2007/12/12

THE WiLDHEARTS「THE WiLDHEARTS」

もう二度と出ることはないだろうなぁと思っていた、THE WiLDHEARTSのニューアルバムが2007年春に発売されました。今年の頭には来日公演も行い、新編成によるお披露目的な素晴らしいステージを披露したそうです(残念ながら僕は行けませんでしたが)。

気付けば前作「THE WiLDHEARTS MUST BE DESTROYED」から3年半近く経っていたんですね。その後、UKのみのBサイド集「COUPLED WITH」とかUS向け編集盤「RIFF AFTER RIFF」とか複数のライブ盤が出たりで、なんかいろいろ出てる印象はあったんだけど、結局満足させられた作品というとジンジャーのソロくらいだったという。

ドラムが90年代後半に参加したリッチ、ベースがスコット・ソーリー(元AMEN、ジンジャーとはBRIDES OF DESTRUCTIONでも一緒に活動してましたね)、それ以外はジンジャーとCJというおなじみの布陣。ま、21世紀のワイハーは基本この2人がいれば問題なさそうですね。

肝心の内容は、前作をよりハードにして、さらにリフ、リフ、リフの嵐という、これこそ「RIFF AFTER RIFF AFTER MOTHERFUCKER RIFF」というタイトルがふさわしいんじゃねーの?と言いたくなるような仕上がり。素晴らしい。こういうワイハーを待ってたんですよ!

しかし、もうひとつの魅力であるメロディがちょっと弱い。21世紀の彼らはジンジャーとCJによるツインボーカル(含ハーモニー)でメロ自体の質をうまくごまかしているように感じられるんですよね。実はそんなに大したことないメロディなんだけど、それをハーモニーでボカしたり。ちょっとそこだけが勿体ないなぁと強く思うわけです。まぁどんなアーティストにも言えることだけど、オリジナル期(ここで指すのは90年代の彼ら)に思い入れのある人、リアルタイムでその辺を通過しているファンからすると、どうしても要求が高くなってしまうのは仕方ないのかなぁと。続いてくれたことには大感謝なんですが、次の作品にはそれこそ古くからのファンを「俺が悪かった!」と言わせるくらいの傑作に期待したいところです。

でも……これはこれで好きだよ。このアルバムでのツアーも観たいなぁ。早く日本に戻ってきてくださいね!



▼THE WiLDHEARTS「THE WiLDHEARTS」(amazon:日本盤UK盤

投稿: 2007 12 12 12:07 午前 [2007年の新譜レビュー, THE WiLDHEARTS] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2006/09/26

GINGER「VALOR DEL CORAZON」

 本国イギリスでは今年初頭(限定盤は2005年末だっけ?)にリリース済み、日本では10月の来日決定にあわせて7月にようやく発表されたジンジャー(THE WiLDHEARTS)の「純粋な」初ソロアルバム。タイトルの「VALOR DEL CORAZON」というのは、日本語に訳すと「強い心」とかいう意味らしく……その経緯については、昨年前半のこのブログのワイハー関連の記事を読んでいただけるとご理解いただけるかと。まぁ今更その経緯に触れることはここではしません。今回は「あれ」以降について……純粋にこのアルバムについて話したいと思います。

 本人も語っているように、このアルバムはこれまでみたいにジンジャーというアーティストのある一面だけにスポットを当てた作品ではなく、彼のいろんな要素……それこそロックンロールやメタル、パワーポップだけでなく、カントリーやブルース、'70〜'80年代のポップスだったり。そういった彼のルーツ的なものがこれまで以上に表出しているのが、このアルバムと言えるんじゃないかな。実際2枚組19曲(日本盤は3曲のボーナストラックを追加)を通して聴くと、そのとっ散らかり具合のせいで作品としてのトータル性が希薄な気がするし。それは聴き手によっては「完成度が低い」とか「バランスが悪い」と解釈される可能性も強い。でも俺はそういう風には感じられなくて……ま、ソロとしては「前作」の「A BREAK IN THE WEATHER」もどちらかというと「とっ散らかってる」印象が強かったけど、あちらの方がまだ「THE WiLDHEARTSのジンジャー」という色合いが強調されてるよね。実際、ワイハーやりながら録音した音源だし。あと、もともとがシングルとしてバラバラの時期に録音されたものをまとめたものだし、そのバラツキに関しては聴き手も納得してる部分もあったよね。でも今回は最初っから音楽的にバラバラな要素がひとまとめになってる。だから人によって「?」となる人もいるんでしょう。でもコアなファンはもともとジンジャーというソングライターにはこういう素質があることを知っていた/わかっていたから、そこまでの違和感を覚えないというね。まぁ言い方によっては、ファンが庇護してるようなもんなんだけどさ。

 正直なところ、これをワイハーでやってもらいたいとは思わない。みんなそうじゃない? ワイハーにはワイハーの色があるし、もっとハイパーなロックンロール(って表現もどうかと思うけど)をファンが求めてるだろうし。それと同じことをやるんだったら……それこそ今後二度とワイハーは必要ないということになりかねないし。このアルバムで聴けるようなロッキンでそれでいて甘いポップな面をさらに強調して、それでいてロックとはかけ離れたようなこともやっちゃうような……そんな一筋縄ではいかないひねくれたことをガンガンやってほしいな、と。ファンもそれを望んでいるし、ファンではない人にも「なんだこれ!?」と思われて、それでいて思わず手に取ってしまうような音楽を提供していってほしいしね。

 内容については、こんなもん? いや、ほとんど触れてないに等しいかな(苦笑)。あのね、俺は本当に特に文句いうところもないのよ。確かに曲もバラバラだけど、ひとつひとつは本当によくできていると思うし、「俺はこれが好きなのか否か?」と自問自答すれば、絶対に「好き!」と即答できるような曲ばかりだし。確かにワイハーで聴くことができるようなパンクチューンは皆無だけど、メロディセンスだったり楽曲のアレンジには「ジンジャーならでは」の色をしっかり見出すことができるしね。ギタープレイにしても、例えば "Bulb" でのギターソロに思わず唸ってしまったり、かと思えば "The Man Who Cheated Death" みたいな泣けるバラードもある。なんちゃってマッドチェスターな "G.T.T" の後に、これぞジンジャー!なパワーポップチューン "Yeah, Yeah, Yeah" があったり。ひとまず「これまで」の総まとめなのかな。

 早くも次のアルバムを準備中で、MySpaceでは出来たてホヤホヤの新曲 "Black Windows" の試聴が始まってる。次作は来年の前半には出そうだし、そういう意味では彼のクリエイティビティはまったく落ちてないってことなんでしょう。来週からスタートするGINGER AND THE SONIC CIRCUSのジャパンツアーではこの「VALOR DEL CORAZON」からのナンバーをガンガンやってくれるだろうし……要するに今、俺はすんげー楽しみなんだ!と言いたいわけ。もうアルバムの感想でもレビューでも何でもないんだけどさ。

P.S.
このアルバムの日本盤にはSILVER GINGER 5の "Sonic Shake"、REPLACEMENTSの "Answering Machine"、デヴィッド・ボウイの "Boys Keep Swinging" のカバーが収録されているそうです。俺はUK盤を買ってしまっていて、実はまだ日本盤は買ってないのです。これはマズい……今回の来日を機に、こちらも購入しておきます。実際日本盤はUK盤よりもグンと安いしね。



▼GINGER「VALOR DEL CORAZON」(amazon:UK盤日本盤

投稿: 2006 09 26 07:53 午前 [2006年の新譜レビュー, THE WiLDHEARTS] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2006/09/18

THE WiLDHEARTS「GEORDIE IN WONDERLAND」

 これが最後になるのか、それとも復活への序章になるのか……なんにせよ、久しぶりの「THE WiLDHEARTS」名義のアルバム発表。現時点でのラストライブとなった2005年9月17日のステージを完全収録。フェス出演時のものなので時間自体は短いけど、それでも15曲。もともと彼らのライブはそこまで長いものでもないので、これくらいがほぼフルに近い感じかな。

 何よりもこの日のライブは、ベースのダニーが復帰という貴重な機会。編成はジンジャー、CJ、ダニー、そして後期ドラマーのリッチという4人。この編成は「EARTH VS THE WiLDHEARTS」リリース後のツアー以来かな。日本のファンがギリギリ観ることができなかった編成だよね。個人的には一番好みの編成かも。リッチのズッシリしたドラムが好きだからさ。

 正直に書いてしまうと、このライブ盤はそこまで褒めらるような内容でもないです。演奏のクオリティも高くないし、何よりも一昨年のツアー時よりも声が出てない。そして録音も悪い。曲によってはギタートラブルでギターの音が1本しか聞こえないものもある。生々しいという意味では最もライブ盤ぽいけど、これを最初に聴くことはないよ、初心者ワイハーファンのみんな。殆どのアルバムが廃盤だけど、中古でいくらでも良い録音・良いクオリティのライブ盤が聴けるはずだから。

 珍しい曲も一切ないしね。せいぜいアレか、リッチが叩く "Stormy In The North, Karma In The South" とか "Vanilla Radio" くらいか。特に "Stormy〜" はこれがライブアルバム初収録だから、そういう意味ではレア度が多少ある? そんなでもないか。

 まぁでも……スゴくファンがあたたかいんだよね、ダニーに対して。スタート前のダニーへのかけ声だったり、「Don't Worry About Me〜」の合唱だったり。これぞワイハーのライブっていう臨場感は確かに味わえるので、ファンはそれなりに満足するかも。大体、ジンジャーがこれらの楽曲をソロで歌うこともあんまりないわけで、そういう意味じゃこれは久しぶりにワイハーの楽曲を思いっきり堪能できる1枚なわけですよ。って自分で何書いてるかわかんなくなってきた(苦笑)。

 とにかく、アレだ。音は悪いけど、爆音で聴けと。そしてスピーカーの前で一緒に合唱して聴けばいいよ。これはそういう「記録作品」だから。



▼THE WiLDHEARTS「GEORDIE IN WONDERLAND」(amazon:US盤UK盤

投稿: 2006 09 18 11:39 午後 [2006年の新譜レビュー, THE WiLDHEARTS, ロケンロールと無理心中] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2005/09/18

BRIDES OF DESTRUCTIONの新曲4曲がフル試聴可能に

BRIDES OF DESTRUCTIONの新曲4曲がフル試聴可能に(www.myspace.com)

 最近、THE WiLDHEARTSのジンジャーもこの「www.myspace.com」を利用して新曲をいち早く披露してくれてますが、そのジンジャーも作曲に絡んだ新生BRIDES OF DESTRUCTIONのニューアルバム「RUNAWAY BRIDES」から、4曲を先行でフル試聴することができます。

 とはいってもこのアルバム、既に海外では9/13にリリース済みなのです。前作は「Sanctuary」からのリリースで、日本盤から3〜4ヶ月遅れてのリリースでしたが、今回は「Shrapnel」からのリリースとなり、日本盤より半月早いリリースとなったようです。この辺に前作と新作での日本での温度差を感じたり、感じなかったり(単にスケジュールの関係だけかもしれませんが。。)。

 既にご承知の通り、このアルバムにはニッキー・シックスは参加していません。つまりメインソングライターのひとりが抜けてしまい、完全にトレイシー・ガンズ体制になってしまったと言っていいでしょう。そんな中にヘルプとしてジンジャーが(一時的に)加入、一緒に曲作りをしたりしたのですが‥‥ どうやらジンジャーが関わった曲は "White Trash"(M-6)、"Never Say Never"(M-8)、"Tunnel Of Love"(M-12)の3曲みたいですね。

 で、先の「www.myspace.com」で聴けるのは、"White Trash"(M-7)、"Dimes In Heaven"(M-13)、"Lord Of The Mind"(M-2)、"Porcelain Queen"(M-10)の4曲。"White Trash" は前作の流れを組む、アッパーなR&R調といいましょうか。確かにどことなくジンジャーっぽさが感じられたり、られなかったり。ボーカルのロンドンが前作よりも抑え気味に歌ってるのが多少気になりますが‥‥

 続く2曲("Dimes In Heaven"、"Lord Of The Mind")はどちらもミドル・ヘヴィなタイプで、特に前者は多少プログレッシヴな要素を持った演奏が印象的ですね。後者は特にトレイシーのギターソロが耳に残る、多少グルーヴィーな仕上がりになってます。あー成る程、この辺はニッキー主体ではなくトレイシー主体っぽい気がするなぁ。L.A. GUNSの2nd〜3rd辺りにも通ずるヘヴィさというか。

 そして最後の "Porcelain Queen" はピアノやシンセを用いたバラード。前作にはないタイプですよね。これもトレイシーっぽいな。特に途中でアップテンポ&ヘヴィな展開をしていくアレンジなんて、モロにL.A. GUNS的ですよね。

 こうやって4曲だけですが、ちゃんと聴いてみると‥‥凄くバラエティに富んだ作品にしたかったんだなーという気がします。勿論、最終的な判断はアルバム13曲を通してからですが‥‥1stアルバムが、ニッキー・シックスの「パンク精神」をそのまま体現したような作風で、ただひたすら前進といった感じだったのが、この2ndではもっとひねくれた感じというか、俺等パンクだけどもっと知性もあるんだぜ?的な頑張りみたいなものが感じ取れますよね。歌もただがなったり叫んだりしてるんじゃなく、丁寧に歌おうとしてる印象を受けたし。

 う〜ん、これはもしかしたら賛否分かれるかもしれませんね。あくまで「ニッキー・シックスがMOTLEY CRUEの代わりに始めたバンド」という風に捉えていたファンからすると、(既にニッキーが抜けた時点で興味は薄らいでいるのかしれませんが)ちょっとなー‥‥という気がしないでもないし、またジンジャーが絡んだから聴いてみようと思ってるTHE WiLDHEARTSファンからすると、ちょっとパワーが足りない気がするし(ヘヴィではあるけど、ワイハーが持つヘヴィさとはまたタイプが違うしね)。他の9曲の中には従来のタイプの曲もあるだろうし、あるいはもっと風変わりな曲もあるかもしれない。その辺はちょっと楽しみではありますけどね。

 まぁ‥‥この4曲を試聴用に選んだという時点で、何となく彼等(特にトレイシー)の意図するものが見えなくもないですけどね‥‥とにかく。日本盤は10/5にリリースされます。同日にはBUCKCHERRYの3rdアルバムも日本先行でリリースされますので、これはちょっと面白い聴き比べができるかもしれませんね、同じ「21世紀を代表する中堅アメリカンハードロックバンド」として。



▼BRIDES OF DESTRUCTION「RUNAWAY BRIDES」(amazon:日本盤US盤

投稿: 2005 09 18 12:01 午前 [MOTLEY CRUE, THE WiLDHEARTS] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2005/06/01

ジンジャーの告白。そして‥‥

"Valor Del Corazon"(The Wildhearts.com)


 衝撃の告白とは正にこのこと。

 ジンジャーよ、お前もヘロイン中毒だったのか‥‥orz

 凄く長いんで、よく理解しながら読んでください。妻子と別居(離婚?)したとか、東南アジアで牡蠣にあたって食中毒起こしたりとか、そりゃ淋しくなってBRIDES OF DESTRUCTIONに入りたくも
なるわな、周りが優しけりゃ。で、そのBODも酷い有様で‥‥自暴自棄にもなるか。

 個人的には、

 「The Wildhearts had become me, and I hated it.」

この一言にやられた。嗚呼、終ったな、と。バンドの現状を全て物語ってるような気がする一言。
自分で自分の首を絞めてたとも言えるだろうけど‥‥ここまでくると、復活は難しいかもな。相当今のイギリスの音楽シーンを嫌ってるようだし、シングルがトップ30に入る程度じゃ満足もしてないようだし。そのプライドだとかエゴだとか‥‥まぁそういう内的要因と、他のメンバーとの関係性やバンドに対する姿勢という外的要因の全てが悪循環を起こしてたんだろうね‥‥特にダニーがヘロインでドロップアウトして以降‥‥

 最後まで読んで感じたことは‥‥

‥‥つーかドン底過ぎて、吐き気がする程泣けてきた。でも、最後に光を掴んだと発言してますね。テキサスにて、ニューアルバム(ソロアルバム)のレコーディングを(これを書いた)翌日から開始する、と。「ENDLESS, NAMELESS」をプロデュースしたラルフ・ジェザードと共に、テキサスにあるウィリー・ネルソンのスタジオでレコーディング開始すると。嬉しいじゃないですか。新しいマネージメント(というか世話をしてくれる人間)も見つかったようだし。

 ジンジャーの集大成的作品になりそうですね、これを読む限りでは。ここ数年の彼の人生をそのまま歌にした作品集みたいだし、曲もカントリー的なものからパンク、メタル、ポップソング、とにかく「ALL of ジンジャー」な作品になるのは間違いないでしょう。

 アルバムタイトルは「VALOR DEL CORAZON」。年内には出るのかな‥‥レーベルは決まってないけどね。

 THE WiLDHEARTSは‥‥もうなくなったも同然、二度と復活することはないのかもしれない。復活したとしても、日本在住のCJや、いろいろなセッションワークを受けてるスティディを組むことはなさそうだな。考えられるのは、ドラムがリッチか‥‥ベースはラルフも考えられるし(ワイハー解散中にラルフはそのリッチと共にGRAND THEFT AUDIOってバンドをやってて、ベース担当だったんだよね)、ジョン・プール(ダニー離脱後、その最後までワイハーでサポートを務めたベーシスト。リッチとは第2期SiLVER GiNGER 5のリズム隊ってことになるのか?ま、あればの話ですが)でもいいし。

 んで、そのジョン・プールと6月後半からアコースティックツアーを英国で実施するんだけど‥‥それまでにレコーディングを終らすつもりなのかしら。そこで新曲もバンバン聴ける、と‥‥何でもいいから、早くアルバム聴かせてくださいよ!

 ‥‥って書いたところで、レコーディング開始後1週間で早くも新曲完成! しかも一般公開してますよ!!


"The Man Who Cheated Death"(リンク先に飛ぶと曲が始まるので注意を)

 更に、レコーディング中のレポートもアップされてます。

In the Lonestar State of the Stars and Bars(The Wildhearts.com)

 ソロアルバムのレコーディング開始からまだ1週間しか経ってないのに、早くも1曲完成してしまったようです。如何にもジンジャーらしいメロウなピアノ・バラード "The Man Who Cheated Death"。一部のワイハーファンには不評みたいですが(「WHならではのザクザクした重たいリフ」云々だの「予測できない展開」だのとほざいてる輩が多いようですが、所詮彼等は「ワイハーのファン」なのであって、「ジンジャーというソングライターのファン」ではないんだよね)、こういう曲も彼にしか書けない曲なわけですよ。このメロ、最近の不振(特にシングルクラブでのソロ曲とかワイハーのアルバム曲とかな)を考えれば嘘みたいに素晴らしいメロディを持ったナンバーじゃないの?

 SiLVER GiNGER 5だってバラード曲があったし、あれだってソロの延長じゃないですか。ワイハー以上にハードロック色が強かったけど。ジンジャーの資質を考えたらこんな曲が飛び出すこと、別に驚きに値するもんでもないし、むしろ今はこうやってポジティブに音楽と向き合えるようになった彼を歓迎すべきなんじゃないかな。

 っていうのは、ファンの贔屓目?

 とにかく、「またTHE WiLDHEARTSは終了した」と個人的には思ってるので、今は彼がどういう音楽を作ってくれるのか、楽しみで仕方ないんですけどねぇ。

 けどなぁ‥‥ある程度やったら、どうせすぐ飽きて「またバンドでやりたい」とか言い出しかねないんだよね、このオッサンの場合。ま、そこも憎めないところなんだけど。

 最後に。そんなジンジャーが1999年、当時絶賛解散中だったワイハーの後、最初に発表した音源集が『CLAM ABUSE』というユニットでのアルバム。アレックス・ケイン(LIFE, SEX & DEATH)やキエロン・ペッパー(ワイハーのローディー兼PRODIGYのライヴでのドラマー)と共に制作した、お遊び感覚の強いポップなアルバム。これも侮れませんよ。ただ、「THE WiLDHEARTSのジンジャー」をイメージして手を出すと痛い目を見るだろうけどね。俺は大好きな1枚。これが近頃再発されたとのことです。ボーナストラックも追加され、値段も手頃なので、俺も後で買い直します。



▼CLAM ABUSE「STOP THINKING」(amazon

投稿: 2005 06 01 12:58 午前 [THE WiLDHEARTS] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2005/05/04

ロケンロールと無理心中(6)

ジンジャー(THE WiLDHEARTS)、6月からのUKアコースティック・ツアーの日程を発表(公式)

 昨年秋、THE WiLDHEARTSのツアーの合間に行われたアコースティック・ツアーと同じ形態のようですね。サポートメンバーにジョン・プール(SiLVER GiNGER 5とワイハーのベース)とホット・スティーヴ(ギター)を迎えた3人で回る模様。まぁ‥‥元気なのは何よりですね。

 今年頭のBRIDES OF DESTRUCTION電撃加入電撃脱退という話題を振りまいた後、なりを潜めていたジンジャーのオッチャンですが、ようやく公の場に出て何かしようって気になってくれただけでも有り難いというか。

 そういえばジンジャー、ワイハーとして今年の2月に来日の予定があったんだっけ‥‥当初は「音楽活動中止のため来日中止」だとか「ダブルブッキングだった」とか「マネージメントとプロモーターの先走り」といった理由で発表後、暫くしてキャンセルされたわけですが、その理由は当然ながら先のBRIDES OF DESTRUCTION加入の件だったわけで。ところがいざ現場(アメリカ)に行って曲作りとか一緒にしてみたところ、「バンド(BRIDES〜)に100%で臨めないと判った以上、本格的な活動が始まってからよりも、その活動が始まる前に脱退の意思を伝える方がフェアだと思った。金や音楽のために友情を失いたくはないしね。」とのことで、早くも離脱。ジンジャーが曲作りに加わった曲はそのままBRIDESのアルバムに収録されるようですけどね。

 何だそれ、ただのダダッ子じゃねえか。

 って今に始まった話じゃないですけどね。まぁいいや。生きてさえいてくれれば。またいずれ、何らかの形で音源出したり、来日してくれるでしょうからね。

 そういやぁ俺、ワイハーのライヴって2002年に2回観て以来、ずーっと観れてないのか。2002年といえば、アレですよ。最強のロケンロー・イヤーだったサマソニでの、ダニーを含む布陣で再結成後初の来日。そして同年12月の同メンバーでの単独ツアー。その後、2003年秋に「THE WiLDHEARTS MUST BE DESTROYED」をリリースし、12月には再来日を果たすものの‥‥既にそこにはダニーの姿はなく(涙)、俺も諸事情で泣く泣くZepp Tokyo公演を諦めたんだよな、直前に。んで2004年はTHE DARKNESSの代役として急遽サマソニで来日。そして‥‥現在に至る、と。

 その2004年のサマソニの映像が、「THE WiLDHEARTS STRIKE BACK」日本盤で2曲観れるんですよ。定番曲 "I Wanna Go Where The People Go" と "Vanilla Radio" ね。マリン・スタジアムでの演奏ってのは2002年の時と同じなんだけど、あの時よりも客が入ってて、更に盛り上がってるように見えるんだけど‥‥それって単に俺が2002年の時は前の方にいて後ろやスタンドの様子が目に入ってなかっただけなのかも‥‥勿論、全員が全員熱狂的に盛り上がってるとは言い難いけど(中には様子見の客も多いしね)、それでも明らかに日本のワイハー・ファン数以上の客が盛り上がってくれてるわけですよ。嬉しいじゃないですか。

 この年のサマソニは確かワイハー出演日の1日券がソールドアウト、しかもワイハー出演が発表になったのが、前日という異例さ。俺は別のライヴの予定があったんで諦めたわけだけど‥‥まさかこんな事になるとはね。ってワイハーだもんな、何時そういう状況に陥ってもおかしくはないわな。これまで、それで散々泣かされてきたファン、多いはずだしね。特に解散前‥‥1998年までの彼等は、来日の度に「このジャパン・ツアーが終ってイギリスに帰ったら解散する」ってジンジャーは宣うわけですよ。ところがいざツアーが始まると、イギリスのファン以上に温かく且つ熱狂的なわけですよ、日本のファンが。それでジンジャーのオッチャンはまた感動しちまって、「やっぱり(解散するの)止めた! また一から出直すよ!」みたいに前向きになって帰国するわけですよ‥‥俺等はお前の母親か?なんて思ったこともありましたが、まぁそれも「恋は盲目」、一度好きになってしまったがため、後には退けないわけですよ、こっちも‥‥

 ワイハーはライヴでそんなに上手いというバンドではなかったよね。いや、テクニックがないというわけじゃなくて、アルコールでヘロヘロになってる時があったり、ドラッグでヘロヘロになってたベーシストがいたりで、時には酷い演奏の時もあった。でも、一度カチッとハマッてしまえば、後はもう奇跡的にカッコいいわけですよ。彼等の曲は構成が複雑なものが多く、パンクと呼ぶには入り組んでるし、メタルというにはメロディがポップで軽過ぎる、かといってパワーポップともギターポップとも違う。よく「BEATLES meets METALLICA」とか「METALLICA meets ABBA」なんて例えをされることが多いですが、ポップなメロディ、幾重にも重なるハーモニー&コーラス、そしてMETALLICAみたいに重厚で展開が複雑な曲が多かったりする。ライヴでそれらがピタッと決まった時の感動といったら、それはもう鳥肌モノなわけですよ。フェスだとシングルになってるようなメジャーな代表曲が多く選ばれるため、なかなかそういった要素を見出すのが難しいかもしれませんが、単独公演に足を運んでしまった日にゃ‥‥あれですよ、ドラッグよりもタチが悪いですよホント。

 彼等の初来日から、今年の10月で丸10年が経ちます。あの初来日公演、忘れられないなぁ‥‥あそこでまた、自分の人生がひとつ変わったような気がしたもの。

 彼等の魅力は勿論スタジオ盤からも十分に伝わって来ますよ。けど、もしフェスとかで観たけどイマイチ馴染めないって人がいたら‥‥このライヴ盤を聴いて欲しいわけですよ。ディスク1の方は比較的フェスの構成に近い、それこそ普段のライヴで演奏されるようなメジャー曲が大半を占め、最後はライヴ同様 "Caprice" で閉めてるんですよ。んでディスク2。これが曲者で、とにかく普段なかなかお目にかかれないようなマイナーな曲(アルバム曲や初期シングルのカップリング曲等)が多く、ファンなら思わず唸ってしまうし、ファンじゃない人も「へっ、こんな曲もやってんの?」って驚きや新しい発見があるはず。とにかく‥‥カッコイイの一言。

 俺がロックバンドに求めるものの全て‥‥それを備え持った、1990年代以降に登場した数少ないバンドのひとつですよ。



▼THE WiLDHEARTS「THE WiLDHEARTS STRIKE BACK」(amazon

投稿: 2005 05 04 12:00 午前 [THE WiLDHEARTS, ロケンロールと無理心中] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2005/03/10

そういやぁイギリスではずっと廃盤だったっけ。

The fantastic Silver Ginger 5 album - Black Leather Mojo - is to be re-released this month by Sanctuary Records.(公式ニュースページ3/9付)

 日本では2000年6月に先行発売され、本国イギリスでは翌2001年春にようやくリリースされた、THE WiLDHEARTSのジンジャーによる別バンド、SiLVER GiNGER 5唯一のアルバム「BLACK LEATHER MOJO」が、3/28にイギリスにて再リリースされます。

 これ、以前は「Infernal Records」から出てたんですが、今回はソロ・シングルをまとめた2枚組アルバムと同じく、「Sanctuary Records」からのリリースとなります。ワイハーもアメリカではここから出してるんですよね。そういう繋がりでしょうけど。

 以前イギリスでリリースされた時も今回と同じ2枚組仕様(ディスク1に「BLACK LEATHER MOJO」、ディスク2が当時のライヴやアコースティックライヴ、更にSG5のセカンドアルバム用デモ曲をまとめたボーナスディスク)だったのですが、今回はディスク1が日本盤と同じ曲数(14曲)なんですよね。前の英国盤は "To Love Somebody" が入ってませんでしたしね(けど曲順は日本盤とちょっと違うのね、"Too Many Hippies" の位置がさ)。前回の英国盤を買い忘れた人、まだ日本盤すら持ってないって人は、これからこの英国盤を買えばいいと思います。SG5名義でリリースされた全音源はこれでカバーできますしね。

 思えばSG5(というか、この頃のジンジャー)って最初、「Sanctuary」とマネージメント契約をしたんだよね‥‥で音源出す前に契約解除して。そう考えるとホント感慨深いものがあるね。ま、あのオッサンがアホなだけなんですが‥‥

 久し振りに「BLACK LEATHER MOJO」、引っ張り出して聴いてみよう。今度のDJにも使おうかな‥‥



▼SiLVER GiNGER 5「BLACK LEATHER MOJO」[UK盤](amazon

投稿: 2005 03 10 11:56 午後 [THE WiLDHEARTS] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2005/03/07

アンタって人は‥‥

ジンジャー、早くもブライズ・オブ・ディストラクション脱退!(CDJournal.com)

 ‥‥絶句。

 オッサン、やっぱ面白いわ。だから大好きなんだけど。

 常に話題に事欠かないしな。しかも全部自ら作り出してくれてるし。

 ホント、アンタ最高だよ!!(泣笑)

 で、今度はリッキー・ウォリック(元THE ALMIGHTY。最近はソロでやってるのかな?)と一緒に何かやるの? '90年代前半、大好きだった英国産バンドのふたつが合体するわけか‥‥ま、アコースティックだけどな。バンドはやらないだろうけどさ。まぁ曲一緒に書いて、また癒されてくださいよ、オヤジよ‥‥



▼GiNGER「A BREAK IN THE WEATHER」(amazon

投稿: 2005 03 07 10:09 午後 [THE WiLDHEARTS] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2005/01/25

このオヤジは‥‥ったく。

ジンジャーからの正式声明(オフィシャル。1/25参照)

 若干意味違ってるかもしれませんが、意訳してみました。要するにこういうことらしい‥‥


I have been offered the job playing second guitar, as well as helping write the new album, for The Brides Of Destruction. This does not mean that The Wildhearts are over, it just means that I am going through a traumatic time of my life and need a break from being the frontman/chief in charge.

意訳)俺はBRIDES OF DESTRUCTIONからセカンド・ギタリストとして加入し、新しいアルバムの曲作りを手伝って欲しいというオファーを受けた。でもこれは「THE WiLDHEARTSは解散した」っていう意味じゃない。今の俺には、俺の人生における心の傷を癒したり、フロントマン/バンドのリーダーでいることから少し離れる必要があったんだ。


My spirits are low and my performance as a lead singer would not be worth the admission fee, believe me. I cannot stop playing music however, and the offer to join The Brides has come at a time where I desperately need to concentrate on something to help me cope, both mentally and emotionally. Tracii and the guys have been so kind to me, and I am more than grateful for their friendship and encouragement.

意訳)今の俺は非常に落ち込んでるんだ。こんな状態でシンガーとしてライヴを続けたって、入場料に見合ったパフォーマンスが出来るとは思わない。ホントだぜ? しかしながら、俺には音楽を止めるなんてことはできないんだ。そんなふうに、俺が自分の気持ちとしっかり向き合ってどうにかしなきゃって思ってた時、BRIDES OF DESTRUCTIONからのオファーがあったんだ。トレイシーやバンドのメンバー達は俺に対してとても親切だったし、そういう友情や励ましに対して俺は感謝の言葉も出ない程感激してるんだ。


If everyone can kindly allow me the time to heal I would be grateful for the considerate approach to this most unfortunate of times for me. I trust I can count on the fans for support, as opposed to knee jerk opinions and malicious gossip.

意訳)みんなが俺(THE WiLDHEARTSとしての)しばしの休息を快く受け入れてくれるなら、この最も最悪な時に対する思いやりある対応に感謝したいよ。反対意見や悪意あるゴシップもあるだろうけど、俺はサポートしてくれるファンを信じてるよ。

 ‥‥何だかなぁ。このオッチャンのことだから、こんなことだろうとは思ったけど‥‥まぁまた自殺未遂されたり、ホントにバンド解散させられたりするよりはマシか‥‥って思ったけど。そんなに負担だったんスか、THE WiLDHEARTSの一員でいることが?

 売れる/売れない、って問題以上に、恐らくダニーの件が未だに尾を引いてるのかなぁ‥‥結局、ダニーのいないTHE WiLDHEARTSをいくら続けても、やっぱり空しいだけなの? だったら全然知らない環境、知らない人達と仕事した方が気持ちは晴れるっていうのですか‥‥

 あれだね。ここまでくると、過去にいろんな苦労を一緒にして、ふたりして泥水すすってまで長年寄り添ってきたカップルが、いざ結婚って時になって「やっぱりあなた以外の、そんな過去を知らない人と一緒になります‥‥」とか言っていきなり離れてく女の心境と一緒だね!(ってあまりに具体的過ぎますが、特に気にするな)

 何だろうなぁ‥‥まぁこのオッチャンのことだしな。としか言いようがないわ。ゴメン、無理。これ以上この話題に関わるの、無理だから!(半笑い気味)


 ‥‥ある意味、ジンジャーらしくて、ほんのちょっとだけ、ホッとしたりして。



▼GINGER「A BREAK IN THE WEATHER」(amazon

投稿: 2005 01 25 11:00 午後 [THE WiLDHEARTS] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

んなアホな‥‥

THE WiLDHEARTSのジンジャー、BRIDES OF DESTRUCTIONに加入!?

 と、トレイシー・ガンズ(ex-L.A.GUNS、現在BRIDES OF DESTRUCTIONのギタリスト)がコメントしたそうです。しかもセカンド・ギタリストとしての加入‥‥なんだそれ!?

 まさかなぁ‥‥と思っていたところ、THE WiLDHEARTSのオフィシャルサイトでも正式にコメントされてますね。「セカンド・ギタリストとして仕事し、次のアルバムの曲作りをアシストする」と‥‥

 現在、BODからは主要メンバーであるニッキー・シックス(MOTLEY CRUEのベーシスト)」は正式に脱退しています。理由は単純、復活MOTLEY CRUEに専念するから。MOTLEYとしての活動が一段落ついた後も、彼がBODに復帰するという確証はないわけです。

 THE WiLDHEARTSの2月来日中止の裏側に、こういう事情があったとは‥‥当初耳にしていた理由とは大分かけ離れてますね‥‥

 一部のファンは覚えているかもしれませんが、ジンジャーはニッキー・シックスという存在/アーティストを非常に高く評価しています。THE WiLDHEARTSの一時解散時、ジンジャーはSUPERSHIT666というユニット(他のメンバーはTHE HELLACOPTERSのニッケがドラム、BACKYARD BABIESのドレゲンがギター等)を組んでミニアルバムを製作、「是非ニッキーをベースに迎えてフルアルバムを作りたい」とコメントしたこともあったし、そのジンジャーの別バンド、SiLVER GiNGER 5のセカンドアルバムで「是非ニッキーに参加してもらいたい」とコメントしたこともありました。それくらい彼はニッキーを高く評価していたのか、あるいは本気で好きだったのか‥‥

 そういえば昨年夏、急遽THE DARKNESSの代役で来日したTHE WiLDHEARTS。同じ出演日にはまだニッキーが在籍していたBODもいました。そんなBODのステージにジンジャーが飛び入りし、一緒に "Shout At The Devil"(ご存じ、MOTLEY CRUEのカバー)を歌った、なんて話もありました。今思えば、この辺から複線はあったのかな‥‥というのは深読みし過ぎでしょうか?

