カテゴリー「Soul Flower Union」の16件の記事

2019年3月12日 (火)

「#平成の30枚」

Twitterのハッシュタグでよく目にする「#平成の30枚」という企画。これ、面白いですね。30年を30枚のアルバムで紹介するというのは、いろんな側面があると思うんですよ。一般的な名盤なのか、その年バカ売れしたものなのか、あるいはもっと私的な選出なのか。でも、そのどれを取ってもいろいろ見えてくるものがある。30枚くらいだからちょうどいいんでしょうね。これが昭和だったら……無理か(苦笑)。

ということで、こういうのに便乗するのが好きな私としては、とりあえず記録として残しておこうと。ただ、普通にTwitter上に残すのは違うよね、せっかくならこっちだよねってことで、無理くり1989年から2018年までの30年をすごい勢いで振り返ってみました。平成元年(1989年)っていうと、自分が高2〜高3の時期。音楽的にも多感だった10代後半の終盤ですね。特に90年代半ばまでは思い出深い作品がたくさんあるだけに1年1枚縛りはなかなかキツイものがありますが……あえて自分内でルールを作って選出しました。

① 同じアーティストのアルバムは複数枚選ばない(バンド/ソロは例外とする)
② 可能な限り今の自分の直感に従う(過去BEST OF企画の年間1位に選んだとしても今回も選ぶとは限らない。今の感覚で選ぶ)
③ 2枚同時発売など連作となっているものは例外として2枚選出も可(ガンズとかラルクみたいなね。ガンズは関係ないけど)

以上、これだけを守って選んだら……やっぱりキツかった(笑)。さて、個人的な思い入れ乱れまくりの30枚、ぜひご堪能あれ。


平成元年(1989年)
X『BLUE BLOOD』(Spotify

平成2年(1990年)
ユニコーン『ケダモノの嵐』(Spotify

平成3年(1991年)
BUCK-TICK『狂った太陽』(Spotify

平成4年(1992年)
佐野元春『sweet16』(Spotify

平成5年(1993年)
LUNA SEA『EDEN』(Spotify

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2006年10月 1日 (日)

ソウル・フラワー・ユニオン『GHOST HITS 00-06』(2006)

 久しぶりにソウル・フラワー・ユニオンのワンマンライブに行ってきました。丁度9月後半に3枚目のベストアルバム「GHOST HITS 00-06」がリリースされ、それに伴う全国ツアーだったんですが……内容はどちらかというと「これからのSFU」を強く印象づけた、素晴らしいものでした。

 いわゆる「インディーズ落ち」してからのナンバーを中心に収録した今回のベスト盤。"アンチェインのテーマ" 以外は名盤「SCREWBALL COMEDY」から昨年発表されたオリジナルアルバム「ロロサエ・モナムール」までの作品からライブでも人気のナンバーを中心に、ミックス違いやテイク違いなどを含む全17曲が収録されています。今回のライブでもこのアルバムから半数近くのナンバーが演奏されました。が……彼らはベスト盤ツアーといいながらも、すでに5〜6曲の新曲を用意していて、この日のライブは正直それらの新曲が中心になっていたといってもいいほど、強烈な印象を放ってました。

 俺は初めて「SCREWBALL COMEDY」を聴いたとき、それまでのソウルフラワーと比較すると非常にシンプルな……語弊があるかもしれないけど、ニューエスト・モデル時代の匂いがプンプンするなぁと思ったんですよ。実際、ほぼ全曲が中川敬による楽曲でしたしね。その後、片腕だった伊丹英子が結婚〜出産〜アイルランドへの移住などがあり活動から離脱状態に陥ったことから、ほぼ中川ひとりによるバンドになってしまった印象が強まって(もちろん、他のメンバーありきですよ、ソウルフラワーは。ここでは楽曲に命を吹き込むという意味でこういう書き方をしています)。それと同時に発表される新曲は、さらにシンプルでストレートな方向へと移行していき、「シャローム・サラーム」で聴くことができた新曲は完全に「歌もの」と呼んでも差し支えないナンバーばかりだったと思います。

 '90年代の彼らはいろいろなジャンルの音楽スタイルを飲み込み、ソウルフラワーならではの特別な音楽を作り出そうと試行錯誤の繰り返しだったのかな。だから一時はファンやメディアが彼らを見放そうとした(そして、俺もそのひとりだった)。だけどライブアルバム「High Tide And Moonlight Bash」で流れが変わったな、と。そして「SCREWBALL COMEDY」……インディーズに移ったことでメジャー時代よりも動きやすくなったというのもあるのかもしれないけど、とにかく2000年前後……もっといえば、2001年の「9・11」以降、彼らの中で何かが変わったのは事実なんでしょうね。

 つまりこのベストアルバムは、そういったソウルフラワーの変化の歴史をこれまで以上に端的に表した1枚なんじゃないかな、と個人的には思ってます。充実ぶりは過去2枚以上だと思うし、ライブ映えする楽曲ばかり。フェスやイベントで一度は耳にしたことがあるナンバーがズラーッと並んでいるので、聴いていて安心感が強い。これからソウルフラワーを聴いてみようという人はぜひこのアルバムと前のベスト「GHOST HITS 95-99」を聴いてみるといいんじゃないかな?

 今回のツアーで聴くことができる新曲は、これまで以上に歌っている楽曲が多く、歌詞もいろんなタイプがあったし、また音楽的にも新境地を感じされるものもありました。これまでのベスト盤2枚は何となくレコード会社主導で作っちゃいました的な印象が強かったけど、今回は充実した7年間の活動の軌跡をディスク1枚じゃ足りないのに無理矢理詰め込んだ感が強い、とても強力な内容に仕上がってます。ライブでは中川がしきりに「もっと売れると思って満を持して発表したのに……」と淋しそうにコメントしていたのが印象的でした。ソウルフラワーといえば、夏フェス。今年はあまり夏フェスに出ていたという印象がなかっただけに、ちょっとタイミング的に悪かったかなぁという気もするけど、今からでも遅くないのでぜひ一度手に取ってみてくださいな。

 ていうかさ、上にリンク貼ったようなアルバムは全部名盤なので、まだ聴いたことのないという人はとにかく聴いておくように。日本の、オリジナリティ溢れるロックバンドの名盤を聴き逃しているなんて、なんて勿体ない人生を送っているんですか!



