カテゴリー「Ratt」の14件の記事

2022年11月 4日 (金)

ARCADE『ARCADE』(1993)

1993年4月8日にリリースされたARCADEの1stアルバム。日本盤は同年4月1日先行発売。

ARCADEは1991年、RATT解散後にスティーヴン・パーシー(Vo)が結成したハードロックバンド。メンバーは元CINDERELLA(当時)のフレッド・コウリー(Dr)、フランキー・ウィルセックス(G/ex. SEA HAGS)、ドニー・シラキュース(G/ex. GYPSY ROSE)、マイケル・アンドリュース(B/ex. 9.0)という布陣で、当時は「元RATTと元CINDERELLAのメンバーによる新バンド」という側面が強く打ち出されていたい印象が強いかな。

グランジ全盛の時代にメジャーのEpic Recordsと無事契約し、プロデューサーにデヴィッド・プラッター(DREAM THEATERFIREHOUSENIGHT RANGERなど)を迎えて制作。1993年という時代をまったく無視した(笑)、良くも悪くも開き直りの感じられるハードロックアルバムに仕上がっています。

オープニングの「Dancin' With The Angels」はアップテンポで攻めの姿勢が感じられる1曲。スライドギターのフレーズがどことなくAEROSMITH「Let The Music Do The Talking」に似ていますが(楽曲のテンポもね)、気にしないことにします。続くリード曲「Nothin' To Lose」はRATTの延長線上にあるミディアムテンポの地味なハードロック。このダークさは当時の時代を反映していると言えなくもないけど、根本にある方向性は80年代のヘアメタルそのもの。うん、何も変わってない(笑)。

いかにもなパワーバラード「Cry No More」、モロにRATTな「Screamin' S.O.S.」やブルージーな「Messed Up World」など、全体を通して似たようなテンポ感で攻める姿勢はRATTそのものですが、どの曲も似たり寄ったりで平均的な仕上がり。元CINDERELLAのメンバーが在籍するもののドラマーということもあり、ソングライティングや演奏面でそこまでCINDERELLAのカラーも見えないですし、そもそもギタリスト2人の色が薄味ということで、突出した個性が見受けられない。完全にスティーヴンの独り相撲といったところでしょうか。

アルバム後半に進むと、アグレッシヴなアップチューン「All Shook Up」、ピアノとアコギを用いたメロウなバラード「So Good... So Bad...」、初期RATTナンバーの焼き直し「Mother Blues」(のちにRATTのリメイクアルバム『COLLAGE』(1997年)で再録)など耳に残る曲もなくはないですが、前半の煮え切らなさが災いし、そこまで大きなインパクトを残すことなくアルバムは終了。リリース当時、数回聴いてCDラックの奥のほうにしまってしまったこと、今でも忘れません。

そういった印象は、リリースから30年近く経った今もそう大きく変わることはなく、やはり耳に残る曲はここに上げたようなものばかり。あとは「Calm Before The Storm」やラストの「Reckless」あたりかな。まあ全13曲の半分くらいは悪くないと思えるのですから、決して駄作ではないのでしょう。ただ、これがデビュー作と言われると……先が思いやられますよね?(苦笑)

RATTやらCINDERELLAでの功績があるからこそ、かろうじてここにつながったのでしょうけど、どうにも成功してやろうという野心が伝わってこないし、むしろ開き直って趣味全開にも受け取れる。HR/HM瀕死の1993年という時代において、まったく危機感のない本作はある意味では奇跡の1枚なのかもしれません。

 


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2022年11月 3日 (木)

RATT『COLLAGE』(1997)

1997年7月22日にリリースされたRATTのコンピレーション/リテイクアルバム。日本盤は同年7月2日先行発売。

本作は同年に再結成を果たしたRATTが、70年代後半から80年代にかけて残した未発表曲の数々をリリース当時のメンバー……スティーヴン・パーシー(Vo)、ウォーレン・デマルティーニ(G)、ボビー・ブロッツァー(Dr)、ロビー・クレイン(B)という布陣で際レコーディングしたもの。一部楽曲にはデモ制作当時の音源もそのまま使用されており、ロビン・クロスビー(G)やホアン・クルーシェ(B)のプレイも耳にすることができます。文字通り、コラージュ的内容なわけですね。