 そんなニッキーも、ソングライターとしてのジンジャーを高く評価していたし、THE WiLDHEARTSというバンドを非常に気に入っていた、というのは過去のインタビューから知ることができます。が‥‥何も今、ニッキーのいないバンドで「ニッキーの代役」として働かなくてもいいじゃん‥‥そう思うのは俺だけでなく、きっと多くのジンジャー・ファンも同じはず。だったら復活MOTLEYでセカンド・ギタリストやれよ、曲作り手伝ってやれよ‥‥何も同じレーベルメイト(共に海外では「Sanctuary Records」所属)だからって、よりによって格下(と俺自身は認識してます。いくらニッキーがいるからといっても、やはりこれは紛れもない事実でしょう)バンドのサポートなんて‥‥

 才能ある人間だからこそ、こうやって認められることは嬉しくもあるんだけど、やはりちょっと方向が違うよなぁ‥‥どうせなら「○○のメンバーとして大抜擢!」っていうビッグニュースの方がね‥‥THE WiLDHEARTSの活動を中止してまでやることなんだからさ。釈然としないよな普通。

 どうやらBODのセカンドアルバムは年内にはリリースされるようですが(記事には6月とか書かれてたけど、まぁまず無理でしょう)、これがどうしようもないアルバムだったら‥‥首くくって死んでください、マジで。

 そんなBRIDES OF DESTRUCTION。実はまだニッキーの後釜ベーシストが決まってません。→(追記)いかんともしがたいさんの記事によると、ベーシストは元AMENのスコット・ソーリーが加入したそうです。ん、ん〜ん‥‥

 ‥‥ダメだこりゃ‥‥正に「Turning America」やん‥‥



▼BRIDES OF DESTRUCTION「HERE COMES THE BRIDES」(amazon

投稿: 2005 01 25 09:20 午前 [THE WiLDHEARTS] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2004/12/21

THE WiLDHEARTSが日本にやってくる

THE WiLDHEARTS、来年2月に来日決定(Creativeman)

 前にジンジャーが「毎年12月に来るから」とか何とか言ってたってこと書いたし、その時に「いよいよ来年2月下旬に来日か!?」とも書いたけど、ようやく公式発表になりました。今回は東名阪、東京のみ2日でクアトロ回り。4日連続って凄いスケジュールだな。後に何がつっかえてるっていうんだ? またアメリカ回るとか? 妙にタイトなスケジュールだな。

 クアトロは初来日以来かな? あれ、東京はリキッドとオンエアだっけ? 名古屋だか大阪がクアトロだったんだっけ?? かなりうろ覚え。初来日の時はリキッドとオンエアに行った記憶はあるけど、クアトロでは観てないな‥‥ああ、あれはTHE HELLACOPTERSか。まぁいいや、とにかくここ最近では一番小規模なステージになりそう。前回の来日時、客足悪かったのか? んなアホな。今年のサマソニでも前日発表だったにも関わらず、かなり盛り上がったって聞いてるけど。みんな義理か? 義理で盛り上がってくれたのか?? だとしたら‥‥



 FUCKですよ!


 まぁいいや‥‥今回、こんな狭いハコで観れるなんて、(ある意味)かなり幸せな状況ですな。そりゃ「年々ツアーやハコの規模が小さくなってくなぁ‥‥」って思いもないわけじゃないですよ。けどね、もう今更どうにもなんないし。新しいファン、なかなか増えてくれないしさ。こんなに曲がよくて、こんなにステージがカッコいいバンドなのに。

 あのですね。このバンドは本当に捨て曲がないわけですよ。大袈裟じゃなくて。アルバム曲やシングルのタイトル曲よりも、そのシングルに入ってるカップリング曲に名曲が多いというのは、イギリスのバンドによくあるじゃないですか。OASIS然り、SUEDE然り、MANIC STREET PREACHERS然り。そういったバンドはC/W曲だけでアルバム作れるじゃないですか。いや、実際作って出してるじゃないですか。

 近年、THE WiLDHEARTSもそういったアルバムをリリースしたんですよ。再結成後にリリースした全シングルに収録された全てのC/W曲及びアルバム未収録のシングル曲、アナログ盤にしか入ってない曲を集めたアルバム、「COUPLED WITH」。



▼THE WiLDHEARTS「COUPLED WITH」(amazon


 全20曲+エンハンストでPVが1曲収録。75分以上に渡る名曲の数々。そりゃ解散前と比べれば確かにクオリティーは落ちてるのかもしれないけど、それでもこれだけのレベルを維持できてれば凄いもんだと思うわけで。正直な話、再結成後にリリースされたオリジナル・アルバム「THE WiLDHEARTS MUST BE DESTROYED」よりも好きな1枚なんですよね。曲のバラツキやトータル性等、1枚の作品集として考えると確かに微妙ですが、それでも1曲1曲を取り上げるとかなりの名曲揃い。うん、再結成後も捨てたもんじゃないよね。

 けどさ。まだワイハーを聴いたことない、今度の来日公演に行ってみたいけど、どれから手を出したらいいのか判らない、等々。日本盤旧譜の大半が生産中止状態な中、まずはこれ聴いてみたらどうでしょう?



▼THE WiLDHEARTS「THE BEST OF THE WiLDHEARTS」(amazon

 解散前‥‥所謂「EASTWEST」在籍時の音源を集めた、日本編集のベスト盤。同タイトルでジャケット/選曲が全く違うUK盤も出てますが、あっちは1枚モノ、日本盤は2枚組なので、まずはこの日本盤を手にすることをオススメします。

 ディスク1はシングルナンバーやアルバム収録された、ライヴでの定番曲/代表曲を中心に選曲された、正しく「ベスト盤」らしい1枚。こちらは当時の日本のレコード会社が選曲したんだっけ、確か。そして問題なのは、ディスク2。全15曲、全てがシングルのC/W曲。こちらはジンジャー自らが選曲した1枚。これがね、もう‥‥サイコーにイイのですよ! 正直、1枚のフルアルバムとしても聴ける内容に仕上がってるんじゃないの? 要するに、それだけバラエティー豊かってことですよ。で、このC/W曲集の大半が、今でも結構ライヴで演奏されることの多い曲ばかりなんですわ。

 これからワイハーを聴こうって人。とりあえずこの2枚組ベストから聴いてみて。これでハマらなかったら、多分あなたとの相性が悪いってことなんでしょう。残念ですがもっといいバンドは沢山いるから、他あたってください。

投稿: 2004 12 21 01:30 午前 [THE WiLDHEARTS, ベスト盤イイヨネー!] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2004/12/17

HAPPY BIRTHDAY, GINGER!

 えーっ、オッサン今日で40才なのか‥‥つーか若いよなぁ‥‥やんちゃ過ぎて全然40には見えないけどな!