▼ソウル・フラワー・ユニオン「GHOST HITS 00-06」(amazon:日本盤DVD付日本盤

2006年6月12日 (月)

ソウル・フラワー・ユニオン vs ニューロティカ@新宿LOFT('06.6.11)

 いやー、やっぱり行ってよかった。ソウルフラワーをフェス以外で観るのも久しぶりだったし、それこそロティカなんて最後に観たの、18〜9の頃だし(苦笑)。

 最初はソウルフラワー。ロフトでやるのは17年ぶりらしく(ニューエスト時代以来か。んじゃソウルフラワーでは一度もやってないのね)、楽しそうにやってた。つーか、中川がロティカファンを前にして腰が低くて笑えた。

 「多分この曲を最初に演奏したのは、ロフトでだった」というコメントの後に演奏されたのは、ご存知ニューエストモデルの "ソウルサバイバーの逆襲"! やっぱりなー、ロフトで久しぶりにやるだろうから初期の曲やるとは思ってたけど、嬉しいなぁ〜。リアルタイムだと俺、この辺からだからさ、聴きはじめたの。

 SFUの曲はとにかく新旧名曲をうまく取り混ぜた、まさにベストヒット的内容。"平和に生きる権利" なんてずいぶんと久しぶりに聴いたもんな。終盤にもう1曲、"エンプティーノーション" もやってくれて、大満足。最後はお約束的に "海行かば 山行かば 踊るかばね" で盛り上がって終了。時間にして90分。通常の単独ライヴの半分くらいか。それでも満足。6月末のリキッド、行こうかなぁ。

 15分くらいのセットチェンジを挟んで、今度はロティカ。あっちゃん、相変わらずだなぁ‥‥頭髪はだいぶ後退してるけど(苦笑。でも本人もネタにしてるくらいだから、潔くて良いと思う)。ホント全然変わんねーよなぁ。曲もほとんど知ってた。っていうか、古い曲はまだしも、最近の曲はこないだの新録ベストで聴いただけなんだけどね。MCや小ネタも寒くない程度で、個人的には大好き。あー、なんでこの10数年避けてたんだろうなぁ。勿体ない。彼らも 70分くらい演奏して終了。

 その後、アンコールに応えてロティカ再登場。そしてゲストとしてソウルフラワーから中川と奥野が登場。ロティカの "チョイスで会おうぜ" を一緒に演奏。中川はギターと歌、奥野は勿論キーボードで。つーか、あっちゃんが中川のことを「ゲーリー」って呼ぶたびに、懐かしすぎて笑えてくる。今時ゲーリーって(笑)。

 実は、体調があんま良くなくて、ソウルフラワーが終わったら帰ろうかと思ったんだけど、帰らなくて良かった。3時間以上にわたる長丁場だったけど、本当にいい組み合わせによる、いいライヴでした。



▼ソウル・フラワー・ユニオン「ロロサエ・モナムール」(amazon:日本盤



▼ニューロティカ「ベスト 2000〜2006 現役」(amazon:日本盤

2006年6月11日 (日)

ソウルフラワーユニオンvsニューロティカ@新宿LOFT(2006年6月11日)

いやー、やっぱり行ってよかった。ソウルフラワーをフェス以外で観るのも久しぶりだったし、それこそロティカなんて最後に観たの、18~9の頃だし(苦笑)。

最初はソウルフラワー。ロフトでやるのは17年ぶりらしく(ニューエスト時代以来か。んじゃソウルフラワーでは一度もやってないのね)、楽しそうにやってた。つーか、中川がロティカファンを前にして腰が低くて笑えた。「多分この曲を最初に演奏したのは、ロフトでだった」というコメントの後に演奏されたのは、ご存知ニューエストモデルの「ソウルサバイバーの逆襲」! やっぱりなー、ロフトで久しぶりにやるだろうから初期の曲やるとは思ってたけど、嬉しいなぁ~。リアルタイムだと俺、この辺からだからさ、聴きはじめたの。

SFUの曲はとにかく新旧名曲をうまく取り混ぜた、まさにベストヒット的内容。「平和に生きる権利」なんてずいぶんと久しぶりに聴いたもんな。終盤にもう1曲、「エンプティーノーション」もやってくれて、大満足。最後はお約束的に「海ゆかば~」で盛り上がって終了。時間にして90分。通常の単独ライヴの半分くらいか(笑)。それでも満足。6月末のリキッド、行こうかなぁ。

15分くらいのセットチェンジを挟んで、今度はロティカ。あっちゃん、相変わらずだなぁ‥‥頭皮はだいぶ後退してるけど(苦笑。でも本人もネタにしてるくらいだから、潔くて良いと思う)。ホント全然変わんねーよなぁ。曲もほとんど知ってた。っていうか、古い曲はまだしも、最近の曲はこないだの新録ベストで聴いただけなんだけどね。MCや小ネタも寒くない程度で、個人的には大好き。あー、なんでこの10数年避けてたんだろうなぁ。勿体ない。彼らも70分くらい演奏して終了。

その後、アンコールに応えてロティカ再登場。そしてゲストとしてソウルフラワーから中川と奥野が登場。ロティカの「チョイスで会おうぜ」を一緒に演奏。中川はギターと歌、奥野は勿論キーボードで。つーか、あっちゃんが中川のことを「ゲイリー」って呼ぶたびに、懐かしすぎて笑えてくる。今時ゲイリーって(笑)。

実は、体調があんま良くなくて、ソウルフラワーが終わったら帰ろうかと思ったんだけど、帰らなくて良かった。3時間以上にわたる長丁場だったけど、本当にいい組み合わせによる、いいライヴでした。

2005年8月12日 (金)

ドキュメント・FRF'05

 遅くなりましたが、7/28〜8/1の間参加した今年のフジロックフェスティバルについて、簡単なレポートというか、まぁ「記憶の記録」でもしておこうかと。ハッキリ言って、他所のサイトみたいに(あるいはこれまでのライヴみたいに)キッチリしたライヴレポートは書く気、全くないです。つーか書きたくないので。今、そういうのに対して殆ど興味がないというか、やりたいと思わないのですよ。

 てなわけで、今年は趣向を変えて、7/28〜7/31の4日間、某所にてリアルタイム更新をしていた時のログと携帯で撮影した写真とを併せてアップしようかな、と。そんなこまめに更新してたわけじゃないけど(いや、今見たら結構尋常じゃない数アップしてたのね俺)雰囲気だけは伝わるかな、と。正直、苗場でのフジロックは個人的にも今年で6回目だし、そろそろそういう「ライヴレポ」的なものはいいかな、と‥‥

 ではでは前夜祭当日、7/28(木)早朝からいきましょう。もう2週間も経っちゃったのね‥‥

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2005年4月20日 (水)

SFU、7月に新作リリース

SOUL FLOWER UNION、4年振りの完全フル・オリジナルアルバムを7月にリリース(公式)

 そうか、「スクリューボール・コメディ」以降にリリースされた作品群はカバー込みだったりライヴ音源入りだったりで、オール新曲ってわけじゃなかったもんな。その時その時で出来た新曲はそうやってポツポツとリリースされていたものの、こういう風に言われてみると、結構感慨深いものがあります。

 昨年辺りから既にライヴで披露されてる新曲達が全部で14曲、70分弱にも渡る大作になるようです。収録予定曲名も一部アップされてますね。ま、最近SFUを全然見てなかったので、タイトルだけ並べられても全然判らないんですが。

 急にフジロック出演が決まったなぁと思ってたら、そういう事だったんですね(「スクリューボール・コメディ」リリース時も、まぁ「〜モノノケサミット」名義ではありますが、出演してますしね)。思えばあれ以来、4年も出演してなかったのか。4年前の出演時と何が一番変わったかといえば、英坊がいないこと、そして直後に起きた「9・11」‥‥このふたつがその後の中川敬、そしてSFUに大きく影響していると思います。

 タイトルは「ロロサエ・モナムール」。中川曰く、『SF史上、最高傑作です!』と。力強く宣言しております。ライヴで揉まれた楽曲達なので、曲に関しては全く問題ないでしょう。「スクリューボール・コメディ」を初めて聴いた時みたいな高揚感と感動を再び味わうことができるのか‥‥今から楽しみですね!