再結成したものの、とりあえず次のオリジナルアルバムを制作する前に肩慣らしとして(あるいは新たなメジャー契約のためのサンプルとして)、何か音源を出す必要があったのかもしれませんね。そういった意味では、これまで存在の知られていた初期の楽曲を含む本作は、RATTというバンドの原点をメンバーが振り返るという意味でも良い習作だったのかもしれません。

「Dr. Rock」「Ratt Madness」「Take It Anyway」、そして5thアルバム『DETONATOR』(1990年)でも取り上げられた「Top Secret」など大半の楽曲は70年代のMICKY RATT時代のもので、インディーズ時代のEP『RATT EP』(1983年)よりも方向性が固まる前とあって、どこか若々しさが伝わってくる。特にこの時期の楽曲はウォーレン加入前のものなので、そりゃそうですわな。「Top Secret」は『DETONATOR』バージョンに慣れてしまうと、こちらのオリジナルバージョンは安っぽい印象も受けますが、何度も聴いているとこれはこれで悪くないと思えてきます。

で、ウォーレンがソングライティングにも関わるようになってからの楽曲(「Steel River」「Diamond Time Again」「Hold Tight」)には『OUT OF THE CELLAR』(1984年)以降との共通点も見受けられ、なるほどと納得できるものがある。ロビンが制作に関わった「I Want It All」も同じくですね。あと、スティーヴンがのちのARCADEの1stアルバム『ARCADE』(1993年)で取り上げた「Mother Blues」の原曲も含まれています。

全体的にデモ音源を元にしていることもあってか、サウンド面では少々チープさが目立ちます。特にギターサウンドの迫力のなさに顕著で、いかにも低予算で制作されましたというのが見え見え。80年代の華やかなRATT 'N' ROLLサウンドに慣れ親しんでいる耳には少々物足りないかもしれませんね。

というのも、90年代の楽曲から唯一採用された「Lovin' You's A Dirty Job」のリミックス音源との落差が異常に激しいものでして。尺稼ぎとしか思えないくらいに不必要なこの曲、完全に蛇足ですよね(苦笑)。

このアルバムがきっかけとなりRATTはSony系列のPortrait Recordsと契約し、1999年に9年ぶりのオリジナルアルバム『RATT』を手がけることとなるのですから、結果的には作っておいてよかったのかもしれません。とはいえ、現時点では本作は廃盤状態で、サブスクでも未解禁なのですが(苦笑)。

ちなみに、日本盤のみボーナストラックとして「She's Got Everything」を追加収録。こちらもいかにも80年代のアウトテイクといった仕上がりですが、興味がある方はぜひチェックしてみてください。

 


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2022年11月 2日 (水)

DOKKEN『BREAKING THE CHAINS』(1981 / 1983)

DOKKENのデビューアルバム。もともとは1981年、フランスのレーベル・Carrere Recordsから『BREAKIN' THE CHAINS』のタイトルで発表されたものでしたが、Elektra Recordsからのワールドワイドデビューに際してリミックス&曲順変更、そしてタイトルを現在の『BREAKING THE CHAINS』に変更し、1983年9月18日にアメリカにて発売されています。なお、本稿では原稿のElektra版について触れていきます。

ドイツでレコーディングされた本作の制作メンバーは、ドン・ドッケン(Vo, G)、ジョージ・リンチ(G)、ミック・ブラウン(Dr)、ホアン・クルーシェ(B)という布陣。1983年のメジャーデビュー時点にはホアンはRATT加入のため脱退しており、アートワークやMVにはのちの黄金期メンバーのひとりであるジェフ・ピルソンが参加しています。

タイトルトラック「Breaking The Chains」やコンピ盤などにもたびたび収録されるファストナンバー「Paris Is Burning」など、その後のDOKKENにも通ずる原石のような楽曲も多数存在するものの、全体を通して聴くと若干のB級感は否めません。いわゆる“LAメタル/ヘアメタル”の範疇で語られることの多い彼らですが、ドイツレコーディングや当時ACCEPTなどで名を上げていたマイケル・ワグナーのプロデュースなども影響を、アメリカンな音よりも欧州メタルに接近した湿り気のあるメロディ/サウンドが特徴的で、同時期に台頭したMOTLEY CRUEやRATTとは一線を画する特殊な存在であったことは本作からもおわかりいただけることでしょう。

