅沢な1枚です。

 


▼KEITH RICHARDS『CROSSEYED HEART』
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2018年8月22日 (水)

CHUCK BERRY『HAIL! HAIL! ROCK'N'ROLL』(1987)

1987年に制作・公開されたライブ/ドキュメンタリー映画『ヘイル!ヘイル!ロックンロール』のサウンドトラック的ポジションにあたる、チャック・ベリーのライブアルバム。ちゃんと音源を聴いたことがない人でも、チャック・ベリー=「Johnny B. Goode」の人、という構図は自然と浮かんでくるはず。僕もそのひとりで、さらに「ビートルズストーンズが初期にカバーした人」といった程度の知識で、実はこのアルバムを通して初めてチャック・ベリーという人にちゃんと触れ、映画(というかビデオ)で初めて動く姿を目にしたのでした。

この映画は、チャック60歳の誕生日をお祝いするライブイベントを、彼を敬愛するキース・リチャーズがプロデュースしていく流れが収められたもので、さてどんなレジェンドの一挙手一投足が見られるのか、と楽しみにしていると……その期待が木っ端微塵に打ち砕かれます。

なんだよ、ただの偏屈ジジイじゃねえか、と(笑)。

リハーサルにもちゃんと参加しない、キースがうまく進めようとするといちゃもんをつけるチャックの姿は、ダックウォークでギターをプレイする伝説的な姿とは真逆にあるもので、チャックの前ではあのキースも子供に見えてしまうのですから、本当に面白いものです。ぜひアルバムと同時に、この映画のほうもチェックしていただきたいです。良くも悪くも、ロック史に残る名ドキュメント作品ですので。

ですが、そんなチャックもライブ本番はきっちりこなすわけです。この、良い意味でのテキトーさが、長きにわたり愛され続けた所以……とは思いたくないですが、アルバムで聴けるロッククラシックの数々と、そのチャックを支えるキースを中心としたバンドたち(ドラムにスティーヴ・ジョーダン、キーボードにチャック・リーヴェルという布陣はアレサ・フランクリンのときと同じ)に加え、ゲストプレイヤーとしてエリック・クラプトン、ロバート・クレイ、ゲストボーカルでエタ・ジェイムズ、ジュリアン・レノン、リンダ・ロンシュタットが参加。リンダ・ロンシュタットの力強い歌声や、クラプトンらしいブルージーなギタープレイ、さらには父親ジョン・レノンそっくりな歌声で「Johnny B. Goode」を歌うジュリアンなど、聴きどころ満載です。

チャック・ベリーってどれから聴けばいいの?とお悩みのあなた。遺作となった『CHUCK』(2017年)でもベストアルバムでもいいですが、僕は単なる映画のサントラでは終わらない、ここでしか聴けない豪華なコラボ&名演が詰まった本作をオススメしたいと思います。後半の名リフ連発っぷりは、ただただアガりっぱなしですから。



▼CHUCK BERRY『HAIL! HAIL! ROCK'N'ROLL』
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2018年8月20日 (月)

ARETHA FRANKLIN『ARETHA』(1986)

1986年10月にリリースされた、アレサ・フランクリン通算34枚目のスタジオアルバム。アルバムの大半を前作『WHO'S ZOOMIN' WHO?』(1985年)を手がけたナラダ・マイケル・ウォルデンが、2曲のみアレサ自身が、そして1曲だけキース・リチャーズTHE ROLLING STONES)が担当。前作の全米13位(ミリオン)には届かなかったものの、本作も全米32位まで上昇し、50万枚以上売り上げています。特に本作からは、ジョージ・マイケルとのデュエット曲「I Knew You Were Waiting (For Me)」が全米1位の大ヒットとなったほか、「Jumpin' Jack Flash」(全米21位)、「Jimmy Lee」(全米28位)、「Rock-A-Lott」(全米82位)という数々のヒットシングルが生まれています。

僕自身、初めて手に取ったアレサ・フランクリンのアルバムが本作でした。当時中学生だったものの、ストーンズのキースとロニー・ウッドをゲストに迎えた「Jumpin' Jack Flash」のカバー(当然キースがプロデュース)は、原曲とは異なるスローなテンポで、なおかつソウルテイストが強まったクールなアレンジで、MVともどもヘビロテした記憶があります。この曲でドラムを叩いているのが、のちにキースのバンドに加わるスティーヴ・ジョーダン。キーボードはストーンズのサポートでおなじみのジャック・リーヴェルだし、本当にオールスターバンドによる豪華なカバーなんですよね。

この1曲聴きたさに手にしたアルバムでしたが、オープニングを飾る「Jimmy Lee」(今聴くと時代を感じますね)、WHAM!解散後のジョージ・マイケルが華やかな歌声を聴かせてくれる「I Knew You Were Waiting (For Me)」と、とにかくポップさが際立つアルバムではないかと。いかにもなソウルバラード「Do You Still Remember」も当時は非常に大人っぽさを感じつつ、背伸びしながら聴いていました。懐かしい。

アナログB面は派手なディスコチューン「Rock-A-Lott」を皮切りに始まるも、ゆったりしたリズムのソウルチューン「An Angel Cries」、ストリングス&ブラスをフィーチャーしたゴスペルナンバー「He’ll Come Along」、ラリー・グラハムとのデュエット「If You Need My Love Tonight」など、全体的に落ち着いた印象。ラストはブロードゥエイミュージカル『フィニアンの虹』から「Look To The Rainbow」のカバーでしっとり幕を下ろします。

1986年当時の僕は、とにかくMTVで気になった曲があったらジャンル問わず、まずはアルバムをレンタルして聴くことが習慣になっていました。このアルバムもその延長だったのですが、ストーンズやジョージ・マイケルといった取っ付きやすさがあったおかげで、すんなり入っていけました。今となってはアレサ・フランクリンの魅力はここじゃないことは承知しておりますが(笑)、それでも記憶の片隅にはいつもこのアルバムが存在していました。そりゃあ、『LADY SOUL』(1968年)とか聴いたほうがわかりやすいですけどね。それでも、気づけばこの週末はこのアルバムばかり聴いていたのですから……まあ、こうしてここで取り上げるのも自分なりのトリビュートになってるのかな。



▼ARETHA FRANKLIN『ARETHA』
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2017年8月 4日 (金)

KEITH RICHARDS『TALK IS CHEAP』(1988)

1988年秋にリリースされた、キース・リチャーズ初のソロアルバム。ミックの初ソロアルバム『SHE'S THE BOSS』(1985年)に遅れること3年半、ついにキースまでもがソロアルバムを制作したということで、正直このときには「ああ、ストーンズ復活はもうないかもない」と、当時はまだライトなファンだった自分ですら思ったのですから、さらにコアな古参ファンにとって本作は“最後通告”みたいな作品だったんじゃないかな……なんて、今になって思うわけです。

ちょうどこのアルバムを作ることになる前、キースはチャック・ベリーのドキュメンタリー映画『ヘイル!ヘイル!ロックンロール』制作を手伝っており、これが後押しする形で“自分のソロバンドを作る”という考えに至るわけです。キースはスティーヴ・ジョーダンをパートナーに迎え、THE X-PENSIVE WINOSという自身のバンドを結成。そのまま本作『TALK IS CHEAP』を制作し、アルバム発表後にはソロツアーまで敢行するのでした。

全体の作風としては、“いかにもキースらしい”ロックンロールとソウルへの愛がぎっしり詰まった、オールドスタイルな1枚。そのへんがミックのソロと正反対なのが面白いし、そういう2人が揃うことでストーンズが成立しているんだなということにも気づかされるわけです。

この時点でのROLLING STONESの最新作『DIRTY WORK』(1986年)で聴けるストレートなロックンロール路線を、よりブラッシュアップさせた楽曲群はどれも「それ、ストーンズでやってくれよ!」と言いたくなるようなものばかり。ただ、ここにあるのはミック成分ゼロなので、ストーンズに持ち込んだらまた違った感じになるんでしょうけどね。

とはいえ、1曲目「Big Enough」にはいきなり驚かされるというか。ブーツィー・コリンズがベースで参加したファンキーなこの曲は、ストーンズでは絶対に再現できないものですし(だって、ビル・ワイマンがベースですからね)、その後続くシンプルなロックンロール&ソウルの数々は、キースだからこそ表現できるものばかり。

セールス的にはそれほど大ヒットには至らなかったし(全米24位、全英37位)シングルヒットも生まれなかったけど、あの時点でキースがこれを吐き出さなかったら、翌年のストーンズ再合流はなかったのかも……なんて考えるのは、都合よすぎでしょうか?

キースは現在までにソロアルバムを3枚(本作と1992年の『MAIN OFFENDER』、2015年の『CROSSEYED HEART』)制作していますが、初心者には本作が一番聴きやすいかもしれませんね。



▼KEITH RICHARDS『TALK IS CHEAP』
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2015年12月31日 (木)

2015年総括(1):洋楽アルバム編

さて、2015年もあとちょっとで終わりということで、今年を総括してみたいと思います。

毎年恒例となりましたが、その年のお気に入りアルバムを洋楽10枚(+次点10枚)、邦楽10枚(+次点10枚)、2015年気になったアイドルソング10曲(次点なし)、そして今年印象に残ったライブ3本をピックアップしました。アルファベット順、五十音順に並べており、順位は付けていませんが特に印象に残った作品 / 楽曲には「●」を付けています。

特にこの結果で今の音楽シーンを斬ろうとかそういった思いは一切ありませんので、あしからず。あといろんなところに貼り付けたりFacebookでシェアされても恥ずかしいだけなので、やめておいてもらえるとありがたいです。本当にごく私的な、単純に気に入った/よく聴いたレベルでの「今年の10枚」ですからね。

あ、今年から動画を貼り付けてるので、各項目ごとにエントリー分けしてあります。まずは洋楽アルバム編です。

■洋楽10枚(アルファベット順)

●Bring Me The Horizon『That's The Spirit』(amazon)(レビュー

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2005年3月23日 (水)

KEITH RICHARDS『MAIN OFFENDER』(1992)

第1回目から随分と間が空いてしまいましたが、不定期連載企画『ロケンロールと無理心中』第2回、いきますよーっ。

この企画で選ぶアルバム、比較的メジャーではない作品‥‥まぁ取り上げるアーティストはメジャー中のメジャー、ロックンロールの世界でいったらど真ん中な人達ばかりなんでしょうけど、そんな中でも個人的に好きでオススメしたい作品がたまたま地味なモノばかりになる、という‥‥ホントに需要があるのかどうか判りませんが、まぁ自己満足でやってる企画なので特に気にしないことにします。

んで第2回目にして、超王道中の王道、ROLLING STONESのギタリスト、キース・リチャーズを取り上げたいと思います。

キースのソロ活動はといいますと、ストーンズでデビューして24年目(1988年)にして初めてソロアルバムをリリースするんですね。その前には単発シングルや映画サントラ(チャック・ベリーのやつね)はあったけど、キースが中心となって主導権を握り、彼が曲を書いて彼が歌う完全なソロアルバムっていうのは、その1988年にリリースされた『TALK IS CHEAP』が最初だったわけですよ。これにしたって当初は出すつもりのなかったもので、単にミック・ジャガーがなかなかストーンズに戻ってこなくてソロ活動に精を出してたから、しびれを切らしたキースがとうとう動き出した、という‥‥まぁある意味では偶然の副産物なんですよね。

その後ストーンズは1989年に合流して『STEEL WHEELS』というアルバムを作って、同年夏から翌年夏にかけてワールドツアーを敢行、その中には初となる日本公演(東京ドーム10公演がソールドアウト!)が含まれるわけです。で、1991年には新曲2曲を含むライヴ盤『FLASHBACK』をリリース、その後はまた暫くストーンズはお休み、それぞれ自由な活動へと移るわけです。ま、ここでビル・ワイマンが脱退してしまうので、その休憩時間は結局'94年頃にまで及ぶわけですが。

この長い休憩期間に、各メンバーそれぞれソロアルバムをリリースしてます。ミックも、ロン・ウッドも、そしてチャーリー・ワッツまでもジャズでアルバムをリリース。当然キースもソロアルバム第2弾を制作するわけです。それが今回紹介する1992年リリースの『MAIN OFFENDER』です。

『TALK IS CHEAP』がストーンズの次回作を待つ間に作られた“偶然の副産物”だとしたら、この『MAIN OFFENDER』は最初から『ソロアルバム』としてキッチリ作られた、ホントの意味での1stアルバムになるのかもしれません。そういうこともあってか、『TALK IS CHEAP』にはストーンズ的な『陽』のイメージが強く感じられるものの、この『MAIN OFFENDER』はもっと『閉じた』ような‥‥『個』であったり『陰』のイメージをこれまで以上に強く感じるんですね。勿論ストーンズの顔が作るアルバムですから、ストーンズらしさも十分感じられるんですが、何だろう‥‥無理をしてないというか、肩の力がいい具合に抜けた、タイトなんだけど適度に緩さを持った、独特且つ唯一無二の世界観を表現してます。

一聴しての印象は『地味』以外の何ものでもなく、特に引っかかる名曲も存在しない、聴く人が聴いたらそのままスルーしてしまいそうなアルバムかもしれません。実際、俺も最初手にした時は‥‥まだ20才とかそのくらいだったのかな、その良さが完全に判ったとは言い難い年頃で、無理して何度も聴いてみたけど‥‥『TALK IS CHEAP』以上に好きにはなれなかったのね。まぁ『MAIN OFFENDER』より前のストーンズの作品が『STEEL WHEELS』みたいな派手な作品だったから、余計かもね。

ところがね‥‥このアルバム、年を取るに連れ、聴く頻度がどんどん高くなってるんですよ。何時頃からだろう‥‥5〜6年前からかな、気づいたらこのアルバムばかり聴いてる時期ってのが必ず年に1〜2度あって。それが年に3〜4回に増え、また翌年には2ヶ月に1回になり、最近じゃ月に1回は必ずCD棚から引っ張り出す機会があるわけ。何でか知らないけどさ、聴いてると非常に落ち着くんだよね‥‥テンポ間が心地よいのかなぁ。変化球もなく、リズム的にもミドルテンポが中心で、途中でスロウチューンやレゲエのリズムが取り入れられたり。ストーンズみたいな速い曲もシャッフルもヘヴィなブルーズもない。肩肘張らない自然体の、空気みたいなロックンロール。当たり前のように鳴らされるキースのギターに、呼吸するかのようなキースの歌声。癒されるってやつとはちょっと違うけど‥‥ロックンロール・チルドレンにとっては、これが子守唄みたいなもんなのかしら。まぁ50超えた(当時)オジイに子守唄なんて歌ってもらうような趣味は持ち合わせてないけどさ‥‥それでもこの音、このタイム感、このフィーリング、この空気感‥‥全てが自分の生活に必要なものなんだなぁ、と。今改めてこのアルバムを聴いてそれを噛み締めています。

キースのソロアルバムをこれから聴こう、っていうなら最初は『TALK IS CHEAP』を聴くといいですよ。この『MAIN OFFENDER』を最初に聴くことはオススメしません。ましてやストーンズをしっかり聴いてこなかったなら尚更ね。ストーンズにドップリと浸かった人生を送って来た人なら‥‥既に2枚共聴いてるか。

まぁアレですよ‥‥俺にとっては墓場まで持っていきたいアルバムなわけですよ。

 


▼KEITH RICHARDS『MAIN OFFENDER』
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