▼SOUL FLOWER UNION「極東戦線異状なし!?」(amazon

2004年1月10日 (土)

SOUL FLOWER UNION『カムイ・イピリマ』(1993)

  SOUL FLOWER UNIONの、記念すべきファーストアルバム。今から10年前‥‥1993年11月にリリースされたこのアルバム、俺は当時大嫌いでした。このアルバムを聴いたことで、俺は彼等のファンを辞めたくらいですから‥‥いや、ファンって程でもなかったけど、とにかく積極的に彼等の音楽と接することは止めました。結局、その後7年近く経つまで、彼等の音源に手を出すことはなかったわけですから、そのショックの大きさが何となく判っていただけるかなぁ、と。

  元々はNEWEST MODELとMESCALINE DRIVEというふたつの別々のバンドだった彼等。共に'80年代半ばにシーンに登場し、ある時期から交流が生まれ、そして行動を共にするようになった‥‥互いのライヴに双方のメンバーがステージに上がったり、アルバムに参加したりして、更に共鳴し合っていく中での合体‥‥それはごく自然な流れでした。当時リアルタイムで彼等を見ていた者なら、誰もがそう思ったはずです。

  とはいうものの、ここで聴けるサウンド‥‥これは「SFUサウンド」というよりもむしろ‥‥MESCALINE DRIVEのそれなんですね。それもそのはず、実はこのアルバムは最初、MESCALINE DRIVEのサードアルバムとして制作していたものなんです。中川敬等NEWEST MODELの面々が全面参加し、更にゴージャスに、更にビルドアップしたサウンドを得たMESCALINE DRIVEになるはずだったのに、その途中で彼等は合体して、ひとつのバンドになってしまった。新しいスタートを切るというよりも、元々あったものの延長線上といったノリ。それがこのファーストアルバムなのです。

  収録曲全10曲でメインボーカルを務めるのは、そのMESCALINE DRIVEのボーカルだった内海洋子。中川はその個性的な歌声で所々コーラスを取ったり、数パートでリードを取るのみ。伊丹英子の歌声も聞こえてきたりしますが、やはりこのアルバムでの「バンドの顔」は内海の声なんです。だからなのか、中川がリードを取るようになる後のSFUから入っていったファンや、俺みたいにNEWEST MODELが大好きだった者からすると、もの凄い違和感が残るんです。つまり多くの人にとって「SFUの顔=中川敬」という公式があるのに、それを完全に無視したのがこのアルバム、しかも新バンドの記念すべきファーストアルバムだったと。そりゃね、裏切られた気にもなりますよ。

  で、あれから10年経ち、俺も大人になり、懐も広くなり、それなりに理解力も持つようになった今聴くと‥‥特に悪いとは思わない。決して「死ぬほど好き!」なんて口が裂けても言えないけど、それでも「これもありだな?」と思えるくらいにはなってましたね。中川サイドから物事を見ようとすると確かに厳しい作品かもしれませんが(とはいっても、全曲に中川の名前がクレジットされてるので、曲そのものからは彼等らしさを十分感じることができるんですが)、もっとフラットな気持ちで接すると、内海洋子というシンガーの個性や醍醐味を存分に味わえる1枚なんですわ。何よりもこの人、英語の発音が非常によろしい。MESCALINE DRIVE時代から英語で歌うことが多かったわけですが、ここでも1曲目 "お前の村の踊りを踊れ" での英詞ラップ(そしてそこに絡む中川のボーカル)や "ブルーギル" 等で彼女のネイティヴ並みの英語を堪能することができます。他にもストレートなロックンロール "霊柩車の窓から" とか、ファンキーなロックンロール "殺人日和"、スローテンポで彼女の歌を存分に味わうことができる "ひぐらし" やファーストシングル "世界市民はすべての旗を降ろす" 等、とにかく個性的で誰にも似ていない/何処にも属さないロックンロールを体験することができます。そういった意味では本当に一種独特な存在だったわけですよ、彼等は。

  その後の展開を考えると、ここでの彼等はまだ落ち着いた印象を受けます。結局更にいろんなものを飲み込んでいって、ドンドン成長していった彼等の、スタート地点と考えるにはちょっと弱い気もします。そういう意味ではこのアルバム、ふたつのバンドがひとつに合体して、そこから新しいサウンドを手に入れるまでの過渡期かな?という気もします。決して悪くはないんだけど、その後の彼等を知っちゃうとちょっと‥‥みたいな。いや、それでも十分に興味深い1枚ですけどね。内海は現在「うつみようこ」名義でフラワーカンパニーズや元THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、SFUのメンバーと共に活動していますが('90年代末にSFUは脱退済。その後も時々サポートとしてライヴには参加しています)、そこでの彼女に歌に興味を持った人なら絶対に気に入ると思います。ま、ここ数年のSFUから入っていった人は最後に聴いた方がいいかもしれないけど‥‥。



▼SOUL FLOWER UNION『カムイ・イピリマ』
(amazon:国内盤CD

2003年6月30日 (月)

ROCK YOU LIVE SPECIAL@SHIBUYA-AX(2003年6月27日)

  週刊誌「Weeklyぴあ」が通巻1000号記念ってことで4夜連続で行われる今回のイベント。元々は3日目(6/28)しかチケット取ってなかったのね。ま、抽選申し込みでは第2希望でこの日(6/27)も申し込んでたんだけど、見事落選して。そしたらライヴ数日前になって、その数日前に申し込んでいた「ぴあカード」での無料招待に当選してしまって結局この日も行くことになってしまったという。急なんでバタバタしながらも休み取って宿取って、何とかこの日を迎えられたのでした。

  今回の出演者は俺的にもいろいろ注目してるアーティストばかりで、特に初めて観る曽我部恵一とフラワーカンパニーズは共にライヴを楽しみにしてたし、新メンバー&新編成では初見となるSOUL FLOWER UNIONもどんな感じになるのか非常に気になっていたし(しかも3月の単独ライヴ、ライヴの日間違えて観損ねたし)。

  では、各アーティスト毎に簡単に感想を書いていきたいと思います。


◎くるみ

  何の予備知識もなかったんだけど、いきなり登場してピアノバックに歌う曲からスタートして、とにかく聴き手を惹き付けることに成功してたんだけど、その後の曲がね‥‥いや、勿論曲は悪くないと思うんですが‥‥必要以上に絶叫してて、途中でキツく感じる瞬間が何度もあったんですよね。歌は非常に伸びがあって上手いと思うし、存在感もメチャメチャあるんですが‥‥例えば同じ枠で括られるだろうCocco辺りと比べちゃうと(いやホントは比べるべきじゃないんだろうけど)、凄さよりも不快感の方が強く残っちゃうタイプなのね。お客もどう反応していいのか正直判断に困ってたんじゃないかな?

  バンドメンバーが兎に角豪華で、ドラムにあらきゆうこ、ベースに新曲のプロデューサーである根岸孝旨(Dr.StrangeLove)が迎えられ、他にも見覚えのあるギタリストとキーボーディストの姿が。多分錚々たるメンバーなんだろうね。こういったメンバーに支えられ、後は誰にでも届く(あるいは誰をも惹き付ける)キラーチューンが1曲できればねぇ。歌は優れてるけど、ソングライティングまでは‥‥ってとこでしょうか。とにかく今後の動向に期待といったところでしょうか。


◎フラワーカンパニーズ

  個人的には最も期待してたバンドなんだよね。今年のフジロックでも絶対に観ようと思ってた程で。ま、今年に入ってYO-KINGのサポートでグレートマエカワを観て、絶対に良さそうだと感じたからってのもあるんですが(あと、うちのサイトのビジターさん何人かにオススメされたってのも大きいかな)。

  全員30代半ばくらいなんだろうけど、とにかく活きがいい、演奏上手い、曲がイイ! 3拍子揃ってるのに、何故にインディー落ち!?と不思議に感じた程。曲のパワーはハンパじゃないし、ボーカルのケイスケの声や歌い方も以前聴いた時は生理的にちょっと‥‥と感じてた程なのに、今回は全然気にならない。むしろライヴだったらこれくらいやらないと‥‥なんて思った程。凄くいい。間違いなくライヴで栄えるバンド。先に音源じゃなくてライヴ観て正解だったかも。

  MCもツボを得ていたし、パフォーマンス(履いてる靴や靴下を客席に投げ込んで、ライヴ終了後に回収するという)も大爆笑だったし、ホントにいいバンドだと思った。絶対に音源買います。んで、単独ライヴにも足運びます。ホント、いいバンドに出会えたもんだ。

  最後に‥‥このバンドのステージングを観て、きっと若き日のTHE WHOってこうだったんだろうなぁ‥‥なんてふと思ってしまいました。それくらい強烈。とにかく一度観とけって!


◎曽我部恵一

  ダブルオーテレサという既存のバンドをそのままバックに従えた曽我部。賛否あるようだけど、個人的にはこれで正解だと思います。素晴らしいミュージシャン達を集めたバンドよりも、息のあった若手バンドの中に自ら飛び込んでいく曽我部。その姿はまるでNEIL YOUNG & THE CRAZY HORSEみたいでした(誰がニール・ヤングか‥‥なんてことはこの際聞かないで下さいおながいします)。特にライヴ中、ストリングス隊(曽我部含めてギター3本!)4人が中央に集まり向かい合ってギターやベースを弾く姿には心奪われてしまう程。

  で、やってる曲も緩い感じで、結構ジャム度が高いものばかりだったので、更にそういう雰囲気が強く漂ってて。ライヴの時点で俺、新作「瞬間と永遠」を聴いてなかったんだけど‥‥アルバムを後で聴いて二度ビックリですね。アルバムはアルバム、ライヴはライヴという感じで個々に独立してる印象が強く、これは両方を体験して初めて双方の良さを深く堪能できるんじゃないかな、なんて思いました。もしアルバムを聴いて気になった人は、絶対にライヴ行くべき。いろんな意味でショック受けると思うからさ。

  個人的な山場はやはり"大人になんかならないで"かなぁ。とにかく5曲、多分30分にも満たない内容だったように思うけど‥‥もっと観たいね。正直、サニーデイサービス時代は苦手意識が強かったんだけど、ソロ2作は非常に楽しんでおります。まさかライヴまでこんなにも楽しめるなんて思いもしなかったよ。ホント、心洗われるいい曲・いい歌・いい演奏が楽しめたステージでした。


[SETLIST]
01. もしも
02. 瞬間と永遠
03. 浜辺
04. 大人になんかならないで
05. ?(曲名失念)


◎SOUL FLOWER UNION

  問題のソウルフラワー。今年でソウルフラワーユニオン名義での活動を始めて丸10年。にも関わらず、英坊は子育ての為未だにアイルランドから帰国せず、ベースの河村がギターにスウィッチ、新たにJIGEN(桃梨や頭脳警察に参加)をベースに迎え、5人+ゲストという形での活動をこの春から開始。しかも7月には早くもニューアルバムが出るというし、やはり新メンバー・新編成がどう新曲に影響してるのかが気になってたんですよ。

  1曲目はお馴染み"サヴァイヴァーズ・バンケット"。ベースのブリブリ具合といい、ベースラインといい、それまで馴染んでいた河村ベースのソウルフラワーと比べるとやはり違和感を感じたんですが、聴いてる内に特に気にならなくなりました。基本的には河村のベースラインをなぞってるんだろうけど‥‥やっぱりベースの歪み具合が頭脳警察で観た時と一緒なのね。既発曲に関してはそういう印象が強かったんだけど、これが新曲になると全然気にならない。当たり前か、初めて聴く曲ばかりだしね。

  新曲は2曲披露されて、ストレートなタイプの"うたは自由をめざす"、アイリッシュ風バラード"そら"共に素晴らしかったです。どんどんシンプルな方向に進んでるように感じてた近数作のアルバムですが、新作では更にその傾向が強まってるように感じられました(昨秋の「朝霧JAM」で聴いた曲もそんなタイプだったし)。あと、昨年末のライヴからよくやってるらしい高田渡の"自衛隊に入ろう"カバーも板についていて好印象。ま、歌詞はアレですけどね(中川自身も「数カ所『反吐が出そう』な歌詞があるんですが」と言ってたしね)。

  最後はお約束ともいえる"エエジャナイカ"と"海行かば 山行かば 踊るかばね"の究極お祭りソング2連発。そういえば、"エエジャナイカ"は最近やってなかったんじゃなかったっけ? 俺も久し振りに聴いた気がします。そうそう、これら2曲や"うたは自由をめざす"では桃梨のボーカルの女性(名前失念)がコーラスで参加。英坊のパートを見事に再現してました。元々はこういう歌い方をする人じゃないんだろうけど‥‥もう少しの辛抱だから、頑張って助けてあげてくださいね。

  曽我部や他のバンド目当てだったお客も、これら2曲を前にして堪らなくなったのか、気づくと皆踊り狂ってました。最後の最後に出てくる「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損」というお馴染みのやり取りも上手くいき、終了後アンコールを求める拍手が暫く鳴りやまなかった程、この日の彼等は歓迎されたのでした。場内が明るくなっても、終了を告げるアナウンスが何度放送されても、その拍手は止むことがなく、如何に最後の最後で一気に爆発したかが伺える瞬間でしたね。最初は乏しかった客の入りも、最後の最後には8割近く埋まってたみたいだし。早く単独で観たいなぁ、今度は日にち間違えないからさぁ(涙目)。


[SETLIST]
01. サヴァイヴァーズ・バンケット
02. うたは自由をめざす [新曲]
03. 自衛隊に入ろう [cover of 高田渡]
04. そら [新曲]
05. エエジャナイカ
06. 海行かば 山行かば 踊るかばね

2003年1月18日 (土)

ソウル・フラワー・モノノケ・サミット『asyl ching-dong』(1996)

「このCDに収められた<復興節>以下の9曲について、まずいえるのは、ソウル・フラワー・ユニオン(以下SFU)の面々が神戸の被災地、まさしく「避難所」を巡り歩いてレパートリーとして鍛えていったモノであることだ。」
---大熊亘によるCDライナーノーツより


  ご存じの方も多いと思いますが、SFUはバンドスタイルで活動する他に、チンドンスタイルでの「ソウル・フラワー・モノノケ・サミット」というもうひとつの顔を持っています。その切っ掛けは解説の通り、1995年1月17日に関西を襲った阪神・淡路大震災でした。大阪在住であるSFUのメンバーにとっても勿論この出来事はかなりの衝撃を与え、実際に被災地を目の当たりにした彼等は「自分達の音楽で何か力になれないか?」と考えた結果、避難所を回る出前ライヴを何度も繰り返していくのでした。電気さえない中、アンプに頼らない音楽。子供もお年寄りも楽しませることの出来る音楽。そこから生まれたのは、ソウルフラワーなりの大和(やまとぅ)歌、アイヌ民謡、沖縄(うちなー)島唄、韓国民謡、戦前・戦後の流行唄の自己流再解釈でした。チンドン屋の如く和太鼓やチンドン太鼓、三線、チャンゴといった電気に頼らない形態で歌われる戦前戦後の流行歌や労働唄。こういった中から次第にオリジナル曲も生まれていき、そのひとつが今や彼等の代表曲である "満月の夕" なのは有名な話。元々、このシングルをリリースする際にカップリングとして "復興節" をレコーディングしたのですが、当時のレコード会社に歌詞を問題視され発禁にされてしまったことから、だったらこれをインディーズから出そう、今はいち早く被災地のみんなの復興を願う為、この曲をどんな形でもいいから世に出そう‥‥そしてこの曲に加えて、1995年の活動集大成といえるライヴ(10/3、今は亡き日新パワーステーションでの公演)からの7曲、更に新たに録音された「放送禁止唄」としても知られる "竹田の子守唄" を加えた9曲入りのアルバムとして、震災から1年経った1996年1月19日にインディーズからリリースされたのでした。

  丁度この頃から、メディアからのSFUに対する不信感(「もはやロックバンドではない」とかいろんな否定的な声)、そしてNEWEST MODEL時代からのファンの不信感が少しずつ高まりつつありました。実際、俺はもうこの頃になるとSFUから離れていましたし(ファーストの時点で苦手意識が出来てしまいましたからね)、チンドンスタイルで被災地を回っているのは知っていましたが、こういうアルバムまで作っていたことは当時知りもしませんでした。しかも収録されている楽曲は全てカバー曲。それも労働唄や古い流行歌をチンドン屋みたいに演奏する。今みたいな柔軟な考え方を出来なかった当時の俺なら間違いなく拒絶したでしょうね、このアルバム。

  SFUのライヴを一度でも生で体験したことのある人なら判って貰えると思いますが、彼等の演奏や唄には‥‥それがオリジナルだろうが民謡のカバーだろうが‥‥人の身体を勝手に動かしてしまう、不思議なパワーを持っています。それは結成時から常に持ち合わせていたものなのか、はたまたこういったモノノケでの被災地回りから得ていったものなのか‥‥ここに収められているような曲なら子供もお年寄りも、一緒に踊ることが出来ると思うんですよね。で、実際聴いててホントに踊りたくなる音楽やってるし、これ。

  多分SFUのメンバー‥‥特に中川と英坊は震災を通過したことで、唄本来の持つ力について改めて考えさせられたんだと思います。だからこそ、その後の(いい意味でも悪い意味でも)音楽的迷走があったのだと。そして、それを通過したからこそ「SCREWBALL COMEDY」が生まれたんだ、と。このアルバムを聴いてると、ここにはその「原石」がゴロゴロしてることが判るはずです。

  もう8年も経ったんですね‥‥改めて時の流れの速さを感じます。と同時に、決して風化させてはいけない出来事だったとも思うわけです。被災者や被災地周辺に住んでおられた方々から「忘れられるわけ、ないじゃないか!」とお叱りの声をいただきそうですが、やはりそれを他人事、テレビの中での出来事としか認識していない人達も多いわけですよね。そうならない為にも、俺はこのアルバムを聴く度にあの出来事のことを改めて考え、そして日常に疲れたところに元気やパワーを分けて貰うわけです。

  ‥‥なんてことを書きながらこのアルバムを聴いていると、3月にSFUとしてのライヴの告知メールが届きました。何というタイミング! これ、絶対に行こう。もう単独公演は1年半も観てないんだからさ。英坊も復帰するようだしね。


P.S.メジャーからのリリースを「歌詞の問題」によって拒否された "復興節" ですが、その某ソニーから離れた後にリリースされたベスト盤には、何故かこの曲入ってるんですよね‥‥「SCREWBALL COMEDY」効果によって急遽リリースが決まった感じですが、何だかなぁ‥‥所詮、発禁だのといっても、それは全部レコード会社次第ってことなんでしょうね。



▼ソウル・フラワー・モノノケ・サミット『asyl ching-dong』
(amazon:国内盤CD

2002年10月 1日 (火)

「Camp in 朝霧 Jam It's a beautiful day」DAY 2@静岡・朝霧アリーナ(2002年9月29日)

  いきなり暑さで目が覚める。どうやら外は晴れているみたい。時計に目をやると、8時半。そうか、標高高いから余計に暑いんだ。苗場でキャンプするとこれより酷いんだろうな‥‥なんて思いながら、寝袋から身体を出して、二度寝。ふと横に目をやると、ともえさんもくみこさんも爆睡状態。後で聞いたら、6時頃まで起きていたそう。赤富士見れたってさ、畜生!

  耳栓して寝てたんだけど、いきなり太鼓の音でまた起こされる。どうやら10時からの地元和太鼓のサウンドチェックみたい。みんな一旦ここで目を覚ますんだけど、また寝てしまう。そりゃそうだろう。次に目が覚めた時には、11時スタートのTHE SIDEBURNSがスタートしていた。


◎THE SIDEBURNS

  朝イチでスカバンド。非常に緩いサウンドでスタートにはもってこいの音。心地良すぎ。って実は、あんまりまともに聴いてないんですけどね。

  THE SIDEBURNSをバックに、我々は顔を洗いに水場まで向かう。トイレ付近は混雑していたので、一番遠い、DJフィールド付近の水場(夕べ俺がリチャードと遭遇したトイレ隣)まで歩いていく。

  既にDJフィールドは取り壊されていて、会場内は日曜のみ参加客用の駐車場と化していた。こういう使い方もあるんだね、と感心。さすがにこっちの水場まで来る人は少なく、楽々顔を洗って歯を磨くことが出来た。風呂に入ってないので、頭から水を被るも冷たいのなんのって。女の子達は足を洗ってた。

  この日の天気は夕方にポツポツ雨が降った以外は、基本的に晴れのち曇りといった感じで、とても過ごしやすかった。何せこの日は富士山まで拝めた程だ(下の左側写真がそれ)。けど、標高800メートルの高原だけあって、帰る頃には顔が日焼けする程紫外線は強かったようだ。
 
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  洗顔してスッキリした後、遅い朝食を取る。朝霧高原のシチューだとか塩焼きそば等を朝食に取り、続く渋さ知らズに備える。あ、そういえば、朝食を買いに行った帰り道で、スタッフのパスを付けた見覚えのある女性がお客さんと話し込んでいるのを目撃。誰だっけ‥‥と考えながら歩いていると、暫くして「あっ、内海洋子さんだ!」と気付く。どうやら今日のソウルフラワーは、助っ人として洋子さんが参加するようだ。楽しみ。


◎渋さ知らズ

  今日は「オーケストラ」は付かない、通常スタイルの渋さ知らズ。とはいっても、常にステージ上には20人以上ものメンバーがいるわけだけど。これで今年2回目、通算3回目の渋さだけど、一番よかったのはやはりファーストインパクトの強かった去年のヘブンで観たやつ。けど今日のはそれに匹敵する出来だったと思う。今年のグリーンのやつは、テレビが入ってた分、ちょっと遠慮してやってる部分が見受けられたし、その分今回は暴走しまくり。竜こそ登場しなかったものの、いつもの白塗り軍団は健在で、ちゃんと女性陣は上半身裸、男性陣はふんどしや、レッチリに匹敵するちんこソックスまで登場。更にはステージ上で女性スタッフに髪を電気バリカンで剃ってもらったり。おねえさんのパンチラも健在。視覚パートは完璧。

  勿論、演奏も何時も通りダラダラスタートして、ダラダラ終わる定番通り。毎回登場するカバー曲、今回はYMOの"ライディーン"でした。何かブラスで演奏されると、中学生のブラバンが演奏してるみたいで面白かった。

  気持ちよく踊っていると、俺に気付いたzipperくんが近づいてくる。で、一緒に踊る。渋さ初体験の彼は、もはや渋さの虜。大絶賛の嵐だった。そう、このバンドは音を聴いただけじゃ100%を理解することは不可能。ステージ(ライヴ)から入るのが一番だと思う。あくまで音源はライヴのベストテイク集的な存在だし。ネット上のファイル交換ソフトやCDショップの視聴機で「普通のジャズじゃん」「ちょっと変わったファンクってだけじゃん」って切り捨てた奴ら、四の五の言わずにライヴ観ろってぇの。

  渋さの素晴らしいライヴ終了後、俺とzipperくんは熱く渋さの素晴らしさについて語り合い、ソウルフラワーで再び合流する約束を交わす。ま、これだけ広い会場内でもお客の数が限られているので、案外見つけるのは簡単。彼は俺らのテントの場所も知ってるしね。

  テントの場所に戻ると‥‥あれっ、俺のテントがない。荷物だけシートの上に置かれている‥‥女性陣が俺に「テント、盗まれちゃいました」と申し訳なさそうな顔で話す。マジで!?と驚くと、みんな一斉に笑う。渋さが終わった後、帰りのことを考えて進んでテントを畳んでそうだ。申し訳ない。立てるのには結構な時間がかかったものの、畳むのはものの10分もかからなかったとのこと。テントに関しては今回、本当にお世話になりっぱなし。大感謝です。「来年はバーベキューやりましょうよ!あと、カレー作ったりとか」等、既に来年の話で盛り上がる。俺らにタープを提供してくれた、名古屋から来た男性6人組は去年の朝霧にも来たそうで、去年はもっと人が少なく、本当に最高だ、勿論今年もメンツ共々最高だ、と大絶賛。「ここを体験してしまうと、もうフジには行けない」と漏らし、俺らもそれに頷く。今年初めてフジに参加した人達はそんな風に感じないだろうけど、'99年や'00年の苗場を経験している人達にとって、今年の苗場の混雑振りは耐えられないものだった。マナーの悪さも目についたし、何よりも「最後のオアシス」だったフィールド・オブ・ヘブンでの今年の混雑振り‥‥あれが決定打だった。フジ皆勤組の人達も「今年はアバロンが穴場だった」と言ってる程、ヘブンは変わってしまった。そして、俺らの求めるヘブンに近い形が、ここ朝霧にある。しかもあそこよりもっと自由で、もっと過酷で、もっと異次元な空間。もう申し分がない。初めてヘブンの良さに気付いたあの時、いやそれ以上の衝撃が朝霧にはあった。ああ、やっぱり去年も来ればよかった‥‥今更ながら後悔してみたものの、今年だったからそう思えたんだろうなぁ、と思い直す。勿論、俺は来年も行くつもり。フジに行けなくなったとしても、朝霧にだけはずっと行き続けたいと思う。

  みんなで芝生に寝転がって、俺が買ってきた朝霧高原の牛乳で乾杯し、ビーチボールで野球したり、フリスビーしたり、シャボン玉吹いて遊んだりしながら、BOREDOMSの登場を待つ。


◎7VO7 (a.k.a. BOREDOMES)

  BOREDOMSの変名ユニット。ボアは名前によって音楽性を変えたりしてるんだけど、このユニットでのライヴは初体験。今年のフジでの3ドラム+1DJスタイルもよかったけど、今日もアンビエント且つアブストラクト的人力テクノなサウンドが、これまた朝霧の大自然にマッチして心地よかった。お客も踊り狂ったり、どうリアクションしていいのか判らずにただ棒立ちしてたり、楽しみ方はそれぞれだった。印象的だったのは、ボアの音楽に合わせて楽しそうに踊る子供達の姿だった。結構子供連れファミリーの姿が目に付いた今回の朝霧ジャム(小学生以下は無料だったかな?)、大自然の中で遊ぶ場所が沢山あっただけに、皆笑顔だったのが印象に残っている。

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  ボアを聴きながら気持ちよくなってウトウトしてると、ちょっと小腹が空いてきた。昼食でも取ろうとして、ライヴ終了後にレストランエリアへ足を運ぶと、渋さ知らズのダンサーのお兄さんが、普通にビール買うのに並んでいて、みんなに愛想振りまいていた。すげえいい人そう。当然、握手して「最高のライヴでした!」と伝えると、ホントに嬉しそうな顔でありがとうと言ってくれた。こういう風にアーティストにダイレクトに感想を伝えるのは初めて。まだ首や顔にうっすら残った白塗りがとても印象的だった。

  そんなことやってたら、結構な時間が経ってしまい、結局食事は止めてステージ前へ。結構前の方で待ちかまえてると、俺を捜していたzipperくんが現れる。二人して一緒にライヴを待つ。


◎SOUL FLOWER UNION

  英坊は臨月ってことで当然お休み。今回もHEAT WAVEの山口洋がギタリストとして、歌&コーラス&お囃子&チンドンとして元メンバーの内海洋子さんがそれぞれ参加。基本的には去年のフジロックでの編成とあまり変わらず。あ、リキッドもこんな感じだったっけ。つうか俺が観たソウルフラワー、最初以外は常に山口&洋子さん参加してるし。

  ジャジー且つブルージーなジャムセッションからライヴは始まり、いきなり中川&山口のギターソロ合戦。そのまま、定番の"ロンドン・デリー"へ。サビのタテノリになるところで、それまで平和だったオーディエンスが急にモッシュし出す。朝霧を体験してて思ったのは、みんなピースフルで、フジでは考えられない程に余裕を持って楽しんでるな、ってとこだったのに‥‥これじゃいつもと一緒だ。もう結局一緒になって踊ってやったけど。そのまま"サヴァイヴァーズ・バンケット"という、去年のフジロックと同じ流れ。しかし驚いたことに、みんな大合唱してるんだな、これが。この日だけのお客が多いみたいだけど、みんなソウルフラワー目当てだったんだね。まぁソウルフラワー好きなら、その後のジョー・ストラマーも楽しめるけどね。

  その後、新作にも入っている定番カバーの"CRAZY LOVE"や、洋子さんが唄う"さよならだけの路地裏"といった懐かしい曲も登場。また、2日前に出来たばかりという新曲(タイトル失念。東ティモールを訪れた時の事を題材にしてるそうだ)も披露。その他、"戦火のかなた"や"風の市"といった定番の後、感動の名曲"荒れ地にて"で泣きそうになる。この朝霧高原にピッタリの選曲。後でジョー・ストラマーが待っているというのに、臆面もなくCLASHナンバー"チャーリー・ドント・サーフ"をプレイした後、"満月の夕"で大合唱。やはり何度聴いてもいい曲。俺、最初から最後まで唄いっぱなし。そして"殺人狂ルーレット"で再びモッシュの嵐の後、エンディングには"海ゆかば 山ゆかば 踊るかばね"でみんな狂ったように踊りまくり。俺も泥の中、汚れるのも気にせずにダンスしまくり。知らない人と肩組んだりして。

  確かに英坊のいない「穴」を感じさせる瞬間は何度もあったものの、山口が生き生きとプレイするソウルフラワーという、これまでとは違った一面も垣間見ることが出来た。新曲はそんな流れから生まれたんだろうな、と思わせる1曲だった。ああ、俺の中での朝霧ジャムはソウルフラワーで完全に終了した。そんな感じで完全燃焼できた。もう、悪いけどジョー・ストラマーはおまけでいいや‥‥

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  ライヴ終了後、zipperくんと堅い握手を交わし、一緒に記念撮影をしてから、またどこかのイベントorライヴ会場で会おう、と約束して別れる(彼等はジョーのライヴの途中で帰らなければならなかったのだ)。疲れ切った顔で陣地まで戻ると、同じくソウルフラワー好きのくみこさんも満足しきった顔をしていた。ともえさんはというと、そのまま流れでソウルフラワーのTシャツを買いに行ったそうだ。

  ああ、終わっちゃったねぇ‥‥楽しかったねぇ‥‥と名残惜しんでいると、ソウルフラワーの最中からポツポツと降り始めた雨に加え、霧が濃くなる。さすが山の天気。結局ジョーのライヴは、また前がよく見えない状態のまま、陣地から帰る準備をしつつ観戦することになった。


◎JOE STRUMMER & THE MESCALEROS

  '99年のフジロックで一度観ているけど、その時はCLASHナンバーとオリジナルの半々といった感じで、個人的にも十分楽しめた。あれから2枚のオリジナル盤を出してることもあって、この日のライヴはオリジナル曲を中心に進められた。ま、知らなくても十分に楽しめるレゲエ/スカナンバーがメインで、けど新曲らしき楽曲はストレートなギターロック色が強まっていた。そこにスカのスタンダードナンバーやCLASHクラシックを交えつつ、ジョーの「自然や人々、我々を囲む全ての環境にリスペクト!」というMCが心を打つ。ま、「1977年にはビートルズもストーンズもいらないぜ」と唄った人と同じとは到底思えないけどさ。
  結局最後まで陣地を離れることなく、緩い感じで踊っていると、聴き覚えのあるタムロールが‥‥「キタ~ッ!」と大声を挙げながらステージに駆け出す俺‥‥そう、ラストは"I Fought The Law"だ! 気付けばステージ前でダンスしてる俺。そうそう、これを、これを待ってたんだよ。こうして短いこの曲はあっという間に終了。が、すぐにアンコールに応え、またまたCLASHナンバー2連発で幕を閉じた。

  ステージ前から陣地に戻る時に、俺に続いて女の子達みんなもつられてステージ前に走っていった事を知った。さすがにこの曲はみんな知っていたらしい。ステージを後にしながら、スピーカーからはセサミ・ストリートのテーマ曲が流れ出す。何故に!? そしてステージには大将が最後に登場して、朝霧ジャムが大成功に終わったこと、本来の駐車場がぬかるんで使えなくなってしまい、みんなには大変迷惑をかけたこと、OASISを蹴ってここに集まった君達を俺は信用する、そしてこれからもずっと朝霧ジャムは続けると宣言。みんな大きな拍手で迎える。そして「最後にこの2~3分の短い曲を聴いてから、みんな帰ってくれ」と大将が言って流れ出したのが、ストーンズの"The Last Time"だった。この曲にどういう意味を込めて、大将は流したんだろう‥‥「This could be the last time, maybe the last time I don't know.」‥‥まさか「来年のストーンズはうちが呼びます」って意味‥‥ではないよな、ハハハ。ストーンズのベスト盤が出たばかりなので、タイムリーって言っちゃあタイムリーだけどさ。最後の最後、俺はよく知ってる曲だけに、大声で唄う。そして‥‥

  後片づけをしながら、名古屋組が帰って行く。「来年のフジロックで逢おう!」と堅い約束を交わし、我々は互いの車へと戻っていった。大きな荷物を男ひとり女ふたりで抱え車まで戻り、気持ちも新たに会場を後にした。河口湖ICへ向かう途中、前の車がライトを点けていなかったり蛇行運転したりで、「オイオイ、疲れてるんじゃないのか? 居眠り運転で事故だけは気を付けろよ」と気にしながら走る。ってそれって、自分に対する戒めでもあるんだけどね。俺はというと、車中では行き同様ソウルフラワーを大音量で聴きながら、思い出話に耽っていたので、全然何ともなく。ま、フジと違って1泊2日だしね、全然余裕ですわ。

  高速に乗り、途中談合坂のSAで遅い夕食を取る。考えてみればみんな、一緒に食べた朝食以降、何も食べ物を口にしてなかったらしく、お腹が減って気持ち悪くなりつつあった程。2年前、サマソニ@富士急の帰り道、この談合坂SAに寄った時と比べものにならないくらいに、綺麗になったSA。食事する施設が豊富になっていて、何を食べようか悩んだ程だ。結局みんな和食を食べ、久し振りのお米にありつく。皆さすがに疲れているのか、言葉少なく食事に集中。食後、いつもの笑顔が戻る。要するにみんなお腹が減ってただけなのね。当然気持ち悪かったのも治る。一服した後、帰りの道中眠らないようにとスタミナドリンクやコーヒー、フリスク等を購入し、カーステのCDを渋さ知らズに変えて、いざ出発。帰り道ってことで、くみこさんを家の近くまで送ることに。府中で下りて、武蔵野近辺の自宅に22時半頃に到着。挨拶をして別れる。さて、最後はともえさんを千葉まで送り届けなければ。高井戸のインターまで一般道で進み、途中でガソリン補給してから首都高に。途中、何度か工事渋滞に巻き込まれる。特に湾岸道に乗るまでが酷く、当初0時に千葉到着予定が結局、木場辺りで0時を回ってしまった。途中でCDをUNDERWORLDのライヴ盤に変え、10月に幕張でやるUNDERWORLDのライヴの話題をする。俺がチケット取り忘れた事を話すと、くみこさんが行く予定だったチケットが余ったので、結局俺がそれに行くことになる。ラッキー。そのまま、仕事の話とか友達の話とか、結構和んだ話題に。駅まで送っていくはずだったけど、電車もなくなってしまったので、家の近所まで送っていくことに。結局彼女を送り届けた時点で、時計は0時50分を回ろうとしていた。

  ひとりになって気が楽になった俺。当初一般道でタラタラと帰ろうと思っていたものの、多少お金がかかってもいいや‥‥ってことで、結局千葉北から佐原まで東関道を使うことに。音楽もそれまでのクラブ系から、いきなり娘。にチェンジ。2日振りの娘。だぜ!ってことで、自ら編集したCD-Rを大音量でかけて高速を爆走。一般道に下りてからも、明らかに高速と変わらないスピードで走り、結局2時過ぎには自宅に到着。首都高での予想外の渋滞があったものの、それでも予想してた時間よりも早く家に帰れた。もしSAでの食事や首都高での渋滞がなかったら、1時には家に着いてたんだもん。サマソニ@富士急の時は、大月のジャンクション辺りで大渋滞した記憶があったので(あの時は、富士急を21時に出て、東京に着いたのが2時半、自宅到着は4時半だったもんなぁ)翌日休みを取ってそれなりの覚悟をしてたんだけど、さすがにシーズンオフってこともあり、中央道での渋滞は一切なしだった。よかったよかった。

  帰宅後、そのまま風呂にも入らずに寝ようと思ったんだけど、スタミナドリンクとかコーヒーが効いたのか、それともライヴでの興奮が冷めやらないのか、全く寝付けず、結局留守録してたハロモニやサマソニ特番を最後まで観てしまう。で、寝付いたのが4時半という‥‥何やってんだか。

  つうわけで、これが俺の朝霧ジャム初体験記。読んでもらえば判る通り、本当に最高でした。ハッキリ言って、フジに何度も行ってて朝霧をスルーした人、激しく後悔してください。こんなイベントをみすみす逃すなんて‥‥

  朝霧高原でフジロックをやれば‥‥なんて声も会場内で聞こえてきたけど、それは無理だと思う。確かに広さ的には問題ないだろうけど、アクセスの問題が大きいし、近くに宿が少ないこともポイント。キャンプを最初から想定すればいいだろけど、そうするとますます敷居が高くなる。それと夏場は、軽井沢帰りの観光客と日曜夜にかち合って、大月ジャンクションで大渋滞を引き起こす可能性大。そう考えると、フジはこのまま7月末の週末に苗場を使い、朝霧ジャムは朝霧ジャムとして9月末の土日にやればいい。こっちはこっちで、夏フェス後夜祭といった趣向で盛り上がればいいわけだ。何て贅沢な後夜祭なんだろう。これで2日間8,000円なんて‥‥安過ぎだよマジで。

  音楽的にはヒップホップ、ラウドロック、UKギターロックを排除した、どちらかというと狭い感じがするけど、実際はジャムバンドなんかも出るのでいろんな人が楽しめるはず。特定のジャンルしか楽しめない人は正直来ない方がいいけど、今年のフジロックでの深夜ダンステントを楽しめなかった人は、今回のAPHEX TWINや田中フミヤで大満足した、という声も。有名大型バンドに拘らない姿勢はとても好意を持てます。個人的には夏のフジロック、秋の朝霧ジャム、そして冬のエレクトラグライドといった感じでこのままずっと続けて欲しいです。パーティー好きにはたまらないイベントですからね、これらは。

  そういえば、今回の朝霧ジャムは、いろんな人との新しい出会いが沢山あったなぁ。フジでは人の多さも手伝って(また個人行動が多かったこともあって)終始ギスギスした感じで行動してたけど、朝霧ではそういうの、全然なかった。見ず知らずの人に話しかけて世間話したり、たき火囲みながらどこの食事が旨かったとか語ったり、テントの中で今年のエレグラ出演者を予想したり‥‥その場限りの出会いかもしれないけど、音楽を通じていろんな人と交じり合うことが出来た。特に最近は仕事に追われ、ネットでの人間関係も希薄になりつつあった中だけに、これは大きな転換期になったんじゃないかな、俺にとって。

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