 愛するTHE WiLDHEARTSのシンガー/ギタリスト/ソングライターである、ジンジャー大先生が本日12月17日で無事40才を迎えることになりました。本当ならこの時期、日本に来ていてもおかしくないはずなんだけど‥‥ここ2年、毎年12月は日本でツアーやってるし、実際この夏サマソニで急遽来日した際にも「12月にまた会おう」って言ったそうじゃないですか。「毎年12月に日本に来る!」とも言ってたそうな‥‥ってこのバンド(というかジンジャー)の場合、発言したこと全てがその通りになるとは限らないのは、古くからのファンなら既に周知の事実。こればっかりはね。

 そんな40才の誕生月を祝うかのように(いや実際には違うけど)リリースされたのが、とりあえず公式としては初めてとなるライヴアルバム「THE WiLDHEARTS STRIKE BACK」。恐らくスターウォーズの「帝国の逆襲」から取られたであろうこのタイトル、「ワイルドハーツの逆襲」と捉えればよろしいのでしょうか?(ジャケットもそれをパロッてるしね)

 復活後もいろいろトラブルを起こしたり、また巻き込まれたりで散々なバンドなわけですが、特にここ1年は彼等にとっても非常に充実した1年だったんじゃないでしょうか‥‥というのは現実観てなさ過ぎか? けどさ、今年の春にアメリカでのリリースが決まったり、THE DARKNESSと共に二度も全米ツアーをすることが出来たり、そのTHE DARKNESSの代役としていきなりサマソニで来日したり。勿論、英国を含むヨーロッパでの人気もそれなりに維持してるようですしね。出すシングルは全て全英トップ30入りしてるし、ツアーもそこそこ客が入っているようだし。新曲よりも昔の曲が求められてしまう辺りは、やはり「再結成組」の悲しい性ではありますが、そこはほら、もう40なんだからさ。大人なんだから、我慢しなさいよ。今に始まったことじゃないじゃないの!

 そんなライヴ盤。過去日本では「TOKYO SUITS ME」という限定ライヴ盤が出てたし、非公式ながらもBBC音源を編集した「ANARCHIC AIRWAVES」なんてのもありましたよね。けど、バンドとして本当に「ワールドワイドで同じもの」としてリリースするのは、今回が初めて。そういやぁベスト盤も日/英では内容/フォーマットが違ってますし、それぞれの国を意識すれば内容が異なるのは仕方なかったわけですが(つーかこれまでの英国のレコード会社がやる気皆無だったわけだが)、今回ばかりはバンドも相当乗り気で作ったようで、全英ツアーの中から数公演、いいとこ取りで編集されたのがこの2枚組。選曲も1枚目の方は比較的普段のライヴやフェスでのセットリストに近い選曲/構成で、2枚目の方は古くからのファンを唸らせる選曲だったりして、バランス的には面白い仕上がりになってます。何せ "Girlfriend Clothes" や "Beautiful Thing You"、挙げ句の果てに "Turning America" や "Dangerlust" って! そりゃ最近の彼等に見切りをつけようかと思ってるような人でも、思わず名残惜しくて振り返っちゃうわな。憎いぜ、親父。

 けどね。ライヴ盤特有の臨場感はちょっと薄いかな、と。ミックスのせいなんでしょうけど、歓声が小さいのね。例えば過去に出た2作と比べると、非常に整理されまくっちゃってるかな、と。音の生々しさは、年齢の割には荒々しいプレイのお陰でかろうじて維持してるんですが‥‥そこだけが残念かな。けど、バンドの演奏を聴き入る分には各自のプレイがしっかり聴こえてくるんで、まぁ良しとしますか(これもファンの悲しい性か)。

 噂では、来年2月にはこのライヴ盤を引っ提げて再び日本上陸するというワイハー。昨年12月の来日時は仕事の都合でZepp公演を観損ねてしまいましたが、今回こそは‥‥サマソニも見逃してるしな! オッサン、もう自殺未遂とかさ、そういう子供じみたことは止めてよね。子供もいるんだしさ。ファンだってこんなにいるんだから‥‥来日の際には、俺等もしっかり盛り上げるからさ! 楽しみにしててよ!(って立場が逆転してますが)

 まだワイハーのライヴを観たことないって人、是非一度手に取ってみて。その辺のメロコアバンドよりも数段優れてるし、パワーポップ好きにも引っかかるもの、沢山あるし。昔ハードロック少年だった人には堪らない要素も沢山あるし、パンク好きも惹き付けるような匂いも沢山するし。とにかくカッコいいですから! あ、また彼等を一度も聴いたことないって人は、先にオリジナルアルバムかベストアルバムから聴くことをオススメします。もうちょっと整理されたスタジオ音源の方が入りやすいと思うしね。



▼THE WiLDHEARTS「THE WiLDHEARTS STRIKE BACK」(amazon

投稿: 2004 12 17 11:23 午後 [THE WiLDHEARTS] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2004/12/07

マニア向け

 あ、そうか。12/8発売だったね、「THE WiLDHEARTS STRIKE BACK」日本盤。輸入盤は既に先月から出回ってたから、既に買った気になってたけど、実は外盤すらまだ買ってなかった(だってジャケが日本盤以上に微妙なんだもん)。

 けど、外盤(UK盤)がCD-EXTRAで再結成後のPVを全て収録していて、日本盤は権利の関係でこれらの収録ができず、代わりに去年のサマソニから2曲("I Wanna Go Where The People Go" と "Vanilla Radio")ライヴ映像がEXTRAで収録されてるってことで‥‥結局両方買うはめになりそうです。ファンって悲しいね。

 というわけで、初の公式ライヴ盤(全世界共通版って意味でな)リリース記念、夏頃に書いていたワイハーのアルバム&シングルレビュー(とみ宮にアップしてない分)を徐々にアップしていきたいと思います。

 まずは手始めに、既に在庫もなく、廃盤状態らしいこの日本企画盤から‥‥

●THE WiLDHEARTS 「ANTHEM - THE SINGLE TRACKS」

 '98年3月に日本限定でリリースされた編集盤。UKにて'97年8月にリリースされたシングル「ANTHEM」と、同9月にリリースされたシングル「URGE」の各3フォーマット(CD1&2&7インチEP)に収録された全楽曲(12曲)を収めたもの。'97年9月末にバンドは当時リリース前の新作「ENDLESS, NAMELESS」プロモートのためのツアーで来日するものの、同年10月上旬に「メンバーの "OUT OF CONTROL"(=要するにベースのダニーのドラッグ癖悪化)」を理由に無期限の活動休止を発表。アルバムは無事11月にリリースされたものの、その後のツアーは勿論全て中止。バンドとして新機軸を打ち出した意欲作だっただけに、中途半端な結果しか出せず‥‥当然アルバムはヒットせず(かろうじてトップ30入りはしたのかな?)。

 実はこの頃のワイハーってファンからの批判の声が多い頃でね。それまでジンジャーは「マルチフォーマット(CD1とか2とか、同じタイトルで複数フォーマットを一度にリリースすること)シングルをリリースするのは、ファンに対して誠実じゃない。単なる金儲け主義だ」とOASISやBLURのヒットを批判してたわけですよ。「単なる水増しリミックスや糞みたいなカバーやアウトテイクで金のないガキどもから搾取しやがって」みたいな感じで。

 なのにこの時期(「MUSHROOM RECORDS」移籍後)の彼等はそのマルチフォーマットでシングルを連発するんですね。しかも収録曲の大半がカバーばかりという、最悪な形で。これまでワイハーってカバー曲を正式音源として残してきてないので、ファンとしてはある意味有り難いともいえるんですが‥‥やっぱり彼等を信じて応援してきた初期からのファンとしては複雑な心境だったわけですよ。しかもこの辺りで音楽性が大きく変化してきたわけですから、余計にね。

