カテゴリー「Radiohead」の15件の記事

2018年1月 8日 (月)

祝ご成人(1997年4月〜1998年3月発売の洋楽アルバム20枚)

新成人の皆さん、おめでとうございます。2014年度に初めて執筆したこの“洋楽版成人アルバム”企画、今回で4回目を迎えます。この1月に成人式を迎えたの皆さんが生まれた年(学年的に1997年4月〜1998年3月の期間)にリリースされた洋楽アルバムの中から、個人的思い入れがある作品のうちSpotifyやAppleMusicで試聴可能な作品を20枚ピックアップしました。どれも名盤ばかりなので、もし聴いたことがないという作品がありましたら、この機会にチェックしてみてはどうでしょう。

作品の並びはすべてアルファベット順です。(2014年度の新成人編はこちら、2015年度の新成人編はこちら、2016年度の新成人編はこちらです)


Björk『HOMOGENIC』(Amazon

THE CHEMICAL BROTHERS『DIG YOUR OWN HOLE』(Amazon

CORNERSHOP『WHEN I WAS BORN FOR THE 7TH TIME』(Amazon

DEFTONES『AROUND THE FUR』(Amazon

EMPEROR『ANTHEMS TO THE WELKIN AT DUSK』(Amazon)(レビュー

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2017年8月26日 (土)

RADIOHEAD『AMNESIAC』(2001)

2000年9月にリリースされたRADIOHEADの4thアルバム『KID A』は、傑作であると同時に当時の“ロック”リスナーおよび『OK COMPUTER』(1997年)を求めるファンには賛否を呼ぶ問題作でした。だって、音そのものはロックであることを放棄しているにも関わらず、聴けばやっぱりそれがRADIOHEADそのものだと理解できる不思議な作品だったんですから。僕もリリース当時、「ここにギターマジックはないけど、概念としては立派な“ロック”だ」というようなことを書きました。今改めて読み返しても、その考えは1ミリもブレていません。

しかし、この『KID A』発売から約8ヶ月後に早くも次のアルバム『AMNESIAC』がリリースされると聞いたとき、しかもそのアルバムで再びギターロックに回帰するという噂を耳にしたときは、ちょっと興奮したことを覚えています。いやいや、お前言ってることブレブレだろ?と突っ込まれようが、あのとき感じた正直な気持ちに嘘はつけません。『KID A』を通過したRADIOHEADが今、ギターロックで何を、どう鳴らすのか。気にならないわけがないじゃないですか。

しかし、実際に完成したアルバムを聴くとギターロック的楽曲はほんの数曲。ぶっちゃけ、「I Might Be Wrong」と「Knives Out」ぐらいじゃないですか。オープニングの「Packt Like Sardines In A Crushed Tin Box」は『KID A』の流れを汲みつつよりミニマル化してるし、続く「Pyramid Song」はピアノとストリングスを軸にしたスローナンバーだし。そもそも頭2曲にギター入ってないし。

本作自体、『KID A』と同タイミングに制作されたものですし、そりゃあ作風的に似ても仕方ないわな。ただ、あえてギターロック的楽曲は『KID A』からは外して『AMNESIAC』に回したのは、なんとなく理解できる気がします。完全に感覚的な話になるけど、『OK COMPUTER』の後に続くのは『AMNESIAC』ではなく『KID A』じゃなくちゃいけなかったんだと。逆じゃダメだったんですよね。まぁリスナー的には逆のほうが入りやすいんだけど。

正直『KID A』ほどの衝撃は受けなかったし、当時ナップスターに新曲がバンバン流出してたので先にそっちで聴いてしまっていたのもあったけど、確かに入り込みやすさは今作のほうが数段上だと思います。あと、いくら概念的に『KID A』がロックだと力説しても、もはや『AMNESIAC』はロックに括らなくてもいいんじゃないか、そういう気さえしてきます。

そう考えると、『KID A』リリース時のインタビューでトム・ヨークが発した「ロックなんか退屈だ。僕は退屈だと思う。だってホントに、ゴミ音楽じゃないか!」という言葉の重みが、本作ではより増すんですよね。面白いことに。

『KID A』リリースからあまり間隔が空いてないせいか、本作に対する評価ってそこまで高くない気がするのですが、実は『KID A』を語る上では欠かせない重要な存在だと感じています。



▼RADIOHEAD『AMNESIAC』
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2017年7月 7日 (金)

RADIOHEAD『OK COMPUTER OKNOTOK 1997 2017』(2017)

今から20年前の1997年6月(本国イギリスで。日本では5月末に先行リリースされています)、RADIOEHAD『OK COMPUTER』というアルバムを発表してから今年で20年。おそらくこの20年間で、自分がもっとも再生したアルバムが本作であることは間違いないと思います(次点がMANIC STREET PREACHERSの『EVERYTHING MUST GO』かな。まぁこちらは前年1996年発売だけど、リリース当初は親しめず、しばらく経ってからドハマりしたので)。

『OK COMPUTER』については今から16年前、2001年6月にすでに紹介しているので、改めて書くまでもないかなと。あのとき、散々悩みながら「どうしてこのアルバムがすごいのか?」について書いたので。

で、今回紹介するのは、20周年を記念して先月発売された2枚組アルバム『OK COMPUTER OKNOTOK 1997 2017』について。これは『OK COMPUTER』をリマスタリングしたディスク1と、当時のシングルにバラして収められた『OK COMPUTER』制作時のアウトテイクと、音源としては初収録となる「I Promise」「Man Of War」「Lift」の3曲を含む11曲入りのディスク2から構成されています。

ディスク1の内容については改めて書くまでもないですが……そう、書くまでもないのに、そしてこれまでに何百回と聴いてきたのに、バカ正直に再生してしまうという(しかも「Airbag」から「The Tourist」までじっくり聴き入ってしまうという)。久しぶりに大音量で聴いてみたら……やっぱり良いアルバムでした。と同時に、このリマスター盤がとてもえげつない。音の分離がかなり良くなっているためか、オリジナル盤よりもきめ細やか。言い方は悪いけど、見たくなかったものまで見えてしまうくらいの生々しさを感じさせる仕上がりなのです。恐ろしい。

で、問題のディスク2。当時のライブでも披露されていた「I Promise」「Man Of War」「Lift」の3曲は、ファンならご存知のナンバー。特に「Lift」に関しては何度も「ついに正式レコーディングされるか?」という噂が上がり、昨年の最新作『A MOON SHAPED POOL』の際にもそんな噂が出たくらい、ファンの間では音源化が熱望されていた1曲なのです。

『OK COMPUTER』という完成され尽くした傑作のあとに、これらの未発表曲やアウトテイクをがっつり聴くと……このディスク2の方向性って、要はその前の2ndアルバム『THE BENDS』(1995年)からの単なるステップアップ作だったんだなと実感させられるわけです。

そういえばRADIOHEADは1枚目のアルバム『PABLO HONEY』(1993年)から『THE BENDS』に取り掛かった際にも、一度作った多くの新曲を“破棄”して新たに作り直しているんですよね。そこで“破棄”された楽曲群が『MY IRON LUNG EP』(1994年)や、『THE BENDS』からのシングルのカップリングに収められたわけです。ただ、『THE BENDS』のときと『OK COMPUTER』が違ったのは、『THE BENDS』の頃はツアーなどで時間がない中で納得にいかないものを作ってしまったからであって、『OK COMPUTER』の頃はある程度納得できるものを一度作ってから「もっといけるんじゃないの?」とさらに一歩踏み込んだ。その違いはすごく大きいと思うんです。

「I Promise」も「Man Of War」も「Lift」も、RADIOHEADが好きな人なら絶対に気にいる、彼ら以外の何者でもない良曲だけど、やっぱり『OK COMPUTER』という閉鎖的で神経症気味な作品集には似合わないんですよ。こういう形で聴かされると、それはより強く実感させられるわけで、やっぱり当時の彼らのジャッジは正しかったんだなと納得してしまいます。もし、ディスク2側の方向で進めていたら、きっとここまで大きくなってなかっただろうし、バンド自体もここまで長く続いていたかどうか……。

それにしても、ディスク2を聴くとTHE BEATLESからの影響がいかに強いかが伺えますね。本編における「Paranoid Android」における「Happiness Is A Warm Gun」リスペクトぶりだけじゃなく、アウトテイクからもポール・マッカートニー的センスが伺えたりしますし。そこからPINK FLOYD的方向が加わったことで今の『OK COMPUTER』が完成した……なんていうのは大袈裟かしら。

というわけで本作。『OK COMPUTER』が大好物な方なら間違いなく楽しめる、歴史的価値の高い作品集だと思います。またライト層は、ディスク2を「『THE BENDS』と『OK COMPUTER』の間に、本来発売されるはずだった幻の2.5枚目アルバム」という位置付けで聴くと、スッと入っていけるのではないでしょうか。なんにせよ、『OK COMPUTER』とあわせて聴いておくべき1枚だと思います。だって、ミュージックビデオまでしっかり制作されちゃってるんだから(しかも2本も)。



▼RADIOHEAD『OK COMPUTER OKNOTOK 1997 2017』
(amazon:国内盤2CD / 国内盤BOX / 海外盤2CD

2016年6月15日 (水)

RADIOHEAD『A MOON SHAPED POOL』(2016)

初聴でここまですんなりと体に入り込んできたRADIOHEADのアルバムは、ずいぶん久しぶりじゃないだろうか。それは過去2作(2007年の『IN RAINBOWS』、2011年の『THE KING OF LIMBS』)とは異なり、配信直前にリードトラック2曲「Burn The Witch」「Daydreaming」を(しかもじっくり作り込まれたMVと一緒に!)公開したことも大きい。いや、それ以上に今作が『KID A』以降に彼らが積み重ねてきた音楽的変遷の集大成のような内容というのが一番の理由かもしれない。

とはいえ、ここにあるのは単なる過去の焼き直しではない。そりゃあ過去にライブで披露してきた楽曲の新録も含まれているし、『KID A』などで見せた驚きの新機軸こそないものの、1曲1曲の作り込み方や説得力は近作の中でもベストなのでは。

本人たちに自覚はないのかもしれないが、このアルバムからはメンバー5人が改めて「RADIOHEADとは?」というテーマと向き合いながら、今持ち合わせているアイデアと技術と経験をすべて注ぎ込むんだという気概を感じた。それが最初に述べた入り込みやすさにつながったのだろう。対極な作風かもしれないが、『KID A』以来の大傑作だと断言したい。


※このレビューは同作リリース時に『TV BROS.』に掲載されものを一部修正して掲載しております。



▼RADIOHEAD『A MOON SHAPED POOL』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD

2015年1月13日 (火)

祝ご成人(1994年4月〜1995年3月発売の洋楽アルバム20枚) ※改訂版

新成人の皆さん、おめでとうございます。というわけで今回は、新成人の皆さんが生まれた年(学年的に1994年4月〜1995年3月の期間)にリリースされた洋楽アルバムの中から、個人的思い入れがある作品を20枚ピックアップしました。どれも名盤ばかりなので、もし聴いたことがないという作品がありましたら、この機会にお手にしてみてはいかがでしょうか。とは言いながらも大半が名盤中の名盤なので、聴いたことがあるものばかりかもしれませんが。

あ、並びはすべてアルファベット順です。

Beastie Boys「Ill Communication」(Amazon

Blur「Parklife」(Amazon

Dinosaur Jr.「Without a Sound」(Amazon

Helmet「Betty」(Amazon

Jeff Buckley「Grace」(Amazon

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2006年6月 1日 (木)

V.A.『EXIT MUSIC : SONGS WITH RADIO HEADS』(2006)

 昨日はアメリカの'90年代を代表するアーティスト・NIRVANAのトリビュートアルバムを取り上げたけど、今日はイギリスの'90年代を代表するアーティストのトリビュートアルバムを紹介したいと思います。あ、OASISじゃないですよ。RADIOHEADの方をね‥‥ちょうどタイミングよく、海外で4月にこの「EXIT MUSIC : SONGS WITH RADIO HEADS」がリリースされたんだよね。本家レディへもこの春からショートツアーを始めて、海外の夏フェスとかに出るようだし(その合間にレコーディングも進めているとのこと。レーベルはまだ決まってないようだけど)、7月にはトム・ヨークのソロアルバムもリリース決定したしね。絶好のタイミングじゃないですかね。

 んでその内容。昨日のは日本のギターロックバンドが中心だったこともあって、そこまで代わり映えのしないストレートなカバー集だったんだけど、こちらはクラブ系アーティストによるカバー集。そう、原曲を良い意味で「壊し」てるんだよね。選曲も通好みというか‥‥あえて超代表曲 "Creep" を外してたりね。ま、あれだけ浮いちゃうもんな。選曲はほとんど2nd〜4thの曲が中心。参加アーティストの多くは、実はよく知らないアーティストばかりなんだけど、そんな中にも例えばMATTHEW HERBERTやMESHELL NDEGEOCELLO、THE CINEMATIC ORCHESTRA、MARK RONSONといった名前をよく知ってるアーティストも参加してる。しかもアレンジがメチャメチャ良いよね。例えば、完全にソウルと化してしまってる "High & Dry" とか、あのヘヴィなギター・オーケストレーションをすべてブラスで再現してしまった "Just" とか。もうやること成すこと、全部カッコよすぎ。原曲の良さは勿論残しつつ、それぞれの色をしっかり出してる辺りはさすがというか。ま、ギターバンドとクラブ系アーティストという大きな違いもあるし、NIRVANAとRADIOHEADという違いもあるから、一概に比較するのは難しいとは思うんだけど‥‥にしても、やっぱりこれ聴いちゃうとね。トリビュートアルバムとかカバー集っていうのは、こういうもんだよな、って改めて考えちゃう。

 そして‥‥ヘンテコな方向に進んでしまった「KID A」以降の曲も、実はちゃんと「良い曲」なんだってことが、改めて確認できるという。そういう意味でも、二度おいしいアルバムというか。久しぶりにRADIOHEADをちゃんと聴き直してみたいと思わされたね、これ聴いたら。

 ま、このアルバムからRADIOHEADに入る・入門するっていう人はまずいないと思うけど、ひと通り彼らの作品を楽しんだ後にこれ聴くと、新たな発見がたくさんあっていいかもしれないよ。

 やっぱりRADIOHEADって‥‥偉大なんだな‥‥当たり前の話だけどさ。俺、彼らのことが死ぬ程好きだったってこと、すっかり忘れてたよ。それを思い出させてくれたという意味でも、これはありがたいアルバムでしたね。はい。



▼V.A.「EXIT MUSIC : SONGS WITH RADIO HEADS」(amazon:US盤日本盤

2004年11月14日 (日)

とみぃ洋楽100番勝負(88)

●第88回:「Creep」 RADIOHEAD ('92)

 最初ね、他の曲を選んでたのよ、レディヘに関しては。"Just" を。けど‥‥やっぱり自分に嘘はつけないしね。この曲に本気で救われたから‥‥

 言うまでもなく、RADIOHEADというバンドを一気にスターダムに押し上げた、彼等の代表曲。そして同時に忌むべき存在でもあるわけですが。代表曲といいながら、実は最近では殆ど演奏される機会がないという‥‥ちなみに俺、未だに一度も生で聴いたことありませんけどね。タイミング悪過ぎ。

 うーん‥‥この曲に関して語るのは、正直避けて通りたかったんですよね‥‥なんつーか、自分の中の恥部について語るみたいで、恥ずかしいとかを通り越して、凄く嫌悪感があるんですよね。いや、勿論大好きな曲なんですけど‥‥でも大声では大好きとは言いたくない、言いにくいというか。うわぁ‥‥この100番勝負の中で、一番の難関かもしれないよこれ。

 一言で言うなら‥‥本当に死にかかっていた俺を救ってくれた曲。って書くと、何だかロックンロールに過剰な期待をしてる、夢見る奴みたいで嫌なんですが。けど事実だから仕方ないわな。本気で死にたい病にかかってた時、この曲に目を覚まされたっつーの? そんな1曲。そして‥‥そういったロックンロールへの過剰な期待とかロックンロールマジックとか、そういう夢からも目を覚まさせてくれた1曲でもあるんだけどね。

 そういえばこの曲‥‥何度か弾き語りライヴで歌ったことあったなぁ。つい感情が入り過ぎて、力みっぱなしになっちゃうんだよね‥‥良くも悪くも。ライヴで一度も聴けない分、俺が歌うことでバランス取ってるというか‥‥多分、ライヴで聴く日が来たら‥‥また(いろんな意味で)目が覚めちゃうんだろうね。なんかそんな気がするよ。



▼RADIOHEAD「PABLO HONEY」(amazon

2004年4月22日 (木)

RADIOHEAD HAIL TO THE THIEF TOUR@幕張メッセ展示ホール9~11(2004年4月18日)

前回観たのは1998年1月17日‥‥つまりこのサイトが立ち上がる、約1年前。だけどこのサイト内で一番古いライヴレポートは、実はそのRADIOHEAD公演だったりするんだよね‥‥そんなわけで、俺にとってもこのサイトにとっても原点であるレディヘ。この6年3ヶ月の間に彼らは2度(2001年9~10月と、2003年8月)来日してるんだけど。そのどちらにも行ってません。何故か? 多分「KID A」以降‥‥周りの彼らに対する熱が高まれば高まる程、それに反比例するかのように俺の熱が冷めていったと。1997年頃に「レディヘ、すっげーいいよ!」って薦めた時は「何それ!?」ってスルーした奴らが、2001年には「レディヘ、サイコー! 武道館行くよ!」とか俺に行ってくるにつれ‥‥なんだかなぁ、と。だから俺は、自分の人生にとって大切なアルバムの1枚である「OK COMPUTER」を2001年秋で封印して、結局ライヴにも行かなかった。それは昨年のサマソニも同様。たとえその時に "Creep" が演奏されようとも‥‥

「HAIL TO THE THIEF」は、実はあまり熱心には聴いてなかったのね。国内盤はCCCDだからって、頑張ってUS盤(CD-DA)で手に入れたにも関わらず、買った当時は数える程しか聴かなかった。で、そのまま放ったらかし。ちゃんと聴き返したのは、今回の来日が近づいた、2004年の4月に入ってから。リリース当時は「悪くないけど‥‥騒ぐ程の内容か、これ?」と疑心暗鬼だったものの、改めて聴き返すと良い意味で「KID A」と「AMNESIAC」を昇華させた作品集だな、と感じるようになり、結構気に入っている自分がいたりして。ま、嫌いになったわけじゃないからねぇ。

そして‥‥いよいよ(俺にとって)6年振りの来日公演。前回は3,000人に満たないクラブクラスだったバンドが、今回は2万人を軽く超えるキャパシティーのアリーナ、しかもオールスタンディング‥‥ちょっとだけ嫌悪感を感じていたのは、ここだけの話。さて、あの芸術的にも優れた「音楽」を、「万単位のオーディエンス」を前にどう料理するのか‥‥U2が、R.E.M.NINE INCH NAILSがそうしてきたように、彼らも「エンターテイメント」として上手くやってのけるのか‥‥

かなり後方からステージを観ていたんだけど、ステージ前方からほぼ平坦なフロアなため、俺のいた位置からはステージ上のメンバーが殆ど見えないに等しかったのね‥‥ステージ左右にあるスクリーンも演出上の効果を狙って設置されたものなので、後方の俺等のことなんてお構いなし。その「サービス性皆無」な辺りにまずニヤリ。

ライヴは新作から3連発でスタート。"There There" はやはりオープニングにピッタリの曲だと思う。徐々に盛り上がっていくアレンジは圧巻‥‥なんだけど、俺は全然ノレなかったのね。いや、カッコいいと素直に思えたんだけど‥‥構えちゃってさ。周りが熱狂的に盛り上がれば盛り上がる程、ね。大合唱してんだもん、この曲を‥‥それは2曲目 "2 + 2 = 5" にしても一緒でさ。何か違和感を感じちゃったのね。

けど、そんな違和感も続く3曲目で早くも解消されてさ‥‥非シングル曲 "Myxomatosis" がもうね、すっげーカッコ良くて。アルバムでこんなにカッコ良かったっけ!?って思える程にクールだった。で、その後は "Kid A" とか Morning Bell" といった最近の楽曲と最新作からの曲を連発。変拍子曲が多いもんだから、踊り難かったりするんだけど‥‥踊らずにはいられないのね。これは前回('98年1月)の来日時とは大きな違いかも。少なくとも、まだあの頃は「ギターロックバンド」だったもの。けど今は、その要素は残しつつも、完全に「ダンスミュージック」へと昇華させている。とにかくビートが太いのね。それが機械的であろうが単調であろうが、根底にあるビートはぶっといわけ。

で、勿論聴かせる曲では徹底的に聴かせるモード。繊細且つ丁寧なプレイと共に歌われる、懐かしの "Bullet Proof...I Wish I Was" にはちょっと泣きそうになったよ。こっちの要素は「HAIL TO THE THIEF」を通過することで、更に深化してますね。すっごい良かった。けどその反面、旧来のフォーマット‥‥所謂「強弱法」を用いたグランジ的ロックチューンに居心地の悪さを感じたのもまた事実。この日演奏された "My Iron Lung"‥‥全然メリハリみたいなもの、そして鋭さを感じる事ができなくてさ。それってPAのせいでしょ?とも思ったけど、それにしても‥‥あのまったりしたノリは‥‥正直、もうそういう枠からはとっくにはみ出してるだろうし、バンド自身もこういうことをやる必要性をそんなに感じてないんじゃないかな? まぁ "Creep" は別にしてもさ‥‥セカンドまでのこの手のタイプはもう封印してもいいんじゃないかな、と。まぁ俺が勝手にそう思ってるだけど、他の人にとっては全然そんなことないんだろうけどさ。

改めて「HAIL TO THE THIEF」からの曲の良さを実感したのと同時に、「KID A」からの楽曲がライヴだとここまで栄えるのか!ということを再確認。いや、ライヴアルバムとかで気づいてはいたけど、アルバムでのスタイルを若干崩しつつ、新しい空気を取り入れることで全く別の曲のように聴こえてくるんだから‥‥俺、下手したら「OK COMPUTER」よりも「KID A」の方が好きなんじゃないか‥‥とさえ思える時があってね。このライヴを観た後となると、もうそれが確信へと変わってるわけでして。それくらい良いんですよ。

ライヴ後半のハイライトは間違いなくラスト4曲。ライヴバージョンの方が遥かにカッコいい "Sit Down. Stand Up"、やっぱり独特な「違和感」を醸し出す "Paranoid Android"、圧倒的な存在感を持つ "Exit Music (For A Film)"、そして本編ラストを飾ったダンサブルな "Idioteque"。一見バラバラなように感じますが(いや、実際にバラバラな音楽性なんだけど)、これをあの5人が演奏することでちゃんと一本筋が通ってしまうんだから、さすがというか。どの曲も甲乙付け難い名演でした。個人的には特に "Exit Music (For A Film)" で身を引き裂かれそうになる程の切なさと暴力性が未だに健在だったことにひと安心。いつ聴いても涙が出てくるよ(で、実際に泣いてたしな、この日も)。

アンコールは比較的長めで(って彼らの場合はいつもこんな調子だけど)、本編で全く登場しなかった「AMNESIAC」からの曲を連発。いびつなヘヴィファンク "I Might Be Wrong" のノリはやはり彼らにしか出せないノリだし、"Pyramid Song" なんてライヴで聴くと完全にPINK FLOYDの域に達しているし。新作からの "Wolf At The Door" を挟んで懐かしの "Street Spirit (Fade Out)" が登場。うわー、まさか今日聴けるとは思ってもみなかった! 個人的には "Creep" よりも有り難かった。ここで1回目のアンコールが終了。

2度目のアンコールは、今回のジャパンツアーから復活したらしい「THE BENDS」収録の "Planet Telex"。これがまたまた壮大なノリを醸し出して、明らかに6年前とは違うバンドになってしまったなぁと気づかされました。いや、いい意味でよ?

最後の最後は、"Everything In Its Right Place"。これもライヴバージョンの方が遥かにカッコいい。いや、アルバムにはアルバム特有の魅力が十分に存在するんだけど、あれをそのままステージで再現されてもね。そういう意味では本当に「KID A」の曲ってのは恵まれてるというか、凄いというか。この日、新作の次にこのアルバムの曲が多く演奏されていたのも頷ける話(ま、たまたまでしょうけどね)。左右のギタリストが床に座り込んで、足下のエフェクターを弄りまくる姿は圧巻というか‥‥あり得ないね! エンターテイメント性完全無視。折り合いがついてるのかついてないのか微妙。けど、これが「RADIOHEAD流エンターテイメント」なんだろうなぁ‥‥とも思うわけで。多分これが一番レディヘらいし気がする。これ以上に過剰なサービスを提供されてもね‥‥なんか嘘っぽいし。

全23曲でほぼ2時間という構成は、6年前と殆ど一緒。このボリューム間もある意味エンターテイメントなんだろうなぁ。まぁ "Creep" こそ演奏されなかったものの(勿論他にも "Just" だったり "Airbag" だったり "No Surprises" だったりといった初期の楽曲達が演奏されなかったわけだけど)、俺的には全然満足だったな。だって古い曲以上に、ここ数作の曲がこんなにもライヴだと魅力的なんだってことが判ったからね。俺にとってはそれで十分。そうそう、それとやはりバンドの本質的な部分が進化してるな、とも感じた。もう'98年の時点で「ギターロック」という枠組みからはみ出していたけど、2004年の彼らはある意味UNDERWORLDにさえ通ずるものを提供してくれたような気がします。あそこまであからさまじゃないけどね。だって俺、スロウな曲以外はずっと踊りっぱなしだったからね。完全にクラブにいる感覚。ロックのそれじゃなくて、ダンスミュージックのそれね。そこが大きな違いだな、と。

もうね、"Creep" は一生聴けなくてもいいやって思った。少なくともあれから6年経った今の俺はそう感じるわけですよ。それが俺にとっての「6年目の真実」なわけ。正直、ここで最後に "Creep" やられても、なんか上手く誤摩化されたような気がしちゃうんだよね‥‥いや、誤摩化すっていうか、それまでにやってきたことをキレイに洗い流しちゃうというか。未だに "Creep" にはそれだけのパワーがあるからね。普段めったに演奏されない分、その力量は6年前以上だからね。

多分、次に来日したらまた行くと思います。もういいや‥‥とは思わないし、思えない。まだまだ先に進むであろうこのバンドの「行く先」を一緒に見てみたいもんね。


[SETLIST]
01. There There
02. 2 + 2 = 5
03. Myxomatosis
04. Kid A
05. Morning Bell
06. Where I End And You Begin
07. Bullet Proof...I Wish I Was
08. Backdrafts
09. My Iron Lung
10. Sail To The Moon
11. Go To Sleep
12. The National Anthem
13. Scatterbrain
14. Sit Down. Stand Up
15. Paranoid Android
16. Exit Music (For A Film)
17. Idioteque
---encore---
18. I Might Be Wrong
19. Pyramid Song
20. Wolf At The Door
21. Street Spirit (Fade Out)
---encore---
22. Planet Telex
23. Everything In Its Right Place



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2003年4月 5日 (土)

RADIOHEAD『THE BENDS』(1995)

RADIOHEAD正真正銘のセカンドアルバム。1年間通して2回に分けてレコーディングされたことで、とても充実した内容となったこのセカンドアルバムで、RADIOHEADはいよいよ「イギリスを代表するロックバンド」として頭角を現します。既に「MY IRON LUNG」レビューで書いた通り、本来ならこのアルバムはサードアルバムとしてカウントされるべき内容なのですが‥‥ま、「MY IRON LUNG」はこのアルバムの為の習作ということにでもなるのかな(にしては贅沢な)。とにかく、未だに傑作として挙げられることの多いアルバムだと思います。「OK COMPUTER」以降の、ポストロック然とした路線・作風が苦手だという人にとっては、やはりこのアルバムまでが許容範囲ってことになるようで、『「THE BENDS」は好きな曲が多いんだけどなぁ‥‥』って声は実際によく耳にしました。まぁ確かにギターロック然とした曲もあれば、かなりプログレッシヴな作風の曲もあり、尚かつ歌モノもある。根底にあるものはその後の作品でも変わってはいないはずなんですが、タッチの違いなんでしょうね。

「PABLO HONEY」との大きな違いは、既に1曲目"Planet Telex"のイントロからして、強烈に表れています。ストレートなギターロックが多かったファーストと比べ、リズム的にも凝ったものが増えてきたのがセカンドの特徴かも。ミドルテンポで重厚感のあるリズムを持った"Planet Telex"を頭に持ってきたことは、象徴的かもしれませんね。そのまま比較的ファーストの路線に近い"The Bends"へと続くんですが、ここでの歌の力強さは前作の比ではありません。アレンジ的にもかなり凝った作りになっている辺りは、その辺のギターロック/UKロックバンドと一緒にすんじゃねぇよ!的な拘りを感じさせます。勢いに任せるのではなく、完全に作り込まれた‥‥という印象が全体的に感じられますよね(そしてそれはアルバムに限ったことではなく、ライヴにおいても完全再現されるという徹底振り。圧巻ですよね)。

そしてアルバム最初のハイライトとなるバラードナンバー"High And Dry"と"Fake Plastic Trees"の2曲。共にシングルとしてもヒットしたナンバーで、ファーストに足りなかった「何か」がここで完全に表現されたように感じます。それは「弱さは弱さとして認める潔さ」だったり「メランコリックさを堂々と表現することを恥じない心」だったり「歌本来の持つ力強さ」だったり‥‥とにかく "Creep" という楽曲の大成功によってどこか躊躇していた点をここで完全に克服したといっていいのかもしれません。勿論、ああいった「強弱法」を活用した手法ではなく、もっと違った表現方法を用いることによって、バンドとしては更にステップアップすることになったのです(ま、さすがに今現在、そういった "Creep" 的なものを彼等に求めるファンはいないでしょうけどね)。

最初の山場を迎えた後、独特な節回しを持った豪快なロックチューン"Bones"を経て、再びメランコリックな"(Nice Dream)"へと続きます。後半の展開がやはりプログレッシヴなのが、当時の彼等らしいというか‥‥こういったアコースティックを基調とした楽曲が増えたのも、このセカンドの特徴といえるでしょう。その後のアルバムでよりポストロック方面へと移行していくことを考えると、本当に「歌」を大切にした作品集だな、と今更ながらに実感します。

アルバム後半戦となる7曲目にはレコーディング初期に録音された、グランジ的でプログレチックで狂気すら感じさせる"Just (You Do It To Yourself)"が登場。イントロの天にも昇っていくかのようなコード進行が、かのKING CRIMSONの名曲 "Red" を彷彿させることからも、如何にプログレチックかが伺えると思います。とにかくこの曲はジョニー・グリーンウッドのギタープレイの強烈さでしょう。ここで一気に彼の個性が開花したといっていいでしょう。特にライヴではもっと凄いプレイを聴かせてくれるので、是非ライヴビデオやブートレッグで確かめてみてください(ま、夏の来日で確かめてもいいんですが、その際に演奏されなかったら困るので、とりあえず現存する音源でチェックを)。そのまま同じくヘヴィな"My Iron Lung"へと続き、ヘヴィ&プログレッシヴ2連発。RADIOHEADの新しい二面性(ハートウォーム・サイドとヘヴィサイド)が同居するという意味では、本当に優れた作品だと思いますよこのアルバムは。ここがアルバム第二のピークでしょうね。

激しい曲が続いた後を受けて、同じような空気感を持った穏やかなナンバー"Bullet Proof...I Wish I Was"で、後半戦はあるひとつの方向性が見つかります。前半の温かさと比べ、後半は火傷しそうな程の冷たさを感じます。そういう流れが一環しているかのようなこの曲に続いて、若干前半戦的な色合いの"Black Star"は途中豪快なギターが入るものの、やはり「歌」を大切にしたメランコリックナンバー。こういうRADIOHEADが好きって人、意外と多いんじゃないでしょうか? そのまま"Sulk"へ‥‥こういった曲を聴くと、一時期RADIOHEADをR.E.M.と比べたがる人がいましたが、それよりもU2に表現方法が近いんじゃないか‥‥という気がしてくるんですよね。それはトム・ヨークの歌声が所々、ボノと被る瞬間があるからかもしれませんね。演奏自体は全くの別物で、R.E.M.ともU2とも似てないんですけどね。

最後の曲となる"Street Spirit (Fade Out)"はアルバムを締め括るに相応しい、美しいメロディと、悲しくなるくらいにメランコリックな表現、そしてコンクリートのような冷たさを感じさせる演奏‥‥何なんだろう、この絶望感は!?と初めて聴いた時はよく思ったものですが、その後の路線を経た今聴くと、本当にメランコリックなメロディを持った、美しい曲だなぁと素直に思いますね。初めてライヴで聴いた時はマジ泣きしそうになる程胸を打たれた記憶があります。このアルバムがリリースされた'95年というと、それこそイギリスはOASISやBLURといったバンドが大ブレイクし、ブリットポップなる「姿なきブーム」に踊らされていた頃。と同時にアメリカではGREEN DAYやOFFSPRINGといったパンクバンドがチャートを席巻していた時代。そんな中、RADIOHEADはこういった異色作と呼べるアルバムで全英を制覇し、アメリカでもトップ40に入るヒットを飛ばしたのですから、如何に彼等がブリットポップ・ブームから離れた地点にいたかがご理解いただけるかと思います。大体、OASISなんかはその後、有象無象のフォロワーを生み出したのに、ことRADIOHEADに関しては‥‥ねぇ?

「I~」で歌われることの多かったファーストと比べ、二人称(「YOU」)や三人称で表現される楽曲が明らかに増えたのも、この作品の特徴。基本的なテーマは変わっていないけど、その表現方法がより多岐に渡るようになり、トム・ヨークのストーリーテラーとしての表現力が更に向上した結果、より多くの人に歌が届くようになった‥‥そしてその歌詞には、更に多くの人に届くようなメロディが付いた。ポップソングとしても、そしてロックとしても十分に機能し、更にオルタナティブであり、それでいて王道でもある。いろんな要素を飲み込むことによって、より混沌とした空気感を漂わせるようになったRADIOHEAD。「イギリス人はシェイクスピアの頃から狂ってる」なんて言った人もいましたが、本当にそんな気がします、彼等を見てると。

アルバムとして考えると、最も好みな音を出してるのがこの作品。とりあえずRADIOHEADを聴いてみようって人は、まずはこのアルバムから聴いてみるといいかと思います。それによってギターロック的な方向に進むか(「PABLO HONEY」)ポストロック的な方向へ進むか(「OK COMPUTER」や「KID A」)は、これを聴いたあなたの趣味趣向ってことで。個人的には「OK COMPUTER」と並んで、'90年代のロックを代表する作品だと思ってます。UKロック好きにも、昨今のヘヴィロック好きにも、ポストロックやプログレに興味を持っている人にも、そして歌を愛するあなたにも聴いて欲しい1枚。



▼RADIOHEAD『THE BENDS』
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2003年4月 4日 (金)

RADIOHEAD『MY IRON LUNG EP』(1994)

RADIOHEADが'94年秋にリリースしたEP‥‥というか、ミニアルバムがこの「MY IRON LUNG」。日本盤は未発売で、ヨーロッパ諸国にていろんな形態(CDシングルや今回紹介するEP形式等)でリリースされたようだけど、今回は現在でも比較的入手しやすくて、尚かつ最も聴いてもらいたい重要作品として、この8曲入りEPを選びました。だってさぁ、ここに入ってる8曲の内、6曲はその後のオリジナルアルバムにも未収録だし、何しろ‥‥ここが一番重要。本来リリースされるはずだったセカンドアルバムに収録予定だった楽曲群がここで聴けるんだから。

RADIOHEADは'93年リリースのファーストアルバム「PABLO HONEY」に続くセカンドアルバムを'94年からレコーディングし始めました。当初は同年5月にシングルを、9月にアルバムという予定だったらしく、プロデューサーにジョン・レッキー(STONE ROSESやKULA SHAKER等、'90年代のUKロックではお馴染み)を迎え、ファーストとはかなり内容の異なった「真の意味でのファーストアルバム」(トム・ヨーク談)を試行錯誤の中、制作しました。実際、5月にリリース予定だったシングルも"Just"と発表され、同時期に日本を含む極東ツアーの開始も発表されていました。が‥‥急遽、シングルは発売中止。ツアーのみが決行されることとなったのでした(この曲は後のセカンド「THE BENDS」に無事収録)。

この時の日本ツアーでは後のセカンドに収録される"My Iron Lung"、"Bones"、"Black Star"、"The Bends"等といった楽曲が既に演奏されていました。ということは、これらの楽曲は既にこの時点でレコーディングが終了していたということになります(実際に当時のインタビューでもメンバーはそう語っていたし)。にも関わらず、シングル発売は中止になった。何故か? その答えがこのEPと、そして後のリリースされた「THE BENDS」に隠されているのです。

このミニアルバムは後の「THE BENDS」にも収録されることになる"My Iron Lung"をリーダートラックとし、レコーディング初期段階に制作された6曲と、既に発表されていた代表曲"Creep"の弾き語りアコースティックバージョンの計8曲から構成されています。"My Iron Lung"はご存じの通り、その後のRADIOHEADを占うかのような、ファーストとは異なって混沌としていて複雑怪奇で、それでいてグランジっぽい暴力性とセンチメンタリズムが同居した、突然変異のような1曲。この初期段階でレコーディングされた曲の中には他にも"Just"という、やはりその後の代表曲と呼べる硬質ナンバーも含まれていることから、レコーディング初期にはかなり実験的で、UKギターロックバンド的な色合いが後退して、ある種プログレチックな方向へと進もうとしていたように感じられます。しかし同時に、ファーストに入っていそうなストレートな曲やメランコリックなギターロックも制作されていました。"The Bends"等はそのままアルバムに収録されましたが、残念ながら選外となってしまったのがこのEPに収録された6曲ということになるようです。つまり、ここの6曲+「THE BENDS」の一部の楽曲こそが、本来セカンドアルバムとしてリリースされる予定だった曲達なのです。

既に我々は「THE BENDS」というアルバムを知っているし、散々聴いてしまっているわけで、あの傑作を前にするとここに収められたアルバム未収録の6曲は印象が薄いと言わざるを得ません。が、ファーストの楽曲群と比べれば確かにクオリティーが高いし、違った次元に進もうとしていることがちゃんと伺えます。既に「THE BENDS」でやろうとしていることの半分はここに表現できているし。けど、何故「THE BENDS」というアルバムが素晴らしかったかというと、そこには"High And Dry"や"Fake Plastic Trees"、"(Nice Dream)"といった「人間らしい温かみ」が存在するからです。勿論、それまでのRADIOHEADにもそういった要素はあったけど、ここまで包み込むような温かさは正直感じなかったと思うんですよ。けど、レコーディングを中断してツアーをして、そして何が足りなかったのかを把握して改めてレコーディングに向かった時、こういった楽曲が生まれたのかもしれませんね。そういう意味ではこれで正解だったと思うし、だからこそRADIOHEADはああも成功できたのでしょう。そして、そういった楽曲がその後の彼等の重要な要素になったことは言うまでもありません。

如何にセカンドアルバムが重要な1枚となるか、彼等はよく知っていました。だから彼等は2枚分ものレコーディングをした。そして実質上3作目となる「THE BENDS」をセカンドアルバムとしてリリースして、ファーストリリース時よりも更に高い地位を得た‥‥そしてよりアーティスティックに、そしてより混沌とした音楽性を追求することとなるのです。

この続きは「THE BENDS」のレビューで語ることにしましょう。



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