2004/10/15

とみぃ洋楽100番勝負(57)

●第57回:「All The Way To Memphis」 MOTT THE HOOPLE ('73)

 高校の頃になるとさ。さすがに同時代のバンドだけに飽き足りず、それらのバンドが幼少の頃に好んでいたアーティスト、影響を受けたバンド、そして彼等がカバーした原曲等にまで手が伸びるようになり、ホントに小遣いは全て音楽につぎ込むような時代に突入してったわけ。ま、今と大して変わらないんだけど。

 HANOI ROCKSを通過することで、このMOTT THE HOOPLEというバンドに出会うわけですよ。ハノイの「BACK TO THE MYSTERY CITY」やライヴ盤「ALL THOSE WASTED YEARS...」のプロデュースをMOTTのリズム隊が手掛けていたり、「TWO STEPS FROM THE MOVE」にてイアン・ハンターと共作していたり(その後バンド解散後もソロで絡んでいたり)することから、自然と流れて行くわけですよ。その他にもデヴィッド・ボウイで馴染み深いミック・ロンソンも参加していたことを知ったり、そのボウイが "All The Young Dudes" という大ヒット曲を書いていたり、等々‥‥

 兎に角当時、MOTTのアルバムは日本で廃盤状態でして。当然CD化なんてされてなかったわけですよ。ところが、友人のひとりが東京からMOTTのベスト盤を入手してきて。それが当時の音楽仲間全員の手元に回ってきたわけ。一番最初が俺だったのかな、そいつと一番仲良かったから。

 もうね‥‥1曲目の "All The Way To Memphis" イントロのピアノだけでイチコロ状態ですよ。何だこれ、めちゃめちゃ端正なサウンドじゃんか、めちゃめちゃブリティッシュじゃねぇか、と。これのどこがロックンロール・アニマルなんだよ!?なんて思ったりもしましたが(それは他の曲や別のライヴ盤を聴いて納得できたけど)、とにかく自分が求めるサウンドの原点がここにあるのかな、と。すっげー聴き込んだんですよ。

 そういえば、この曲を初めて聴いてから1年近く経ってから、「Very British」な音を出す凄く大好きな日本のバンドが似たようなアレンジを施した楽曲をリリースしたんですよね‥‥"欲望のドア" っていう、如何にもなタイトルを付けてさ‥‥



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投稿: 2004 10 15 12:00 午前 [1973年の作品, Mott The Hoople, 「100番勝負」] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック