カテゴリー「Sepultura」の11件の記事

2021年8月13日 (金)

SEPULTURA『SEPULQUARTA』(2021)

2021年8月13日にリリースされたSEPULTURAの企画アルバム。

2020年2月発売のアルバム『QUADRA』に続く今作は、2020年4月からスタートしたストリーミング・ライブセッション“SepulQuarta”からのベストセレクション。これまでに発表された多数の名曲群を、毎回著名なゲストミュージシャンを迎えてセッションするという企画で、その選曲および参加アーティストの豪華さはベストアルバムを超えた1枚と言えるかもしれません。

収録曲および参加ゲストは下記のとおり([ ]内は参加ゲスト名)。

01. Territory [David Ellefson (B/ex. MEGADETH)]
02. Cut-Throat [Scott Ian (G/ANTHRAX)]
03. Sepulnation [Danko Jones (Vo)]
04. Inner Self [Phil Rind (B/SACRED REICH)]
05. Hatred Aside [Angélica Burns (Vo/HATEFULLMURDER)、Mayara Puertas (Vo/TORTURE SQUAD)、Fernanda Lira (Vo/CRYPTA)]
06. Mask [Devin Townsend (Vo, G)]
07. Fear, Pain, Chaos, Suffering [Emmily Barreto (Vo/FAR FROM ALASKA)]
08. Vandals Nest [Alex Skolnick (G/TESTAMENT)]
09. Slave New World [Matthew K. Heafy (Vo, G/TRIVIUM)]
10. Ratamahatta [Joao Barone (Dr)、Charles Gavin (Dr)]
11. Apes Of God [Rob Cavestany (G/DEATH ANGEL)]
12. Phantom Self [Mark Holcomb (G/PERIPHERY)]
13. Slaves Of Pain [Frédéric Leclercq (G/KREATOR、AMAHIRU)、Marcello Pompeu (Vo)]
14. Kaiowas [Rafael Bittencourt (G/ANGRA)]
15. Orgasmatron [Phil Campbell (G/ex. MOTÖRHEAD)]

M-4, 13 : from 3rd AL『BENEATH THE REMAINS』(1989年)
M-14 : from 4th AL『ARISE』(1991年) Japanese Bonus Track
M-1, 9, 14 : from 5th AL『CHAOS A.D.』(1993年)
M-2, 10 : from 6th AL『ROOTS』(1996年)
M-5 : from 7th AL『AGAINST』(1998年)
M-3 : from 8th AL『NATION』(2001年)
M-11 : from 9th AL『ROORBACK』(2003年)
M-6 : from 12th AL『KAIROS』(2011年)
M-8, 12 : from 14th AL『MACHINE MESSIAH』(2017年)
M-7 : from 15th AL『QUADRA』(2020年)

知名度の高いアーティストばかりが参加しており、これも長きにわたりブラジルを代表するエクストリームメタルバンドとして活躍し続けるSEPULTURAならではと言えるでしょう。選曲的には「Arise」や「Dead Embryonic Cells」「Under Siege (Regnum Irae)」といった『ARISE』収録曲や「Roots」のような代表曲を外しているのが気になりますが(実際の“SepulQuarta”セッションでは、「Arise」などはゲスト抜きで演奏されています)、それでもベストアルバムとしても見劣りしない内容なのはさすがといったところでしょうか。

基本的にはリモートスタジオセッションアルバムなので、生々しさはスタジオ音源以上/ライブアルバム以下といった質感。しかし、これくらいの生々しさは彼らのようなバンドにはちょうどいいような気がします。そして、マックス・カヴァレラの跡を継いで加入したデリック・グリーンはすでに20年選手。マックス時代の楽曲でも原曲に負けない凄みが伝わる歌唱で、非常に好意的に受け取ることができます。

