カテゴリー「Sammy Hagar」の16件の記事

2022年10月27日 (木)

SAMMY HAGAR & THE CIRCLE『AT YOUR SERVICE』(2015)

2015年5月19日にリリースされたSAMMY HAGAR & THE CIRCLEのライブアルバム。日本盤未発売。

本作はサミー・ヘイガーの新バンド・THE CIRCLEを携えて開催された2014年のツアーから収録されたもの。バンドメンバーはサミー(Vo, G)のほか、VAN HALENやCHICKENFOOTでサミーと活動を共にしたマイケル・アンソニー(B, Cho)、VAN HALEN脱退以降のソロ活動におけるサミーの片腕ヴィック・ジョンソン(G)、そしてジョン・ボーナム(LED ZEPPELIN)の愛息ジェイソン・ボーナム(Dr)という国籍/世代を超えた布陣。

内容的にもMONTROSEからスタートしたサミーのキャリアを総括するようなセットリスト。70〜80年代のサミーのソロヒット、『5150』(1986年)『OU812』(1988年)などサミー在籍時のVAN HALENのヒット曲、さらにはジェイソン絡みで「Good Times Bad Times」「Whole Lotta Love」「Rock And Roll」などLED ZEPPLEINの代表曲を含む、非常に豪華な選曲となっています。

ソロやVAN HALEN在籍時初期にも「Rock And Roll」をカバーしていたこともあり、サミーの歌うZEPナンバーの安定感は抜群。もちろん、あの頃から30年経ち加齢もあって声域も狭まりつつありますが(この時点で60代後半ですからね……汗)、それでもほかのシンガーには真似できない迫力は圧巻の一言。さらに、ヴィックのそつなく、どんなタイプの曲にも対応するギタープレイと、実父にも負けず劣らずの厚みとパワフルさで迫るジェイソンのドラミングもあり、ZEPナンバーとVAN HALENの名曲が並んでも違和感なく楽しめる。

これだけのパワープレイヤーが揃っているわけですから、当然各パートのソロコーナーも用意されています。マイケルはVAN HALEN時代を彷彿とさせるベースソロを、ヴィックは1分半程度に収められたフラッシーなソロをフィーチャー。ジェイソンに関してはZEPのインスト曲「Moby Dick」に絡めてソロを披露しています。なるほど、その手があったか。

この頃はまだご健在だったエディ・ヴァン・ヘイレンに敬意を表したヴィックのギタープレイは、個人的にはかなり好印象。「Best Of Both Worlds」でのトーンコントロールは本家には及ばないものの、必死に再現しよう(かつ、そこに自身の個性を加えよう)とする直向きさが感じら得ます。

にしても、やっぱり「Poundcake」や「When It's Love」「Why Can't This Be Love」「Finish What Ya Started」「Right Now」、そしてラストにアコースティックで披露される「Dreams」と……二度とエディのプレイでは聴くことができない名曲の数々を、今のサミーのボーカルとマイケルのコーラス(&ベース)、そしてエディに対するリスペクトが込められたヴィックのギタープレイで楽しめるという意味では、本作はVAN HALEのファンはもちろん、アメリカンハードロックを愛するリスナーにも届いてほしい1枚(2枚組作品)ですね。

ちなみに本作、2015年12月には映像版ライブDVDも発売されています。すでに廃盤状態のようですが、どうやらリージョンフリーらしいので、見つけたら即購入してみてはどうでしょう。

 


▼SAMMY HAGAR & THE CIRCLE『AT YOUR SERVICE』
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SAMMY HAGAR & THE CIRCLE『CRAZY TIMES』(2022)

2022年9月30日にリリースされたSAMMY HAGAR & THE CIRCLEの2ndオリジナルアルバム。

THE CIRCLEを携えたアルバムとしては、ライブアルバム『AT YOUR SERVICE』(2015年)、リモート・レコーディングによるカバー曲を集めたコンピレーションアルバム『LOCKDOWN 2020』(2021年)を含めると4作目。オリジナル作としては『SPACE BETWEEN』(2019年)から3年4ヶ月ぶりの新作となります。前作は日本盤未発売でしたが、今作はUniversal Music流通ということもあり、無事日本でも日の目を見ることになりました。

メンバーはサミー・ヘイガー(Vo, G)のほか、VAN HALEN時代の盟友マイケル・アンソニー(B, Cho)、サミーのソロ活動におけるパートナーのヴィック・ジョンソン(G)、故ジョン・ボーナム(LED ZEPPELIN)の愛息ジェイソン・ボーナム(Dr)と不動の4人。プロデューサーにはデイヴ・コブ(RIVAL SONSEUROPESLASHなど)を迎えて制作されたこともあり、このバンド本来のヘヴィさに適度なレイドバック感が加わった、鋭角さと心地よさが程よいバランスでミックスされた1枚に仕上がっています。

オープニングを飾るイントロダクション的小楽曲「Intro: The Beginning Of The End」のアコースティック加減に、最初こそ不安を覚えますが(「あれ、今回必要以上にレイドバックしてる?」と)、サミーらしいヘヴィさが堪能できる「Slow Drain」に移行すると空気が一変。「Be Still」や「Father Time」など随所に緩やかな楽曲も配置されているものの、そこはサミーのこと、全体を通してご機嫌なアメリカン・ハードロックを堪能することができます。

個人的には「Slow Drain」「Feed Your Head」とこのバンドらしいヘヴィチューンの連発と、そこに続くエルヴィス・コステロ「Pump It Up」のカバー。手垢のついたカバーではありますが、このアルバムの流れで聴くと非常に“らしく”聴こえてくるから不思議です。

そして、タイトルトラック「Crazy Times」のスリリングさといったら。この曲のみ、サミーとバンド、そしてプロデューサーのデイヴ・コブとの共同作業で制作されたとのことで、それこそデイヴ・コブが手がけるRIVAL SONSの諸作やEUROPEの近作にも通ずるテイストは、この手のサウンドが好物というリスナーにはたまらないものがあるはずです(もちろん、筆者にとってもね)。

あと、「Funky Feng Shui」(『LOCKDOWN 2020』のオープニングに収録された1分少々のバージョンの完全版)や「Father Time」には、今は亡き“VAN HAGAR(=サミー在籍時のVAN HALEN)”の香りもプンプン嗅ぎ取ることができる。もちろんVAN HAGARの2分の1が存在しており、声の要素に関しては完全にそんまんまなわけですから、当たり前っちゃあ当たり前なんですが、もはやVAN HALENの新作を望むことができないだけに、なんとも不思議な気持ちになるわけです。ありがたい話なんですけどね。

アルバムは全10トラックで完結する、38分程度のコンパクトな内容なのですが、日本盤CD(通常盤のみ)とデジタル&ストリーミング版にはボーナストラックとして「2120」「Father Time (Acoustic)」を追加。個人的には「Intro: The Beginning Of The End」から緩やかに始まり、その拡大バージョンとなるサイケデリックなヘヴィーチューン「Childhood's End」で締めくくる形が完璧と感じられたので、ボートラ2曲は蛇足かな。

御年75歳(!)のサミーが今もシャウトしまくる様は圧巻の一言。時代遅れと言われようがこれしかできないとまでに自身のスタイルを突き通す本作は、本国でチャート的に振るわなくても(最高4位まで上昇した前作と比べ、今作は95位と低調)、その中身の輝きに偽りなし。普段FOO FIGHTERSあたりを聴いているリスナーにも届いてほしい1枚です。

 


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2022年10月26日 (水)

MEGADETH『THE SICK, THE DYING... AND THE DEAD!』(2022)

2022年9月2日にリリースされたMEGADETHの16thアルバム。

全米3位を記録した前作『DYSTOPIA』(2016年)から約6年半ぶりの新作。過去最長のスパンとなってしまいましたが、その間にはデイヴ・ムステイン(Vo, G)の咽頭がん発症(2019年)や、デイヴィッド・エレフソン(B)の女性スキャンダルが理由によるバンド脱退(2021年)など大きなトラブルが続発し、気づけばこれだけの空白ができてしまったわけです。

そんな中、バンドはムステインの病状を考慮しながら制作を進め、エレフソンの代わりに現TESTAMENTのスティーヴ・ディジョルジオ(B)をサポートメンバーに迎えてレコーディングを完了。ムステイン的にはディジョルジオをそのままバンドに迎えたかったようですが、結果としてエレフソン不在時にバンドを支えたジェイムズ・ロメンゾ(ex. WHITE LION、ex. BLACK LABEL SOCIETYなど)が再加入することになりました。

満を持して届けられた本作。完成までには相当の時間を要したものの、このコロナ禍の空白と数々のハプニングが生み出した時間が、創作において多少なりともプラスになったことは間違いないでしょう。プロデュースは前作から引き続きムステイン自身とクリス・レイクストロー(BRING ME THE HORIZONCHILDREN OF BODOMなど)が担当し、ミックスも再びジョシュ・ウィルバー(LAMB OF GODTRIVIUMGOJIRAなど)が手がけるという安心安定のタッグが組まれています。その結果、サウンド/楽曲の方向性的には前作の延長線上にある、「黄金期(80年代末〜90年代初頭)のスラッシュ路線を現代によみがえらせた」良質のヘヴィメタルを堪能することができます。

ムステインの音域が狭まった(ヒステリックな高音域に比重を置いたメロディ作りから、中音域中心のメロ構成へ移行した)ことから、特に2000年代後半以降の作品におけるメロディラインの退屈さが目立つようになり、せっかくバンドアンサンブルは最高なのに肝心の歌がつまらないという傾向が続いていた昨今のMEGADETH。前作では若干その傾向が緩和されつつありましたが、今作も基本的には中音域をベースにしながらも、その中でもかなり工夫を凝らしたメロ作りが施されており、結果軽く及第点を与えられる楽曲が揃っているのではないでしょうか。

前作から参加のキコ・ルーレイロ(G/ANGRA)、レコーディングには今作が初合流となるダーク・ヴェルビューレン(Dr/ex. SOILWORK)も安定感の強い演奏で、良質な楽曲群に華を添えている。特にルーレイロはオリジナル全12曲中8曲に、ヴェルビューレンも2曲でソングライティング面にも尽力しており、この6年間の活動を経て手に入れた“バンド感”と体に染み込ませた“MEGADETHらしさ”を具現化させることに成功しています。

どの曲も適度な尺(5分前後)で、1曲の中にしっかりと起承転結が凝縮されている。初期の“インテレクチュアル・スラッシュメタル”の要素も見つけることができれば、90年代以降の正統派ヘヴィメタルへと接近した彼らの姿勢もしっかり反映されていることがわかる。MEGADETH復活の狼煙となった10thアルバム『THE SYSTEM HAS FAILED』(2004年)や続く11thアルバム『UNITED ABOMINATIONS』(2007年)を軽く超えるどころか、傑作に分類される4thアルバム『RUST IN PEACE』(1990年)やチャート/セールス上で最大のヒット作『COUNTDOWN TO EXTINCTION』(1992年)にも匹敵する完成度を誇る、後期MEGADETH(あえてこう呼ばせてもらいます)の最高傑作だと断言できます。

なお、日本盤CDにはボーナストラックとしてDEAD KENNEDYSのカバー「Police Truck」を収録。デジタル版/ストリーミング版にはさらにサミー・ヘイガーのカバー「This Planet's On Fire (Burn In Hell)」も追加されており、こちらにはサミー本人もゲスト参加しています。ゲストといえば、アルバム本編の「Night Stalkers」にはアイス-T(BODY COUNT)もラップで客演。ムステインがBODY COUNTのアルバム『BLOODLUST』(2017年)収録の「Civil War」にゲスト参加したお礼なんですかね。

「Night Stalkers」や「Dogs Of Chernobyl」「Killing Time」あたりに漂うメランコリックさも彼らが本来持ち合わせていた要素ですし、「Soldier On!」や「We'll Be Back」に見付けられる狂気性の復活のもうれしくなってしまう。全12曲/約55分という若干長めの尺も充実感を与えてくれるし、これはライブへの期待感を高めてくれる。そこも含めて、2023年2月に決定した日本武道館公演には過度に期待が高まってしまいますね。

ちなみに、本作は前作から引き続き全米3位という高記録を樹立したほか、イギリス3位、ドイツ7位、オーストラリアとスイスでは2位、フィンランド1位と各国で過去最高記録を残しています。

 


▼MEGADETH『THE SICK, THE DYING... AND THE DEAD!』
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2021年5月12日 (水)

NANCY WILSON『YOU AND ME』(2021)

2021年5月7日にリリースされたナンシー・ウィルソンHEART)初のソロアルバム。日本盤は海外に先駆け、同年4月28日に発売。

ソロ名義では1999年にライブアルバム『LIVE AT McCABES GUITAR SHOP』を発表しているものの、スタジオアルバムはキャリア45年にしてこれが初めて。もともと2020年HEARTとしての大々的なツアーが予定されていたところ、新型コロナウイルスの影響で中止に。その空いた時間をソロアルバム制作に充てたらどうかと周りから提案されたことにより、重い腰を上げついに制作に乗り出したとのこと。レコーディングにはHEARTのメンバーを中心に、サミー・ヘイガーダフ・マッケイガンGUNS N' ROSES)、テイラー・ホーキンス(FOO FIGHTERS)といったゲストミュージシャンがリモートにて参加したそうです。

全体的にアコースティック中心な作風は近年のHEARTにも通ずるものがあり、これは想定内かなと。そんな中、ダフ&テイラーが参加した「Party At The Angel Ballroom」やオリジナル曲「The Inbetween」「The Dragon」、PEARL JAMのカバー「Daughter」などロックテイスト強めの楽曲も含まれており、安心安定の内容を楽しむことができます。特に前者はかなり生々しいサウンドで録音されており、HEARTの良き時代を思うかべることができるはずです。

また、本作には先の「Daughter」以外にもブルース・スプリングスティーン「The Rising」、サイモン&ガーファンクル「The Boxer」、THE CRANBERRIES「Dreams」といったカバー曲も用意。「The Boxer」ではサミー・ヘイガーとのハーモニーを味わえるほか、「Dreams」ではナンシーのバンドROADCASE ROYALEのメンバーでもあるリヴ・ウォーフィールドとのコラボレーションを楽しむことができます。

さらにアルバム終盤には、昨年亡くなったエディ・ヴァン・ヘイレン(VAN HALEN)に捧げたアコースティック・インストゥルメンタル曲「4 Edward」も用意。エディっぽいフレージングを含む、アルバムのクロージングにぴったりな1曲と言えるでしょう。

さすがに現在67歳の彼女に「These Dreams」や「There's A Girl」のようなハードロックチューンを求めるのは酷ですし、そもそも2021年の今、彼女にそういったスタイルを求めるリスナーもそう多くないはず。特に90年代以降のHEARTはアコースティックをひとつの武器としているので、このアルバムで聴けるスタイルは非常に自然なものであり、バンドの作品からの流れで楽しむことができるはずです。と同時に、ナンシーが歌うスプリングスティーンやPEARL JAM、THE CRANBERRIESというのも非常に興味深く、バンドとは違ったテイストを味わえるのではないでしょうか。

ハードなテイストはアン・ウィルソンが中心で歌うHEARTに任せて、ソロはこれくらい肩の力が抜けていていいのでは……という、納得の1枚です。

 


▼NANCY WILSON『YOU AND ME』
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2021年4月15日 (木)

SAMMY HAGAR & THE CIRCLE『LOCKDOWN 2020』(2021)

2021年1月8日にリリースされた、サミー・ヘイガー率いるTHE CIRCLEの最新アルバム(スタジオ作品としては2作目)。日本盤未発売。

本作には昨年3月のロックダウン以降、「Lockdown Sessions」と題してYouTube上にて公開されたリモート・レコーディング楽曲を収録。バンドのオリジナル新曲「Funky Feng Shui」を筆頭に、ヘイガー在籍時のVAN HALENナンバーやAC/DC、BUFFALO SPRINGFIELD、THE WHO、ボブ・マーリー、リトル・リチャードなどの楽曲をカバー。昨年9月までに公開された全10曲に、新たにリモート・レコーディングされたデヴィッド・ボウイ「Heroes」を加えた全11曲が収録されています。

もともとの趣旨が「ロックダウン期間中、アーティストもリスナーも楽しめるように」という気楽なものだったこともあり、1曲1曲はフルスケールでカバーされておらず、2分前後のショートバージョンでアレンジされたものが中心。リモートで合わせていくことを考えたら、これくらいの尺が丁度いいのはわかりますし、そもそものちのアルバム化なんて想定もしていなかったでしょうからね。そこに関しては仕方ないので、文句をつけるべきではないかな。

選曲に関してですが、意外にもVAN HALENナンバーが3曲も含まれており、「Right Now」といった代表曲に加え、地味な「Don't Tell Me (What Love Can Do)」、サミー在籍時後期には演奏される機会もなかった名作『5150』(1986年)のオープニング曲「Good Enough」など意外なセレクト。前2曲はアレンジも非常に凝っていますが、キーこそ下がっているもののストレートにカバーされた「Good Enough」は、冒頭の「Hello, baby〜!」の第一声にアガるのではないでしょうか。

そのほかのカバーセレクトに関しては、AC/DCやTHE WHOなど定番曲の中にボブ・マーリー「Three Little Birds」やBUFFALO SPRINGFIELD「For What It's Worth」が含まれることで良い味を出しているなと。あと、「Keep A-Knockin'」に関してはボンゾ(ジョン・ボーナム)の息子であるジェイソン・ボーナム(Dr)にこの冒頭フレーズを叩かせたかっただけなんじゃないか?という気もしますが(笑)。

上記のほかにも、随所にほかのロック・クラシックからの引用も含まれていたりと、遊び心満載の1枚。30分にも満たない尺は腹八分目といったところで、お遊びならこれくらいのボリュームで十分かな。ただ、いざCDで購入しようかと考えると、ちょっと割高感が否めませんが。

コロナ禍がなかったら生まれなかった作品はたくさん存在しますが、本作も間違いなくその1枚。無駄な批判よりも、まずは素直に楽しむ心を忘れずにいたいです。

 


▼SAMMY HAGAR & THE CIRCLE『LOCKDOWN 2020』
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2020年4月20日 (月)

VAN HALEN『LIVE: RIGHT HERE, RIGHT NOW』(1993)

1993年2月に発表されたVAN HALEN初のライブアルバム。

今ほど映像作品が安価で流通していなかった80年代、デヴィッド・リー・ロス在籍時のライブ作品は公式リリースされることはありませんでした。しかし、サミー・ヘイガーにフロントが代わってから、初のライブビデオ(当時はVHSでしたね)『LIVE WITHOUT A NET』(1987年)をリリース。『5150』(1986年)からはMVが1本も制作されたなかったこともあり、このライブ映像は“動くVAN HAGAR”を目撃できるという意味で、非常に重宝しました。また、日本のファンは1989年初頭の“VAN HAGAR”初来日時(『OU812』ツアー)の東京ドーム公演が、当時テレビ朝日で深夜に放送されたものを録画して、それこそビデオテープが擦り切れるほど楽しんだのではないでしょうか(僕もそのひとりですが)。

で、作品としては『LIVE WITHOUT A NET』に続いて発表されたのが、1993年1月発売の『LIVE: RIGHT HERE, RIGHT NOW』というライブビデオ。全17曲入りで120分という、『FOR UNLAWFUL CARNAL KNOWLEDGE』(1991年)を携えたツアーの様子をまるまる楽しめるという、非常に画期的な映像作品でした(DVDが登場する以前はビデオテープ主流だったこともあり、2時間を超えるライブがまるまるリリースされることは少なく、60〜90分程度に編集されることが多かったのです)。

今回紹介するライブアルバムは、このライブ映像作品のCD版ということになりますが、収録曲数は24曲と映像版より7曲多い構成。つまり、ツアーで披露された楽曲を網羅するような“いいとこ取り”な内容、要するに“1993年時点でのVAN HAGARグレイテストヒッツ”的作品に仕上がっているわけです。

なので、大ヒットした『FOR UNLAWFUL CARNAL KNOWLEDGE』からの楽曲群を軸に、「When It's Love」や「Dreams」「Love Walks In」「Finish What Ya Started」といったサミー期のヒット曲も楽しめ、なおかつ「Ain't Talkin' 'Bout Love」「Panama」「You Really Got Me」「Jump」というデイヴ期の代表曲、さらには「One Way To Rock」「Give to Live」といったサミーのソロナンバー(日本盤初版にはボーナスディスクで「Eagles Fly」も楽しめました)や、ここでしか聴けないTHE WHOのカバー「Won't Get Fooled Again」も堪能できる、至れり尽くせりなセットリストなのですよ。

『FOR UNLAWFUL CARNAL KNOWLEDGE』ツアーなので同作からの楽曲が多いのは致し方ありませんが、それでも来日が実現しなかった1991年当時の“脂の乗ったプレイ”を存分に味わえるという意味では、あの頃本作が果たした役割は非常に大きなものがありました(実は、演奏や歌の大半はあとからスタジオ修正/再録音されていることを、のちにサミーが明かしているのですが……)。アンディ・ジョーンズ特有のモワッとした、クセの強いミックスは2020年に聴くとちょっとアレですが、結局サミー在籍時のライブ作品はこれが最後(CDではこれが最初で最後)だったので、今となっては非常に貴重なアイテムと言えるかもしれませんね。なんだかんだで好きなライブアルバムです。

 


▼VAN HALEN『LIVE: RIGHT HERE, RIGHT NOW』
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2020年4月19日 (日)

VAN HALEN『THE BEST OF BOTH WORLDS』(2004)

2004年7月にリリースされた、VAN HALENにとって2作目のベストアルバム。

初のグレイテストヒッツ・アルバムとなった『BEST OF VOLUME 1』(1996年)から8年ぶりのベスト盤ですが、その間にバンドが発表した新作は三代目ボーカルのゲイリー・シェローン(EXTREME)が参加した『VAN HALEN III』(1998年)のみ。しかも、ゲイリーはその後しばらくして脱退しております。どうしてそんなタイミングにまたベスト?という経緯は、実は2004年当時に書いた『5150』(1986年)レビューに記されております。

つまり、ゲイリー脱退→ボーカル不在時にエディ・ヴァン・ヘイレンの舌癌発覚で活動休止→サミー・ヘイガー復帰&ツアー実施→ツアーに向けた新しいアイテムが必要→新曲作ろうぜ、ということでこのお手軽ベストが用意されたわけです。なので、同じベストでも『VOLUME 2』にはならなかったわけですね。

とはいえ、その内容はCD2枚組ということもあり全キャリアを網羅するような大ボリューム。デビュー作『VAN HALEN』(1978年)からサミー在籍時ラスト作となった10thアルバム『BALANCE』(1995年)までのオリジナル作に、当時バンド唯一のライブアルバムだった『LIVE: RIGHT HERE, RIGHT NOW』(1993年)からのテイクも含む全36曲で構成されています。

あれ、『VAN HALEN III』の楽曲は……って、ツアーでサミーがこの作品からの楽曲を歌うとは思えませんしね。あと、『BEST OF VOLUME 1』に収録された「Humans Being」やデヴィッド・リー・ロスとの12年ぶり新曲も未収録。ここまで入れてしまったら、全米1位まで獲得した『BEST OF VOLUME 1』がカタログとして意味を持たなくなってしまうので、あえて差別化したんでしょうか。

アルバムは『BEST OF VOLUME 1』同様に、デビュー作収録のインスト「Eruption」からスタート。“2つの世界(デイヴ期、サミー期)のベスト”といいながらも、結局はエディのバンドなんだっていう象徴的なオープニングですよね。で、そのあとにサミー歌唱の新曲3曲が続くのですが、『VAN HALEN III』からの続きというよりは、サミーが参加した『BALANCE』からの続いという印象が強い作風かな。ダウンチューニングでヘヴィさを強調していますが、芯にあるのは開放的なアメリカン・ハードロック。アレンジには随所にサミーー在籍時の名曲群を彷彿とさせる味付けが、豊富に用意されています。シングル向けな突出した魅力こそ薄いものの、おまけとしては十分な役割を果たしているです。

以降はデイヴ期/サミー期、リリースされた時期関係なく、ご機嫌なナンバーが目白押し。「You Really Got Me」や「(Oh) Pretty Woman」「Dancing In The Street」など『BEST OF VOLUME 1』からは外されたカバー曲も含まれており、まさにキャリアを総括するような“ベスト of ベスト”と断言できる内容です。シングル曲だけを楽しみたければ、本作だけ持っていれば十分っていう作品集ですね(むしろ、チャートインしたシングル曲でここに収録されていないのは「So This Is Love?」くらいかな? ラジオヒットした「Somebody Get Me A Doctor」や「Mean Street」「Don't Tell Me (What Love Can Do)」あたりも収録容量の関係で外れているけど)。

可能性は薄いけど、もし今後VAN HALENが再び表舞台に舞い戻り、ツアーを行うようなことがあれば……デイヴが歌う新曲を含む“3つめのベスト盤”が生まれる可能性がありますが、その可能性はゼロに近いのかな。

 


▼VAN HALEN『THE BEST OF BOTH WORLDS』
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VAN HALEN『BEST OF VOLUME 1』(1996)

1996年10月にリリースされた、VAN HALEN初のベストアルバム。

デビューアルバム『VAN HALEN』(1978年)から直近の最新オリジナルアルバム『BALANCE』(1995年)までの10作から、厳選されたヒットシングルの数々とアルバム未収録のサントラ提供曲、そしてデヴィッド・リー・ロスと12年ぶりに制作した新曲2曲を含む全17曲で構成。「なんであの曲がないの?」とツッコミたく気持ちを抑えつつ、CD1枚に収めるならこれがベストかな?というコンパクトな1枚に仕上がっています。

