カテゴリー「Steve Stevens」の7件の記事

2022年12月31日 (土)

マイケル・ジャクソンの黄金期をオリジナルアルバムで振り返る(1979〜1991年)

2022年のうちに振り返っておきたいと思ったのが、マイケル・ジャクソン最大のヒット作にしてポップミュージック界における歴史的名盤『THRILLER』(1982年)について。自分は世代的に『THRILLER』バカ売れ期の末端にギリギリ触れており、当時のMTV(地上波時代ね)や『ベストヒットUSA』、『SONY MUSIC TV』を録画して「Thriller」のショートフィルムや「Beat It」「Billie Jean」のMVを何度もリピートしたものです。

なもんですから、原体験としては続く『BAD』(1987年)のほうがリアルタイム感が濃厚で、初来日となった後楽園球場公演をはじめさまざまな記憶がよみがえってきます(初めて&唯一生で観たのは1992年12月の『Dangerous Tour』でしたが)。

そんなこんなで、今年で『THRILLER』リリースから40年。アニバーサリー盤も発売されましたが、個人的には25周年盤のときの盛り上がりと比べるとやや気持ちが劣りますが(そりゃあマイケル生前でしたからね、25周年のタイミングは)、周年タイミングに取り上げておかなくちゃなと思いながらも、年末に向けての繁忙期でまったく触れる機会がなく、気づけば大晦日。時間も多少できたので、やるなら徹底したいなと思い、マイケルのソロキャリア黄金期の始まりといえる『OFF THE WALL』(1979年)から『DANGEROUS』(1991年)までの(個人的思い入れの強い)4作品について、コンパクトな形で触れていこうかなと思います。

 

 

『OFF THE WALL』(1979)

 

1979年8月10日にリリースされたマイケル・ジャクソンの5thアルバム。

古巣Motown Recordsを離れ、Epic Recordsへ移籍しての第1弾アルバム。意外にも全米チャートでは最高3位と1位を獲得していませんが、「Don't Stop 'Til You Get Enough」「Rock with You」とシングル2作連続全米1位を獲得し、ほかにも「Off The Wall」(同10位)、「She's Out Of My Life」(同10位)とヒット曲を連発し、アルバム自体は現在までにアメリカで900万枚以上、全世界で2000万枚以上の売り上げを記録しました。

初めてマイケル主導で制作されたアルバムであり、プロデューサーにはクインシー・ジョーンズを起用。ソングライター陣もポール・マッカートニー(「Girlfriend」)やスティーヴィー・ワンダー(「I Can't Help It」)、デヴィット・フォスター(「It's The Falling In Love」)などソウル/R&Bに捉われない幅広い人選で自身の表現の幅を広げています。

大ヒットした「Don't Stop 'Til You Get Enough」「Rock with You」のようなソウル/ディスコをベースにした楽曲はもちろんのこと、全体を通してポップフィールドでも通用する曲作りが徹底され始めたのがこの時期なのかな。ただ、続く『THRILLER』以降と比べると全体の統一感が強いことから、まだまだ“ブラックミュージックの範疇”というイメージが強いかもしれません。だからこそ、より気持ちよく楽しめる“アルバム”という印象が、彼の作品中もっとも強いのですが(以降の作品は良くも悪くも“プレイリスト”的なのかなと)。

ポップスとしての強度は『THRILLER』や『BAD』ほどではないものの、アルバムとしてのまとまりや完成度は同2作よりも数歩上。“キング・オブ・ポップ”の快進撃がここから始まったという点では、絶対に欠かすことのできない傑作第1号です。

 


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『THRILLER』(1982)

 

1982年11月29日にリリースされたマイケル・ジャクソンの6thアルバム。

前作から引き続きクインシー・ジョーンズを共同プロデューサーに起用。ソングライターに前作から引き続きのロッド・テンパートンに加え、スティーヴ・ポーカロ(TOTO)&ジョン・ベティス(「Human Nature」)やジェイムズ・イングラム(「P.Y.T. (Pretty Young Thing)」)などを起用。また、アルバムから漏れたアウトテイクの中にはマイケル・センベロが関わった「Carousel」や、Yellow Magic Orchestraの楽曲に新たに歌詞を付けた「Behind The Mask」などが含まれていたことも話題になりました。

また、ゲストアーティストのメンツも多彩で、「The Girl Is Mine」ではポール・マッカートニーとのデュエットを展開(同時期にポール側が発表した「Say Say Say」でも2人のデュエットを披露)。「Beat It」のギターソロではエディ・ヴァン・ヘイレン(VAN HALEN)をフィーチャー(かつ、リードギターをTOTOのスティーヴ・ルカサーが担当、ドラムもTOTOのジェフ・ポーカロがプレイ)したことでも話題となりました。

本作からは「The Girl Is Mine」(全米2位)、「Billie Jean」(同1位)、「Beat It」(同1位)、「Wanna Be Startin' Somethin'」(同5位)、「Human Nature」(同7位)、「P.Y.T. (Pretty Young Thing)」(同10位)、「Thriller」(同4位)とアルバム収録曲9曲中7曲がシングルヒット。オリジナルアルバムながらもグレイテストヒッツ的側面も強く、そういった意味でも(結果的に)プレイリストの先駆け的な1枚と言えるのではないでしょうか。

音楽的にも前作『OFF THE WALL』での方向性を推し進めつつ、ポップ色をより強めた「The Girl Is Mine」、ハードロックギターを採用した「Beat It」(さらに、アルバム未収録ながらもテクノ色を取り入れた「Behind The Mask」)など、“ポップ”を軸足により幅広いフィールドで戦おうという前向きさが伝わります。また、当時主流となり始めたミュージックビデオ制作にも果敢に取り組み、約14分にもおよぶ当時としては異例の大作「Thriller」が大反響を呼ぶなど、今や当たり前となった“音楽への映像の積極的導入”における先駆者的作品とも言えます。

全9曲と最近のアルバムと比べたら短い印象もありますが、1曲1曲の個が強いことから何度聴いても飽きがこない。リリースから40年経った今聴いても懐かしさと同時に新鮮さも常に見つけられる、「これぞ歴史的名盤」と言える1枚。いまだ超えることのできない壁(アメリカだけで3400万枚超、全世界で7000万枚超のセールス)を打ち立てた、ポップミュージック界のマスターピースです。

 


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2022年7月12日 (火)

DEREK SHERINIAN『VORTEX』(2022)

2022年7月1日にリリースされたデレク・シェリニアンの9thソロアルバム。日本盤は同年6月29日先行発売。

前作『THE PHOENIX』(2020年)から約1年10ヶ月という比較的短いスパンで届けられた今作。その前が『OCEANA』(2011年)から9年と考えると、これもコロナ禍がもたらしたひとつの良い点と言えるかもしれません。

今作では盟友サイモン・フィリップス(Dr)が共同プロデューサー/ソングライターとして全面参加。ベースはトニー・フランクリンやアーネスト・ティブス、ジミー・ジョンソン、リック・フィエラブラッチ、ジェフ・バーリンといったHR/HM、ジャズ、フュージョン界では名の知れた名手たちが担当しています。

恒例となった多彩なゲストギタリストは今回も豪華の一言で、タイトルトラック「The Vortex」にはスティーヴ・スティーヴンスBILLY IDOL)が“いかにも”なハイパーアクティブプレイを披露。続く「Fire Horse」ではヌーノ・ベッテンコート(EXTREME)が、彼ならではのファンキーなプレイで耳を惹きつけます。3曲目「Scorpion」はリズム隊+ピアノが織りなすジャジーな世界観で空気を一変するも、シームレスに続く「Seven Seas」では再びスティーヴ・スティーヴンスがプログレッシヴかつスペーシーな演奏&フレーズで、聴く者を圧倒させます。随所にジャジーなフレーズも用意されていますが、そんな中でも自分らしさを一切崩さないスティーヴのギターパフォーマンスはただただ圧巻です。

アルバム折り返し一発目は、スティーヴ・ルカサー(TOTO)&ジョー・ボナマッサ(BLACK COUNTRY COMMUNION)をフィーチャーした「Key Lime Blues」から。2人のギタリストによるユニゾンプレイと、その間を埋めるように弾き倒される個々の“らしい”プレイは、さすがの一言です。そこから、シタールやストリングスを導入したオリエンタルテイストの「Die Kobra」ではマイケル・シェンカーMICHAEL SCHENKER GROUPなど)&ザック・ワイルドBLACK LABEL SOCIETYOZZY OSBOURNEZAKK SABBATH)という、個性派の2人を投入。スリリングさとドラマチックさが同居したこの曲は、派手さという点でも「The Vortex」や「Seven Seas」に次ぐものがあり、アルバム後半のハイライトと言える1曲ではないでしょうか。その2人のプレイを支えるリズム隊がトニー・フランクリン&サイモン・フィリップスというのも、またメタルファンには堪らないものがありますね。

ジャズ/フュージョン界の巨匠マイク・スターンを迎えた「Nomad's Land」で空気が一変すると、アルバムもいよいよ佳境へ突入したことを窺わせます。この曲の味わい深さは本作随一ではないでしょうか。そして、ラストは11分強におよぶ大作「Aurora Australis」。この曲ではSONS OF APOLLOでの盟友ロン“バンブルフット”サールをフィーチャーしており、プログ・ジャズと言わんばかりの独創性の強い仕上がり。ゲストのロン以上にデレクのピアノ/シンセが主軸となっており、まさに彼の主張がもっとも発揮された1曲ではないでしょうか。この曲でアルバムを締めくくるというのも、納得の一言です。

前作『THE PHOENIX』も非常にバラエティに富んだメンツが集まりましたが、今作もそれに匹敵、あるいはそれ以上と言える人選。前作に存在した歌モノは一切ありませんが、それでも十分満足できるのは、インストながらもソングライティングに相当力が入っているからではないでしょうか。プログメタルファンはもちろんのこと、上記のゲストプレイヤーたちに少しでも興味を持っているリスナーなら間違いなく楽しめる1枚だと思います。

 


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2022年5月23日 (月)

V.A.『TOP GUN: ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK』(1986)

1986年5月13日にリリースされた、映画『トップガン』のオリジナル・サウンドトラックアルバム。

本作はアメリカで1986年5月16日、日本では同年12月6日に公開された同名映画の主題歌や劇中挿入歌を集めた作品集。映画『フットルース』での大ヒットに引き続き起用されたケニー・ロギンス、再ブレイク前のCHEAP TRICK、久しくアメリカでのヒットを失っていたBERLIN、グロリア・エステファン率いるMIAMI SOUND MACHINE、『フットルース』でのマイク・レノ(Vo)に続いてバンドでの参加となったLOVERBOYビリー・アイドルとのコラボレーションで知名度を上げていたスティーヴ・スティーヴンスなどバラエティに富んだ面々が参加しています。

本作からはケニー・ロギンス「Danger Zone」(全米2位)および「Playing With The Boys」(同60位)、BERLIN「Take My Breath Away」(同1位)、LOVERBOY「Heaven In Your Eyes」(同12位)といったヒットシングルも多数誕生(CHEAP TRICK「Mighty Wings」もシングルカットされたものの、チャートインせず)。これらのシングルヒットや映画のバカ売れを受け、アルバム自体も全米1位/全英4位を記録。今日までにアメリカのみで900万枚を売り上げるメガヒット作となっています。

大半の楽曲を職業ライター(ジョルジオ・モロダーやハロルド・フォルターメイヤーなど)が手がけたことで、楽曲自体からは各アーティストの“色”はほぼ伝わりません。そこはもう、映画のさまざまな場面を盛り上げるために用意された楽曲ですから、最終的にそれを誰が歌うかってだけですよね(これが原因で、参加を断ったアーティストも多いとのこと)。ヒット曲コンピの側面もある程度ありながらも、あくまで映画ありきの1枚。時代的にもMTVを意識した、映像ありきのコンピレーションアルバムと言えるのではないでしょうか。

実際、本作からシングルカットされた楽曲のMVにはすべて映画の名シーンが効果的に使われており、もはや映画がアルバムを売るための壮大なロングMVなんじゃないかと錯覚するほど。時代ですね。

映画産業的にも音楽産業的にもイケイケだった80年代半ば、本作の大成功は良くも悪くも、その後に続く“メガヒット/豪華アーティスト参加サントラ”の雛形になったことは間違いありません(もちろん、それ以前の『フットルース』サントラのヒットがあってこそですが)。

今聴くと、いろんな意味で時代を感じさせる内容ですが、名実ともにここから唯一ブレイクしたスティーヴ・スティーヴンスにとっては、いろいろ忘れられない1枚なのではないでしょうか。これがなかったら、翌年のマイケル・ジャクソン『BAD』(1987年)参加もなかったでしょうから。

なお、本作は1999年、2006年にそれぞれスペシャルエディション、デラックスエディションとして再発。映画で使用されながらもサントラ未収録だったオーティス・レディング「(Sittin' On) The Dock Of The Bay」、THE RIGHTEOUS BROTHERS「You've Lost That Lovin' Feelin'」といった印象的な楽曲が追加された“完全版”となっており、サブスクではこちらのバージョンを聴くことができるようです。なお、2006年版にはさらにREO SPEEDWAGON「Can't Fight This Feeling」、MR. MISTER「Broken Wings」、EUROPE「The Final Countdown」、STARSHIP「Nothing's Gonna Stop Us Now」、ジェニファー・ラッシュ「The Power Of Love」と映画には一切関係ないものの、同時期にヒットした楽曲5曲が追加されています。

いよいよ映画『トップガン マーヴェリック』が公開間近。今度のサントラは本作のような形ではなく、レディー・ガガやハンス・ジマー、ハロルド・フォルターメイヤーによる楽曲が中心のようですが、懐かしのケニー・ロギンス「Danger Zone」なども再収録されるようなので、若干は「あの頃」を追体験できるかもしれませんね。

 


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2019年11月 7日 (木)

STEVE STEVENS『ATOMIC PLAYBOYS』(1989)

1989年秋にリリースされた、スティーヴ・スティーヴンス(G)初のリーダーアルバム。

ビリー・アイドルの相方として3rdアルバム『WHIPLASH SMILE』(1986年)およびシングル「Mony Mony」(1987年)まで活動をともにし、個人としても映画『トップガン』(1986年)のサウンドトラックで「Top Gun Anthem」をプレイしたり、マイケル・ジャクソンのメガヒットアルバム『BAD』(1987年)で個性的な演奏を披露したりと活躍した彼ですが、ビリーとのコンビを解消して初めて制作されたアルバムは完全なるソロ作品ではなく、ATOMIC PLAYBOYSというバンド形態として発表されたものでした。

レコーディングに参加したのはスティーヴのほかペリー・マッカーティ(Vo)、フィル・シュレー(Key)、トミー・プライス(Dr)、アントン・フィグ(Dr)、カシム・サルトン(B)などといった“知る人ぞ知る”名手ばかり。フィル・アシュリーやトミー・プライスはビリー・アイドルでのバンドで活動をともにした旧知の仲。ペリーは本作のプロデューサーであるボー・ヒル周りの人選でしょう(クレジットには当時すでにWINGERでデビューしていたキップ・ウィンガーや、当時ボー・ヒルの嫁だったフィオナの名前も)。

さて、本作の内容ですが……ハードロック寄りの派手なギタープレイを信条としたスティーヴらしく、非常に派手な楽曲が揃った1枚に仕上がっています。ビリー・アイドル自体はハードロックというよりはパンク以降のニューウェイヴを通過した若干ハードなロック/ポップスという音楽性でしたが、本作はそこに加えてハードロック色を強めた楽曲も多数含まれているので、HR/HMリスナーの耳にも十分に耐えうる内容となっているはずです。

事実、MVも制作されたオープニングトラック「Atomic Playboys」を初めて聴いたとき、誰もがリリース当時「そうそう、スティーヴ・スティーヴンスにこういう曲をプレイしてほしかった!」と思ったのではないでしょうか。1989年という時代性を反映させたハードロックサウンドと、ビリー・アイドルとの経験が反映されたクールさが共存するこの曲は、あの時代のステーヴにしか表現できないものだと思います。

が、2曲目にはブラスをフィーチャーしたAOR寄りのポップロック「Power Of Suggestion」、3曲目にはのちにDEF LEPPARDもカバーしたSWEETの名曲「Action」が飛び出したりと、一筋縄ではいかないバラエティに富んだ内容で、そのへんもスティーヴ・スティーヴンスらしいといいますか。

以降も“いかにもHR/HM”なアップチューン「Soul On Ice」や、ビリー・アイドルっぽいんだけどキーや歌メロはハードロック的な「Crackdown」、アダルトな空気を漂わせたファンクロック「Evening Eye」、スティーヴが唯一ボーカルを担当するLAメタル・チックな「Woman Of 1,000 Years」、スティーヴのテクニカルかつメランコリックなアコースティックギター演奏を堪能できるインスト「Run Across Desert Sands」など、多彩な楽曲群を楽しむことができます。

アルバムのアートワークにはスティーヴとペリーの2名しか載っていませんが、同作を携えたツアーはバンド形態で行われていたので、スティーヴ自身は本作以降もバンドとして続けていくつもりはあったんでしょうね。しかし、気分屋のスティーヴらしく(笑)、バンドは1年と経たずに空中分解。その後、スティーヴはマイケル・モンローJERUSALEM SLIMを結成するもアルバム発売前に脱退し、MOTLEY CRUEを脱退したヴィンス・ニールのバンドに加わり『EXPOSED』を完成させます。

ATOMIC PLAYBOYSとしては1989年末に行われた東京ドームでのカウントダウンイベント(ここにはマイケル・モンローも出演)で来日予定でしたが、直前にキャンセル(代わりにLOUDNESSが出演)。その後解散しているので、ATOMIC PLAYBOYSでの来日は一度も叶いませんでした。生で観てみたかったなぁ……。

 


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2018年4月29日 (日)

BILLY IDOL『REBEL YELL』(1983)

そして『反逆のアイドル』は今年で35周年……やっぱりこういう邦題文化って素敵。

パンクバンドGENERATION Xのフロントマンだったビリー・アイドルが、1983年11月に発表した2ndフルアルバム。「Rebel Yell」(全米46位、全英62位)、「Eyes Without A Face」(全米4位、全英18位)、「Flesh For Fantasy」(全米29位、全英54位)、「Catch My Fall」(全米50位)とヒット曲が多数生まれ、アルバム自体も全米6位、200万枚以上を売り上げる好成績を残しています(一方でイギリスでは36位止まり)。

前作『BILLY IDOL』(1982年)の延長線上にあるポップでわかりやすいロックを軸にした作風ですが、本作ではとにかくビリーの相方スティーヴ・スティーヴンス(G)の才能が一気に開花したことで、そのサウンドはより独創的なものへと進化しています。

それはオープニングを飾る「Rebel Yell」1曲取り上げてもおわかりいただけるかと思います。オープニングのフィンガーピッキングを用いたリフ、バッキングひとつとっても派手ですし、おもちゃの光線銃をフィーチャーした独特なギターソロなんて圧巻の一言。これがあるとないとでは大きく異なりますよね。