各ゲストに関してですが、この人ならでは!という音源はそう多くはないです。女性Vo3人が参加した「Hatred Aside」はかなり色が出ていて面白いし、デヴィン・タウンゼンド参加の「Mask」もそれとわかる仕上がり。マーク・ホルコムらしいエフェクティブなギターサウンドで原曲に彩りを加えた「Phantom Self」も非常にらしい完成度ですね。同じブラジル出身のラファエル・ビッテンコートとコラボした「Kaiowas」は、現在シングルギター編成のSEPULTURAには実現できないアンサンブルなので、これも聴きどころかもしれません。あとは、本家MOTÖRHEADのフィル・キャンベルをフィーチャーした「Orgasmatron」もかな。特別新鮮さはないですが、感慨深さという点で記しておこうかと思います。

この手の企画盤は「あの曲がない、この曲がない」と言い出したらキリがないので、深いこと考えず、素直に(かつ無心で)楽しむのが一番。特にSEPULTURAはオールタイムベストアルバムが1枚も存在しないので、(選曲が多少偏ってはいるものの)これを『ARISE』『CHAOS A.D.』『ROOTS』に次ぐ入門盤として捉えるのもアリかもしれませんね。

 


▼SEPULTURA『SEPULQUARTA』
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2020年10月15日 (木)

CAVALERA CONSPIRACY『INFLIKTED』(2007)

2007年3月25日にリリースされたCAVALERA CONSPIRACYの1stアルバム。日本盤は同年3月19日に先行発売されています。

その名前からもわかるように、CAVALERA CONSPIRACYはマックス・カヴァレラ(Vo, G/SOULFLYKILLER BE KILLEDNAILBOMB、ex. SEPULTURA)が実弟イゴール・カヴァレラ(Dr/ex. SEPULTURA)と結成した新バンド。名盤『ROOTS』(1996年)を携えたツアーを経てSEPULTURAを脱退したマックスと、以後ほぼ交流のなかったイゴールでしたが、10年ぶりの再会を機に不和が解消され、カヴァレラ姓を冠した新たなサイドプロジェクトが立ち上げられることになります。

当時のレコーディングメンバーはカヴァレラ兄弟のほかSOULFLYでマックスと活動をともにするマーク・リゾ(G)と、フランスのGOJIRAからフロントマンであるジョー・デュプランティエ(B, Vo)が参加。アルバムのプロデュースはマックスと、初期SOULFLYや初期MACHINE HEADのメンバーでもあったローガン・メイダーが担当しており、スラッシュメタル色の強いグルーヴメタルをマックスらしいカラーでまとめあげています。

カヴァレラ兄弟がタッグを組むことで、初期SEPULTURAのスラッシュ/デスメタル路線か、『ROOTS』期やSOULFLYで展開する民族音楽をフィーチャーしたモダンメタル路線のどちらに進むのかが気になりましたが、結果としてはそのどちらでもない、「『ROOTS』期のSEPULTURAやSOULFLYから民族音楽色を排除した、スラッシーなグルーヴメタル」というのが正解でした。

本作を最初に聴いたときは、若干NAILBOMBにも近いかな?と感じたりもしましたが、今聴くとあそこまでの直線的な演奏でもないですし、むしろNAILBOMBの色はインダストリアル調の味付け(「Inflikted」の冒頭など)にとどまるのみ。それよりは、『CHAOS A.D.』(1993年)や『ROOTS』からスラッシーでストレートな楽曲を抜き取り、かつSOULFLYでのグルーヴィーな楽曲からラテンテイストを排除したものをミックスなのかなという気がします。マーク・リゾがソロを弾いている時点でSOULFLYっぽさがにじみ出てしまうものの、イゴールの手数が多い“らしい”プレイやフレーズを織り交ぜることでSOULFLYとの差別化はなんとかできていると思います。

とはいえ、マックスがこのデス声で歌ってしまえば、どれもこれもSEPULTURA的でありSOULFLY的になってしまうんですけどね。こればかりは仕方ない。クセが強いから(「The Doom Of All Fires」の序盤は意外性ありましたけどね)。ただ、「Black Ark」「Ultra-Violent」の2曲にはジョーのボーカリもフィーチャーされているので、一瞬ですがハッとされるかも。もっとフィーチャーしてもよかったのに。

また、本作にはマックスの継子リッチー・カヴァレラやレックス・ブラウン(B/ex. PANTERA)がゲスト参加。とはいえ、それぞれ1曲ずつなので、そこまで大きな話題でもないかな。そもそも、カヴァレラ兄弟の和解という巨大なテーマがある1枚ですからね。

なお、CAVALERA CONSPIRACYは本作以降もコンスタントに活動を継続。2017年までにアルバムを4枚残しており、現在はマックス&イゴール、マークの3人にサポートベーシストという布陣のようです(ジョー脱退後、CONVERGEのネイト・ニュートンが在籍したこともありました)。

 


▼CAVALERA CONSPIRACY『INFLIKTED』
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2020年2月12日 (水)

SEPULTURA『QUADRA』(2020)

2020年2月初頭にリリースされたSPULTURAの15thアルバム。

7thアルバム『AGAINST』(1998年)から参加したデリック・グリーン(Vo)にとってすでに9作目。デリック、アンドレアス・キッサー(G)、パウロ・Jr.(B)、エロイ・カサグランデ(Dr)という現編成に落ち着いてからも早くも3作目にあたる本作。そうか、すでにマックス・カヴァレラ(Vo, G/現SOULFLY、CAVALERA CONSPIRACY)在籍時よりもデリック在籍後のほうの歴史が長いんですね。それなのに、自分ときたらいまだにデリックを含む編成に苦手意識があって……。

正直な話、『A-LEX』(2009年)を最後に彼らの新譜には触れていなくて。なので、このタイミングにその苦手意識を払拭しょうと思い、リリースされたばかりの新作に手を伸ばしてみたわけです。

で、聴いた結果……良いじゃんか、これ(笑)。

15枚目にして、全部乗せ感ハンパないね。最初期のデスメタルやスラッシュメタルの要素をベースにしつつも、90年代以降のモダンヘヴィネス/グルーヴメタル、名作『ROOTS』(1996年)で確立させたトライバル/プリミティブな側面、プログレッシヴメタル的なアレンジ、シンフォニックなアレンジなど、彼らがこれまでにチャレンジしてきた(であろう)要素がすべて詰まっている。もちろん、近作は聴いていなかったので文字情報で認識していた要素をこうやって新作を通して生で体感することで、「ああ、こうなっていたんだ……すごいな」と再認識したわけです。

アンドレアスは本作で『BENEATH THE REMAINS』(1989年)や『ARISE』(1991年)の頃のようなスラッシュ・フィーリングを復活させたかったようですが、あそこから30年以上もの歳月と経験を経たことにより、まったく同じものにならないのは当然として、それ以上にパワフルなものへと昇華されている。オープニングの「Isolation」なんてまさにそれですよね。かと思えば、それに続くモダンヘヴィネス寄りの「Means To An End」は『CHAOS A.D.』(1993年)などで聴けたあのスタイルですし。そりゃあ悪いわけがない(しかも、この曲で聴けるギターハーモニーがまた素晴らしい!)。

「Last Time」のオープニングでフィーチャーされたアンドレアスの流麗なギターフレーズも素晴らしいし、そこからなだれ込むアグレッシヴな世界観もハンパない。そして、「Guardians Of Earth」でのプリミティブなスタイルとシンフォニックの要素がミックスされた楽曲も気持ちよく楽しめる。そこに「Autem」みたいなハードコアな楽曲もあれば、思いっきりクリーントーンで歌い上げる「Fear; Pain; Chaos; Suffering」で締めくくる。全12曲で約50分というトータルランニングも“ちょうどいい”。いや、完璧でしょう。

正直、この10年の間にも傑作と呼ばれるようなアルバムはあったのかもしれません。なので、この新作を機にここからいろいろさかのぼってみたいと思います。でもね……それを抜きにしても、本作は最高傑作と呼んでも差し支えないんじゃないかな。それくらい“This is SEPULTURA!”な1枚だと断言したい。そう思いませんか?