 各シングル表題曲を除くと、ここに収録されている未発表曲は10曲。内カバー曲は5曲。TOURIST、ENUFF Z'NUFF、JASON & THE SCORCHERS、CHEAP TRICK、EDDIE & THE HOT RODSという、とにかく幅広いジャンルからピックアップされてます。この他にも同時期にレコーディングされながらもここに未収録のカバー曲としてエルヴィス・コステロの "Pump It Up" なんてのもあります(UKではNMEの付録に、日本ではアルバム「NAMELESS〜」のボーナストラックとして収録)。全ての楽曲が激しいノイズに包まれているため、万人向けとは言い難いですが、それぞれが彼等らしい味付けで興味深いですよね。ま、コアなファン向けですが。

 それ以外の新曲‥‥これも面白いんですよ。何せ初めてジンジャー以外のメンバーのペンによる楽曲がありますから。"Anthem" はメンバー4人の連名で、ボーカルはベースのダニー。"The Song Formally Known As?" はドラムのリッチとジンジャーの連名で、ボーカルはリッチ。"Genius Penis" はリッチ単独作品、ボーカルもジンジャーと分け合ってます。"Urge" はジンジャーのペンによるものですが、ボーカルの大半を当時のギタリスト、ジェフが取ってます。ジンジャー単独体勢から「本当のバンド」に移行していった、非常に興味深い時期だったんですよね。結局その後空中分解してしまうわけですが‥‥

 ジンジャー単独楽曲も過去の楽曲とは色合いが違ったものが多くて、これまた興味深いというか。"Fugazi " はグラムロックっぽいNIRVANAみたいだし、"Kill Me To Death" もグランジ的な強弱法を用いた爆裂ナンバーだし、"Zomboid" は当時ジンジャーが最も影響を受けていたデヴィン・タンゼンド(SYL)的轟音ナンバーだし。ま、この「ENDLESS〜」周辺のセッション自体がそのSLYへのオマージュと言える訳ですが。

 その後何度かの一時的再結成を繰り返しながらも'01年には本格的再始動を果たしたワイハー。その後この周辺の楽曲は殆ど演奏されることはないわけですが("Anthem" はダニー在籍時、たまに演奏されてましたが)、激烈/轟音チューンやノイズまじりでメロディアスな要素が少ないと思われがちなこの時期の楽曲、やはり今聴くと本当に興味深いな、と。特に積極的にカバー曲を録音したのもこの頃くらいだし(その後は "Cheers" くらいじゃね、カバー曲って?)。

 オリジナル編成(ジンジャー、ダニー、CJ、スティディ)と比べればやはり印象が薄いと言わざるを得ないオリジナル最終期編成(ジンジャー、ダニー、リッチ、ジェフ)ですが、古いファンには思い出深い編成ですよね。だって、初来日から'99年の富士急での再編成まで、ずっとこの編成での来日だったわけですから。最近ファンになった子達には「?」な編成かもしれないけどさ、間違いなくこれも『THE WiLDHEARTS』なわけですからね。



▼THE WiLDHEARTS「ANTHEM - THE SINGLE TRACKS」(amazon

投稿: 2004 12 07 08:24 午後 [THE WiLDHEARTS] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2004/11/15

とみぃ洋楽100番勝負(89)

●第89回:「I Wanna Go Where The People Go」 THE WiLDHEARTS ('95)

 1995年。初めてTHE WiLDHEARTSが来日した年。そして解散騒動の繰り返しを始めた最初の頃‥‥いろんな意味でこの10年間、俺はこのバンド、そしてジンジャーに振り回されっぱなしなんだよね。けど‥‥明らかに現在、この頃と比べて彼等に対する熱は下がってると思う。仕方ないよね、それは‥‥ライヴにしろ、出す曲にしろ‥‥多くは語らないけど‥‥やはり1997年秋を境に、大きく変わってしまったよね、いろいろと。

 初来日の時、確かこの曲からライヴがスタートしたんだよね‥‥違ったっけ? なんかこの曲からライヴが始まることが多いからさ。やっぱりねぇ、この曲のイントロを聴くと‥‥体中の血液という血液が全部逆流し始めて、スネアの「ダカダカダカダカ、ジャーン!」ってところで一気に爆発する‥‥あの瞬間を味わいたくてね。CDの音源よりも、ライヴで味わう方がいいよね、この曲は。

 勿論他にも良い曲は沢山あるし、それらもライヴじゃすっげーカッコいいんだけど、どうしてもこの曲の場合は‥‥ライヴの1曲目にピッタリっつーか、そのイメージが強いからさ。無駄にテンションが上がっちゃうんだよね。もし未だに彼等のライヴを体験したことがないという人がいたら、それは不幸以外の何ものでもないよ。偶然サマソニとかで目撃して一発でハマッてしまったという声、沢山耳にしてます。今後もそういう機会が沢山あるだろうから‥‥また解散する前に、是非一度体験してみてください。一発でハマるから。

 それにしても‥‥今更だけど、この曲のタイトルって、ホント素晴らしいよね‥‥



▼THE WiLDHEARTS「P.H.U.Q.」(amazon

投稿: 2004 11 15 12:02 午前 [100番勝負, THE WiLDHEARTS] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2004/11/06

とみぃ洋楽100番勝負(80)

●第80回:「Turning America」 THE WiLDHEARTS ('92)

 そうそう、'90年代前半のイギリス・ハードロックシーンで忘れちゃいけない存在がもう1組いたのを忘れてた。肝心のTHE WiLDHEARTSを‥‥ってさ、結局それって俺が彼等を「HM/HR」として認識してないから忘れがちなのかな、なんて勝手に思ったりもするんですが。まぁカテゴリーなんてどうでもいいや、カッコ良ければ全て良し!

 '92年前半に「MOND AKIMBO A GO-GO」っていうEPがイギリスでリリースされて。これがすっげー気になってさ。だって「BURRN!」のレビューに「BEATLES meets METALLICA」とか「ヘヴィなCHEAP TRICK」とか書かれちゃねぇ‥‥聴かないわけにいかないじゃない、この俺が。で、たまたまアナログ盤を所有してた友人からダビングしてもらって。ところがそいつ、A面とB面を間違えてダビングしやがって、本来 "Nothing Ever Changes But My Shoes" から始まるはずなのに、B面の1曲目 "Turning America" から録音してくれやがったんですよ‥‥けどインデックスには「1. Nothing〜/3. Turning America」って書いてやがるし。普通間違えないだろ、おい。

 だから俺は、暫くの間ずっと "Turning America" のことを "Nothing〜" だと思い込まされて‥‥いや、サビ聴けば判るから普通。なのですぐに気づいたけど。

 けど‥‥俺的には "Turning America" が最初の出会いで良かったように思います。この曲のメッセージ(アメリカに渡って英国魂を忘れてしまった過去の偉人達について歌ってたり)や曲のスタイルがモロに俺好みだったこともあって、忘れられない出会いになったなぁと。勿論 "Nothing〜" が最初だとしても、きっと俺は何かしらの理由をつけて「忘れられない出会い」とか言い張ってただろうけどね。

 そういえば、'01年の再結成後初来日(7月)や'03年12月の来日ツアーという俺が行けなかった時に限って、この "Turning America" をプレイしてやがるそうで‥‥ムカつくなぁ、ったく!



▼THE WiLDHEARTS「DON'T BE HAPPY...JUST WORRY」(amazon

投稿: 2004 11 06 12:00 午前 [100番勝負, THE WiLDHEARTS] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック