2006/01/06

COUNTDOWN JAPAN '05-'06@幕張メッセ(12/30)

 さて、前日にアップした「COUNTDOWN JAPAN '05-'06」簡易レポ初日編に引き続き、今回は2日目であるところの12/30の簡易レポ(というか、当日のメモ)をご紹介します。

 正直なところ、この日はあまりライヴを観ておらず、タイムテーブルを知ってる人にはお判りいただけるかと思いますが、POLYSICSと曽我部恵一バンドとの間に1時間半、曽我部さんからZAZEN BOYSまで約3時間以上もの間が空くんですよ。で、その間何やってたかというと‥‥友人達と、ただひたすら酒呑んでたという(苦笑)。ほぼ泥酔に近い状態でしたね。ま、ZAZENの前にはちょっとこれじゃあマズいと思って、さすがに酒を控えましたが(お陰でZAZENの時には踊りまくって酒は全部抜けましたけどね。多分)。

 まぁそういうのも、またフェスっぽくていいですよね。残念なのは、これが屋内で、しかも真冬に開催だということ。惜しいよなぁ‥‥ま、この辺の悔しさはまた今年の夏に持ち越しってことで。

 それでは、本編に突入したいと思います。ホント、レポートにもなってない、単なる箇条書きメモですので、長文を期待してる人には肩すかしかもしれません。申し訳ない。

●THE DAY 2 [2005.12.30.]


■POLYSICS [GALAXY STAGE]
・ポリはエゾの時に久し振りにライヴ観て「これはヤバい!」と思ってて。
・機会があれば単独とか観ようと思ってたくらい。
・だから千葉LOOKが速攻で売り切れてたのも、AXが即日完売だったのにも驚いた。
・けど、アルバム聴いてライヴ観れば、それも納得いくと思う。
・海外ツアーを経て、ひと皮もふた皮も剥けたせいか、とにかく洗練されてた。
・アホっぷりは相変わらずだけど、そこ削ったらポリじゃなくなるし。
・曲のキャッチーさについてはここで言うまでもなく。
・正直新作を2005年の10枚に入れようかどうか迷ってるのよ俺(結局入れたし)
・しかし人入ってたねぇ。裏はサンボだったのに。
・圧巻でした、全てにおいて。


▼POLYSICS「Now is the time!」(amazon


■曽我部恵一バンド [GALAXY STAGE]
・曽我部さんは、実は今の編成になってからは初めてかな。
・バンド形体でのライヴ、最後に観たのって一昨年の朝霧か?
・それくらい観てなかった。っつーか弾き語りしか観てなかった。
・いやーカッコいい。ホント、ロックンロールが好きで、どうやったら楽しくロックンロールできるかをよく知ってる人達だね。
・"世界のニュース" バンドバージョンはやっぱり最強すぎる!
・終始気持ち良く踊らせていただきました。ありがとう!

--SETLIST--
01. ジュークボックスブルース
02. ハルコROCK
03. あたらしいうた
04. 世界のニュース
05. テレフォンラブ
06. LOVE-SICK
07. 青春狂走曲
08. STARS


▼曽我部恵一バンド「LIVE」(amazon


■ZAZEN BOYS [EARTH STAGE]
・ZAZENは丁度1年振り。
・前回もこのCDJの2日目だった。アヒトが最後の日ね。
・つまり、現体制を初めて観たことになるのか。
・噂通り、ホントにヤバいわこれ。
・リズムのうねり具合がこれまでと全然違う。
・より太くて強靭で、それでいてしなやか。
・アヒトとタイプが違うから比較しようがないけど、多分この選択は間違ってなかったと思う、両者にとって。
・勿論、相変わらず元ART-SCHOOL組も変態過ぎて素敵。
・向井は相変わらずだな。「幕張」を「まぐわり」言ってみたり。
・早く3rdアルバム聴きたい。
・あと今度の単独公演は何が何でも行くから。

--SETLIST--
01. USODARAKE TAKE2
02. HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
03. HARD LIQUOR
04. FRIDAY NIGHT
05. CRAZY DAYS CRAZY FEELING
06. COLD BEAT
07. COLD SUMMER
08. 半透明少女関係


▼ZAZEN BOYS「ZAZEN BOYS III」(amazon


■MO'SOME TONEBENDER [MOON STAGE]
・モーサムは、もう何も言うことないでしょう。
・PIXIESの時みたいな衝撃こそなかったものの、やはり今日もタケイから目が離せず、気づいたら彼の前の方にいた俺。
・しかし‥‥このバンドのテンションでフルステージ見せられたら俺、どうなっちゃうんだろう‥‥
・それにしても、パイプ椅子攻撃には大爆笑したな。
・後ろの方の人達には、何が起こっているのが全く判らなかったらしいw
・ホント、タケイワールド全開だったわ。
・というわけで、3月のワンマン楽しみ!


▼MO'SOME TONEBENDER「Rockin' Luuula」(amazon


■PENPALS [GALAXY STAGE]
・ペンパは、最初は全部観るつもりだったのに、年の瀬にきてモーサムがね‥‥
・けど、全然観れないと諦めてたら、アンコール含めて40分近く観れた。
・後で伝え聞いたところによると、1stから近作までまんべんなくやってたみたいね。
・つまり、彼等がホントにやりたい曲だけやったのかしら。
・ま、詳しくはセットリストの通り。
・俺が観たのは "TELL ME WHY" のエンディング辺りから。8曲くらい観れたのか。
・個人的に聴きたかった曲を偶然にも幾つか聴けたので、よしとします。
・"MORE FUN?" の時、一瞬ステージの上がひたちなかのレイクステージに見えた。
・辺り一面が青空に見えてきて、あーフェスのペンパルズってこんな感じだよね、って勝手に理解できてた。
・でも間違ってないと思う。きっとそういうバンドだったんだなと。
・あの観客を見て、彼等は何を思ったのか。
・解散、やっぱりやーめた、っていう勇気があってもいいと思う。
・それは決してカッコ悪いとは思わない、少なくともファンにとっては。
・ケジメとかそういうのはいいから、ちょっとでも心が動いたのなら‥‥
・なんて途中に考えたけど、ラストの4人を見たらそんなことも言えず。
・凄く楽しんでるのが判ったから、ああこれでよかったんだ、って思った。
・多分彼等のユニットを追うことはないけど、でも時々思い出したようにペンパルズは聴き続けたい。
・ありがとう。お疲れさまでした。最高でした。

--SETLIST--
01. ASTRO MOTEL
02. CARS
03. 70 TIMES
04. I Guess Everything Remimds You
05. RIGHT NOW
06. I WANNA KNOW
07. NO ROCK'N'ROLL RADIO
08. BOYS & GIRLS
09. JUMPIN' THE GUN
10. AMERICAMAN
11. TELL ME WHY
12. A.F.O.K
13. LIFE ON THE HIGHWAY
14. LIFE ON THE WAY
15. MORE FUN?
-encore-
16. 君を見てた
17. DAYS GONE BY
18. ラヴソング
19. All Fun Of Kids


▼PENPALS「Super Powerless」(amazon

投稿: 2006 01 06 12:11 午前 [2005年のライブ, MO'SOME TONEBENDER, PENPALS, 「フェス」, 曽我部恵一] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2005/10/21

PENPALS解散に寄せて/PENPALS『RIGHT NOW』(1999)

 PENPALSがとうとう解散を発表しました。一昨年に4人組として再スタートを切り、どうにか舵を取り直して前進しようとしてたのですが昨年の活動休止以降、各メンバーのソロ活動が目立つようになり、結局今年の年末にたった1本、しかもイベントの中のひとつとしてラストライヴを行うという‥‥確かに俺もファンの方々同様、何でいろんなバンドが出るフェスの中で、たった1本のラストライヴを行うのか、昨日から疑問に思ってたんですが‥‥ハヤシの日記を読んだら、何かもう‥‥言葉にならなくなって‥‥

 上手い言葉がみつからないんだけど、彼等がそういう場所でのラストを選んだのなら、俺はそれを受け入れてあげようと思う。すごい上から目線の言葉でちょっと嫌だけどさ‥‥

 バンドを長く、同じメンバーで続けていくってのは、もうそれだけでパワーを必要とすることじゃないですか。俺なんて2年間毎日同じメンバーと顔を合わすバンドをやってたけど、やっぱり音楽の趣味だって完全に一致するわけじゃないし、ましてや日々音楽の趣味も少しずつ変化していくわけだし、表現したい音も年齢と共に変わっていくわけだし。そして人間だもん、機嫌の悪い時もあるし喧嘩する時もある。もう二度と顔を合わせたくないと思う瞬間もあるし、その場で同じ空気を共有することさえ拒絶したくなる時だってある。いろんな契約があって、いろんなしがらみがあって、簡単に辞められなくなって。一方では「次」を楽しみにしてるファンがいる。CDを買ってくれるファンであり、ライヴに足繁く通ってくれるファンであり、BBSに書き込んだりファンメールを送ってくれるファンであり‥‥そういうファンの気持ちを裏切らない、がっかりさせないために無理をする時さえある。それが正しいのか間違っているのか、正直誰も責めることはできないはず。

 バンドを無理矢理続けることで、ファンを喜ばすことは可能だってでしょう。1年とは言わずに2年、3年と活動を休止することもできたはず。けど、彼等は正直に、そして誠実なまでに、こんなにも早く「解散」という手段を選んだ。そしてハヤシは正直に今の気持ちを綴った。上条兄弟のコメントはまだだけど、やっぱりオフィシャルでのコメントが全てなんだろうな‥‥

 ぶっちゃけて書かせてもらうと。彼等の活動‥‥CDセールスなりライヴの動員なり‥‥が大きな成功(勿論、「成功」にはいろんなレベルがあるし人それぞれなのは承知してるけど、敢えてここでは金銭的な意味合いで書きます)をもたらしていれば、もしかしたら周りが辞めさせなかったんじゃないか、もっと強引に止めたんじゃないか、なんて思うんだけど‥‥何アホなこと書いてるんだろうな(苦笑)。

 正直は話、俺は4人になってからのPENPALSをライヴで観たことも、そして音源を聴いたこともないような人間です。東芝に移籍した後の「2nd coming」を最後に、新しい音源には手を出してませんでした。そこにはCCCDでのリリースというのも大いに関係してるんですが‥‥やはりこのアルバムでひとつ、自分の中で何かが終ったような気がしてたんですよね。「とみぃの宮殿」時代のレビューでも書きましたが、やはり自分にとってのPENPALSって‥‥英語歌詞時代の、「AMERICAMAN」や「RIGHT NOW」辺りまでなんですよね。嫌いじゃないけど「PAST LAST SUMMER」辺りで「ん、ちょっと違うんじゃ‥‥」という違和感を感じつつ勢いにやられて‥‥「2nd coming」で完全に抜け切っちゃったんだな、と。ま、それは俺の趣味の問題であって、個人の勝手な理由でしかないですけどね。

 久し振りに「RIGHT NOW」を引っ張り出して聴いてるんだけど‥‥やっぱりいいアルバムだなぁ、と。全部英語だからとかそういう理由ではなく、なんだろう‥‥パンクでもガレージでもオルタナでもない、『PENPALSらしさ』を完全に確立した作品だと思うんですよね。で、そこから更に1歩先に進んだのが「PAST LAST SUMMER」であり、更に突き抜けちゃったのが「2nd coming」以降だったのかな、と。そういう意味じゃ、初期2枚の(良い意味での)アングラ感を薄めていき、程よいメジャー感が全体を包む「RIGHT NOW」ってのは絶妙なバランス感なんですね。だから好きなのかも知れないな。勿論1stも「AMERICAMAN」も大好きなんだけどね。

 ラストステージの12/30‥‥やはり観ないわけにはいかないと思う。決して今でも1番好きとか特別視してたバンドではないけど、やはり一時でも「このアルバムスゲーなぁおい!」と思ったことのある人間として、落としまえつけに行かないと。



▼PENPALS「RIGHT NOW」(amazon

投稿: 2005 10 21 01:30 午前 [1999年の作品, PENPALS] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2003/08/28

PENPALS『AMERICAMAN』(1998)

  最高にカッコ良かった時代。いや、勿論今がカッコ悪いとか言いたいわけじゃないんだけど、どうしてもPENPALSというと、この頃‥‥デビュー当時からサードアルバム「RIGHT NOW」の頃までが一番ツボだったんですよ、個人的に。なんつーか、段々スマートになってっちゃって‥‥それが決して悪いわけじゃないけど、俺としてはこの「AMERICAMAN」に代表されるような、良い意味でも悪い意味でも「脱力しまくり」なスタイルが好きだったもんだからさ。

  というわけで今回紹介するのは、先頃4人編成として再スタートを切ったPENPALSの、まだ3人時代にリリースしたセカンドアルバム、「AMERICAMAN」。俺が知ったのが正にこのアルバムからで、最初はこのアルバムにも入ってる曲で、シングルとしてもリリースされていた"Tell me why"が、'98年当時深夜に放送されていた某アニメの主題歌に起用されていたことからだったんだよね。歌詞が英語で、非常にアメリカのガレージ/オルタナっぽいスカスカな音で、微妙に脱力してて、それでいて芯がしっかりしてるみたいな。たった1曲聴いただけでそういう風に感じてたんだけど、その後このサイトを立ち上げる前にネットで知り合った人に再度勧められて、重い腰を上げて買いに出かけたわけ。

  ここ最近‥‥日本語詞で歌うようになってからの彼等しか知らない人にとっては、このアルバムやファーストアルバム「PENPALS」のサウンドっていうのは、意外とショックを受けるんじゃないかな? というのも、ポップであることには違いないんだけど、最近の彼等程「甘く」なくて、もっとカラッとしてて、しかも全部英語詞。脱力って意味では今に共通する要素もあるんだけど、こっちの方が重度というか。

  そもそも、アルバムタイトルからしてふざけてる。「AMERICAN MAN」じゃなくて、「AMERICAMAN」。どこかのヒーローの名前かよ!って突っ込み入れたくなるようなタイトル。で、そのタイトル曲"Americaman"からアルバムはスタートするんだけど‥‥何とも言いようがない怠さを感じつつ、それでいて気持ちいいサウンドとでもいいましょうか、とにかく飽きることなく最後まで一気に聴けちゃうんだわ。怠いようでそうでもなく、かといってタイトかというとそこまでタイトというわけでもなく、この微妙な感じが初期の彼等の魅力とでも申しましょうか。しかもふたりのシンガーもそれとなくそれぞれの個性を感じさせつつ、それでいて強烈な「必要性」が感じられるわけでもなく‥‥ってあんまいい事言ってないよな、これじゃ。でもね、そういった「一見マイナスと取られそうな面」もこのバンドの場合、良い意味での個性として受け取れたりするんだから、あら不思議。

  1分にも満たないような疾走バカパンクあり、スローで埃っぽいナンバーあり、ポップで勢いあるロックンロールあり。1曲1曲が非常にコンパクトで、演奏のアレンジもかなり考えられてるような。そういう意味では非常に「理想的なトリオバンド」だったんだよな、当時のPENPALSって。

  「PENPALSで一番好きなアルバムは?」って尋ねられたら、やっぱり俺、この「AMERICAMAN」を挙げるわ。洋楽インディーロック好きにも絶対に引っかかりを持つ、非常に優れ物の1枚。



▼PENPALS『AMERICAMAN』
(amazon:国内盤CD

投稿: 2003 08 28 12:00 午前 [1998年の作品, PENPALS] | 固定リンク