かと思えば、アダルトな雰囲気の「Eyes Without A Face」があったり、キャッチーな「Catch My Fall」があったり、ヘヴィなギターリフが印象的な「Flesh For Fantasy」があったり。さらに疾走感に満ち溢れたハードロック「Blue Highway」や「(Do Not) Stand In The Shadows」、ニューウェイブの影響下にある不思議なバラード「The Dead Next Door」もある。これを元パンクロッカーがやっているのかと思うと複雑な気持ちにもなりますが、隣に立つハードロックギタリストの影響が強いんだろうなと考えれば不思議と納得できるんですよね。

ビリーは決して器用なシンガーではありませんし、パンク出身ということもあってか、変に作り込まれた楽曲よりもシンプルな楽曲のほうがその歌声が映える気がします。そういう意味では、本作における「Eyes Without A Face」「Flesh For Fantasy」あたりがギリギリのラインなのかなと思ったり。あと、アクが強すぎるがあまり、極端にポップ過ぎてもダメという。

そのへんのことを相方がよく理解していたからこそ、こういう奇跡的な1枚を作ることができたんでしょうね。実際、スティーヴが抜けたあとの作品はいろいろやろうとして失敗してますし。難しいものですね。



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2017年4月10日 (月)

JERUSALEM SLIM『JERUSALEM SLIM』(1992)

2ndソロアルバム『NOT FAKIN' IT』がそれなりの成功を収め、またHANOI ROCKSフォロワーたちのおかげでその名をより広めることができたマイケル・モンロー。しかし、アルバムは成功したものの、バンド時代に得た充足感を当時のソロバンドメンバーから得ることができず、『NOT FAKIN' IT』に伴うバンドは解体。きっとソロツアーでナスティ・スーサイドと共演したことで、改めて自分の隣にはアクの強いギタリストが必要なんだと気付かされたんでしょうね。

さて、そんなマイケルが新たなパートナーとして白羽の矢を立てたのが、当時ビリー・アイドルのもとを離れてATOMIC PLAYBOYSとして活動していたギタリスト、スティーヴ・スティーヴンスでした。いやいや、アク強すぎだろ!?とツッコミを入れたくなったのは、ここだけの話です。

その頃からすでに「JERUSALEM SLIM」というプロジェクト名は挙がっており、これがそのまま新バンド名へと移行していきます。バンドのメンバーはマイケル、スティーヴのほか、HANOI ROCKS時代の盟友サミ・ヤッファ(B)、元SHARK ISLANDのグレッグ・エリス(Dr)。マイケル&サミはよいとして、それ以外の2人は完全にLA流れだよなぁ、合うのかなぁ……でも怖いもの見たさで、音も聴きたいしライブも観たいし。

確か1992年春発売の音楽誌『BURRN!』の表紙&巻頭インタビューをマイケル&スティーヴが飾り、いかに2人のケミストリーが素晴らしいものか、やっぱり俺には個性の強いギタリストが必要だったんだ的なことをマイケルが嬉しそうに話していた記憶があります。この時点で『ATTITUDE ADJUSTMENT』と題されたアルバムは完成間近、おそらく初夏にはリリースされるんだろうなと思っていました。

が、その後はご存知のとおり。スティーヴはマイケルのもとを離れ、HANOI ROCKS解散のきっかけを作ったヴィンス・ニール(当時は元MOTLEY CRUE)のソロバンドへと加わるのです。悪夢再び。マイケルは相当なショックを受け、最終的にJERUSALEM SLIMはアルバムの完成を待たずして正式に解散することとなるのです。

ところが、1992年10月に決定したマイケルの来日ツアー。おそらくこれ、当初はJERUSALEM SLIMのアルバムツアーとして計画されていたものだったと思うんです。しかしバンドはすでにない、アルバムもできてない。来日はするけどプロモーションするアイテムも何もない。じゃあ……ってことで、同時期に日本限定で発表されたのが、今回紹介するJERUSALEM SLIM唯一の音源であるアルバム『JERUSALEM SLIM』なのです。

プロデューサーに当時SKID ROWなどで知られていたマイケル・ワグナーを迎え制作された本作。こうやって聴くとほぼ完成してるじゃん!と不思議に感じるのですが、全11曲中正式なスタジオ音源は9曲、残り2曲は本編収録曲のデモトラックということで、おそらくはもう1〜2曲制作していたのかな、それらが完成する前にスティーヴがトンズラしちゃったのかな、なんて思うわけですよ。まぁ9曲でも十分に通用する内容だと思いますけどね。

マイケルにとっての前作『NOT FAKIN' IT』が“NYバージョン”だとすると、本作『JERUSALEM SLIM』は楽曲、演奏、アレンジ、質感すべてが“LAバージョン”と呼ぶにふさわしい内容。そしてバンドの作品、マイケルのアルバムというよりも“スティーヴ・スティーヴンスのアルバム”という印象も強い。もちろん大半の楽曲をスティーヴが手がけていたことも大きいけど、ここまでアクの強いギタープレイが全面的に押し出されているせいで、マイケルの印象が非常に薄いのです。ボーカルvsギターの対決に、完全に飲まれてしまっている。分が悪すぎるよさすがに。

「Criminal Instinct」みたいにダークな曲、「Gotta Get A Hold」「World Is Watching」みたいな泣きの曲はマイケルにも合ってる。けど、一番マイケルらしい楽曲が、実は「Teenage Nervous Breakdown」(LITTLE FEATのカバー)というのも納得というか悲しいというか……。

あと、アルバム前半はスティーヴ色濃厚、6曲目「Lethal Underground」以降はマイケル色強めという構成も興味深いかな。偶然そうなったのかもしれないけど、個人的には後半4曲が特にお気に入りです。中でも、KING CRIMSON「Epitaph」を彷彿とさせるラストナンバー「World Is Watching」は、スティーヴ相手じゃなければ間違いなく生まれていなかった1曲。ライブでは披露されることはないだろうけど、これを聴くことができただけでも、このマイケル的には不本意なリリースも意味があったんじゃないかな。

ちなみに本作、数年後には海外でもリリース済み。その際には日本盤未収録の「Scum Lives On」(のちに結成するパンクバンド、DEMOLITION 23.で再録音される「The Scum Lives On」の原曲。JERUSALEM SLIM版はどこかTHE WHOっぽさも感じられたり)が追加収録されています。やっぱり9曲で完成ではなかったのですね。

今では完全になかったことにされているJERUSALEM SLIM。マイケルとスティーヴの和解なんて考えられないし、今のマイケルを見ていたらJERUSALEM SLIMでやってたことを今再びやるなんて想像もつかないけど……本当に、一度だけでも観てみたかったです。



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2017年3月24日 (金)

VINCE NEIL『EXPOSED』(1993)

MOTLEY CRUEのシンガー、ヴィンス・ニールがバンドから解雇されたのが1992年2月のこと。忘れもしません、当時僕はイギリスに留学中で、ホームステイ先で観ていたMTV内のニュースでこの情報を知ったのですから……半年くらい前に初のベスト盤(正確にはコンピレーションアルバム)『DECADE OF DECADENCE』がリリースされ、滞在先でもよくカセットをリピートしていたぐらい大好きなバンドの突然の情報に、そりゃあ動揺しまくりですよ。今みたいにインターネットもない時代、しかも海外滞在中にそんな情報を得たところで続報を調べようもないし。

ところがそこから数ヶ月後、ヴィンスは映画『ENCINO MAN』(邦題:原始のマン)のサウンドトラックに初のソロナンバー「You're Invited (But Your Friend Can't Come)」を提供します。この曲は当時DAMN YANKEESのメンバーだったジャック・ブレイズ&トミー・ショウとともに制作されたもの。まだソロバンドのメンバーも確定していなかったものの、キャッチーなHRナンバーで歌うヴィンスからは“MOTLEY CRUEそのもの”といった印象を受けました。さらにその頃、マイケル・モンローと新バンドJERUSALEM SLIMを組んだはずのスティーヴ・スティーヴンス(G)がヴィンスのバンドに加わったという噂が広まります。その噂は真実となり、JERUSALEM SLIMは空中分解。スティーヴはヴィンスと一緒にアルバム制作に突入するのでした。