「I Can't See You」や「Seven Thunders」を今聴くと恥ずかしくなるようなポップさが含まれていますが、その一方で「Live To Rock (Rock To Live)」や「Nightrider」での前のめりな攻めの姿勢は次作『TOOTH AND NAIL』(1984年)への習作と受け取ることもできる。かと思えば、「Young Girls」が若干RATTっぽいリフワークなのも興味深い。ジョージ・リンチのギタープレイは派手さはあるものの、以降と比べるとこの時点ではまだ開花前といった印象も。

ところが、Elektra版に収録された「Paris Is Burning」は1983年12月のベルリン公演をベースにしていることから、1981年に録音した『BREAKIN' THE CHAINS』以降の音源/プレイ。フランス版のアルバムをレコーディングしたあとにライブを重ねることで、ジョージ自身の個性もさらに固まっていき、このElektra版「Paris Is Burning」では『TOOTH AND NAIL』でのプレイスタイルが早くも垣間見える結果となったわけですね。次作における「Tooth And Nail」でのフラッシーさにもつながる冒頭のソロプレイは、本作における最大のハイライトではないでしょうか。

なお、本作収録の「Felony」は初期のデモ音源をまとめたアルバム『THE LOST SONGS: 1978-1981』(2020年)にも収録されているので、完成版と聴き比べてみるのもいいかもしれません。

 


▼DOKKEN『BREAKING THE CHAINS』
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2021年4月18日 (日)

RATT『RATT EP』(1983)

1983年8月23日に海外でリリースされたRATTの1st EP。

本作はアルバム『OUT OF THE CELLAR』(1984年)でメジャーデビューする約半年前に、バンドの主宰するインディレーベルTime Coast Communicationsから発表された6曲入りEP。『OUT OF THE CELLAR』でのブレイク後にはリミックスを施した形でメジャーのAtlantic Recordsから再リリースされています(日本盤アナログ初出は1985年3月10日。1987年5月10日には初CD化もされました)。

残念ながら、現在ではCDは廃盤状態。ストリーミングでも配信されていない状況ですが、「You Think You're Tough」を筆頭にバンドにとって重要な楽曲も複数収録されており、今でも最初を望む声は少なくないのではないでしょうか。

バンドの初期衝動を端的に表したファストチューン「Sweet Cheater」からスタートする本作は、続く「You Think You're Tough」「U Got It」「Tell The World」など、『OUT OF THE CELLAR』にも匹敵する良曲揃い。すでにこのEPの時点で“RATTらしさ=RATT 'n' Roll”が完成の域に達していたことが窺えます。

かと思うと、メジャー1stアルバムにて再録される「Back For More」のオリジナルバージョンも収録。こちらはインディーズならではのサウンドプロダクションと間延びしたアレンジが印象的で、全体のまとまりや完成度でいったら間違いなくメジャー・バージョンのほうが格段に上。しかし、Aメロで飛び込んでくるフアン・クルーシエのオクターブ弾きのアクセントが妙に心地よく、個人的にはこのインディーズ・バージョン、大好きなんですよね。10代後半、こっちばかり聴いていた記憶があります。

そして、AEROSMITHもデビュー作『AEROSMITH』(1973年)でカバーしたルーファス・トーマス作「Walking The Dog」も収録。この選曲やアレンジなどからも、RATTが初期はAEROSMITH的なスタイルをメタリックなサウンドで表現しようとしていたことが窺えるのではないでしょうか。

本作のアナログ盤は中古ショップを回れば比較的安価で入手できますが、CDは割高なのでご注意を。ただ、「Tell The World」「You Think You're Tough」のみバンド初のシングルコレクションアルバム『RATT & ROLL 81-91』(1991年)で聴くことができるので(かつ、こちらも安価で入手可能なので)、まずはこのベスト盤を手にすることをオススメします。間違っても、現行のベスト盤『TELL THE WORLD: THE VERY BEST OF RATT』(2007年)は買わないように(こちら、タイトルがこれなのに肝心の「Tell The World」はおろか、本EPからの楽曲が皆無という謎の1枚なので)。

今やCDは死にゆくメディアなので、盤での再発は期待薄ですが、デジタルならば権利関係さえクリアすれば可能性大なので、ぜひともなんとかしてもらいたいなと。配信が決まったら、迷わずデジタル購入しますので!

 


▼RATT『RATT EP』
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2019年6月15日 (土)

RATT『REACH FOR THE SKY』(1988)

1988年11月にリリースされたRATTの4thアルバム。初期2作(1984年の1st『OUT OF THE CELLAR』、1985年の2nd『INVASION OF YOUR PRIVACY』)と比べ、前作『DANCING UNDERCOVER』(1986年)はセールス的にも半減、チャート的にも過去2作のトップ10入りから大きく落とし最高26位止まり。シングルヒットも「Dance」(全米59位)のみという結果で、シーンがHR/HM中心に回り始めているわりには思うような成績を出せずにいました。

そんな中、バンドは新たな試みとして過去3作を手がけたボー・ヒルから、新たにマイク・ストーン(QUEENJOURNEYWHITESNAKEなど)をプロデューサーに招集。しかし、彼が導入したデジタルレコーディング技術に周りがついていけず、結果としてレーベルがボー・ヒルを招集してレコーディングをサポートさせることに。結果、このアルバムのクレジットには2人の名前が並ぶこととなりました。

また、ボー・ヒルが復帰したことでソングライティング面でも彼の影響が至るところに反映。クレジットを見ると、全10曲中7曲に彼の名前を見つけることができます。結果として、これが吉に出たのではないかと個人的には思っています。

例えば、バンドとしての新境地を切り開いた「Way Cool Jr.」(全米75位)。ブラスセクションを導入したブルージーなこの曲は、間違いなく新たな代表曲になったと思います。ただ、当時はまだ「AEROSMITHみたいなR&R寄りはまだしも、HR/HMバンドがブラスセクションをフィーチャーするってどうなの?」っていう負のイメージが強かった印象もあり、賛否両論だったような。

と同時に、「I Want A Woman」(全米75位)も初期の「Round And Round」に通ずるキャッチーな楽曲だったにも関わらず「ポップすぎる」と批判された記憶も……今聴くとすごくよくできた曲で、全然日和った感ないんですけどね。

オープニングを飾るミドルヘヴィの「City To City」といい、お得意のファストチューン「Chain Reaction」といい、シングルカットしてもおかしくなかったキャッチーな「What's It Gonna Be」や「What I'm After」といい、良い曲はそれなりに多く含まれているのですが、同じくらいインパクトの弱い曲も並んでおり。それによって全体の印象が薄くなってしまっているという、アルバムとしては非常に残念な1枚です。良い曲あるのにね。

ロビン・クロスビー(G)在籍時の5作品中、もっとも“弱い”アルバムかもしれませんが、それでも良い曲は良いので、初期3作や別の意味で“最強”な5thアルバム『DETONATOR』(1990年)を聴いたあとに触れてみてはどうでしょう。

あ、ちなみに本作は前回の最高26位を上回る17位を記録。セールス不振でツアーは短縮されましたが、最終的には売上100万枚を突破していることを付け加えておきます。

 


▼RATT『REACH FOR THE SKY』
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2019年3月26日 (火)

RATT『DANCING UNDERCOVER』(1986)

1986年8月(日本では10月)にリリースされたRATT通算3作目のオリジナルアルバム。過去2作同様にボー・ヒル(WINGERWARRANTアリス・クーパーなど)がプロデュースを担当しています。本作からは「Dance」「Body Talk」「Slip Of The Lip」がシングルカットされましたが、ヒットしたのは「Dance」(全米59位)のみ。それも影響してかアルバム自体も最高26位と、過去2作で達成した連続TOP10入りを逃し、セールスも100万枚程度に止まっています。

路線的には過去2作とほとんど一緒。“Ratt 'N' Roll”と呼ばれるミドルテンポの楽曲が中心ですが、そこに「Drive Me Crazy」のようなアップチューンがあったり、「Body Talk」のようなメタリックなファストチューンがあったりと、アルバムとしての緩急はしっかりついている。

また、各楽曲の完成度も過去2作と比べてそこまで劣るとは思えない。事実、シングルカットされた「Dance」や「Body Talk」はシンプルにカッコいいハードロックナンバーだし、特に前者のキャッチーさはそれ以前のシングルヒットにも引けを取らないと思うのです。シングル曲のないB面(M-6以降)も悪くないし、ラストの「Enough Is Enough」も新鮮さが感じられるんですよね。

では、なぜ大きなヒットに結びつかなかったのでしょう。それは、おそらくスティーヴン・パーシー(Vo)の単調なボーカルスタイルによるものが大きいのではないかと。みんな、そこに気づいてしまったのです。

1986年8月というと、のちにメガヒットを記録するBON JOVIの3rdアルバム『SLIPPERY WHEN WET』がアメリカでリリースされたタイミング。RATTとBON JOVIはほぼ同じタイミングにデビューを果たし、同じペースでアルバムを発表してきましたが、どうしてここまで差が付いてしまったのかと問われたら、結局は楽曲の良さとそれを表現する者の器用さなのかなと。ジョン・ボン・ジョヴィも決してテクニカルなシンガーではありませんが、スティーヴンと比べたら曲ごとに色を変えることができる人。バラードも“味”で聴かせられてしまうシンガーなのです。

ところが、スティーヴンには繊細なラブソングもキャッチーなパワーバラードも歌えない。いや、歌えるんでしょうけど、リスナーが求めるものにはならない。実はこのへんがネックになり、RATTはこのアルバム以降迷走期に突入することになるわけです。皮肉な話です。

RATTというバンドを軸にして考えれば良作なのに、外側で拡大し始めたシーンからみたら「いつも同じで単調」とみなされてしまう。つくづく不幸なバンドだと思います。



▼RATT『DANCING UNDERCOVER』
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2018年6月14日 (木)

RATT『INVASION OF YOUR PRIVACY』(1985)

1985年6月(日本では7月)に発表された、RATT通算2枚目のスタジオフルアルバム。メジャーデビューアルバム『OUT OF THE CELLAR』(1984年)は折からのLAメタルブームに見事に乗っかり、全米7位まで上昇。トータルで300万枚を超えるセールスを記録したほか、「Round And Round」の全米12位を筆頭に、「Wanted Man」(全米87位)、「Back For More」(全米ロックチャート27位)といったヒットシングルも生まれました。

前作から1年4ヶ月という短いスパンで制作された今作は、引き続きボー・ヒル(WINGERKIXアリス・クーパーなど)がプロデュースを担当。基本的には前作の延長線上にある作風で、前作『OUT OF THE CELLAR』を気に入った人ならスッと入っていける1枚ではないかと思います。

本作はシングルカットされた「Lay It Down」(全米40位)と「You're In Love」(全米89位)の印象が特に強く、それ以外の8曲との間に差があるようなイメージもあります。実際、本当にこの2曲は突出した完成度だと思いますが、それ以外にも良い曲はあるんですよ? 例えばスティーヴン・パーシー(Vo)が単独で書いた「Never us Love」とか、今は亡きロビン・クロスビー(G)とスティーヴンの共作による「Give It All」、RATT流ヘヴィバラード「Closer To My Heart」、ホアン・クルーシェ(B)単独ライティングによる「What You Give Is What You Get」とか、いかにも“らしい”曲満載ですし。

それでも本作が前作と比べて「インパクトが弱い」などと言われてしまう理由は、楽曲のバラエティの幅にあるのかなと思うわけです。例えば、全体的に楽曲のテンポ感が非常に似通っている。「You're In Love」タイプの楽曲がもっともBPMが速いもので、それ以外はミドルテンポ、もしくはもうちょっとBPMの落ちるミドルヘヴィの楽曲ばかり。前作における「The Morning After」みたいな疾走系のハードロックチューンが皆無なため、どうしてもアルバムとしての起伏に欠ける。決してメロウとは言い難いスティーヴンの歌唱スタイルもあって、聴く人によっては退屈と感じてしまうかもしれない。それが本作最大の欠点なのかなと。

ただ、そういった欠点もRATTというバンドにおける魅力のひとつと言えなくもないわけで、このようなミドルテンポの楽曲を指して“Ratt & Roll”なんて呼ぶ声もあったりします。そういう点においては、彼らが個性を確立した1枚と言えるでしょう。

初期3作の中ではもっとも評価が低いかもしれませんが(個人的には1st>3rd>2ndなので)、これはこれで嫌いになれない。フックになるギターリフや節回しも、聴けば聴くほどクセになるし。そのへんを受け入れられるか否かで、本作に対する評価はだいぶ変わりそうな気がします。



▼RATT『INVASION OF YOUR PRIVACY』
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2017年11月16日 (木)

JON BON JOVI『BLAZE OF GLORY』(1990)

1990年8月にリリースされた、ジョン・ボン・ジョヴィBON JOVI)初のソロアルバム。本作は当時公開されたアメリカ映画『YOUNG GUNS II』(邦題『ヤングガン2』)にインスパイアされて制作したもの。当初、映画サイドはBON JOVIの「Wanted Dead Or Alive」を劇中で使用したいと申し出たのですが、これに対してジョンは新曲を多数用意し、このうち「Blaze Of Glory」と「Billy Get Your Guns」のみが劇中で使用されることになりました。

海外盤ジャケットを観ておわかりのとおり、本作はアルバムを通して『YOUNG GUNS II』の世界観が描かれており、先の「Wanted Dead Or Alive」や『NEW JERSEY』(1988年)で表現してきた“カウボーイソング”が一気に開花しております。

そもそもBON JOVIの楽曲使用を申請されたのに、なぜジョンのソロだったのかと申しますと、この時期BON JOVIは2年近くにわたるワールドツアーを終えたばかりで、バンドとしての動きが一切ないタイミング。ぶっちゃけ、バンド内の状況も決して良好とは言い難いものであり、それもあってジョンはソロという“もうひとつの手段”を試してみたんでしょうね。

なもんで、楽曲自体はすべてジョンひとりで書かれたもの。メロディセンスはさすがですが、ちょっとシンプルかつコンパクトなものが多いかな。そういった楽曲をプロデューサーのダニー・コーチマーや、ケニー・アロノフ(Dr)、ランディ・ジャクソン(B)、ジェフ・ベック(G)といった名手たちと色付けしていくのですが、BON JOVIのような高性能ハードロック色皆無の、完全にレイドバックしたカントリー寄りのアメリカンロックが完成するわけです。もうこれ、完全にジョンが憧れるブルース・スプリングスティーンですね。もしくはジョン・メレンキャンプとか、ああいった“枯れた”ロックを奏でる人たち。納得です。

ゲストも豪華でキース・リチャーズのバンドでおなじみのワディ・ワクテル(G)やRATTのロビン・クロスビー(G)をはじめ、エルトン・ジョン(Piano, Vo)、リトル・リチャード(Piano, Vo)などなど。エルトンは「Dyin' Ain't Much Of A Livin'」でジョンとハモっているし(聴けばすぐにわかりますよね)、リトル・リチャードは「You Really Got Me Now」でジョンとデュエットしており、ホンイキの歌声を聴かせてくれてます。

中でも、ジェフ・ベックの存在感が別格すぎ。ミック・ジャガーのソロアルバムでもかなり好き放題弾いてましたが、本作でもやってくれてます。この人、ロッド・スチュワートといい、やっぱり存在感のあるフロントマンと一緒に何か作ると、自分のソロとはまた違った個性を発揮するんですよね。本当に面白い存在です。

あと、久しぶりに聴いて思ったのですが、「Santa Fe」って「Always」以降のBON JOVIピアノバラードに通ずる世界観がすでに存在するんですよね。思えば「Always」もジョン単独で書いた曲だし、改めて腑に落ちるものがありました。

アルバムは全米3位で200万枚以上のセールス、シングル「Blaze Of Glory」は全米1位を記録し、今でもBON JOVIのライブで披露される機会が多い1曲になりました。この成功があったから、数年後の「Always」(1994年)そして『THESE DAYS』(1995年)につながっていくわけです。

 



▼JON BON JOVI『BLAZE OF GLORY』
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2017年11月 5日 (日)

RATT『OUT OF THE CELLAR』(1984)

1984年春に発表された、RATTの記念すべきメジャーデビューアルバム。デビューと同時に本作からのシングル「Round And Round」が全米12位のヒット曲となり、アルバムも全米7位まで上昇、300万枚以上を売り上げる最大のヒット作となりました。

1983年にQUIET RIOTDEF LEPPARDがチャート上でメガヒットを遂げ、それに続くようにMOTLEY CRUEなどアメリカ産の新世代HR/HMバンドが次々とセールス的に成功を収めるという好状況の中、鳴り物入りでデビューを果たしたのがRATTとBON JOVIでした。2組はほぼ同時期にデビューを飾り、RATTが早くから成功を収めたことでBON JOVIは一歩遅れをとる形となってしまいます(ま、2年後には一気に逆転してしまうんですけどね)。

昨日のQUIET RIOTの項でも触れましたが、この時期のバンドがヒットするのに必要不可欠だったのが、MTVでの露出。つまり、それまでラジオヒットを重要視していた制作サイドは「いかに人の目を惹きつけるミュージックビデオを制作するか」に注力するようになるわけです。キャッチーな曲&音作りという点においてはラジオが主戦場だった時代となんら変わらないのですが、そこにヴィジュアルの強みが加わることは、派手で個性的な存在が多かったL.A.出身のハードロックバンド=L.A.メタルバンドにとっては好都合だったわけですね。

「Round And Round」のMVを観ればわかるように、RATTはヴィジュアル的にも“派手すぎず、ケバすぎず”と非常に親しみやすいルックスでした。しかもウォーレン・デ・マルティーニ(G)のようなグッドルッキンなメンバーがいたことで、女性人気的にはかなり高かったと記憶しています。

また、サウンドのほうもポップなメロディを持つ楽曲が多いものの、そのサウンドはヘヴィでザクザクしたギターサウンドが主体。ウォーレン&ロビン・クロスビーのリフワーク&ソロプレイは当時のギターキッズにはヨダレものの美味しい要素満載でしたし、ラジオライクなポップナンバー(「Round And Round」「Scene Of The Crime」)、ヘヴィなミディアムナンバー(「Wanted Man」)、ライブ映えする疾走チューン(「She Wants Money」「The Morning After」「I'm Insane」)、アコースティックギターを導入したドラマチックな楽曲(「Back For More」)など楽曲も親しみやすいものばかり。HR/HMマニアはもちろんのこと、そちら側に詳しくないライト層にも存分にアピールする作風は、前年のQUIET RIOTやDEF LEPPARDにも匹敵するものです。

結局彼らは本作を超えるヒット作を生み出すことはできませんでしたが、1984年から1990年にかけて残した5枚のオリジナルアルバムは(賛否あるでしょうけど)僕的にはどれも非常に優れた作品です。



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2017年6月13日 (火)

RATT『DETONATOR』(1990)

RATTが1990年夏に発表した、通算5作目のフルアルバム。スティーヴン・パーシー(Vo)、ロビン・クロスビー(G)、ウォーレン・デ・マルティーニ(G)、フォアン・クルーシェ(B)、ボビー・ブロッツァー(Dr)というデビュー時からの黄金期メンバーによる最後のアルバムになります。

1stアルバム『OUT OF THE CELLAR』(1984年)以降、地味に少しずつセールスを落とし続けていたRATTが、起死回生とばかりに制作したのが本作。「BON JOVIの爆発的ヒットやAEROSMITHの再ブレイクよ再び……」という思いで(かどうかは知りませんが)プロデューサーおよびソングライターとしてデズモンド・チャイルドを迎え、本気でヒット作を生み出そうとします。

RATTといえば、スティーヴンの癖の強いボーカルと、ミッドテンポでグルーヴ感の強い楽曲というイメージがあったかと思います。それがリスナーにとって引っかかりになると同時に、聴き手を限定してしまっていた面もあります。そこで本作では、癖の強かった楽曲をよりストレートでわかりやすくし、ポップでキャチーな歌メロを乗せることでRATT本来の癖を薄めていくのです。

確かにオープニングの「Shame Shame Shame」や「Lovin' You's A Dirty Job」あたりは本来のRATTに近いものの、異常にポップに響くメロディが含まれていたりと、「どこか違う」と感じてしまった古くからのファンも少なくないはず。さらに「One Step Away」みたいな爽やかなポップメタルまで登場するもんだから、「??」となってしまうし、しまいにはバンド史上初のバラード「Givin' Yourself Away」まで飛び出すのですから……そりゃあ反感買いますよね。

チャート的には全米23位と健闘しますが、セールスは前作『REACH FOR THE SKY』(1988年)の約半分となる50万枚止まり。シングルカットされた「Lovin' You's A Dirty Job」「Shame Shame Shame」「Givin' Yourself Away」に至ってはBillboardにチャートインすらしませんでした。

……がしかし。本当にこのアルバム、駄作でしょうか? 確かにRATTらしさは薄められていますし、「One Step Away」や「Givin' Yourself Away」には苦笑してしまいますが、全体を通して聴くとそこまで悪くない、いや、悪くないどころか非常に優れたHRアルバムだと思うんですよ。「Hard Time」や「Top Secret」(初期からあった曲をリアレンジしたもの)といった激しい楽曲もあるし、何よりオープニングの「Shame Shame Shame」のカッコ良さといったら。この曲、個人的RATTベストソングの3本指に入るほど好きな曲です。

ちなみに本作、ロビンが作曲に携わった楽曲は2曲のみ(「All Or Nothing」「Can't Wait On Love」)。前作では10曲中6曲に関わっており、そのへんもとっつきやすさにつながっていると同時に、翌1991年に彼がバンドを脱退する引き金になったんでしょうね。

 


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