デビュー作収録の衝撃的なインスト「Eruption」からスタートする構成は素晴らしいと思うのですが、本来ならそこに続くはずの「You Really Got Me」は未収録で、代わりに「Ain't Talkin' 'Bout Love」が並ぶという選曲には当時ひっくり返ったものですが、おそらくオリジナル曲にこだわった結果こういう選曲になったんでしょうね。なので、カバー曲ばかりがシングルカットされた5thアルバム『DIVER DOWN』(1982年)からは1曲もセレクトされておらず。そういった点では若干消化不良気味かもしれません。

また、基本的に各アルバムから代表的ヒット曲を1曲セレクトしている形ですが、アルバム自体がバカ売れした作品からは複数ピックアップしているのも、まあ納得の範疇。ちなみに『VAN HALEN』(「Eruption」含め3曲)、『1984』(1984年/「Jump」と「Panama」。日本盤はボートラとして「Hot For Teacher」追加の3曲)、『5150』(1986年/「Why Can't This Be Love」「Dreams」)、『FOR UNLAWFUL CARNAL KNOWLEDGE』(1991年/「Poundcake」「Right Now」)の4作品がそれで、デイヴ時代とサミー・ヘイガー時代半々といったところでしょうか(選曲的にはトータルでデイヴ歌唱曲が多めですけどね)。

気になる初収録曲3曲についても。サミー在籍時最後の楽曲となった「Humans Being」は映画『ツイスター』提供曲。1996年前半にシングルリリースもされましたが、楽曲としては『BALANCE』からの流れを組むモノトーンなヘヴィ路線。サビ以外はパッとしない印象で、アルバムの中に入っていたら“流して”しまいそうな1曲かもしれません。

で、デイヴが参加した新録2曲もその傾向が強い“普通の曲”。「Can't Get This Stuff No More」は初期デイヴ参加作にありそうなノリですが、5分以上もあると間延びした感が否めず。「Me Wise Magic」は序盤の低音ボーカルに違和感を覚えますが、サビでの“開ける”感はさすがかなと。「第1期VAN HALEN復活!」と過剰に期待しすぎたせいか、その期待を裏切られた感は否めません。とはいえ、彼らのヒット曲を手軽に楽しみたいという点においては、本作は非常に重宝する1枚ではないかと思います。入門編としても最適ですしね。

タイトルにあるとおり、本来ならこのあと『VOLUME 2』も計画していたんでしょうけど、ご存知のとおりバンドは本作のあとにオリジナルアルバムを2枚しか発表していませんし、ヒット曲にも恵まれず。結果、別の形でベストアルバムを制作することになるのでした。

 


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2019年5月20日 (月)

SAMMY HAGAR & THE CIRCLE『SPACE BETWEEN』(2019)

2019年5月発売の、SAMMY HAGAR & THE CIRCLEによる1stスタジオアルバム。

2014年に結成されたこのバンドは、サミー・ヘイガー(Vo, G)と元VAN HALENのマイケル・アンソニー(B)、サミーの近年の活動におけるパートナーであるヴィック・ジョンソン、そしてジョン・ボーナム(LED ZEPPELIN)の実子であるジェイソン・ボーナム(Dr)という4人編成。2015年にライブアルバム『AT YOUR SERVICE』を発表していますが、正式なスタジオアルバムはこれが初となります。

いわゆる“スーパーバンド”ではあるものの、先のライブアルバムではサミーのソロナンバーに加え、サミー在籍時のVAN HALEN、MONTROSEやLED ZEPPELINといったレジェンドバンドの名曲がカバーされていました。こういったロッククラシックをライブで披露し続けることで、このバンドならではのグルーヴ感を数年かけて構築していったということなのでしょうか。

実際、本作で展開されているサウンドやグルーヴ感は非常に肩の力が抜けたナチュラルなもので、各メンバーが過去に在籍したバンドのカラーを多少感じさせつつも、THE CIRCLEというバンド“らしさ”がデビュー作の時点でしっかり完成している印象を受けました。

正直このメンツなら派手で豪快なアメリカンハードロックが期待できそうなものですが(事実ライブアルバムはそういうテイストでしたしね)、土着的なアメリカンロックをルーツにしながらアコースティック色を随所に織り交ぜている、非常に落ち着いた“大人のロック”を聴かせてくれるのです。

サミー自身、加齢により以前ほどハイトーンが出なくなってきたというのもあるのでしょうが(もう71歳ですからね!)、メロディのトーンもかなりクールというか落ち着いていて、声を張り上げて歌うようなほとんどない。「Free Man」のようなヘヴィロックも存在するものの、ダウンチューニングすることでキーが低くなり、それにあわせてトーンも落ち着いている。でも、これはこれで非常にカッコいいと思います。

楽曲自体も2〜3分台のものが大半で、全10曲で約35分という短さ。音楽的方向性含め、まるで70年代のロックアルバムのようで、1曲1曲に無駄がない点含めて気軽に楽しめるのは良作だと思います。演者側のリラックスした雰囲気が伝わってくることもあって、リスナー側も肩肘張らずに気楽に再生できる。視点を変えれば「アクが弱い」とも言えるわけですが、70〜90年代に数々のヒット作を生み出してきたサミーが残り少ない音楽人生をこういう形で楽しもうとしている。もうこれはこれでいいんじゃないかと思います。

最後に。やっぱりマイケル・アンソニーのハイトーンコーラスが入ると、楽曲の雰囲気が一気に引き締まりますね。今のVAN HALENに足りないのはまさにこれなんですよね。そりゃバンドへの復帰を打診するわけだ(笑)。

 


▼SAMMY HAGAR & THE CIRCLE『SPACE BETWEEN』
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2019年4月27日 (土)

SAMMY HAGAR『MARCHING TO MARS』(1997)

1997年5月にリリースされたサミー・ヘイガーの10thソロアルバム。80年代半ばから10年以上にわたりVAN HALENの2代目シンガーとして活躍したこともあり、前作『I NEVER SAID GOODBYE』(1987年)から10年ぶりのフルアルバムとなります(1994年に新曲2曲を含むベストアルバム『UNBOXED』も発表)。

VAN HALEN脱退後最初のソロアルバムということもあり、アルバムには豪華なゲスト陣が多数参加。スラッシュ(G/GUNS N' ROSES)、ヒューイ・ルイス(Harmonica)、デーモン・ジョンソン(G/当時BROTHER CANE、現BLACK STAR RIDERS)、エリック・マーティン(Cho/MR. BIG)、ブーツィー・コリンズ(B)、マット・ソーラム(Dr/ex. GUNS N' ROSES)、そしてロニー・モントローズ(G)、デニー・カーマッシ(Dr)、ビル・チャーチ(B)というMONTROSEのオリジナルラインナップなど……1曲ごとに編成がことなるレコーディングメンバーは、当時固定のバンドメンバーを持たなかったサミーならではと言えるでしょう。

楽曲自体はVAN HALEN在籍時から書き始めたそうで、中にはMEAT LOAFに提供した「Amnesty Is Granted」(1995年のアルバム『WELCOME TO THE NEIGHBORHOOD』収録曲。同作ではサミー自身もボーカルで参加)のセルフカバーも含まれています。確かに、90年代中期のVAN HALENがやっても不思議じゃない豪快なハードロックナンバーがいくつか含まれています。「The Yogi's So High (I'm Stoned)」あたりはアレンジさえ変えれば、VAN HALENでもやれそうですしね。

かと思えば、オープニングを飾る「Little White Lie」や「Leaving The Warmth Of The Womb」「On The Other Hand」のようにアコースティックギターを多用したブルースロック/ブルースハードロックがあったり、ソウルフルなバラード「Who Has The Right?」「Kama」があったり、ファンク色の強い「Would You Do It For Free?」があったりと、ソロならではのバラエティ豊かさもしっかり用意されている。サミー自身、VAN HALENでの活動を経たことでよりメジャー感の強いソングライターに成長したことは間違いない事実であり、その成果をこの1枚に凝縮したと受け取ることもできるのではないでしょうか。

VAN HALEN加入前のソロ作が好きという声も非常によくわかります。確かに前作『I NEVER SAID GOODBYE』以降は良くも悪くもVAN HALEN“っぽさ”が全体を覆っていますし。まあそれだけ、あのバンドで得たもの、残したものが大きかったという表れなのかもしれませんね。

サミー在籍時のVAN HALEN(の楽曲)が好きな人なら、文句なしに楽しめる1枚だと思います。エディ・ヴァン・ヘイレンのようにテクニカルなギタープレイは皆無ですが、サミーらしいストロングスタイルのプレイは存分に味わえますので。

 


▼SAMMY HAGAR『MARCHING TO MARS』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD / MP3

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