2022年12月31日 (土)

INDEX

当ブログにて公開中のレビュー、および1998年12月1日からスタートした『とみぃの宮殿』に掲載された記事を当ブログにて再公開したレビューのインデックスページになります。(2019年3月19日更新)

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投稿: 2022 12 31 12:00 午前 [「記事一覧」] | 固定リンク

2019年3月31日 (日)

2019年3月のお仕事

2019年3月に公開されたお仕事の、ほんの一例です。随時更新していきます。
(※3月15日更新)


[WEB] 3月15日、「MTV Japan」オフィシャルサイトにて日向坂46のライブレポート「新たなスタートを切った日向坂46、MTVのイベントで貴重なトーク&ライブを展開!」が公開されました。

[紙] 3月13日発売の欅坂46小林由依1st写真集「感情の構図」にて、巻末インタビューを担当しました。(Amazon

[紙] 3月11日発売「ヘドバン Vol.21」にて「ブリング・ミー・ザ・ホライズンとの向き合い方」のススメ、LOVEBITES 2019.1.27 マイナビ赤坂BLITZ ライヴ・レポート、ANTHEM『NUCLEUS』、BUCKCHERRY『Warpaint』、BACKYARD BABIES『Sliver & Gold』、MARK MORTON『Anesthetic』、OVERKILL『The Wings Of War』の各ディスクレビューを執筆しました。(Amazon

[WEB] 3月10日、「リアルサウンド」にて眩暈SIRENのライブ評「眩暈SIRENが表現する、暗闇に差す一筋の救済 楽曲を通した“感情の共有と共鳴”を見た」が公開されました。

[WEB] 3月7日、「リアルサウンド」にてTHE YELLOW MONKEYのアーティスト分析記事「THE YELLOW MONKEY再集結後の軌跡が凝縮 『9999』全貌を現場スタッフの証言と共に解説」が公開されました。

[紙] 3月4日発売「日経エンタテインメント!」2019年4月号にて、IZ*ONE宮脇咲良・ウォニョン・ユリ・チェヨン座談会を担当・執筆、欅坂46菅井友香の連載「菅井友香のお嬢様はいつも真剣勝負」を構成・執筆しました。(Amazon

[WEB] 3月2日、「リアルサウンド」にて欅坂46武元唯衣&田村保乃インタビュー「欅坂46 2期生 武元唯衣&田村保乃が語る、1期生との共演で芽生えた自覚と覚悟」が公開されました。

[WEB] 3月1日、「リアルサウンド」にてLittle Glee Monsterのライブ評「Little Glee Monster、2年ぶり日本武道館で見せた“新たな武器” キャリア最高峰のステージを目撃」が公開されました。


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また、2月に当サイトで紹介したアルバムから各1〜2曲程度ピックアップして、30曲程度のプレイリストをSpotify、AppleMusicにて制作・公開しました。題して『TMQ-WEB Radio 1902号』。一応曲の流れなんかも考慮しつつ曲順を考えておりますので、レビューを読む際のBGMにするもよし、何も考えずにダダ流しするもよし。おヒマなときに聴いていただけると嬉しいです。

投稿: 2019 03 31 12:00 午後 [「仕事紹介」] | 固定リンク

2019年3月23日 (土)

MOTLEY CRUE『SUPERSONIC AND DEMONIC RELICS』(1999)

1999年6月にリリースされた、MOTLEY CRUEのアルバム未収録&アウトテイクを集めたコンピレーションアルバム。前年にElektra Recordsから自主レーベルMotley Recordsへと移籍した彼らですが、その際に過去のカタログをすべてMotley Recordsから再発。しかし、1991年のコンピレーション盤『DECADE OF DECADENCE '81-'91』(1991年)だけは廃盤となり、その関係から同作に収録された新曲やアルバム未収録曲がこの新規コンピ盤に移行しています。 『DECADE OF DECADENCE '81-'91』や2003年にMotley Recordsから再発されたオリジナルアルバムを持っていればほぼ事足りる内容ですが、興味深いのはジョン・コラビ期の楽曲も含まれている点。そのへん含め、各曲について触れていきたいと思います。 「Teaser」「Rock 'N' Roll Junkie」「Primal Scream」「Anarchy In The U.K.」「Angela」 これらは先の『DECADE OF DECADENCE '81-'91』にも収録されていますね。前者はトミー・ボーリン(ex DEEP PURPLE)のカバーで、5thアルバム『DR. FEELGOOD』(1989年)期のレコーディング。チャリティアルバム『STAIRWAY TO HEAVEN / HIGHWAY TO HELL』(1989年)が初出です。「Rock 'N' Roll Junkie」も同時期のレコーディング楽曲で、映画『フォード・フェアレーンの冒険』のサントラに提供されました。残りは『DECADE OF DECADENCE '81-'91』用に録音された新曲&カバーで、「Primal Scream」は活動停止まで必ず演奏されてきた代表曲のひとつ。 「Sinner & Saints」「Monsterous」「Say Yeah」「So Good, So Bad」「Mood Ring」 本邦初公開となった未発表デモ音源。「Sinner & Saints」が2ndアルバム『SHOUT AT THE DEVIL』(1983年)期、「Monsterous」「Say Yeah」が『DR. FEELGOOD』期のアウトテイクなのですが、まあ聴けばその作風/曲調からなんとなく想像できますよね。「Monsterous」のみ1分ちょっとの未完成版ですが、まあどれもこれも出来としては中途半端なのでカットされて正解だったかなと。「So Good, So Bad」は3rdアルバム『THEATRE OF PAIN』(1985年)期のアウトテイク。同作は前作『SHOUT AT THE DEVIL』からのアウトテイクなども含む過渡期作品でしたが、こういった曲もあったんですね。そして最後の「Mood Ring」は1984年の録音されたデモ。曲というよりはセッションの断片っぽい内容で、『THEATRE OF PAIN』に向けたセッションの中から生まれたものなんでしょうね。いかにもお遊びっぽい1曲です。 「Planet Boom」「Bittersuite」「Father」「Hooligan's Holiday (Extended Holiday Version by SKINNY PUPPY)」 すべてジョン・コラビ在籍時の6thアルバム『MOTLEY CRUE』(1994年)期から。頭3曲の初出はEP『QUATERNARY』(1994年)で、それぞれトミー・リー、ミック・マーズ、ニッキー・シックスのソロナンバーとなります(あれ、ジョンの「Friends」は……苦笑)。「Planet Boom」はその後のMETHODS OF MAYHEMに通ずるヒップホップ/ミクスチャーロック感がありますし、「Bittersuite」はミックによるいぶし銀のギタープレイを堪能でき、「Father」はいかにもニッキーらしいオルタナ/インダストリアル感満載。 最後の1曲は『MOTLEY CRUE』収録曲の、表記のとおりSKINNY PUPPYが手がけた11分強にわたるリミックス。序盤は原曲のままですが、ギターソロに入るあたりから一気にインダストリアル調に世界観が広がっていく、なかなかの仕上がり。『QUATERNARY』日本盤にも収録されていたので、聴き覚えのあるファンも多いのでは。なお、『QUATERNARY』は本国ではもともと限定販売された作品でしたが、日本では一般発売されたので中古にてすぐに探すことができるかと。海外のみでリリースされたボックスセット『MUSIC TO CRASH YOUR CAR TO: VOL.2』(2004年)でも、これらの楽曲を聴くことができます。 「Dr. Feelgood (Live)」「Knock 'Em Dead, Kid (Demo)」 前者は『DECADE OF DECADENCE '81-'91』日本盤や当時の海外盤シングルが初出の、1989〜1990年頃のライブ音源。後者は『SHOUT AT THE DEVIL』収録曲のデモ音源。 ……以上、駆け足で解説してきましたが、読んでいただいたとおりライトユーザーというよりはコアリスナーに向けた内容です。まあ「こういう世界もあります」っていう程度で収めておいてもらえたらと思います。 ▼MOTLEY CRUE『SUPERSONIC AND DEMONIC RELICS』 (amazon:国内盤CD / 海外盤CD

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投稿: 2019 03 23 12:00 午前 [Motley Crue1999年の作品] | 固定リンク

2019年3月22日 (金)

MOTLEY CRUE『LIVE: ENTERTAINMENT OR DEATH』(1999)

今日からNetflixで『THE DIRT』が公開されるということで、今回はこちらを紹介しようかと思います。

1999年11月にリリースされた、MOTLEY CRUE初の公式ライブアルバム。1997年にヴィンス・ニール(Vo)が復帰して、ミック・マーズ(G)、ニッキー・シックス(B)、トミー・リー(Dr)のオリジナルメンバーが揃うものの、当時所属していたElektra Recordsとうまくいかず、1998年に自主レーベルMotley Recordsを設立。初のグレイテスト・ヒッツアルバムに続いて発表されたのが本作となります。

このアルバムは2枚組仕様となっているのですが、1本のフルステージを完全収録したものではなく、ヴィンス在籍時のライブ音源からベストテイクをまとめたもの。つまり、録音時期はまちまちで、構成的にも実際のライブの流れに沿ったものというわけではありません。そこだけが勿体ない(実際のライブをまるまる収録したものは、三度オリジナル編成が揃うことになる2006年の『CARNIVAL OF SINS: LIVE』まで待つことになります)。

選曲的にはDISC 1が1stアルバム『TOO FAST FOR LOVE』(1981年)から2ndアルバム『SHOUT AT THE DEVIL』(1983年)の楽曲のみで構成、DISC 2が3rdアルバム『THEATRE OF PAIN』(1985年)、4thアルバム『GIRLS, GIRLS, GIRLS』(1987年)、5thアルバム『DR. FEELGOOD』(1989年)、コンピレーションアルバム『DECADE OF DECADENCE '81-'91』(1991年)の黄金期の楽曲で構成されています。録音時期は、古いもので1982年11月、新しいものは1999年3月とかなり幅があるようです。特にDISC 1は楽曲的に90年代後半に演奏されていなかったものも多いためか、80年代前半の録音が多く、逆にDISC 2は90年代以降の録音が中心となっています。

なもんで、DISC 1の演奏は荒々しいし、ヴィンスの声もよく出ていてしっかり歌えている。一方で、DISC 2になると演奏はカッチリと作るこまれた強靭なものなのに、ヴィンスは歌詞をかなり省略して歌う“省エネモード”(笑)。まあこればかりは仕方ないですね(笑)。

個人的にはリアルタイムで体験できなかったDISC 1の時代が新鮮で、こちらを聴く頻度が高いかもしれません。なにせ「Public Enemy #1」や「Merry-Go-Round」「Starry Eyes」が含まれていますからね。あと、ちゃんと歌えている「Shout At The Devil」も良いです(笑)。

DISC 2は普通にグレイテスト・ヒッツですよね。全部シングル曲ですし。MOTLEY CRUEというバンドが80年代後半に向けて変質している様が、この選曲からも伺えるかと思います。荒々しくて曲もいなたいDISC 1と比べると洗練されてる感ハンパないですが、それでも「Wild Side」や「Dr. Feelgood」を聴けば血がたぎるし、「Primal Scream」のグルーヴ感は本当に気持ちいいし、「Home Sweet Home」を聴けば一緒に歌いたくなるし、ラストの「Kickstart My Heart」が始まれば拳を上げたくなるし。たまったもんじゃありませんよ(笑)。こうやって素直に聴くと「最高!」ったらありゃしない。

ですが、当時はこの“考えられていない”構成に対して「これが待ちに待った初のライブアルバムかよ……」とがっかりしたのもまた事実。しかも、これと前後するかのようにトミー・リーが脱退してしまいますし。初めてこのバンドと向き合うモチベーションが下がった時期だったことも付け加えておきます。



▼MOTLEY CRUE『LIVE: ENTERTAINMENT OR DEATH』
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投稿: 2019 03 22 12:00 午前 [Motley Crue1999年の作品] | 固定リンク

2019年3月21日 (木)

SLASH'S SNAKEPIT『IT'S FIVE O'CLOCK SOMEWHERE』(1995)

『USE YOUR ILLUSION I』(1991年)および『同 II』(同年)を携えたワールドツアー終了後、なかなか再始動しないGUNS N' ROSESに対して痺れを切らしたスラッシュ(G)。ダフ・マッケイガンギルビー・クラークがソロ契約&ソロアルバム発売を果たしたのを機に、ついに自身もソロ活動を本格始動させます。

1994年に結成されたSLASH'S SNAKEPITは、ソロというよりはあくまでバンド名義での活動を主としたもの。このへんにスラッシュのこだわり(何がやりたいのか)が伺えます。集まったメンバーは元JELLYFISHのエリック・ドヴァー(Vo)、ALICE IN CHAINSのマイク・アイネズ(B)に、ギルビー・クラーク(G)&マット・ソーラム(Dr)というガンズ組。レコーディングにはディジー・リード(Key)も参加しているので、これじゃあ“アクセル・ローズとダフ抜きのガンズ”と言えなくもないですが、そもそもギルビーもマットもディジーもオリジナルメンバーではないので微妙ですが。

こうして、マイク・クリンクを共同プロデューサー、ミックスにスティーヴ・トンプソン&マイケル・バルビエロというガンズの諸作品を手がけてきた布陣を迎えて1995年2月に発表されたのが、このデビューアルバム。全米70位とガンズのソロ活動の中ではもっとも成功した1枚で、さすがアクセルと肩を並べる存在と言えます。

イジー・ストラドリンがアーシーでレイドバックしたロックンロール、ダフがパンクを主軸とするならば、スラッシュは土着型の王道アメリカンハードロックが武器と言えるでしょう。実はそれって、ガンズと聞いて我々がまず最初にイメージする要素だったりしませんか? つまり、このアルバムで展開されているサウンドや楽曲スタイルって、「もしガンズが1995年当時にニューアルバムを作ったら、半分くらいはこんな路線になるんじゃないか?」というものなんですよ(もちろん、残り半分はアクセルの色が強いものになるはず)。

ガンズの武器であるスラッシュらしいギターフレーズ&ソロ(と音色)、『APPETITE FOR DESTRUCTION』(1987年)あたりで聴けたラフだけど硬質なサウンドプロダクションのせいもあって、確かに本作はどことなくガンズっぽいですし、なんなら一連のソロアルバムの中で一番ガンズに近い1枚だと思います。楽曲自体も(のちにアクセルが訴えますが)ガンズの次の作品に向けて作ったものも含まれているようですし。

ただ、すべてがすべてスラッシュひとりで書いた曲ではないですし、大半はエリックとの共作だったり、中にはギルビー単独で書いた曲や、ダフやイジーの名前がクレジットに入った(!)曲も含まれている。そういった意味では本当に「SLASH'S SNAKEPITというバンドのアルバム」を目指したものなんでしょうね。

エリックの歌声はアクセルほどハイトーンでストレートなものではないので、歌を聴いてそこまでガンズを思い浮かべることはないですが、それでも「Beggars & Hangers-On」や「Good To Be Alive」「What Do You Want To Be」のような曲をアクセルが歌ったらどうなるんだろう……というワクワク感も多少あったりして。

全14曲で70分というトータルランニングが『USE YOUR ILLUSION』シリーズに通ずるものがあるのですが、『USE YOUR ILLUSION』と比べると楽曲のカラーがバラエティに富んでいるわけでもないので、さすがに尺的にキツイと感じることも。6分前後および6分超えの曲が4曲も含まれていることから、もうちょっとアレンジ力のある人間がバンドに携わっていたら、さらに完成度の高い内容になったのではないか……そういった意味ではバンドとはいえ、やはりソロはソロなんですね(メインバンドに対するオナニーという意味で)。

この布陣でのSLASH'S SNAKEPITこれが最初で最後。この5年後にスラッシュ以外のメンバーを総入れ替えして2ndアルバム『AIN'T LIFE GRAND』(2000年)を発表していますが、そちらについてはまた別の機会に。



▼SLASH'S SNAKEPIT『IT'S FIVE O'CLOCK SOMEWHERE』
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投稿: 2019 03 21 12:00 午前 [Guns n' RosesAlice in Chains1995年の作品SlashJellyfishSlash's SnakepitGilby Clarke] | 固定リンク

2019年3月20日 (水)

GILBY CLARKE『PAWNSHOP GUITARS』(1994)

イジー・ストラドリンに代わり、GUNS N' ROSESにギタリストとして加入することになったギルビー・クラーク。80年代半ばにアイドル的な立ち位置のパワーポップバンドCANDYや、ハードロックバンドKILL FOR THRILLSなどで活躍したのちにガンズに加わるのですが、バンドがスタジアムバンドとして人気肥大していく中でツアーのみに参加ということもあって、正直ミュージシャンとしてどこまでの才能がある人なのか、いまいちわかっていなかったところがありました。

そんな中、ガンズ活動休止中にダフ・マッケイガンに続いてソロアルバムを発表するのがギルビーだとわかると、当時のファンは「お前かよ!」と総ツッコミを入れることになるわけです。だって、オリメンのスラッシュより先なんですから。

そんなわけで、1994年7月にVirgin Recordsから発表されたのがこの『PAWNSHOP GUITARS』というアルバム。ガンズが所属するGeffen Recordsからではないというあたりに、いろいろ政治的なものを感じますね。

プロデュースを手掛けたのは、キース・リチャーズとの仕事などで知られるわディ・ワクテル。レコーディングには同じくガンズからマット・ソーラム(Dr)とディジー・リード(Key)が全面参加し、スラッシュやダフも数曲でゲスト参加。さらに、ダフやスラッシュのアルバムにはノータッチだったアクセル・ローズがストーンズのカバー「Dead Flowers」で、ギルビーとデュエットしているという事実に、これまた多くのファンが「……なぜ!?」と驚くことになるわけです。笑える。

ほかにもPIXIESフランク・ブラックSKID ROWのドラマー、ロブ・アフューソ、ELECTRIC ANGELSや2代目SLASH'S SNAKEPITに在籍し現在ALICE COOPER BANDで活躍中のライアン・ロキシーなども名を連ねています。何気に豪華ね。

ギルビーのボーカルは可もなく不可もなくの“ヘタウマ”タイプ。適度にパンキッシュなスリージーハードロックにはこれくらいでちょうどいいのかもしれません。作曲面でも「Cure Me... Or Kill Me」のようなハードロックから「Tijuanna Jail」のポップパンク、「Skin & Bones」のホンキートンク路線、「Johanna's Chopper」でのサイケロックまで、ガンズ路線からポップなものまで意外と器用にこなせることがわかります。あと、ストーンズの「Dead Flowers」とTHE CLASHの「Jail Guitar Doors」(ダフとフランク・ブラックがゲスト参加)というカバーのセンスもなかなか。この才能がガンズで一度も活かされることがなかったのが悔やまれます。

この手のロックとしては、実は隠れた名盤的色合いの強い1枚。過去のガンズ在籍メンバーの中では(大全盛期に在籍していたにも関わらず)もっとも影の薄いギルビー。今となってはアクセルのゲスト参加って、「まあこれで許してや?」的なご祝儀だったのかな……というのは言い過ぎでしょうか(苦笑)。



▼GILBY CLARKE『PAWNSHOP GUITARS』
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投稿: 2019 03 20 12:00 午前 [Guns n' RosesSkid Row1994年の作品Frank BlackSlashDuff McKaganGilby Clarke] | 固定リンク

2019年3月19日 (火)

OZZY OSBOURNE『DIARY OF A MADMAN』(1981)

オジー・オズボーンが1981年11月に発表した、通算2作目のソロアルバム。BLACK SABBATH脱退を経て起死回生の一撃となったソロデビューアルバム『BLIZZARD OF OZZ』(1980年)が全英7位、全米21位というヒットにつながり、バンドはそこから間髪入れずにレコーディングに突入。ランディ・ローズ(G)、ボブ・ディズリー(B)、リー・カースレイク(Dr)という同じ布陣で制作されました。

聴いてもらえばわかるように、疾走感のあるオープニングトラック、ポップでキャッチーなシングル曲、メロディアスなスロー/ミディアムナンバー、ヘヴィなミドルナンバーという序盤の構成は前作『BLIZZARD OF OZZ』をなぞったもの。もちろんまったく同じというわけではないですが、作品の方向性としては何がやりたいかは一聴してすぐに理解できると思います。

ですが、このアルバムを聴き進めていくうちに、『BLIZZARD OF OZZ』を軸にした世界観がより広がりを見せていることにも気づかされます。パーカッシヴなドラミングから始まる「Little Dolls」は前曲「Believer」にも引けを取らないヘヴィでキャッチーな楽曲だし、オジーのビートルズ愛好家ぶりが反映されたメロディアスなバラード、ダイナミックなアレンジがひたすらカッコいいシャッフルナンバー「S.A.T.O.」、そしてクラシカルかつドラマチックな展開を見せる大名曲「Diary Of A Madman」。オジーの才能はもちろんですが、それを見事な形で具体化し、クオリティの高い作品へと昇華させたランディの才能も前作以上の形で開花しています。

もちろん、前作の延長線上と表現したアルバム前半の4曲も、1曲1曲のクオリティは前作以上。ランディのギタープレイも圧巻の一言で、個人的には「Over The Mountain」や「Flying High Again」のギターソロはいつ聴いても心踊るものがあります。「You Can't Kill Rock And Roll」のバラード調に始まりながらもサビで勢いをつけるアレンジも冴えまくっているし、サバス時代とは異なるヘヴィさがにじみ出た「Believer」のギターワークも最高。要するに文句の付けどころがない1枚なのです。

ランディ・ローズは本作発表後数ヶ月後の1982年3月19日に飛行機事故で此の世を去るわけですが、ランディ在籍時の本作収録曲の公式ライブ音源って「Flying High Again」「Believer」くらいしかなかったじゃないですか。そのせいもあってか、10代の頃はこのアルバムに対する印象が薄かったんです。ライブアルバム『TRIBUTE』(1987年)にも上記2曲しか収められていませんでしたしね。

ところが、年をとってからオジーのカタログをひととおり聴いて、何度もリピートしていくうちに『DIARY OF A MADMAN』の完成度の高さに改めて気づかされる。そんな機会が年々増えていったわけです。ぶっちゃけ、『BLIZZARD OF OZZ』と比較するのが愚問かと思えるぐらい、初期2作はそれぞれに素晴らしいアルバムであって、僕の中では甲乙付け難いんです。そう思うリスナー、絶対に多いと思うんですよね。

今年も3月19日がやってきてしまいました。残念ながら2日後に控えた『DOWNLOAD JAPAN 2019』でのオジー来日はキャンセルになってしまいましたが、だからこそ今日はこのアルバムを爆音で楽しめたらと……。



▼OZZY OSBOURNE『DIARY OF A MADMAN』
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投稿: 2019 03 19 12:30 午前 [Ozzy Osbourne1982年の作品] | 固定リンク

DUFF McKAGAN『BELIEVE IN ME』(1993)

GUNS N' ROSESダフ・マッケイガン(B)が1993年9月(日本では同年10月)に発表した、現時点で唯一のソロアルバム。当時はガンズが『USE YOUR ILLUSION I』(1991年)および『同 II』(同年)に伴うワールドツアーが終了したあとで、バンドとしての活動が一時的に休止していたタイミング。本作の2ヶ月後には、事前にレコーディングされていたカバーアルバム『THE SPAGHETTI INCIDENT?』(1993年)もリリースされています。

ガンズの在籍メンバーとしてはいち早くソロ活動に乗り出したダフ(元メンバーのイジー・ストラドリンは脱退後の1992年にアルバムを発表していますが、ガンズに所属したままでのソロ活動はこれが初)。このアルバムでダフはベースはもちろんのこと、リードボーカルやリズムギター、ドラム、ピアノなど大々的に挑戦。どこか“スリージーロック版レニー・クラヴィッツ”みたいなスタイルで、アルバム作りに臨んでいます。

曲によってはさまざまなゲストミュージシャンも多数参加。スラッシュ(G)やギルビー・クラーク(G)、ディジー・リード(Key)、マット・ソーラム(Dr)といった“アクセル・ローズ抜き”ガンズの面々に加え、ジェフ・ベック(G)やレニー・クラヴィッツ(Vo)、当時SKID ROWのメンバーだったセバスチャン・バック(Vo)、デイヴ・スネイク・セイボ(G)、ロブ・アフューソ(Dr)など、顔の広いダフらしい豪華な面々が華を添えています。

ダフ自身はガンズのアルバムやライブでも「So Fine」や「New Rose」「Attitude」などでその歌声を披露してきましたが、決して個性的で上手というタイプではない、雰囲気で聴かせる“ヘタウマ”タイプ。当然このアルバムでもそういったスタイルが全開で、ガンズのアルバムをパンク/オルタナ側に寄せたその作風に妙にフィットしています。スラッシュがリードギターを弾きまくるオープニング曲「Believe In Me」からして、そのカラー押しまくりですものね。

かと思えば、クラヴィネットを多用したファンキーな「(Fucked Up) Beyond Belief」があったり、オルガンやストリングスを被せたスローバラード「Could It Be U」があったりと、相変わらず器用さも提示している。なんて感心していると、1分半程度のタイトルまんまな疾走パンクチューン「Punk Rock Song」なんて曲もある。さすがダフ、我々の思い描くパブリックイメージを裏切りません。

さまざまなゲストミュージシャンのカラーも強く打ち出しながらも、それに消されることのないダフの個性。アルバムとしては決して完成度が高いとは言い難いラフな内容ですが、そこも含めて当時のガンズのメンバーが作ったソロアルバムという印象が強いかも。この春、久しぶりにソロライブを行うというダフ(※参照)、そのあとには本作以来となるソロ名義でのアルバムもリリース予定なんだとか。ガンズでの活動を経た今の彼がどんな作風のアルバムを作るのか、そしてどんなゲストが参加するのか、とても気になります。



▼DUFF McKAGAN『BELIEVE IN ME』
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投稿: 2019 03 19 12:00 午前 [Guns n' RosesSkid Row1993年の作品Jeff BeckLenny KravitzSebastian BachSlashDuff McKaganGilby Clarke] | 固定リンク

2019年3月18日 (月)

IZZY STRADLIN AND THE JU JU HOUNDS『IZZY STRADLIN AND THE JU JU HOUNDS』(1992)

4年ぶりのオリジナルアルバム『USE YOUR ILLUSION I』(1991年)および『同 II』(同年)のリリースを待たずしてGUNS N' ROSESを事実上脱退したイジー・ストラドリン(G, Vo)。そんな彼が1992年10月、自身のメインバンドとなるTHE JU JU HOUNDSを携えて発表したのがこのアルバム。ガンズと同じGeffen Recordsからのリリースで、全米102位という記録を残しています。

THE JU JU HOUDSのメンバーはイジーのほか、元THE GEORGIA SATELLITESのリック・リチャーズ(G)、ジミー・アシュハースト(B)、チャーリー・クィンタナ(Dr)という布陣。ジミーはのちにBUCKCHERRY(2005〜2013年)の一員としても活躍しています。また、アルバムには元THE FACESのメンバーでストーンズのサポートでも知られるイアン・マクレガン(Key)や、レニー・クラヴィッツとのコラボレートでおなじみのクレイグ・ロス(G)、ニッキー・ホプキンス(Piano)、ロニー・ウッド(G, Vo)など豪華なメンバーがゲスト参加しています。

ガンズのメインソングライターのひとりだったイジーがほとんどの楽曲をひとりで書いていることもあり、どうしてもガンズと比較してしまいがちですが……ああ、この人はアクセル・ローズの管理下で窮屈な思いをしていたんだな、というのがこのアルバムを初めて聴いたときの印象でした。こんなに肩の力が抜けていて、それでいてクールさがしっかり保たれている極上のロックンロールアルバム、今のガンズには作れないよな、って。

かっちり作り込まれた『USE YOUR ILLUSION』シリーズというよりは、ラフさの目立ったデビューアルバム『APPETITE FOR DESTRUCTION』(1987年)をよりレイドバックさせたようなこのアルバム。オープニングの「Somebody Knockin'」のリラックス感からして、70年代のストーンズが戻ってきたかのような錯覚を覚えます。かと思えば、2曲目にレゲエの名曲「Pressure Drop」をパンキッシュにカバー(終盤に思いっきりレゲエになりますが)。「Shuffle It All」での哀愁漂うソウルフルな色合いや、「How Will I Go」でのレイドバックしたアコースティックテイストなど、とにかくすべてにおいて力み過ぎていない。だから、聴いてるこっちも曲が進むにつれてどんどん脱力していく。『USE YOUR ILLUSION』2作に窮屈さを覚えたリスナーには、こちらこそが“我々が望むもの”だったのかもしれませんね。

とはいえ、筆者的には『USE YOUR ILLUSION』での気が触れんばかりの完璧主義と、イジーのソロで聴けるレイドバック感、両方があってこその“初期ガンズ”なんですけど。そのさじ加減って本当に難しいんですね。そして、バンドって本当に難しい。このアルバムを何度も聴くにつれ、そう思わずにはいられませんでした。

クライマックスは、終盤に収められたロニー・ウッドのカバー「Take A Look At The Guy」。本家ロニーも歌とギターでゲスト参加していて、一瞬「あれ、今どっちが歌ってるの?」ってくらいイジーとロニーが似た雰囲気を醸し出している。ああ、イジーがもう少し心が強かったら、ガンズにおけるロニーみたいな存在になれたのに……(結局、その役割をダフ・マッケイガンが担っていくわけですが)。

THE JU JU HOUNDS名義はこの1枚のみで終了しますが、イジーはこのあとも不定期でソロアルバムを作り続けます。今や仙人のような立ち位置の彼。またこういったノリノリ(死後)のR&Rアルバムを作ってほしいところです。



▼IZZY STRADLIN AND THE JU JU HOUNDS『IZZY STRADLIN AND THE JU JU HOUNDS』
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投稿: 2019 03 18 12:00 午前 [1992年の作品Ronnie WoodIzzy StradlinGeorgia Satellites, the] | 固定リンク

2019年3月17日 (日)

HOLLYWOOD ROSE『THE ROOTS OF GUNS N' ROSES』(2004)

アクセル・ローズやイジー・ストラドリンが在籍していたGUNS N' ROSESの前身バンド、HOLLYWOOD ROSE。そのバンドのデモ音源を軸にしたコンピレーションアルバムが、2004年にリリースされています。『THE ROOTS OF GUNS N' ROSES』と身も蓋もないタイトルのこのアルバム、当然アクセルは怒り狂い訴えるわけですが、最終的にその訴えを棄却。結果、現在もこうやってストリーミングサービスで手軽に聴くことができるわけです。便利な世の中になったもんだ。

というわけで本作。そのHOLLYWOOD ROSEのメンバーだったクリス・ウェバー(G)が持ち込んだデモテープがもとになっています。クリスといえば、ガンズの1stアルバム『APPETITE FOR DESTRUCTION』(1987年)に収録された「Anything Goes」や、次作『GN'R LIES』(1988年)収録の「Reckless Life」のクレジットにてその名前を見つけることができる知る人ぞ知る存在。小金欲しさに過去の遺産を売ったわけだ。わかりやすいぞ。

そのデモテープに収録されていたのは「Killing Time」「Anything Goes」「Rocker」「Shadow Of Your Love」「Reckless Life」の5曲。そう、先に挙げたガンズの2作品に収録されている2曲に加え、昨年発売の『APPETITE FOR DESTRUCTION』デラックス盤にも収められた「Shadow Of Your Love」と計3曲のガンズクラシックのオリジナルバージョンが聴くことができるわけです。そりゃファンなら絶対に手を出したくなりますよね。

デモは1984年初頭に録音されたそうで、当時のメンバーはアクセル(Vo)、イジー(G)、クリス(G)、ジョニー・クリーズ(Dr)、スティーヴ・ダロウ(B)という布陣(のはず)。なぜかスティーヴの名前はクレジットに見当たりません。ベースの音はしっかり聴こえるので、もしかしたら別のメンバーが単発で弾いている可能性もありますが、ここでは特に大きな問題はないのでスルーします。

さすがに5曲だけだと商売にならんということで本作、かなりの水増しが施されております。実はCD自体は15曲入りなのですが、その内訳は「オリジナルデモ音源」「オリジナルデモ音源のギルビー・クラーク(ex. GUNS N' ROSES)によるリミックスバージョン」「オリジナルデモ音源のフレッド・コウリー(CINDERELLA)によるリミックスバージョン」というもの。おいおい……。

まず「オリジナルデモ音源」ですが、若々しいアクセルの歌声を聴けるというだけで満足。曲にもその後の片鱗が感じられるほか、「Anything Goes」や「Shadow Of Your Love」「Reckless Life」のアレンジ違いでは若干拙さも感じられたりして興味深いものがあったりします。あれですね、リフワークがスラッシュが加わってからのものとは全然違っていて、ここにはその後の豪快さがまったくないんですね。こじんまりとしているといいますか。細かく刻むリフワークはクリスによるものなんでしょうかね(イジーっぽくもあるけど)。その違いでこうも雰囲気が変わるか、と。

で、リミックスですが……うん、確かにオリジナルデモより聴きやすく整理されてるわ。ギルビーのやつが一番クオリティ上がってる気がして聴きやすい。特に「Shadow Of Your Love」「Reckless Life」の2曲はトレイシー・ガンズ(L.A. GUNS)がギターを追加しちゃってますからね(笑)。邪道すぎ!

フレッドは自身がドラマーということもあってか、ドラムサウンドが心地よくエッジが効いたミックス。バスドラのペタペタ感が軽減されて、若干メタリックさが増している気も。あと、ボーカルも前に出ていて、一方でギターが少し後ろに下がっている。このへんは完全に趣味なんでしょうね。

というわけで、3者3様のミックス違いを楽しみつつ……1回聴いたら十分なこのアルバム(笑)。それでも数年に1回は引っ張り出したくなる、そんな罪作りな1枚です。



▼HOLLYWOOD ROSE『THE ROOTS OF GUNS N' ROSES』
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投稿: 2019 03 17 12:00 午前 [Guns n' RosesCinderellaL.A.GunsIzzy StradlinGilby ClarkeHollywood Rose] | 固定リンク

2019年3月16日 (土)

TESLA『SHOCK』(2019)

2019年3月発売の、TESLA通算8作目のオリジナルアルバム(2007年発売のカバーアルバム『REAL TO REEL』および『REAL TO REEL, VOL.2』を含むと10作目)。前作『SIMPLICITY』(2014年)から5年ぶり、再結成後4作目のオリジナル作品となります。ここ数作は自身の自主レーベルTesla RecordsやFrontiers Recordsから発表されていましたが、今作はメジャーのUMe(Universal Music Group)からのリリース。オリジナルアルバムのメジャー流通はGeffen Recordsから最後の作品となった4thアルバム『BUST A NUT』(1994年)以来、25年ぶりとなります。

プロデュースを手がけたのはDEF LEPPARDのギタリスト、フィル・コリン。フィルは2016年発売のライブアルバム『MECHANICAL RESONANCE LIVE!』に追加収録された新曲「Save That Goodness」のプロデュース&共作でクレジットされており、そこからの流れで今作も手がけることになったのかな。そもそも80年代から同じ事務所だったこともあり、付き合いも長いですからね。気心知れたメンツによる、リラックスした制作現場が想像できますし。

フィルは今作でもソングライターとして活躍(一部ギターやコーラスにも参加)。それも影響してか、どの曲も非常によく練り込まれた、ポップでキャッチーなものばかり。全体を通してバラードやミディアムテンポのメロウな楽曲が目立ち、このへんにフィルのポップセンスが反映されているのか、あるいはプロデューサー目線でそういった方向へと導いたのか気になるところです。

オープニングを飾る「You Won't Take Me Alive」のファンキーなギターワークやキャッチーなメロディは非常に耳障りも良く、なおかつTESLAらしいガッツのあるバンドサウンドも維持されており、なかなかの仕上がり。続く「Taste Like」も適度なレイドバック感のあるロックンロールで、そこからピアノ&ストリングスをフィーチャーしたバラード「We Can Rule The World」へと流れる構成は今までありそうでなかったもので、ハッとさせられます。

この曲を含むバラード調の楽曲に導入されたハーモニー/コーラスはこれまでのTESLAっぽくなく、むしろDEF LEPPARDのそれに近いもの。これも取って付けたものという感じではなく、自然とマッチしているので違和感なし。また、バラードも前半〜中盤にいくつかあるものの、後半はロック色の強い構成となっていて、従来のファンも納得させる内容ではないかと。特に初期を彷彿とさせる「The Mission」からラストの「Comfort Zone」までの流れは絶品だと思います。

良い意味での“80年代の黄金期”を現代的にポリッシュしたのが、この『SHOCK』という作品ではないでしょうか。従来の彼ららしさとは異なる、良い意味での“ショック”なポイントも含まれた良作。2019年にこういう作品がどこまで評価されるのか、楽しみなところです。



▼TESLA『SHOCK』
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投稿: 2019 03 16 12:00 午前 [Def LeppardTesla2019年の作品] | 固定リンク

2019年3月15日 (金)

KIX『FUSE 30 REBLOWN (BLOW MY FUSE 30TH ANNIVERSARY SPECIAL EDITION)』(2018)

いやあ、こんなアルバム出ていたんですね。全然情報が追えてなくて、たまたま見つけてびっくりしました。

昨年11月に配信限定でリリースされていた、KIXの出世作『BLOW MY FUSE』(1988年)30周年を記念したデラックス盤。フィジカルでの一般流通はないようで、デジタル版とストリーミング版のみでの発表となります。

前作『MIDNITE DYNAMITE』(1985年)から3年ぶりに発表された通算4作目アルバムはKIXにとって起死回生の1枚となり、「Don't Close Your Eyes」(全米11位)のシングルヒットも手伝いアルバム自体も最高46位、100万枚を超えるヒット作となりました。

……なんていう説明は過去に書いた本作のレビューで触れられているので、このへんにして。ここではリミックス&リマスタリングが施されたアルバム本編と、ボーナストラックとして追加されたアルバム収録曲のデモ音源について触れていきたいと思います。

まず、リミックスを手がけたのがRATTの諸作品やKIX『MIDNITE DYNAMITE』などをプロデュースしてきたボー・ヒル。オリジナル盤はトム・ワーマン、デュエイン・バロン、ジョン・パーデルといった面々が担当していましたが、良い意味で80年代らしいチープさと小気味良さが残る質感でした。しかし、このリミックス盤は非常にガッツがある質感で、リバーブを抑えめにしたせいもあって非常に生々しさが前面に打ち出されています。正直、オープニングの「Red Lite, Green Lite, TNT」のイントロを聴いた瞬間に「あれ、全然違う?」と驚いたほど。ドラムやギターの太さ、ボーカルやコーラスの温かみなど、すべての音がグイグイ前に迫ってくる感じがあって、僕はとても現代的なミックスなのかなと思いました。曲によってはオリジナル盤ではあまり聴こえてこない音も鮮明に届くようになっているし、最後まで新鮮な気持ちで楽しめました。

後半のデモトラック集は各曲に録音データが入っているので、そのへんも踏まえて聴くとより興味深く楽しめるかも。古いもので1984年3月(『MIDNITE DYNAMITE』制作時期?)、それ以外が1986〜7年と、『BLOW MY FUSE』というアルバムが世に届けられるまでいかに時間がかかったかが伺えるし、アレンジの違い(「No Ring Around Rosie」なんて序盤、びっくりしますよね)からもいろいろ煮詰めていったんだなってことが見えてきます。個人的にはこれはこれでアリだなと思えました。

新鮮なサウンドで生まれ変わった名盤と、その完成までの変遷が見える副読本。このデラックス盤はそんな捉え方ができるのではないでしょうか。ついこないだもSKID ROW1stアルバムデラックス盤が出たばかりですが、1988〜9年ってHR/HMシーンにおいても最盛期から過渡期に差し掛かり始めたタイミングで面白い作品がたくさんあるので、今後も配信限定でこういったアイテムが次々発表されるのかもしれませんね。こういう企画なら大歓迎なので、このあとにも期待しておきます。



▼KIX『FUSE 30 REBLOWN (BLOW MY FUSE 30TH ANNIVERSARY SPECIAL EDITION)』
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投稿: 2019 03 15 12:00 午前 [Kix1988年の作品2018年の作品] | 固定リンク

2019年3月14日 (木)

LYNCH MOB『LYNCH MOB』(1992)

1992年4月(日本では5月)にリリースされた、LYNCH MOBの2ndアルバム。デビューアルバム『WICKED SENSATION』(1990年)から1年半という比較的短いインターバルで発表されましたが、実はその間にボーカリストがオニー・ローガンからロバート・メイソンへと交代するというハプニングが発生しています。そういう人事異動があったからこそ、早く“次”を見せたかったのかもしれませんね。

オニーは決してテクニカルなシンガーではなかったけど、1stアルバムで表現されていたアグレッシヴなハードロックには最適だったと思います。しかし、新人ということもあってか、パワーで押し切るだけといった武器の少なさも見え隠れしていました。実際、初来日公演を観たときもそのへんの未熟さが露呈し、評価は微妙かな……と思いましたし。

ところが、2代目シンガーのロバートは(同じく無名ながらも)どんなタイプの楽曲でも無難にこなすタイプ。良く言えば器用、悪く言えば突出した個性に欠ける。なもんで、このアルバムも最初に聴いたときは『WICKED SENSATION』ほどのパンチが感じられませんでした。

しかし、ジョージ・リンチ(G)にとってはようやく「エゴを出しすぎず(ドン・ドッケン)、未熟さの感じられない(オニー)プロフェッショナル」なシンガーを手に入れられたわけで、なもんだから楽曲の幅も一気に広がっている。攻撃性は若干影を潜め、ギターも曲によっては少し引っ込むことを覚え始めました(笑)。

が、このバランス感が本当に絶妙で、よくやくここで“バンド”になれたのかな、と今聴くと感じるわけです。でなければ、ブラスセクションをフィーチャーした歌モノ「Tangled In The Web」やムーディーな「Dream Until Tomorrow」のような楽曲はやれなかったと思いますし。

いや、本当にどの曲もよくできているんですよ。オープニングの「Jungle Of Love」からして前作の路線をより洗練させ、そこにEXTREME的な“ハネ”を加えた新しさがあったり、「Heaven is Waiting」なんてDOKKENでもやれそうだし、前作にはなかったアップチューン「I Want It」もあるし。さらに、QUEENのカバー「Tie Your Mother Down」まである(タイミング的にフレディ・マーキュリーへのトリビュートなんでしょうか)。全10曲、非常にバランスが良くて、構成も練られている。ブルース色が減退したのも大きいのかな。この洗練された感にDOKKENでいうところの3rdアルバム『UNDER LOCK AND KEY』(1985年)に近いものがあると思うのは僕だけでしょうか。

チャート的にも前作の全米46位に次ぐ最高56位を記録。グランジ勢が台頭し始めたタイミングとはいえ、なかなか検討したと思うんです……なのに、このアルバムで一度解散するんですよね(苦笑)。その後、ジョージとミック・ブラウン(Dr)はDOKKEN再結成に参加することになるわけです。



▼LYNCH MOB『LYNCH MOB』
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投稿: 2019 03 14 12:00 午前 [1992年の作品Lynch MobGeorge Lynch] | 固定リンク

2019年3月13日 (水)

PRIMAL SCREAM『VANISHING POINT』(1997)

1997年のデジタルものが続いたので、もう1枚だけお付き合いください。こちらはPRIMAL SCREAMが1997年7月(日本では6月)にリリースした通算5枚目のスタジオアルバム。『GIVE OUT BUT DON'T GIVE UP』(1994年)から3年ぶりの新作で、前作同様全英2位という好記録を残しています。

本作の制作期間に(当時)元THE STONE ROSESのマニ(B)が正式加入。レコーディングは「Kowalski」「Motorhead」の2曲のみでしたが、以降のライブには全面参加し、ローゼズ再結成までの15年近くにわたり在籍することになります。

前作での60年代末〜70年代前半のストーンズ/アメリカ南部サウンド路線から一転し、本作ではサンプリングを多用したダブからの影響が強いサウンドがベースになっており、それもあってかボビー・ギレスピー(Vo)が参加しないインストゥルメンタル曲(あるいはそれに準ずる楽曲)が複数含まれているのが特徴。「Get Duffy」や8分もの長尺曲「Trainspotting」(同名映画のサウンドトラックに提供したもの)や、ほぼつぶやきに近いボーカルを含む「Kowalski」「Stuka」がそれにあたります。

また、ボーカル入りの楽曲にしてもインストパートが大半を占める楽曲が多く、このあたりは代表作『SCREAMADELICA』(1992年)とはまた異なる“らしさ”が強調され、新たな独自性が開花するきっかけとなりました。

かと思えば、前作の延長線上にあるバンドサウンド構成のロックンロール「Medication」があったり、ダビーで牧歌的なバラード「Star」があったり、かのMOTÖRHEADのデジタルカバー「Motorhead」があったりと、相変わらずの無軌道さも示されており、そのアンバランスそうでしっかりバランスが取れた作風もさすがの一言。オープニングを飾る「Burning Wheel」にしろ60年代後期のストーンズを思わせるメロ&テイストですし、なんだかんだでこの色合いを捨てていないところにも好感が持てます。

とはいえ、ここ日本では前作『GIVE OUT BUT DON'T GIVE UP』で一般的認知度を獲得し、「Rocks」や「Jailbird」のようなわかりやすい曲が評価されたあとだけに、このアルバムの作風は難解に映ったのもまた事実。雑誌やツウの間では高評価を獲得したものの、前作で寄って集まった“一見さん”は少しずつ離れていったのでした(まあ、それでよかったんですけどね)。

ここでの経験がさらに追求されたのが、続く“もうひとつの代表作”『XTRMNTR』(2000年)。本作から次々作『EVIL HEAT』(2002年)までの3作はある種の連作的な色合いもあるので、ぜひあわせて聴いてほしいところです。また、本作にはよりダブ色を強めたリミックスアルバム『ECHO DEK』(1997年)も用意されているので、そっち側の素養がある方はぜひこちらにもトライしてみてください。



▼PRIMAL SCREAM『VANISHING POINT』
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投稿: 2019 03 13 12:00 午前 [1997年の作品Primal ScreamStone Roses, the] | 固定リンク

2019年3月12日 (火)

「#平成の30枚」

Twitterのハッシュタグでよく目にする「#平成の30枚」という企画。これ、面白いですね。30年を30枚のアルバムで紹介するというのは、いろんな側面があると思うんですよ。一般的な名盤なのか、その年バカ売れしたものなのか、あるいはもっと私的な選出なのか。でも、そのどれを取ってもいろいろ見えてくるものがある。30枚くらいだからちょうどいいんでしょうね。これが昭和だったら……無理か(苦笑)。

ということで、こういうのに便乗するのが好きな私としては、とりあえず記録として残しておこうと。ただ、普通にTwitter上に残すのは違うよね、せっかくならこっちだよねってことで、無理くり1989年から2018年までの30年をすごい勢いで振り返ってみました。平成元年(1989年)っていうと、自分が高2〜高3の時期。音楽的にも多感だった10代後半の終盤ですね。特に90年代半ばまでは思い出深い作品がたくさんあるだけに1年1枚縛りはなかなかキツイものがありますが……あえて自分内でルールを作って選出しました。

① 同じアーティストのアルバムは複数枚選ばない(バンド/ソロは例外とする)
② 可能な限り今の自分の直感に従う(過去BEST OF企画の年間1位に選んだとしても今回も選ぶとは限らない。今の感覚で選ぶ)
③ 2枚同時発売など連作となっているものは例外として2枚選出も可(ガンズとかラルクみたいなね。ガンズは関係ないけど)

