カテゴリー「Nine Inch Nails」の33件の記事

2022年4月30日 (土)

NINE INCH NAILS『THE SLIP』(2008)

2008年5月5日にリリースされたNINE INCH NAILSの7thアルバム。バンドのオフィシャルサイトで無料配信されたのち、同年7月22日に全世界25万枚限定でCD+DVD仕様が発売されました。

2008年3月にCD 2枚組のアンビエントアルバム『GHOST I-IV』を発表し、その独創性/実験性の高さでリスナーを驚かせたトレント・レズナー。そこから2ヶ月と間を空けずに届けられた今作は、同年4月に約3週間という短期間で制作/完成させた1枚です。

約6年ぶりの新作『WITH TEETH』(2005年)でバンドとしての“NINらしさ”を取り戻したトレントは、続く『YEAR ZERO』(2007年)ではその延長線上にありながらも、“個”としてアルバム作りと向き合った。その延長線上にありながらも、より実験性を強めたインスト大作『GHOST I-IV』を経て、トレントは再び“NINらしさ”と向き合うことになるのですが、ここでは過去のように長時間をかけて煮詰めることをせず、短い時間の中で“NINE INCH NAILSとは?”という命題と向き合い、導き出したのがこの10曲ということになるのでしょう。

マスタリングから1日強で先行配信された王道感の強いロックチューン「Discipline」や「1,000,000」、その後のツアータイトルにも用いられたゴシックテイストのピアノバラード「Lights In The Sky」など、その大半の楽曲がNINのパブリックイメージに沿った作風と言えるものばかり。そのシンプルな作りは過去の作品や楽興群と比較すると淡白に映り、聴く人によっては多少の物足りなさを感じるかもしれません。しかし、バンド/プロジェクトとしての初期衝動性を取り戻すという点においては、あの時期にこうしたトライは必要不可欠だったのかもしれません。

それ以上に、本作は制作期間3週間、マスタリングから数日でデジタル配信、しかもアルバムまるまる無料配信という画期的な試みこそが評価されるべき1枚なのかな。序盤の“らしさ”から「Lights In The Sky」以降のアンビエントな流れ(「Corona Radiata」「The Four Of Us Are Dying」)を経て、無機質なインダストリアルチューン「Demon Seed」で締めくくるという構成は、2000年代のどのアルバムよりも、実は90年代への回帰を彷彿とさせる流れだと思うのですが、いかがでしょう?

この作品を携え、一度はバンドとして活動を終了させたNIN。しかし、2013年には再始動をアナウンスし、8thアルバム『HESITATION MARKS』(2013年)とともに完全復活するのでした。

 


▼NINE INCH NAILS『THE SLIP』
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2022年4月24日 (日)

HEALTH『DISCO4::PART II』(2022)

2022年4月8日にデジタルリリースされたHEALTHの6thアルバム。海外でのフィジカル(CDおよびアナログ)は7月29日発売予定、日本盤発売は現時点では未定。

HEALTHは2005年から活動している、LA出身の3人組ノイズ/インダストリアルバンド。本作は2020年10月発売の『DISCO4::PART I』の続編にあたる内容で、前作同様各曲ごとに豪華なフィーチャーリングアーティストを迎えています。

今作に名を連ねているのがポピー(POPPY)NINE INCH NAILS、エイダ・ルック、PlayThatBoiZay、MAENAD VEYL、LAMB OF GOD、THE BODY、BACKXWASH、Ho99o9、STREET SECTS、EKKSTACY、THE NEIGHBOURHOOD、PERTURBATORといった面々。メタル/ラウド/インダストリアル/ノイズなどのエクストリーム系とヒップホップ系がバランスよく配置されており、前作以上にメタル耳リスナーにもアピールする仕上がりです。

POPPYやトレント・レズナー(NIN)がフィーチャーされた「Dead Flowers」「Isn't Everyone」はそれぞれ、フィーチャリングアーティストの個性/色を全面に打ち出しつつも、HEALTHらしいインダストリアル感を程よいバランスで維持した良曲。特に後者はNINの新曲/リミックスと呼んでも差し支えない仕上がりで、NINの新作が待ち遠しかったファンには「これこれ!」とうれしくなってしまう1曲ではないでしょうか。

また、LAMB OF GOD参加の「Cold Blood」は完全にLAMB OF GODそのもので、途中に挿入されるインダストリアルチックなアレンジと相まって蹄鉄さが際立つ好演を楽しむことができます。これ、LAMB OF GODの新曲でもいいんじゃないか? そして、THE BODYとのコラボ曲「AD 1000」はこの2組ならではといいますか、いかにもな仕上がりに思わずニヤリ。そこからHo99o9とラッパーのBACKXWASHをフィーチャーした「Gnostic Flesh / Mortal Hell」へと続くのですが、こちらもHo99o9の良さとHEALTHの魅力が程よいバランスでミックスされており、重低音を効かせたHo99o9らしさとヒンヤリしたHEALTHらしさのブレンドがなんとも言えない不思議な魅力を生み出しています。

そんな中、STREET SECTSとの楽曲「The Joy Of Sect」はテクノポップ感の強いキャッチーな仕上がりで、アルバム全体の箸休めとしても効力の高い1曲に。とはいえ、癒しのようで実は気狂い具合も抜群という絶妙な仕上がりなので、気を緩めることができないのでご注意を。その後もEKKSTACYとの「Still Breathing」、THE NEIGHBOURHOODとの「No Escape」など比較的心地よい楽曲が続き、最後はHEALTH単独による「These Days 2.0.2.1.」で締めくくり。

打ち込みや(広意義での)ダンスミュージックに対して抵抗がなく、インダストリアルやボディミュージックも通過しているメタル/ラウド層には問答無用の1枚だと思います。と同時に、この手のジャンルに触れてこなかったヘヴィ系リスナーにも入門編としてうってつけの良作ではないでしょうか。本作を無事楽しむことができたら、ぜひ前作『DISCO4::PART I』もオススメです。

 


▼HEALTH『DISCO4::PART II』
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2021年9月25日 (土)

GUNS N' ROSES『OH MY GOD』(1999)

1999年11月2日にリリースされた、当時のGUNS N' ROSESにとって『USE YOUR ILLUSION I』および『同 II』(ともに1991年)以来8年ぶりとなるオリジナル新曲。同年公開された映画『エンド・オブ・デイズ』のサウンドトラックアルバムのみに収録された、今となってはレアな1曲です。

スタジオ音源としては1994年末に発表された、映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』サウンドトラック提供曲「Sympathy For The Devil」(THE ROLLING STONES「悪魔を憐れむ歌」カバー)以来5年ぶり。しかし、その5年の間にスラッシュ(G)、ダフ・マッケイガン(B)、マット・ソーラム(Dr)が脱退し、この「Oh My God」のレコーディングにはアクセル・ローズ(Vo)のほかロビン・フィンク(G/NINE INCH NAILS)、スラッシュ脱退の引き金となったポール・トビアス(G)、トミー・スティンソン(B/THE REPLACEMENTS)、ディジー・リード(Key)、クリス・ピットマン(Key)、ジョシュ・フリース(Dr/THE VANDALS、DEVOなど)という布陣で制作に臨んでいます。さらに、ゲストギタリストとしてデイヴ・ナヴァロ(G/JANE'S ADDICTION、ex. RED HOT CHILI PEPPERS)も参加。ナヴァロはスラッシュ脱退後にガンズ加入が噂れていましたが、結局この1曲のみゲスト参加にとどまっています。

プロデューサーに初めてシーン・ビーヴァン(NINE INCH NAILS、MARILYN MANSONA PERFECT CIRCLEなど)を迎えて制作された本曲は、当時の空気感を切り取ったオルタナ色の強いハードロック仕様。アクセルのボーカルにはデジタルエフェクトが施されており、以前のようなスリージーなバッドボイーイズロックンロールを期待していたリスナーは肩透かしを喰らったのではないでしょうか。

事実、僕も当時「……えっ?」と最初は動揺しましたから。ただ、楽曲自体は非常にキャッチーで、アクセルらしいヒステリックなボーカルとトライバルなリズムセクション、デジロックを通過したサウンドとオルタナ以降のギタープレイなどの組み合わせに対し、徐々に新鮮さを感じるようになり、気づいたらクセになっていた(=何度もリピートしていた)わけです。言うほど悪くないじゃん、と。

そもそも僕自身1stアルバム『APPETITE FOR DESTRUCTION』(1987年)は大好きだけど信者というほどではなく、『USE YOUR ILLUSION』に対して好意的であり、進化していくガンズの姿に好印象を抱いていたリスナーなので、この変化には肯定的でした。むしろ、このテイストでアルバム1枚聴きたいと思ったくらい(笑)。

この曲はシングルカットされたわけではないですが、2000年からライブ活動を再開させたバンドはこの曲を演奏していた記録もあります(ライブ映像もYouTubeで探せばすぐに見つかるはず)。しかし、すぐに演奏されなくなり、レコード会社主導で制作されたベストアルバム『GREATEST HITS』(2004年)にも未選出。現在まで、国内ではストリーミングサービスでも未配信の1曲です。「ABSUЯD」(2021年)が新曲として発表された今だからこそ、たまには思い出してあげてください……(涙)。

というわけで、この曲を聴くには先の『エンド・オブ・デイズ』サウンドトラックアルバムを入手するのが一番。このサントラ、KORNLIMP BIZKITのアルバム未収録曲に加え、EVERLAST、THE PRODIGYロブ・ゾンビエミネムPOWERMAN 5000、SONIC YOUTH、CREEDなどの新録曲/既発曲満載の、オルタナ色の強い1枚。本作から生まれたヒット曲はひとつもありませんが、これはこれで(当時の空気を追体験できて)面白い内容だと思います。中古でも安価で見つけられるはずなので、ぜひ手に取ってみてほしいと思います。

 


▼V.A.『END OF DAYS: MUSIC FROM AND INSPIRED BY MOTION PICTURE』
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2021年9月 2日 (木)

HALSEY『IF I CAN'T HAVE LOVE, I WANT POWER』(2021)

2021年8月27日にリリースされたホールジーの4thアルバム。

前作『MANIC』(2020年)から1年7ヶ月という非常に短いスパンで届けられた新作。前作からは初の全米No.1を記録した「Without Me」など複数のヒットシングルを生み出しています。また、ヤングブラッド&トラヴィス・バーカーとの「11 Minutes」やマシュメロとの「Be Kind」など、複数のコラボソングも発表するなど、特にここ数年は非常に精力的な活動を続けてきました。

そんな中、今年に入り第1子妊娠を発表(7月中旬に無事出産)。初めて母になることに対して覚えた不安や女性の苦悩などをテーマに、なんと秘密裏にアルバム制作に突入。プロデューサーにトレント・レズナー&アッティカス・ロスというNINE INCH NAILSチームを迎えた、ゴシックロック/オルタナティヴロック色の強いダークポップが思う存分に展開されています。

サウンドやアレンジは、いかにもトレント・レズナー(およびNIN)と言いたくなるような味付け、装飾が施されており、NINファンならば耳覚えのある音色やフレーズも見つけられるはず。一方で、楽曲制作はホールジーとレズナー&ロス、そしてジョナサン・カンニンガム、グレッグ・カースティンといった前作までの布陣も関わっていることから、従来のポップさ、わかりやすさも存分に備わっている。むしろ、メロディに関してはトレントのカラーは希薄で、アレンジ面でそっち側に寄せている感が強い気がします。

ヒップホップやモダンポップ感が若干後退したこともあり、従来の彼女のファンにどう受け取られるかは正直わかりません。しかし、これまで彼女の作品を普通に楽しんできたNINファンには、このコラボレーションは相当受け入れやすいものがあるはず。これをNIN本家でやったとしたら「ネタ切れ」とか叩かれそうですが、他アーティストと交わり合うことで「全然アリ」なものへとしっかり昇華されているんですから、面白いものです。

レズナー&ロスのコンビということもあって、全体的に映画のサウンドトラック的にも感じられる今作は、「愛が得られないなら、力(成功)が欲しい」と願った彼が生まれてくる(きた)赤ちゃんと自身のパートナーへの愛情を綴った「Ya'aburnee」で締め括られるのも、非常に興味深いところ。だって、「愛が得られないなら、力が欲しい」と歌ったその人が最後に手に入れたものが、愛以外の何ものでもないわけですから。そんなストーリー性重視の本作、サブスク全盛の今だからこそアルバムを通してじっくり浸ってもらいたいところです。

 


▼HALSEY『IF I CAN'T HAVE LOVE, I WANT POWER』
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2021年2月19日 (金)

MOGWAI『AS THE LOVE CONTINUES』(2021)

2021年2月19日にリリースされたMOGWAIの10thアルバム。

映画やドキュメンタリー番組のサウンドトラック、さらにはリミックス集など豊富にリリースしている印象があったのですが、オリジナルアルバムとしてはこの25年でまだ10枚なんですね。いや、2〜3年に1枚換算なら通常のペースか。むしろ、オリジナル盤以外にいろいろ出しすぎってことですね、このバンドの場合。

初の全英TOP10入り(最高6位)を記録した前作『EVERY COUNTRY'S SUN』(2017年)から3年ぶりの新作。今回も盟友デイヴ・フリッドマン(MERCURY REVTHE FLAMING LIPS、MGMTなど)をプロデューサーに迎えたほか、アッティカス・ロス(NINE INCH NAILS)とコリン・ステットソンがそれぞれ「Midnight Flit」と「Pat Stains」にコントリビューターとしてフィーチャーされています。

本作はコロナ禍の影響で、レコーディングもバンドのいるイギリスのスタジオとプロデューサーのいるアメリカとでリモートで行われたとのこと。成功を収めた前作のあとだけに、できれば一緒に作業したかったことでしょうが、それでも前作をフォローアップするに十分な力作に仕上がっていると断言できます。

基本的な路線は近作の延長線上にあり、ピースフルでムーディーな「To The Bin My Friend, Tonight We Vacate Earth」からユラユラと始まったかと思うと、エレクトロ色を強めた「Here We, Here We, Here We Go Forever」「Dry Fantasy」で早くもアクセントを付け、UKギターロック色濃厚な歌モノ「Ritchie Sacramento」で色彩豊かさを表す。もはや初期のエクストリームな側面は希薄ですが、それでも「Drive The Nail」や「Ceiling Granny」を筆頭にアルバムの随所からその片鱗も見つけることもでき、“現在進行形の集大成”といういかにも彼ららしい内容を楽しむことができます。

にしても、『AS THE LOVE CONTINUES』っていうアルバムタイトルは非常に今ならではと言いましょうか。『COME ON DIE YOUNG』(1999年)や『MR. BEAST』(2006年)、『HARDCORE WILL NEVER DIE, BUT YOU WILL』(2011年)といったタイトルを付けてきたバンドというよりは、『HAPPY SONGS FOR HAPPY PEOPLE』(2003年)や前作『EVERY COUNTRY'S SUN』に近いモードということなのでしょうか(とかいいながら、アルバムには「Fuck Off Money」なんてタイトルのヒリヒリする曲も含まれていますが)。

初期のスタイルを好むリスナーには、もはやショッピングモールのBGM程度にしか思えない作風かもしれませんが、このスタイルとしては相当な完成度の高さだと思うわけです。逆に、これがショッピングモールで流れていたら気が散って買い物どころじゃない(笑)。現代社会のサウンドトラックという意味では「そばで鳴っていてほしい音楽」ですけどね。うん、素晴らしい1枚です。

 


▼MOGWAI『AS THE LOVE CONTINUES』
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2020年7月19日 (日)

NINE INCH NAILS『YEAR ZERO』(2007)

2007年4月にリリースされたNINE INCH NAILS通算5作目のオリジナルアルバム。

前作『WITH TEETH』(2005年)が約6年ぶりのオリジナルアルバムだったこともあり、この『YEAR ZERO』までの2年というインターバルはNINE INCH NAILSにとって非常に短いもので、当時かなり驚かされた記憶があります(その驚きは、続く『GHOST I-IV』や『THE SLIP』でさらに更新されるのですが)。全米1位を獲得した『WITH TEETH』からの流れで、今作も最高2位という好記録を樹立しています。

作風としては、前作『WITH TEETH』が生音を軸に“インダストリアル・ロックバンドNINE INCH NAILS”を表現したものだとするならば、今作は“トレント・レズナーのインダストリアル・ユニットNINE INCH NAILS”をより濃く表したものかなと。事実、ジョシュ・フリース(Dr)による生ドラムによるトラックは2曲のみで、それ以外は打ち込み主体の、良い意味で初期NINを彷彿とさせる楽曲ばかり。もっと言えばデビューアルバム『PRETTY HATE MACHINE』(1989年)を約20年後に、最新の技術を用いて焼き直した、そんな印象すら受けます。

言い方は正しくないかもしれませんが、前作を「ロックバンドとしての初期衝動を、大人になったトレント・レズナーなりの表現で手堅くまとめた」ものだとしたら、今回は「アーティストとしての初期衝動を、大人になったトレントが今の知識・技術を用いて手堅くまとめた」……そう受け取ることはできないでしょうか。

「手堅く」と書くと、ちょっとネガティブに受け取られるかもしれませんが、これはもちろん褒め言葉。アーティスティックな側面は前作よりも本作のほうが色濃く表れているものの、しっかり「プロダクツ」としての完成度も考えられている。そのへんを「手堅く」と言い表したのですが……理解していただけますか?

ぶっちゃけ、NINE INCH NAILSとしてやるべきこと、やりたいことって90年代のうちに(1999年発売の大作『THE FRAGILE』で)やり尽くしてしまったわけで、そこを踏まえて『WITH TEETH』や『YEAR ZERO』を聴くと改めて“NINの再生”というテーマが見えてくる……のではないでしょうか。その“再生”が果たしてうまくいったのか、失敗だったのかはわかりません。しかし、新しい“何か”を見つけることができなかったから、この数年後にトレントはNINとしての活動を一度止めることになるわけでして。

とはいいつつ、本作にはブラックミュージックからの影響も見え隠れする。ファンクというよりはヒップホップ以降のリズム感が、エレクトロニック・ボディ・ミュージック(EBM)とミックスすることで生まれる、歪なインダストリアル感……そこに関しては、ひとつ新たな発見や成長を得られたのかな。NINがここで終わらずにもう数年延命したのは、そういった影響も少なくないと思います。

終始安心して楽しめる1枚だけど、作り手としてはそういう作品は求めていなかったのかな。個人的には先の『WITH TEETH』とあわせて二部作的なポジションで楽しむべき、NINの集大成的1枚だと思っています。

 


▼NINE INCH NAILS『YEAR ZERO』
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2020年7月18日 (土)

INTER ARMA『GARBERS DAYS REVISITED』(2020)

2020年7月上旬発売の、INTER ARMAのカバーアルバム。日本盤未発売。

INTER ARMAはバージニア州リッチモンド出身の5人組みスラッジ/デス/ポスト・メタルバンド。2006年の結成以降、これまでに4枚のオリジナルアルバムを発表しており、今作は4thアルバム『SULPHUR ENGLISH』(2019年)に続くスタジオ作品となります。

このバンドに関してはほぼ知識がなく、本作で初めて触れることになります。カバーの内訳は以下のとおり(カッコ内は原曲アーティスト名)。

01. Scarecrow [MINISTRY]
02. Southern Man [ニール・ヤング]
03. Hard Times [CRO-MAGS]
04. March Of The Pigs [NINE INCH NAILS]
05. The Girl Who Lives On Heaven Hill [HÜSKER DÜ]
06. In League With Satan [VENOM]
07. Runnin' Down A Dream [TOM PETTY & THE HEARTBREAKERS]
08. Purple Rain [PRINCE & THE REVOLUTION]

メタルというよりはオルタナ・メタル/インダストリアル系、ブラックメタルやクロスオーバー系ハードコアが中心で、そこにニール・ヤングやトム・ペティ、プリンスといった王道(かな?)をミックスしたセレクト。カバー自体も比較的原曲に忠実なものが多く、MINISTRY「Scarecrow」やNIN「March Of The Pigs」なんてマシーンビートをそのままヒューマンビートに置き換えたくらいで、まんまですよね。

かと思えば、ニール・ヤング「Southern Man」はスラッジ色かつエモ味が激増したヘヴィバージョンに生まれ変わっている。「Runnin' Down A Dream」も原曲よりハードロック色が増しており好印象だし、素直に歌うあたりにバンドとしてのカバーのこだわりが垣間見えます。

「Hard Times」や「The Girl Who Lives On Heaven Hill」あたりのどハードコアなカバーも捨てがたいし、その流れで取り上げた元祖ブラックメタルVENOMのカバーもナイスセンス。そんな中、最後の最後にスラッジー&サイケデリックなテイストに仕立てた「Purple Rain」も素晴らしい。全8曲で37分という短さと合間って、腹八分目で楽しめる好カバー集です。

このアルバムが入口となって、ここから過去作をさかのぼって聴いてみようかなと思える、そんなきっかけを与えてくれた貴重な1枚です。アルバムタイトルはMETALLICA名カバー集が元ネタなのもご愛嬌。そこも含めて愛すべき良作ですね。

 


▼INTER ARMA『GARBERS DAYS REVISITED』
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2020年1月12日 (日)

祝ご成人(1999年4月〜2000年3月発売の洋楽アルバム20選)

新成人の皆さん、おめでとうございます。2014年度に初めて執筆したこの“洋楽版成人アルバム”企画、今年で6回目となります。毎年この時期にこの企画をやることで、温故知新というよりは「自分の20年前の音楽ライフはどんなだったか」を思い返す上で非常に重要なコンテンツになりつつあります。

しかも、前回(1998年4月〜1999年3月)から当サイトの前身サイトがスタートした時期(1998年12月)と被っていることもあり、選出時いろいろ感慨深いものがあったりするのですから、長く続けてみるものですね。

さて、企画説明です。この1月に成人式を迎えたの皆さんが生まれた年(学年的に1999年4月〜2000年3月の期間)にリリースされた洋楽アルバムの中から、個人的思い入れが強い作品のうちSpotifyやApple Musicで試聴可能なものを20枚ピックアップしました。

でも、どれも名盤ばかりですし、もしまだ聴いたことがないという作品がありましたら、この機会にチェックしてみてはどうでしょう。特に、現在20歳の方々は「これ、自分が生まれた年に出たんだ」とかいろいろ感慨深いものがあるような気もしますし。ちなみに、作品の並びはすべてアルファベット順です。(2014年度の新成人編はこちら、2015年度の新成人編はこちら、2016年度の新成人編はこちら、2017年度の新成人編はこちら、2018年度の新成人編はこちらです)

 

AC/DC『STIFF UPPER LIP』(2000年2月発売)(Spotify)(レビュー

ATARI TEENAGE RIOT『60 SECOND WIPE OUT』(1999年5月発売)(Spotify)(レビュー

BUCKCHERRY『BUCKCHERRY』(1999年4月発売)(Spotify)(レビュー

THE CHEMICAL BROTHERS『SURRENDER』(1999年6月発売)(Spotify)(レビュー

CIBO MATTO『STEREO☆TYPE A』(1999年6月発売)(Spotify

D'ANGELO『VOODOO』(2000年1月発売)(Spotify

THE DILLINGER ESCAPE PLAN『CALCULATING INFINITY』(1999年9月発売)(Spotify

DISTURBED『THE SICKNESS』(2000年3月発売/US)(Spotify)(レビュー

THE FLAMING LIPS『THE SOFT BULLETIN』(1999年5月発売)(Spotify

FOUNTAINS OF WAYNE『UTOPIA PARKWAY』(1999年4月発売)(Spotify)(レビュー

 

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2020年1月11日 (土)

NINE INCH NAILS『HESITATION MARKS』(2013)

2013年9月初頭にリリースされた、NINE INCH NAILS通算8作目のオリジナルアルバム。

前作『THE SLIP』(2008年)を携えたワールドツアーの終了(2009年秋)をもって活動を終了することを発表。以降は妻とのユニットHOW TO DESTROY ANGELS、アッティカス・ロスとタッグを組んで映画『ソーシャル・ネットワーク』のサウンドトラックなどを手掛けるにとどまりました。もちろん、その間にはNIN名義での新曲「Theme From TESTUO: The Bullet Man」を映画『鉄男 THE BULLET MAN』(2010年)のために書き下ろしたり、1stアルバム『PRETTY HATE MACHINE』(1989年)のリマスター盤発表(2010年)、U2の名盤『ACHTUNG BABY』(1991年)のトリビュートアルバム『AHK-toong BAY-bi Covered』(2011年)に「Zoo Station」のカバーを提供したりなどの動きもあり、完全に“終わった”わけではないことを匂わせ続けました。

そして2013年に入り、ついに活動再開を宣言。ニューアルバム発表前の7月末には『FUJI ROCK FESTIVAL '13』の初日ヘッドライナーとして4年ぶりの再来日も実現しました。このライブはネット中継もされたので、現地に行けなかったけど中継で観たというファンも少なくなかったはずです。僕は幸い現地で観ることができたのですが、2009年に続いてまた雷雨という……(苦笑)。しかし、いきなり未発表の新曲「Copy Of A」から始まり、ミニマルにリアレンジされた「Sanctified」、そして直前に配信リリースされた先行シングル「Came Back Haunted」という冒頭3曲の流れに(その演出含め)圧倒されたことを、今でもよく覚えています。当日のライブ音源はその後、オフィシャルサイトを通じて無料配信されたので、こちらで耳にしたというリスナーも少なくないです。

結局このフジロックでは、アルバムリリース1ヶ月前に「Copy Of A」「Came Back Haunted」「Find My Way」という3つの新曲を聴くことができましたが、いざ届けられたアルバムは想定の範囲内であると同時に、事前の想像を超える内容という構成でした。

まず、「想定の範囲内」というのは、「Copy Of A」や「Came Back Haunted」から想像できた路線であるということ。“らしさ”を残しつつも、よりミニマムな方向へとシフトしていくんだろうなという予想にかなり近い作風だったと思います。それゆえに、聴き方によっては淡白に感じられるかもしれません。

で、もうひとつの「事前の想像を超える」というのは、ブラックミュージック的解釈のアレンジを持つ楽曲が多い点。ファンクミュージックからの影響は過去数作にも散りばめられていましたが、今作におけるそれは直接的なものではなく70年代末〜80年代のニューウェイヴが持っていたブラックミュージックの色合いが強くにじみ出ているんじゃないか。そんな印象を受けました。

そういった意味では、先のミニマムかつシンプルな作風と相まって、NINの作品の中でもかなり聴きやすい1枚と言えるでしょう。初心者向けという点においては、『WITH TEETH』(2005年)にも近いかなと。しかし、作品の方向性としては実は傑作『THE FRAGILE』(1999年)に似ている……そんな「意図的に“らしさ”に照準を合わせた」ような作品なのかな。結局、この路線を軸にのちのEP三部作(『NOT THE ACTUAL EVENTS』『ADD VIOLENCE』『BAD WITCH』)も制作されているような印象を受けますし。

安心感は与えてくれるものの、90年代に受けたあの衝撃はもはや過去のもの。どこに焦点を置いて語るかによって、評価が大きく二分する1枚かもしれませんね。

 


▼NINE INCH NAILS『HESITATION MARKS』
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2020年1月10日 (金)

DAVID BOWIE『EARTHLING』(1997)

1997年2月初頭にリリースされたデヴィッド・ボウイ通算20作目のオリジナルアルバム。前作『1. OUTSIDE』(1995年)から1年5ヶ月という非常に短いスパンで制作・発表されました。

当初、『1. OUTSIDE』を筆頭にブライアン・イーノとタッグを組んだ5部作の制作を予定していましたが、同作が思った以上のヒットを果たせず(その前の『BLACK TIE WHITE NOISE』が全英1位を獲得したのに対し、次作は8位止まり。セールス的にも半減しています)、次回作の制作は無期延期に。代わりにボウイは、自身がプロデュースの中心となり新たな方向性を模索します。

ナイル・ロジャースと10年ぶりのタッグが実現した『BLACK TIE WHITE NOISE』、イーノとも10数年ぶりに共演した『1. OUTSIDE』と、過去のパブリックイメージから解放されたボウイは自由奔放に音楽制作と向き合い始めた時期でしたが、このセルフプロデュース作(共同プロデューサーにバンドのギタリストであるリーヴス・ガブレルスと、ニューヨークで活躍するマーク・プラティの名も)では当時クラブシーンで盛り上がっていたドラムンベースやジャングルを基盤に、『1. OUTSIDE』を携えたワールドツアーの充実感を表すバンドサウンドをミックスさせた意欲的な楽曲を聴かせてくれます。

1997年というと、その年の春にはTHE CHEMICAL BROTHERS『DIG YOUR OWN HOLE』を発表し全英1位/全米14位のヒットを記録、THE PRODIGYも同年夏に『THE FAT OF THE LAND』が全米/全英1位を記録するなど、最新のダンスミュージック/クラブミュージックが一気にメジャー化したタイミング。そういった意味ではボウイ、先見の明があったのかもしれません(単純に流行りものが好きなだけという話もありますが)。

しかし、ボウイ流にドラムンベースを解釈した楽曲群は、決してそれらをまんま模倣したわけではなく、リーヴスのギターがうねりを上げ、マイク・ガーソンのピアノがジャジーな雰囲気を作り上げたりと、良い意味での違和感を残す作風となっている。打ち込みビートに生のリズム隊を重ねて人力ドラムンベース化していたり、またある曲では普通にハードロックのフォーマットの上にドラムンベースのリズムが乗っていたりと、ボウイらしい工夫は至るところから感じることができます。

とはいえ、実は本作はリリース当時、あまり評価が高くなかった印象があります。「またボウイが流行りに乗った」「せっかく『1. OUTSIDE』でイーノとタッグ組んだのに、次がこれか……」とか。実際、チャート的には全英6位止まり、セールス面でも前作とほぼ同等となかなか伸び悩みましたが、「Little Wonder」(全英14位)、「Dead Man Walking」(同32位)とヒットシングルも生まれております。あ、アメリカでは「I'm Afraid Of Americans」がリカットされ、最高66位を記録。同作のMVにはトレント・レズナー(NINE INCH NAILS)が出演して話題にもなりました(同曲のリミックスも手掛けていますしね)。

 


▼DAVID BOWIE『EARTHLING』
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