カテゴリー「Poison」の6件の記事

2018年12月 3日 (月)

POISON『SWALLOW THIS LIVE』(1991)

1991年11月にリリースされた、POISON初のライブアルバム。3rdアルバム『FLESH & BLOOD』(1990年)を携えて行われた1991年のUSツアーの中からマイアミ公演とタンパ公演のベストテイク(笑)を厳選し、フルライブが丸々再現された形で構成されています。さらに、本作のために制作された新曲4曲も追加されており、KISSにおける『ALIVE II』(1977年)を模した2枚組作品と言えるでしょう。実際、スタジオアルバム3枚の区切りで作ったベスト盤的ライブ作品集ですしね。

POISONのライブを観たことがある人がどれだけいるかわかりませんが、ベストアルバム『POISON'S GREATEST HITS 1986-1996』(1996年)のレビューで書いたように、本当に80年代の彼らの演奏力は酷いものでした(少なくとも、自分が観たライブの印象ですが)。そこまでうまいわけじゃないのに、妙にテクニック志向に走ったり、そこからさらに表現力を必要とするブルースやソウルのテイストを取り入れたりと、まあその勘違いっぷりといったら笑いすら込み上げてきます。

しかし、このバンドの場合はその“勘違いっぷり”に加えて、ポップでキャッチーな楽曲を書く才能に恵まれていたこと、その2つがうまいこと噛み合ったおかげで爆発的大ヒットを手にすることができたわけです。プラスして、時代も追い風になったのも大きかったですけどね。

だけど、演奏力だけは本当にどうにもならない。練習しても、その人の潜在能力を超えるものは出てこないわけですから。結局、ポップセンスに優れた4人は演者(演奏力ではなく、ステージで魅せる者としての技術)としての才能は優れていたものの、プレイヤーとしての技量はある一定値以上伸びなかったわけです。

その現実が、この2枚組アルバムには余すところなく収録されています(笑)。いや、冗談抜きで。もちろん、アリーナクラスをバンバン埋めていたバンドです。バンドとしてはある程度聴ける演奏や歌を披露していますが、これがソロプレイ……ライブでのお約束的なギターソロコーナーやドラムソロコーナーになると……あとは言わなくてもわかるよね?(苦笑) ホント、なんで10分前後もあるギターソロやドラムソロまでそのまま入れちゃったんでしょうね……と言われたら、エゴ以外の何者でもないわけですが。

幸いにも、2000年代に入ってからCD1枚モノで再発された本作からは、このソロコーナーはカットされています。安心してください、ヒット曲のオンパレードを楽しめます(笑)。けど、ここはあえてソロコーナーを完全収録した2枚組バージョンをオススメしておきたい! この気持ち、共有しましょうよ!

あ、新曲についても触れておきますか。当時シングルカットされた「So Tell Me Why」は非常にポップで、サビもキャッチーで親しみやすい1曲。そのわりにヒットしませんでしたけど(アメリカではランクインせず、イギリスでは最高25位)。「Souls On Fire」は『FLESH & BLOOD』に入っていそうな、ブルースハープをフィーチャーした黒っぽいロックで、「Only Time Will Tell」はデビューアルバム『LOOK WHAT THE CAT DRAGGED IN』(1986年)に入っていそうなバラードで、「No More Lookin' Back (Poison Jazz)」はタイトルどおりPOISON流のジャズ……ではなく、ギター弾き倒しのアップチューンでこれも1stアルバムに入ってそうなテイスト。まあ、どれも本気で書いたというよりはアルバムのアウトテイクっぽいような気が。熱心なマニアに向けた、ボーナス的な4曲なのかな。

本作は全米51位と、過去3作のスタジオアルバムと比べたら失敗に近い数字しか残せませんでしたが、1991年という時代性を考えるとそれも納得かなと。なお、本作リリース後にC.C.デヴィル(G)がバンドを脱退し、代わりにリッチー・コッツェンが加入。バンドはより本格志向の4thアルバム『NATIVE TONGUE』(1993年)で再起を図ることになりますが、そのへんは同作のレビューをご覧ください。



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2017年6月22日 (木)

POISON『NATIVE TONGUE』(1993)

3枚のマルチプラチナムアルバムを発表したものの、早くも登場した2枚組ライブアルバム『SWALLOW THIS LIVE』(1991年)が大きなヒットにつながらず、C.C.デヴィル(G)が脱退(事実上のクビ)。POISONにとって最初にして最大の難関となったギタリスト問題も、しばらくしてリッチー・コッツェンというバカテクギタリストの加入により解決し、1993年初頭に通算4作目のスタジオアルバム『NATIVE TONGUE』がリリースされます。

当時のリッチーの評価は、現在のような「ブルースフィーリングあふれる、歌心のあるギタリスト」というものではなく、「シュラプネル系のテクニカル&速弾きギタリスト」というもの。しかし、POISONで聴かせるそのプレイは、確かにテクニカルではあるものの速弾き一辺倒ではなく、非常にレイドバックしたプレイでした。たぶん、多くのHR/HMファンが驚いたのではないでしょうか。

作品を重ねるごとにグラム路線から脱却し、前作『FLESH & BLOOD』(1990年)ではマッチョな(それでいて“枯れ”も感じさせる)サウンドにまで到達したPOISONでしたが、本作『NATIVE TONGUE』ではリッチーという才能を得たことで、その路線を一気に本格的なものへと昇華させることに成功。それまでのニセモノ感はどこへやら、本作から聴き始めたリスナーは間違いなく「こういうバンド」だと勘違いするはずです(笑)。

にしても、本作の完成度といったら……客観的に見ても、過去イチの出来ではないでしょうか。まず本作は、オープニングの「The Scream」やシングルカットもされた「Stand」など、ゴスペル色の強いハードロックが次々と展開されていきます。過去3作と比べたら、一聴して地味に感じるかもしれません。しかし、サウンド自体はこの手のレイドバックしたハードロックの中でもかなり派手めで、そのへんのPOISONというバンドのこだわりが感じられます。

また、バラードにしても過去のパワーバラードとは異なり、ソウルの影響下にある本格派バラード「Until You Suffer Some (Fire And Ice)」も飛び出し、当時は「どうしたPOISON?」と呆気にとられたものでした。が、今聴くと本当に良いですね、これ(笑)。前作での「Something To Believe In」で見せた路線の究極系と捉えると、非常に納得がいくといいますか。

後半には、従来の路線に近い「Strike Up The Band」や「Ride Child Ride」「Blind Faith」などストレートなハードロックもあるものの、やはりテイスト的には本作のマナーに従ったもの。まぁ『FLESH & BLOOD』からの流れで考えれば、本作の後半は前作の延長(=我々の知るPOISON)、前半はリッチー主導の本格路線(=過去のPOISONを覆す)ということになるんでしょうね。

すでにHR/HM冬の時代に突入していたものの、本作は全米16位、50万枚を超える中ヒットを記録。確かに前作までのマルチプラチナムと比較すれば“落ちた”ように見えますが、同時代に活躍した他のバンドと比較したら一番善戦したと思います。

結局リッチーは本作1枚のみで脱退。本作での路線をさらに推し進めたソロ作を続発したのちにMR. BIGに加入したり、ビリー・シーン(B)やマイク・ポートノイ(Dr)とTHE WINERY DOGSを結成したりするわけです。そういう意味では、今のリッチー・コッツェンにとって原点的1枚とも言えますね。POISONにとってはどのポジションの作品になるのかわかりませんが。



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2017年2月15日 (水)

POISON『FLESH & BLOOD』(1990)

『LOOK WHAT THE CAT DRAGGED IN』(1986年)、『OPEN UP AND SAY...AHH!』(1988年)と2作連続でミリオンヒットとなったPOISONが、1990年6月に発表したのがこの3rdアルバム『FLESH & BLOOD』。プロデューサーにはBON JOVI、AEROSMITHでおなじみのブルース・フェアバーン、そして先の2アーティストの作品でエンジニアを務めたマイク・フレイザーの2名を迎え、過去2作以上にタフで硬質な作品を作り上げています。

「演奏が下手」「音がスカスカ」と揶揄されてきたPOISONが一念発起して、最高のプロデューサー陣を迎えて制作した本作。どことなく前年1989年に発表されたAEROSMITH『PUMP』にも通ずる色合いが感じられます。当時このアルバムを聴いて、「あれ、POISONってこんなに硬くて隙のない音だったっけ?」と驚く人が大半だったんじゃないでしょうか。僕自身も「……ゆ、ユルくない……だとっ!?」とまず最初にびっくりしましたし。

冒頭のインスト「Strange Days of Uncle Jack」からタフでストレートな「Valley Of Lost Souls」へと続く流れも、すごくまっとうすぎて呆気に取られるほど。そのまま「(Flesh & Blood) Sacrifice」とシリアスめの楽曲が続く構成に、「パーティバンドPOISONはどこいった!?」と不安になり、無駄にアーシーなインスト「Swampjuice (Soul-O)」から「Unskinny Bop」でようやく“従来のPOISON”に近いスタイルの楽曲に到達します。しかし安心したのも束の間、ゴスペルテイストのアメリカンロック「Let It Play」、なんとなく泣きメロも混じったパワーバラード「Life Goes On」、再びシリアスなハードロック「Come Hell Or High Water」でアルバムA面が終了。

アナログでいうところのB面は、前作における「Fallen Angel」的な「Ride The Wind」からスタート。過去のPOISONにもっとも近い「Don't Give Up An Inch」、もはやゴスペルバラードと言えなくもない「Something To Believe In」、スワンプ風イントロにびっくりなアメリカンHR「Ball And Chain」、バラード風に始まり、そのままテンポアップしてぐいぐい引っ張るキャッチーなロックチューン「Life Loves A Tragedy」とひたすら粒ぞろいの楽曲が並び、最後はPOISON流ブギー&ブスース「Poor Boy Blues」で締めくくります。

……なに、このまっとうなアルバムは!?(苦笑) これをPOISONに求めるか?と言いたくなるぐらいに「土着的アメリカンミュージックからの影響が強い王道ハードロック」アルバムなんですよ、本作は。もともと親しみやすいメロディを作ることには定評があるバンドだけに、本作でも各曲の完成度は異常に高いですが、その装飾部分が異様に硬い。これまでの装飾がプラスチックコーティングだったとしたら、本作は銀とか銅を吹き付けてるんじゃないかって思うほど。思えば先のエアロもそうだし、MOTLEY CRUEもボブ・ロックのプロデュースで『DR. FEELGOOD』という硬質なアルバムを発表した後だし、POISONもうまく時流に乗ったということなんでしょうね。無駄に賢い奴らだな(笑)。

とはいえ、1stアルバムで見せたケバさやナヨナヨさはどこへ?と言いたくなる本作、しっかりリスナーに受け入れられてます。アルバムは全米2位でトータル300万枚を突破。本作からのシングルも「Unskinny Bop」が全米3位、「Something To Believe In」が全米4位、「Ride The Wind」が全米38位、「Life Goes On」が全米35位とそれなりの結果を残しています。ですが、POISONの黄金期はこのアルバムまで。湾岸戦争など時代の煽りを受けツアー活動も縮小し、音楽シーンもHR/HMが衰退し、代わりにグランジが台頭していくことになります。



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2017年2月14日 (火)

POISON『OPEN UP AND SAY...AHH!』(1988)

1作目『LOOK WHAT THE CAT DRAGGED IN』(1986年)の大ヒットを受け、1988年5月に発表されたのが本作『OPEN UP AND SAY...AHH!』(邦題:初めての***AHH!)。先行シングル「Nothin' But A Good Time」がいきなり全米6位の大ヒット曲となり、アルバムも全米2位まで上昇。その後も「Fallen Angel」(全米12位)、「Your Mama Don't Dance」(全米10位)とヒット曲連発となり、中でも本作からの3rdシングル「Every Rose Has It Thorn」は初の全米No.1を獲得し、1989年のビルボード年間チャート3位に輝くメガヒット曲に。アルバム自体も最終的にはアメリカのみで500万枚を突破する、バンドにとって最大のヒット作となりました。

ツアーに次ぐツアー、そして1stアルバムとそれに伴うシングルが次々にヒット、さらに映画『レス・ザン・ゼロ』のサウンドトラック参加と、1987年はひたすら話題作りに事欠かなかったPOISON。そこから半年に満たないインターバルでこのアルバムが発表されたのですから、タイミングとしては最高だったはずです。しかも、1987年にはWHITESNAKE『WHITESNAKE』、MOTLEY CRUE『GIRLS GIRLS GIRLS』、DEF LEPPARD『HYSTERIA』、そしてGUNS N' ROSES『APPETITE FOR DESTRUCTION』がリリースされ、それぞれ年またぎで大ヒットを記録するという空前のHR/HMブームだったわけですから、ウケないわけがないのです。

そんなタイミングにリリースされたPOISONの2ndアルバム。プロデューサーにはMOTLEY CRUEの諸作を手掛けてきたトム・ワーマンを迎え、どこか“チャラさ”と“ナヨナヨ”したイメージのあった前作から“ナヨナヨ”の部分を完全排除。“チャラさ”を適度に残しつつ、バンドとしてのタフさ、男らしさ/男臭さを増量することで当時のMOTLEY CRUEやGUNS N' ROSESに急接近するわけです。それはケバさが抜けたヴィジュアルからも伺えるかと思います。「Every Rose Has It Thorn」のMVなんてカウボーイハットにカウボーイブーツという出で立ちで、やたらとセクシーなオネエさんが登場するあたりはGUNS N' ROSESのみならずWHITESNAKEからもアイデアを拝借してますしね(まぁこういう作風が当時の流行りだったわけですが)。

そういえば、本作にはカバー曲(LOGGINS & MESSINA「Your Mama Don't Dance」)が収録されているのも興味深いポイント。直近でKISS「Rock And Roll All Nite」がウケたというのもあるでしょうけど、本作はむしろプロデューサーのトム・ワーマンのアイデアかなと。MOTLEY CRUEがトム・ワーマンのプロデュース作で毎回カバーを試みてましたしね(「Helter Skelter」「Smokin' In The Boys Room」「Jailhouse Rock」)。それにQUIET RIOTも「Cum On Feel The Noize」「Mama Weer All Crazee Now」でヒットを飛ばしてますし、LAメタルにおけるカバーはひとつの文化だったのかな。さかのぼれば、VAN HALENなんて初期の作品はカバーが多かったですしね。

そういえばPOISONはこのアルバムを携えた来日公演で、ついに日本武道館のステージに立ちます。演奏力は相変わらず、しかもやたらと長いギターソロ&ドラムソロまでフィーチャーされ、いろんな意味で物議を呼んだのも懐かしい話です。



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2017年2月13日 (月)

POISON『LOOK WHAT THE CAT DRAGGED IN』(1986)

POISONがアルバム『LOOK WHAT THE CAT DRAGGED IN』(邦題:ポイズン・ダメージ)でレコードデビューを果たしたのは1986年夏のこと。リリース当時はそれほど大きな話題にはなりませんでしたが、年が明け1987年春にアルバムからの2ndシングルとしてリカットされた「Talk Dirty To Me」があれよあれよとチャートを上昇していき、最高9位まで到達。折しもBON JOVIが「You Give A Bad Name」「Livin' On A Prayer」で2曲連続全米1位を獲得したタイミングということで、HR/HMバンドがじわじわと注目を集め始めたタイミングでのヒットでした。

LAメタルと呼ばれるロサンゼルス出身バンドの中でもやたらとケバケバしく、正直美意識のかけらも感じられないそのヴィジュアル。演奏もテクニカル路線に走る他のバンドとは一線を画し、決して上手ではない。しかし、曲だけは異常にポップで親しみやすいものばかりというこのアンバランスさ。歌詞だって別に知的なことは一切歌っていないし、なんならセックスをイメージさせる曲がほとんど。それでもウケたというのは、やはり彼らには他のバンドにない魅力が備わっていたということなんでしょう。そうでなければ「Talk Dirty To Me」のみの“一発屋”で終わっていたはずですしね。

バンドはこの後、「I Want Action」(全米50位)、「I Won't Forget You」(全米13位)とヒットシングルを連発。アルバム自体も最高3位まで到達し、アメリカのみで300万枚を超える大ヒット作となりました。また、このヒットに便乗してか、1987年秋には映画『レス・ザン・ゼロ』のサウンドトラックにKISS「Rock And Roll All Nite」のカバーを提供。こちらもなんのひねりもない“まんま”のアレンジで衝撃を与えました。

リリースから30年を過ぎた2017年にこの1stアルバムを聴き返してみると、やはりどの曲もやたらとポップでキャッチーなんですよね。1曲目「Cry Tough」からそのポップさは異常とも言えるほどで、この1曲だけ取り出しても同時期に活動した他のLAメタルバンドとは個性の持ち主だってことが理解できる。MOTLEY CRUEともRATTともQUIET RIOTとも違う道をしっかり歩んでいたからこそ、“他にないもの”として受け入れられ成功することができたんだと思います。

と同時に、この処女作が大成功を収めたことで得た自信が、続く2作目、3作目での大躍進にもつながるわけです。バンドってつくづく面白いですね。



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2005年6月15日 (水)

POISON『POISON'S GREATEST HITS 1986-1996』(1996)

 元々『LAメタル』は大好きだったわけですよ。だって根がグラマラスで派手な見た目のバンド、大好き人間だから‥‥JAPANだのDURAN DURANみたいなのにハマりつつ、片方ではMOTLEY CRUEとかHANOI ROCKSを聴いてた中学時代。次第にW.A.S.P.だのDOKKENだのRATTだのROUGH CUTだのGREAT WHITEだのQUIET RIOTだのTWISTED SISTERだの‥‥暴走し過ぎた。とにかく、派手な衣装や化粧を施したファッションに、メロウでポップで小気味いいロックンロールを主体としたサウンド‥‥LAメタルもいろいろ細分化されるんだけど、特に俺はそういう路線が大好きだったのね。

 POISONがLAメタルに含まれるのか否か、正直俺には判らなくて。というのも、デビュー当時って何か日本先行で盛り上げようみたいな印象が残ってて。当時の音楽雑誌「ミュージックライフ」でも派手な広告打ったり、アルバムリリース後にショーケースで来日したり。勿論、その頃は本国アメリカでは鳴かず飛ばずだったんだけどね(丁度HR/HMの大きな波がくる直前でさ)。リリースから1年近く経った1987年春。多分前年末からのBON JOVI大ヒットも大きいとは思うんだけど、セカンドシングルの "Talk Dirty To Me" がいきなりチャートを急上昇して、気づけばシングルチャートのトップ10入り。当時の「MTV」や「ベストヒットUSA」でもこのPVはよくかかってた記憶があります。

 POISONのデビューアルバム「LOOK WHAT THE CAT DRAGGED IN」はレンタルでアナログを借りて、よくテープを聴いてたかな。けど、あんまり印象に残らなかったんだよね。なんだろ、凄くB級ぽい‥‥HANOI ROCKSともまた違うB級っぽさというか。けどそんな中にダイヤの原石的な名曲("Talk Dirty To Me" であったり "I Won't Forget You" であったり)が幾つか散りばめられていて。でも‥‥勢いとはいえ、全米3位ってのは出来過ぎですよ。

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