以上、これだけを守って選んだら……やっぱりキツかった(笑)。さて、個人的な思い入れ乱れまくりの30枚、ぜひご堪能あれ。


平成元年(1989年)
X『BLUE BLOOD』(Spotify

平成2年(1990年)
ユニコーン『ケダモノの嵐』(Spotify

平成3年(1991年)
BUCK-TICK『狂った太陽』(Spotify

平成4年(1992年)
佐野元春『sweet16』(Spotify

平成5年(1993年)
LUNA SEA『EDEN』(Spotify

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投稿: 2019 03 12 12:30 午前 [Mr.ChildrenKen YokoyamaTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTエレファントカシマシPerfume銀杏BOYZL'Arc-en-CielSoul Flower Unionザ・クロマニヨンズピーズ, TheフラワーカンパニーズDEAD ENDBUCK-TICKYELLOW MONKEY, THE佐野元春LUNA SEAX JAPANナンバーガール中村一義スピッツMaison book girlONE OK ROCKHi-STANDARDBOOM BOOM SATELLITESBABYMETAL星野源ももいろクローバーZ凛として時雨OGRE YOU ASSHOLEユニコーン「平成の30枚」] | 固定リンク

THE CHEMICAL BROTHERS『DIG YOUR OWN HOLE』(1997)

1997年4月にリリースされた、THE CHEMICAL BROTHERSの2ndアルバム。前年9月に発売された、ノエル・ギャラガーOASIS)をフィーチャーしたシングル「Setting Sun」が全英1位を獲得(アメリカでも80位まで上昇)。続くアルバムからのリードシングル「Block Rockin' Beats」も全英1位に輝いたことで、アルバム自体も初登場1位という大記録を達成。アメリカでも最高14位/50万枚を売り上げる好成績を残しています。

前作『EXIT PLANET DUST』(1995年)での路線を踏襲しつつ、よりロック色を強めたこと。そして、前作でのティム・バージェス(THE CHARLATANS)やベス・オートンをフィーチャーした歌モノを、“時のバンド”だったOASISのノエル・ギャラガーを(さらには引き続きベス・オートンも)起用することで作品自体のメジャー感を強めることに成功した結果が、この1位という数字に表れているのかなと思います。

とはいえ、昨日取り上げたTHE PRODIGYの『THE FAT OF THE LAND』(1997年)同様に、このアルバムもシンプルでわかりやすく、かつロックファンにも訴求する魅力的な内容なんですよね。

ただ、それはビート的なお話であり、楽曲の構成としてはテクノならではの1コードで延々引っ張るスタイルがベース。THE PRODIGY以上にそういう側面が強いことから、全体的にデジロックと括るのはちょっと違うかなという気がします。まあ「Block Rockin' Beats」はデジロックと言われたらそうかもしれないけど、「Elektorobank」や「The Private Psychedelic Reel」あたりは違いますしね。

あと、THE PRODIGYは1曲1曲がコンパクトなものが多く、そのへんもロック的と捉えることができるかもしれないけど、THE CHEMICAL BROTHERSは4〜5分台の曲もあるにはあるけど、先の「Elektorobank」は8分台、「The Private Psychedelic Reel」にいたっては9分半もありますから。そういった点においても、リスナーの嗜好が分かれそうな気がします。

このアルバムや続く『SURRENDER』(1999年)が素直に楽しめるなら、“こっち側”にもすんなりと入っていけるんじゃないかな。個人的にはこの人たちの持つサイケデリックテイストが本当に大好きで、アルコールを入れて爆音で聴く「The Private Psychedelic Reel」や「Piku」「Where Do I Begin」あたりは気持ちいいって言葉だけでは片付けられないくらいの魅力と効力があるので。

間もなく4年ぶりの新作『NO GEOGRAPHY』がリリースされ、夏にはフジロックで再来日。ライブではハズレが一度もない彼らのこと、きっと今回も最高な“あっち側”を見せてくれるはずです。



▼THE CHEMICAL BROTHERS『DIG YOUR OWN HOLE』
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投稿: 2019 03 12 12:00 午前 [Chemical Brothers, the1997年の作品OasisNoel Gallagher's High Flying Birds] | 固定リンク

2019年3月11日 (月)

THE PRODIGY『THE FAT OF THE LAND』(1997)

THE PRODIGYが1997年6月に発表した3rdアルバムにして最大のヒット作。当時、ダンスミュージック好きのみならず洋楽ロックファンはみんな持ってたんじゃないかってくらい、バカ売れしたんですよ。だって、当時の日本盤はエイベックスからのリリースでしたからね。

本国イギリスではXL Recordingsからでしたが、アメリカではマドンナのレーベル・Marverick Recordsからのリリース。いろんな偶然が重なった結果、本国のみならずアメリカでも1位を獲得し、イギリスでは140万枚以上、アメリカでも300万枚近い売り上げに達し、全世界トータルで1000万枚を超えるメガヒット作となりました。

直前に発表されたTHE CHEMICAL BROTHERSの『DIG YOUR OWN HOLE』(1997年)とあわせて、特にヨーロッパや日本では“ビッグビート”や“デジロック”などと呼ばれるように。Wikiによると前者は「テクノの細分類のひとつであり、バンドサウンド重視の音作りとサンプリングによるループを多用したブレイクビーツが特徴」とのこと。後者はおそらく日本での造語だと思いますが、意味合い的にはビッグビートと一緒かな。つまり、最初に書いた「ダンスミュージック好きのみならず洋楽ロックファンはみんな持ってたんじゃないか」っていうのは、そういうテクノとロックの垣根を壊したという意味も大きいのかなと。そういえばこの年、初開催された『FUJI ROCK FESTIVAL』にもTHE PRODIGYは出演予定でしたしね(中止になった2日目に出演予定でした)。

このアルバム、今聴くと……確かにカッコいいんだけど、意外と単調なんですよね。シンプルなリズムとギターなどをサンプリングしたリフがループされ、その上に歌やラップが乗る。BPM的にも120〜130の楽曲が多いのかな(調べてみたら、ヒットシングルの「Breathe」が130なものの、「Smack My Bitch Up」が136、「Firestarter」が142と意外と高め。それ以外は110台後半から130台が中心でした)。このテンポ感がロック寄りのビッグビート特有なものなんでしょう。確かにノリやすいですしね。

けど、それ以上に楽曲としてよくできているものが多いのかな。上に挙げたヒットシングルはどれもキャッチーだし、KULA SHAKERのクリスピアン・ミルズ(Vo, G)をフィーチャーした「Narayan」も“っぽさ”が強いし。ラストに配置されたBPM170の「Fuel My Fire」なんてL7のカバーであって、完全にパンクロックですから。そりゃロックファンも入っていきやすいわけです。

ここ1週間くらい、移動中はこのアルバムをよく聴いてます。理由は言わなくてもわかりますよね。ホント、頭空っぽにして無心で楽しめる1枚。最後に彼らのライブを観たのはフジロックだったかな。昨年末にはニューアルバム『NO TOURISTS』(2018年)も発売されたので、この夏は苗場あたりでまた会えるのかなと思っていたんだけど……残念です。



▼THE PRODIGY『THE FAT OF THE LAND』
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投稿: 2019 03 11 12:00 午前 [1997年の作品Kula ShakerProdigy, the] | 固定リンク