MOTLEY CRUE解雇から1年ちょっと経った1993年4月、ついにヴィンスの初ソロアルバム『EXPOSED』発売。MOTLEY CRUEほどのメガヒット作にはならなかったものの、全米13位という好成績を残しました。ここ日本でも同年秋に日本武道館公演を含むジャパンツアーを行い、大成功を収めました。

ソロバンドのメンバーはヴィンス、スティーヴのほかデイヴ・マーシャル(G / FIONA、SLAUGHTERなど)、ロビー・クレイン(B / RATT、BLACK STAR RIDERSなど)、ヴィッキー・フォックス(Dr / ENUFF Z'NUFFなど)という編成。レコーディングにはデイヴは参加しておらず、すべてのギターパートと一部のベースはスティーヴが弾いています。

さてさて、肝心の音ですが……「You're Invited (But Your Friend Can't Come)」で感じた“MOTLEY CRUEらしさ”が全編に感じられるものの、実は楽曲自体はモロにMOTLEYを意識したものって数曲なんですよね。例えばオープニングを飾る「Look In Her Eyes」がMOTLEYらしいかと問われると、意外とそんなでもない。だけど、ヴィンスの声が乗ると不思議とMOTLEYっぽく聞こえる。いかに彼の歌声が唯一無二の武器かが、これだけでも嫌というほど理解できると思います……その観点で語ると、「You're Invited (But Your Friend Can't Come)」だってMOTLEYというよりはNIGHT RANGERですもんね(笑)。

『GIRLS, GIRLS, GIRLS』〜『DR. FEELGOOD』期のMOTLEYを意識した「Sister Of Pain」や「Can't Have Your Cake」みたいな曲もあるにはあるけど、アルバムの中でのクライマックスとなるのは、先の「Look In Her Eyes」や、アルバム中盤の山となる「The Edge」のようにヴィンスの歌とスティーヴのギターがぶつかり合う楽曲。特に後者はフラメンコギターがフィーチャーされており、スティーヴの個性出まくりの1曲。シリアス調の「Living Is A Luxury」あたりもこの組み合わせだからこそ作り出すことができたナンバーだと思います。

と同時に、ヴィンスからイメージする“ヤンチャなアメリカンHR”まんまな楽曲も同じくらい存在。先の「Can't Have Your Cake」もそうだし、「Fine, Fine, Fine」「Gettin' Hard」なんかもその路線でしよう。そこにアメリカンHRバンドならではのバラード「Can't Change Me」「Forever」が加わり、おまけにL.A.メタルバンドお約束のカバーとしてSWEETの名曲「Set Me Free」まで取り上げている。“これぞ全部乗せ!”と言わんばかりの、サービス精神旺盛な(それでいて音楽性もしっかり伴った)1枚に仕上がっているんですから、さすがとしか言いようがありません。

ちなみに、日本盤のみボーナストラックとして、ロッド・スチュワート「Blondes (Have More Fun)」とRAMONES「I Wanna Be Sedated」という、ヴィンスのパブリックイメージに合ったカバー2曲が追加されています。購入するならぜひ、この2曲が入っている日本盤をオススメします。

ここまで完璧に“MOTLEY CRUEをイメージさせつつも、そこを超えた”作品をヴィンスがリリースしたことで、これに続く本家MOTLEY CRUEに対するハードルはさらに高くなったと思います。しかし、その本家が1年後に発表したのが、あの『MOTLEY CRUE』だったことで多くのファン(自分を除く)が落胆したのを、今でも昨日のことのように覚えています。そりゃあこの『EXPOSED』みたいな路線を期待したくなるよね。



▼VINCE NEIL『EXPOSED』
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