 


▼SEPULTURA『QUADRA』
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2018年7月 3日 (火)

BRIDES OF LUCIFER『BRIDES OF LUCIFER』(2018)

昨年6月に開催された『GRASPOP METAL MEETING』など、海外のメタルフェスに出演したのを機に一部で話題になっていた、女性13人からなるHR/HMの名曲をカバーするコーラス隊BRIDES OF LUCIFERがアルバムをリリースしました。

本作でピックアップされている楽曲たちは下記のとおり(曲名後ろのカッコは原曲アーティスト名)。


01. Burn In Hell [TWISTED SISTER]
02. Walk [PANTERA
03. Warriors Of The World [MANOWAR]
04. Chop Suey! [SYSTEM OF A DOWN
05. Painkiller [JUDAS PRIEST
06. Fear Of The Dark [IRON MAIDEN
07. Roots Bloody Roots [SEPULTURA
08. O Father O Satan O Sun! [BEHEMOTH]
09. Holy Diver [DIO
10. South Of Heaven [SLAYER
11. Futility [SCALA & KOLACNY BROTHERS]
12. Halo [MACHINE HEAD
13. White Moon [SCALA & KOLACNY BROTHERS]


ライブではこのほか、RAMMSTEIN「Engel」あたりもカバーされているみたいですね。

ライブやレコーディングには彼女たちのほか、ドラム/ベース/ギター/ピアノが入り、原曲に比較的忠実なアレンジでカバーされています。もちろん、コーラスがメインになるので、彼女たちの歌声が前面に出るようなアレンジも新たに施されており、曲によってはギターソロパートをカットしていたりもします。

どのバンドの曲もボーカルのクセが強いものばかりで、特にPANTERAやSEPULTURAみたいなスクリームメインの楽曲、SYSTEM OF A DOWNのように変態的なボーカルが耳に残る曲すらも聖歌のようなボーカルアレンジで表現されているので、聴き進めていくうちに「あれ、こんなに聴きやすくて大丈夫?」と不安に陥る瞬間も。メタルファンには数年に1枚は世に産み落とされる“ネタCD”として楽しめば、そこまで不快ではないはず。むしろ、僕は積極的に楽しんでおります。

逆に、普段メタルに疎い人にこそ「ね? 意外と曲自体は悪くないんだよ?」と手に取ってほしい1枚だったりして。まあ、一緒に笑って聴いてみましょうよ。

あ、あと本作で2曲もピックアップされているSCALA & KOLACNY BROTHERSという存在。彼らはこのBRIDES OF LUCIFERの先輩的存在でもある、2000年代前半に90年代〜ゼロ年代のUKロックやグランジの代表曲をピアノ伴奏でカバーしたベルギーの少女合唱隊のこと。グループ名は指揮者&ピアノ伴奏者でもある中心人物となる兄弟の名前から取られています。このグループのオリジナル曲をカバーするあたりに、BRIDES OF LUCIFERの起源が見え隠れするのも興味深いところです。



▼BRIDES OF LUCIFER『BRIDES OF LUCIFER』
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2018年5月12日 (土)

NAILBOMB『POINT BLANK』(1994)

昨日のMEATHOOK SEEDを聴いて、急に思い出したのが今回紹介するNAILBOMB。名のあるメタル/ラウド系バンドのメンバーが集まって作ったプロジェクト、90年代前半という微妙なタイミングでのインダストリアルメタルへの接近など共通項がいくつかあってか、自分の中で同じ枠に入れていた2組なんですよね。

NAILBOMBは当時SEPULTURAに在籍していたマックス・カヴァレラ(Vo, G)と、当時FUDGE TUNNELの一員だったアレックス・ニューポート(Vo, G)が立ち上げたプロジェクト。本作『POINT BLANK』は1994年3月(日本盤は4月)にリリースされた唯一のオリジナルアルバムで、レコーディングには同じくSEPULTURAのアンドレアス・キッサー(G)、イゴール・カヴァレラ(Dr)、FEAR FACTORYのディーノ・カザレス(G)がゲスト参加しています。

サウンド的には当時のSEPULTURAが持っていたモダンヘヴィネス的な重さよりも、もっと直線的でパンキッシュなメタルサウンドに、インダストリアル調のサンプリングや打ち込みビートなどをミックスしたもので、感覚的にはMINISTRYに近いものがあるかも。

最初に「MEATHOOK SEEDと同じ枠」と書いたものの、手法は一緒でも出てくる音が異なるものというのが面白い。もちろんそれは「NAPALM DEATHOBITUARY」と「SEPULTURA+FUDGE TUNNEL」という違いによるものであって、違うのは当たり前の話なんですけど。だけど、なぜか同じ枠で括りたくなってしまう理由、同意してもらえますかね?

SEPULTURAのスラッシュメタル/モダンヘヴィネスとも異なる、どこか単調でパンキッシュなスタイルはカヴァレラがのちに結成するCAVALERA CONSPIRACYにちょっと近いものがあったりすると思うのですが、いかがでしょう? もちろん、完全に一致しているわけではないですけど、カヴァレラがこのNAILBOMBでアレックス・ニューポートと試したことが10数年後に再びCAVALERA CONSPIRACYでトライされたと考えたとき、その間の出来事やバンドの経緯を踏まえると合点がいくのではないでしょうか。

あと、MEATHOOK SEEDを久々聴いたときは新鮮さが得られたのに、このNAILBOMBでは同じような感覚が得られなかったのはなぜなんでしょうね。それも不思議……って、CAVALERA CONSPIRACYがあったからか。納得(苦笑)。

NAILBOMBは本作リリース後にライブを行なっており、翌1995年にはライブアルバム『PROUD TO COMMIT COMMERCIAL SUICIDE』を発表しています。なお、こちらにはライブ音源のほかにスタジオ音源2曲が追加収録されているので、新曲目当てで聴いてみてもいいかもしれません。



▼NAILBOMB『POINT BLANK』
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2018年1月14日 (日)

SOULFLY『SOULFLY』(1998)

1998年春にリリースされた、マックス・カヴァレラ(元SEPULTURA)による新バンドSOULFLYのデビューアルバム。SEPULTURAを実質追い出されたマックスは、そのSEPULTURAの直近作『ROOTS』(1996年)で試みたトライバルなヘヴィロックをさらに進化させた音楽をこのバンドで表現。つまり、傑作と言われる『ROOTS』の直系の続編と呼べる内容が本作ということができるわけです。

プロデュースは『ROOTS』と同じくロス・ロビンソンが担当。この頃にはKORNでひと山当て、さらにLIMP BIZKITのデビュー作なども当てて知名度を高めたあと。そのロス・ロビンソンとマックス本人の人脈もあり、本作にはFEAR FACTORYのバートン・C・ベル&ディノ・カザレス、LIMP BIZKITのフレッド・ダースト&DJリーサル、DEFTONESのチノ・モレノ、SKINDREDのベンジー・ウェッブなどヘヴィ/ラウドロックシーンの著名アーティストたちがゲスト参加しています。

オープニングの「Eye For And Eye」のアグレッシヴさに、本作は『ROOTS』以上に激しいアルバムになるんじゃないか?とワクワクすることでしょう。「Tribe」「Bumba」のようなトライバルなビートを用いた楽曲もあれば、「First Commandment」のようにダンサブルな楽曲もある。そしてバンド名を冠した「Soulfly」では民族音楽に接近したインストゥルメンタルナンバーを楽しめる。確実に『ROOTS』の延長線上にあるのですが、そことは違う香りもする。

例えば『ROOTS』がヘヴィさという点に重きを置いたとするならば、この『SOULFLY』はもうちょっと軽やかさが重視されているように感じます。それはテンポ的なこともそうだし、リズムの取り方ひとつにしても『ROOTS』にはないものを感じる。もちろんマックス以外のメンバーが違うんだから、そのへんが変わってくるのは当たり前の話なのですが、ここからまた新しい何かが始まる。そういう変化の兆しを強く実感させる序章的作品集なのかもしれません。

事実、本作を起点にSOULFLYはさらなる変化を遂げていきますし、気づけばSEPULTURAとは異なる道を進み始めていた。一方のSEPULTURAも新たなシンガーを得たことで以前とは異なる道を歩み始める。良い意味で、誰ひとりとして『ROOTS』を引き継ごうとしていない。つまり視点を変えると、マックスにとって本作は『ROOTS』を引きずりつつも決別しようとしている、そんな転換期の1枚とも受け取ることができるわけです。

『ROOTS』が出来すぎたアルバムだっただけに、そこからどう進化させていくか。その問いかけとひとつの回答が、このアルバムの中に示されているのではないでしょうか。リリースから20年経った今、このアルバムを聴くと改めてそんなことを考えてしまいます。



▼SOULFLY『SOULFLY』
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2017年10月31日 (火)

SEPULTURA『ARISE』(1991)

SEPULTURAが1991年春に発表した、通算4作目のスタジオアルバム。前作『BENEATH THE REMAINDS』(1989年)からRoadrunner Recordsに移籍し、プロデューサーにデスメタルシーンで名の知れたスコット・バーンズ(DEATH、OBITUARY、CANNIBAL CORPSE、DEICIDE、NAPALM DEATHなど)を迎えたことで、それまでブラックメタル寄りのデスメタル風だった彼らのサウンドスタイルやプロダクションが一気にスケールアップ。続く本作『ARISE』では初期のスタイルを軸にしつつも、より80年代のスラッシュメタル黄金期のサウンドを取り入れた疾走感ある楽曲を楽しむことができます。

オープニングの「Arise」から、もう突っ走りまくり。ギターリフはスラッシュメタルのそれというよりは、低音に頼らない単音を基調としたブラックメタル風。そのせいか若干音が薄い印象があるものの、息もつかせぬスピード感とマックス・カヴァレラ(Vo, G)のボーカルスタイルによってそれを一切感じさせない。さすがです。

続く「Dead Embryonic Cells」「Desperate City」あたりはスピードだけに頼ることなく、リフやソロを効果的に組み合わせたアレンジで「これぞスラッシュメタル」という存在感を提示。特に「Desperate City」に登場するツインリードと、その直後に訪れる転調&不穏なメロディを伴うギターソロは圧巻の一言です。正直、この3曲だけで完全に心を奪われるんじゃないでしょうか。

また、本作ではその後の作品への予兆を感じさせる「ハードコアパンク色」「インダストリアル臭」「ブラジル出身を前面に打ち出したサウンドスタイル」の3点も初登場。ハードコアスタイルはそれこそ「Arise」のストレートさや「Murder」の冒頭あたりからも存分に感じられるし、インダストリアルテイストはさまざまな楽曲のイントロに挿入されるSEがまさにそれ。そしてブラジルっぽさは、「Altered State」の冒頭でラテンパーカッションが使用されている点。以降の作品と比較すればその使い方もオマケ程度ですが、このへんがのちの彼らにとって大きなアイデンティティになるとは、まさかこの頃は想像もしていませんでした。

アルバム後半も先の「Altered State」や「Under Siege」といったトリッキーな楽曲や、ラストにふさわしいファストチューン「Infected Voice」など佳曲多し。最初から最後まであっという間に終わってしまう印象があるかな。いわゆるデスメタル/スラッシュ路線は本作が最後で、次作『CHAOS A.D.』(1993年)にて大変貌を遂げることになります。それについては同作のレビューをご覧ください。

ちなみに本作はイギリスで初のチャート40位入りを記録。アメリカでも初めてBillboardチャートにランクイン(119位)と、世界的な成功を収めます。ここ日本でも本作で認められた感があり、1992年には初来日も実現しています。



▼SEPULTURA『ARISE』
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2017年9月13日 (水)

SEPULTURA『CHAOS A.D.』(1993)

1993年秋に発表された、ブラジルのヘヴィメタルバンドSEPULTURAの5thアルバム。前作『ARISE』(1991年)で世界的に認知され始め、ここ日本でも初来日公演が実現したほか、アメリカではBillboard 200に初めてランクイン(最高119位)。また『ARISE』での成功を受けて、アメリカでは次作がメジャーのEpic Recordsから配給されることも決定。今作が勝負作になることは明白でした。

ですが、オールドスクールのスラッシュメタルを武器とした『ARISE』から一変、本作では“PANTERA以降”のモダンヘヴィネスサウンドに様変わり。プロデューサーもスラッシュ/デスメタルを得意とするスコット・バーンズから、モダンなバンドばかりを手がけるアンディ・ウォレスに替え、ミドルテンポ主体のグルーヴ感に満ち溢れた楽曲に挑戦しています。

確かにこの時期、METALLICAがブラックアルバム(1991年)で成功したのを機に、MEGADETHANTHRAXもテンポを落として重さを重視したサウンドに移行しており、これが流行りであり主流と言ってしまえばそれまでかもしれません。事実、シーン中心にはNIRVANAPEARL JAMなどのグランジ勢が君臨し、旧来のメタルはオールドスクール呼ばわりされて敬遠されていたのですから。そんな中メガヒットを遂げたMETALLICAや、メタル界の新星として人気を獲得したPANTERAの恩恵を受けようとするのは、致し方ないのかもしれません。

SEPULTURAの変化も確実にこの流れにあるものと思われますが、彼らがその他のバンドと一緒くたにされずに済んだのは、SEPULTURAというバンドがブラジル出身だという事実。例えば本作には「Kaiowas」というブラジルの民族音楽から影響を受けたインストゥルメンタルナンバーは、他のメタルバンドには真似できない武器であり、この実験が次作『ROOTS』(1996年)で開花するわけです。

もちろんそれ以外の楽曲も単なる“フォロワーの真似事”で終わっておらず、このバンドらしいパーカッシヴなドラミングをフィーチャーした「Refuse/Resist」「Terriory」は今聴いても最高だし、ブルドーザーが突進してくるかのような重量感をみせる「Slave New World」「Propaganda」、狂気すら感じさせる攻撃的な「Biotech Is Godzilla」はもちろん、本作において唯一メロディアスなカバー曲「The Hunt」(原曲はNEW MODEL ARMY)が良いアクセントになっていたりと、とにかく聴きどころ多し。下手なメタルもどきを聴くぐらいなら、ずっとこの音に浸っていたい。そう思わせるぐらいの気持ち良さが本作にはあると思います。

この10月(国内盤は11月)には本作と『ROOTS』の最新リマスター&ボーナスディスク付き仕様も発売。ぜひこの機会に、マックス・カヴァレラ(Vo, G)在籍時のSEPULTURAを振り返ってみてはいかがでしょう。



▼SEPULTURA『CHAOS A.D.』
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2016年1月10日 (日)

祝ご成人(1995年4月〜1996年3月発売の洋楽アルバム20枚)

新成人の皆さん、おめでとうございます。昨年度に初めて実施したこの企画、今回も新成人の皆さんが生まれた年(学年的に1995年4月〜1996年3月の期間)にリリースされた洋楽アルバムの中から、個人的思い入れがある作品を20枚ピックアップしました。どれも名盤ばかりなので、もし聴いたことがないという作品がありましたら、この機会にお手にしてみてはいかがでしょうか。とは言いながらも大半が名盤中の名盤なので、聴いたことがあるものばかりかもしれませんが。

並びはすべてアルファベット順です。(2014年度の新成人編はこちら


Alice in Chains『Alice in Chains』(Amazon)(レビュー

Ben Folds Five『Ben Folds Five』(Amazon

Björk『Post』(Amazon

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2004年5月29日 (土)

PROBOT『PROBOT』(2004)

FOO FIGHTERSのデイヴ・グロールが、約4年前からその存在を臭わせる発言を繰り返してきたメタル・プロジェクトPROBOT。それが2004年になってやっと日の目を見ることになりました。「デイヴがデスメタルをやる」とか「いや、ドゥームメタルみたいだ」とか噂だけが一人歩きしてた感がありますが、結果は見ての通り、もの凄い「豪華プロジェクト」となっております。

基本はデイヴが全ての楽器を多重録音し(一部例外あり)、そこに各曲毎にゲストボーカルを迎えるという形で、曲もデイヴが各シンガーに合わせて起用に作ってます(歌詞は各シンガーが作詞)。全11曲(+シークレットトラック)に11人のシンガー。恐らく、メタルを普段聴かない(聴いていても'90年代初頭以前の古き良き時代のメタル/ハードコアを知らない)世代からすると、知ってる人なんて誰もいないのかも‥‥いや、かろうじてレミー(MOTÖRHEAD)くらいは知ってるかな? 決して全米/全英チャートで大ヒットを飛ばしたようなバンドのシンガーは参加してない、所謂「アングラ」的、カルト的な存在ばかりが選ばれているように感じます。

もっとも、普段からメタルしか聴かないようなコアなファンからすれば、「何でクロノスやキング・ダイアモンドと一緒にC.O.C.のマイク・ディーンの名前があるの? そもそもマイクってベースで、ボーカルはペッパー・キーナンじゃないの?」とかいろいろ不満の声も挙がりそうな気がしますが、それは完全に無視ね(そもそもマイク・ディーンがオリジナル・ボーカリストだって話ですが)。だってメタルファンやフーファイのファンに向けて作られたアルバムじゃないもんこれ。絶対に「デイヴのオナニー」的自己満足アルバムだもん。じゃなきゃ、もっと売れる要素を取り入れて、メジャーレーベルから出すんじゃないの?(今回のアルバムをリリースする「Southern Lord」っていうレーベルもCHURCH OF MISERYとかTHE OBSESSED、ELECTRIC WIZARDみたいなコアなバンドを扱うインディーレーベルですしね)。

先に書いたように、1曲1曲がバラバラで、アルバムのトータル性を考えると微妙ですが、メタルのオムニバスアルバムと考えた場合、非常によく出来た作品なんじゃないかな、と思うわけです。マックス・カヴァレラが参加した曲なんて、彼が参加するSOULFLYや'90年代半ばのSEPULTURAでやってたことをよく研究して、曲調だけでなく演奏スタイルもそれらを模倣してるんですよね。同じくリー・ドリアン参加曲も彼のCATHEDRALチックなドゥームメタルしてるし。レミー参加曲もまんまMOTÖRHEADだしね。デイヴがそんなによくメタルものを聴いてるなんて知らなかったよ。もっと初期の‥‥それこそ今回参加してるVENOMやCELTIC FROST、VOIVOD辺りに拘った作風になるのかと思ってたもんで、NIRVANA前後の同時代に活躍するバンド‥‥SEPULTURAやNAPALM DEATH‥‥を選ぶのがかなり意外に思えましたね。単純にメタル/ハードコア好きなのね、この人。

デイヴがNIRVANA以前にハードコアバンドでドラムを叩いてた話は有名ですが、その名残りなのか、'8O年代後半頃のC.O.C.をイメージしてマイク・ディーンをボーカルに起用したり、D.R.I.みたいな懐かしい名前も飛び出す始末。この辺は、完全に'80年代してますよね。それぞれが参加した曲も見事にそれっぽいし。かと思えば'80年代ドゥーム/ストーナーロックの元祖・TROUBLEのエリック・ワグナーなんて人まで呼んでるし。この辺はQUEENS OF THE STONE AGEのアルバムに参加した流れかなぁ、なんて勝手な推測をしてみたいりして(ご存知の通り、デイヴはQOTSAの前作でドラムを叩いてます。QOTSA自体、元々はストーナーロックバンドのKYUSSが前身ですしね)。

‥‥とここまで書いて、多分殆どのフーファイ・ファンがチンプンカンプンな名前や内容ばかりだろうな‥‥なんて思ったんですが、要するにあれですよ、カッコいいと感じればそれでいいし、理解できなければ素直にフーファイやNIRVANAまで戻ればいい。それで十分じゃないですかね、このアルバムへの接し方って。そこまでシビアに考える必要ないと思いますよ、だって単なる「遊び」なんですから(売れる/売れないは二の次でしょう、上にも書いたようにね)。で、これ聴いて「メタルってカッコいいかも‥‥」とかちょっとでも思ったら、各シンガーが参加するバンドに手を出せばいい、と。そうやってデイヴのルーツを探っていくのも面白いかもしれませんよね。

あ、個人的には勿論楽しめる1枚でしたが、やっぱり俺的にはデイヴのハードなドラミングを久し振りに堪能しまくれたのが一番の収穫ですね。QOTSAのアルバムやライヴ@フジロックも良かったけど、やっぱりね、ここまで派手にやってくれるとさぁ、嬉しいじゃない? 最近のフーファイはドラムが固定してるから、アルバムで彼のプレイを聴くような機会もないしね。たまにでいいんで、またこういう「遊び」を見せて/聴かせて欲しいですよね、NIRVANA時代からのファンとしては。

 


▼PROBOT『PROBOT』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD

 

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