2004/09/04

とみぃ洋楽100番勝負(16)

●第16回:「Alive And Kicking」 SIMPLE MINDS('85)

 覚えてる人がどれくらいいるか正直判らないけど、俺の根っこにある部分のひとつが、こういう大袈裟に盛り上げていくタイプの楽曲なわけですよ。QUEENとかMEAT LOAFとか好きだしね。ま、このSIMPLE MINDSは全然タイプが違うけど。どっちかっていうとU2タイプなんだけどね。

 で、そのU2同様アイルランドはベルファスト出身の彼等。アメリカではこのアルバムの前にリリースされたシングル "Don't You (Forget About Me)" が映画絡みで1位になったことで注目されるわけですが、この "Alive And Kicking" という名曲を含むアルバム「ONCE UPON A TIME」で完全に化けるんですね。プロデュースにジミー・アイオヴィン(U2とかTHE ALARM)とボブ・クリアマウンテン(ブライアン・アダムス)という、'80年代の象徴みたいな人達を迎えて、凄くクリアなんだけど芯が太い‥‥みたいな、ホント典型的な'80年代の音。けどこれが今聴くと意外と心地よいのね。ギターのディレイのかけ方とかは完全にU2以降で、ドラムはTHE POWER STATION以降、シンセのきらびやかさなんてまんま'80年代のもの‥‥そんな音。もうこういう音を出せるバンド、どこにもいないんだろうなぁ‥‥

 ゴスペルみたいなコーラスとジワジワ盛り上がっていく曲構成/アレンジが最高。起承転結がハッキリしてるし、ギターソロから続く『「転」のパート』といえるピアノのソロパートなんてもう、鳥肌モノだしね。これが全米2位を記録したのもよーく判ります、ええ。

 その後メンバーの脱退とかあったり浮き沈みを繰り返しつつも、実は未だに存続している彼等。最近新作出したり過去の作品(「ONCE UPON〜」も含む)のリマスター盤をリリースしてるんですが‥‥もう二度と来日なんて実現しないんだろうなぁ‥‥一度は観たかった‥‥



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投稿: 2004 09 04 12:00 午前 [1985年の作品, Simple Minds, 「100番勝負」] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック