カテゴリー「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」の17件の記事

2019年3月12日 (火)

「#平成の30枚」

Twitterのハッシュタグでよく目にする「#平成の30枚」という企画。これ、面白いですね。30年を30枚のアルバムで紹介するというのは、いろんな側面があると思うんですよ。一般的な名盤なのか、その年バカ売れしたものなのか、あるいはもっと私的な選出なのか。でも、そのどれを取ってもいろいろ見えてくるものがある。30枚くらいだからちょうどいいんでしょうね。これが昭和だったら……無理か(苦笑)。

ということで、こういうのに便乗するのが好きな私としては、とりあえず記録として残しておこうと。ただ、普通にTwitter上に残すのは違うよね、せっかくならこっちだよねってことで、無理くり1989年から2018年までの30年をすごい勢いで振り返ってみました。平成元年(1989年)っていうと、自分が高2〜高3の時期。音楽的にも多感だった10代後半の終盤ですね。特に90年代半ばまでは思い出深い作品がたくさんあるだけに1年1枚縛りはなかなかキツイものがありますが……あえて自分内でルールを作って選出しました。

① 同じアーティストのアルバムは複数枚選ばない(バンド/ソロは例外とする)
② 可能な限り今の自分の直感に従う(過去BEST OF企画の年間1位に選んだとしても今回も選ぶとは限らない。今の感覚で選ぶ)
③ 2枚同時発売など連作となっているものは例外として2枚選出も可(ガンズとかラルクみたいなね。ガンズは関係ないけど)

以上、これだけを守って選んだら……やっぱりキツかった(笑)。さて、個人的な思い入れ乱れまくりの30枚、ぜひご堪能あれ。


平成元年(1989年)
X『BLUE BLOOD』(Spotify

平成2年(1990年)
ユニコーン『ケダモノの嵐』(Spotify

平成3年(1991年)
BUCK-TICK『狂った太陽』(Spotify

平成4年(1992年)
佐野元春『sweet16』(Spotify

平成5年(1993年)
LUNA SEA『EDEN』(Spotify

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2009年7月23日 (木)

涙がこぼれそう(追悼、アベフトシ)

何の悪い冗談かと思った。仕事中、同僚からの電話が鳴り、別の同僚が出る。切った後に、電話を受けた同僚が言う。「アベフトシが亡くなった」と。

アベフトシ、急性硬膜外血腫のため43歳で逝去

清志郎さんが亡くなっても、マイケルが亡くなっても、ショックは受けつつもどこか冷静さを保っていた自分。マイケルのときには、その事実を知った後に「早くニュース記事を書かなきゃ」との使命感に追われて、手が勝手に動いていたっけ。

でも、今回は違った。しばらくの間、呆然として、結局数時間は仕事にならなかった。恐らく仕事しながらも涙ぐんでたと思う。とにかく、頭が働かなかったんだ。

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ミッシェルもROSSOも好きだったけど、The Birthdayだけは苦手だった。最初からずっと。でもここ1年くらい、ここ1〜2作の曲の中には「お、いいな」と思える楽曲もいくつか存在した。だけど、CDを購入してまで聴こうとは思えなかった。

そんな自分だけど、「涙がこぼれそう」という曲が一番好きだ。理由はわからないけど、何となく自分が知ってるチバに一番近い気がして。

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アベの訃報を聞いてから、ずっと頭の中で「涙がこぼれそう」がグルグル回ってた。思わずYouTubeでPVを観てみたんだけど……ダメだ。最後まで聴けなかった。アベがもうこの世にいないという事実。チバの隣にアベが立つことがもう二度とないという事実。そして、訃報を耳にしたチバ、ウエノ、キュウの気持ちを考えたら、どうしようもない気持ちになった。亡くなってしまったという事実より、遺された人たちの気持ちを考えたら、本当に悲しくなった。

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過去に何度かDIAMOND☆YUKAIにインタビューしたことがある。最近もRED WARRIORSとしてのYUKAIとSHAKEにインタビューした。そのときにも出た話題だし、過去にも何度か聞いた話だ。RED WARRIORSの再結成/再始動に積極的なことについて問うと、かならず言われるのが「だって、死んじゃったら再結成したくてもできないでしょ。やりたくてもやれないバンドもいるんだよ」ということ。

もちろん、すべての再結成が肯定的なものばかりじゃない。RED WARRIORSだって解散した1989年の時点では、絶対に再結成はないと思ってたし、最近ではユニコーンやDEAD ENDみたいにそれこそ再結成がありえないようなバンドが、全盛期のメンバーで復活してくれた。

すべての再結成が受け入れられるわけではない。でも、それが最高のものだったら、うれしいに決まってる。「いつかは……」なんて勝手に夢見て、長生きするのもいいじゃないか。生きる楽しみがひとつでも多いほうがいいじゃないか。

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これでもう、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTが再びあの4人でステージに立つことはなくなった。「これで本当に伝説になった」って言う奴もいるだろうけど、そんなのクソだ。クソ食らえ。

自分の中で、ずっとミッシェルを聴き続けるかぎり、伝説なんかにならない。ずっと終わらないんだよ。ずっと生きてる。伝説とか安っぽい言葉使うなよ。

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何が言いたかったんだろう。酔った状態でこんな文章、書くもんじゃないね。でも、どうしても形として残しておきたかった。きっと朝起きて、この文章を読んで凹むんだろうね。でもいいや。今日ばかりは、どうしても吐き出しておきたかったから。

「さよなら」とか「ご冥福をお祈りします」とか、そんな言葉は書くつもりはない。ただ「ありがとう」って伝えたいだけ。しばらくは曲を聴くのもつらいだろうけど、また爆音であなたのカミソリギターを何度も何度も聴くつもり。だから、そのときまで。またね。



▼The Birthday「NIGHT ON FOOL」(amazon:日本盤

2006年5月25日 (木)

Midnight Bankrobbers『冬のピノキオ』(2006)

 多分、誰もが今のROSSOの状況に対して妙な違和感みたいなものを感じてるんじゃないかな‥‥少なくとも、俺はどうにもしっくりこないものがあるんだわ。昨年夏にいきなり登場した、このMidnight Bankrobbersというチバとイマイによる弾き語りユニット。単なるライブでのお楽しみ企画だと思ってたら、いきなりアルバムまで作っちまう。その後に発表された、ROSSOニューアルバム「Emissions」リリースの情報と、第2期ROSSOが今作でファイナルという事実。そして本日、照井がベンジー(浅井健一)のソロ作に参加していることが発表されて‥‥

 本人達からのオフィシャルコメントがないので、何をどう信じていいか判らないし、本当にどうなっているのか全く見えてこない。これが今のROSSOを取り巻く現状。まぁとにかく、あと2週間もしたらリリースされるアルバムを待つしかないか。

 その前に、この作品についてちょっと触れておきましょう。実は昨年末、このMidnight Bankrobbersをイベントで観るチャンスがあったんだけど‥‥遅刻して観れなかったんだわ。噂で「2人してエレキで弾き語りしてる」なんて話が伝わってきてたんだけど、実際に出来上がったアルバムは、まぁ確かにその言葉通りではあるんだけど、もっと自由度の高い、とても実験的なロックアルバムだったなぁと。多分ミッシェルやROSSOでのストレートなロックンロールを期待したファンには辛い内容かもしれないけど、こういう要素はミッシェル時代からあったはずだし、要するに見せ方・聴かせ方なんだと思うのね。これが現在の、2006年のチバの表現方法なんだろうな、と。

 全17曲中10曲がインストナンバーという暴挙ぶりに、このユニットに対する自由度が伺えるし、歌モノにしてもポエトリーリーディング的なものが多い。中にはドラムが入ってる曲もあって、それを叩いてるのが元thee michelle gun elephantのクハラカズユキだというんだから、笑える。ま、だからといってこれがミッシェルというわけではないんだけど。

 でも、同時にミッシェルでもROSSOでもあるんだよね、矛盾してるけど。要するにそれらのバンドの中にあるセンチメンタルな要素だったり、実験的な要素だったりを抜き出して、それを2006年に追求したらこうなった。そういうシンプルな作品なんじゃないかな。決してこれがやりたいからROSSO第2期が終わるとは思えないのね。最初聴いたときは、次につなげるためのアク抜き程度にしか思ってなかったし。けどこうなっちゃうと、このアルバムの存在が重要な意味を持つのかもしれないなぁ‥‥実際にはないんだろうけど。

 評価は人によって分かれる内容だと思うけど、俺は好き。チバのこういう面が好きだったからさ。



▼Midnight Bankrobbers「冬のピノキオ」(amazon:日本盤

2003年12月31日 (水)

MY BEST OF 2003

先日、無事5周年を迎えた当サイトですが、年末恒例のこの企画も今年で6回目ですか。この5年ちょいの間に、俺自身の音楽の趣味も相当変わったりしたわけですが、それでも根本にあるものはガキの頃からずっと変わっておらず、結局その「匂い」がするものを求めていたりするんですよね‥‥それがどんなジャンルであろうと。

さてさて、というわけでさっさと発表していきましょう。現在大晦日の19時。途中休憩入れるとして、一体何時に書き終えるのか‥‥非常に楽しみです。

今年も昨年と項目は全く一緒です。アンケート「BEST OF 2003」の募集を開始してから、ふと気づいたのが「映像部門を設けてもよかったかな?」ということくらいかなぁ、今後項目が増える要素としては。まぁとにかく、「ALBUM OF 2003」から発表していきたいと思います(ってこれ書いてる今現在も決まっていないんですけどね!)。尚、いつもの如く全てにおいて順位は付けてません。順番はアルファベット順ですので他意はありません。


Buffalo Daughter『Pshychic』

ポストロックだとかジャーマン・プログレ風だとかいろいろ言われる今作ですが、個人的にはそんなのどうでもよくて、ただひたすら気持ちいいロック・アルバム。ただそれだけなんですよね。ヘッドフォンで聴いても気持ちいい、そして大音量でフロアで鳴っていても気持ちいい、そんなアルバム。ライヴも最高に気持ちよかったです。後はこれを野外で聴きたいな、と。来年のフェス、期待してます。

DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN『MUSICAL FROM CHAOS』

個人的にはこれとスタジオ盤新作とどちらにするかで悩んだんですが、新作はまだ聴き込みが足りないなと感じたのと、やはりこのライヴ盤のディスク1における「同じ曲でも時と環境の違いでこうも変わるのか!?」と我々を唸らせた衝撃、これを考慮してこっちに。ま、デトコペに関してはホントにライヴを観て欲しいので、その意味もあってこの2枚組を選んだってのもあるんですが。凄いバンドです本当に。

THE MARS VOLTA『DE-LOUSED IN THE COMATORIUM』

有無を言わさぬ強烈な個性、どこにも属さない独特なサウンド。もし聴かず嫌いの人がいるなら、絶対に人生損してると思うよ。それくらい自分的にも衝撃度が強い1枚でした。AT THE DRIVE-INの幻影は、俺の中ではハッキリと断ち切れました。それくらい素晴らしい1枚だと思います。

METALLICA『ST. ANGER』

これも有無を言わさぬ凄みを持った1枚ですね。ヘヴィメタルとかラウドロックとか、そんな括り、糞食らえ。ウルサイから聴かないとかメロディが薄いからどうとか、そんな屁理屈こねてる奴ら、全部死刑! ロックは元々自由な音楽なんだ、その自由を取り戻したのが「自身の枠(METALLICAというブランド)に囚われていた」METALLICAだったというのも面白い話。このアルバムよりもLINKIN PARKやEVANESCENCEの方が受けがいいのは判るけど、そういう問題じゃないのね。とにかくこれも、聴かず嫌いの人に是非オススメしたいです。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT『SABRINA HEAVEN』

ミッシェルは「SABRINA NO HEAVEN」とかライヴ盤とかいろいろあったけど、これもファーストインパクトと、作品としての完成度の高さを重視して、これにしました。やっぱりアルバム最初の出音が全てでしょう。今更言うなって感じですが‥‥本当に惜しいバンドをなくしたな、と。各メンバー(特にチバ)の今後に期待。

Spaghetti Vabune!『summer vacation, sunset vehicle』

今年最高の出会いは、このバンドに巡り会えたことでしょう。インディーズながらもしっかりとした楽曲を書き、その辺のメジャーバンドに引けを取らないクオリティーを持ったメロディーには、俺もメロメロに。バンドの皆さんがご覧になってるから絶賛するわけではなく(ケージさん、メールありがとうございました!)、純粋にいいアルバムであり、もっと多くの人に知って/聴いてもらいたい作品だと思ってます。胸を張ってオススメしたい!

SPANK HAPPY『Vendome, la sick KAISEKI』

ライヴでベスト盤という反則合わせ技だけど、それを差し引いても「サヨナラCOLOR」は2001年に聴いておくべきだった1曲なわけで。これで踊れない奴は死んだ方がいいですマジで。

Theピーズ『Theピーズ』

もう1年以上も前のアルバムみたいな気がしますが、それくらい今年1年聴き込んだアルバム。間違いなく今年一番聴く回数が多かったでしょうね。このアルバムの完成度は確かに完璧とは言い難いですが、それをライヴで補完していく様はホント圧巻でした。アルバムリリース直後に、早くも新曲がバンバン出来てるのも、彼等の今のコンディションを物語ってるんじゃないでしょうか? 12月~'04年1月の東名阪ライヴの後、早くも3月にはアルバム発表。春には全国ツアーもあるそうなので、楽しみ!

藤本美貴『MIKI ①』

アイドル・ポップものを1枚くらい選ぼうと思っていろいろ聴き返してみたんですが、最後まで悩んだのがBON-BON BLANCO「BEAT GOES ON」、メロン記念日「1st ANNIVERSARY」、中島美嘉「LOVE」(ま、これはアイドルじゃないですけどね厳密には)辺りだったんですが、最終的には個人的思い入れでこれに。ま、仕方ないでしょ?(メロンはシングル8曲ってのがね。悪くないんですけど)多分、彼女のソロアルバムは今後暫く聴けないでしょうから、そういう意味も込めて。それにしても "涙GIRL" は今聴いても凄いな。

フラワーカンパニーズ『発熱の男』

フラカンとの出会いも2003年の大きな出来事のひとつかな。たった数十分のライヴだったのに、ずっと忘れられないインパクトを与えてくれた彼等。それはアルバムに関しても同様で、彼等も今年2枚リリースしたスタジオ盤どちらを選んでも良かったんですが、ファーストインパクトを重視してこちらに。来年こそは是非ワンマン・ライヴに行きたい。このまま変わらずに突っ走り続けてくれることを期待してます。


とまぁ10枚選んでみましたが、これはあくまで12/31現在ってことで。だって、年末に買ってまだ聴いてない/聴き込んでないアルバム、沢山あるからさ。ここに名前が挙がってないものでは他に‥‥RON RON CLOU「SECOND RUNNER」、MOGWAI「HAPPY SONGS FOR HAPPY PEOPLE」、MUSE「ABSOLUTION」、LED ZEPPELIN「HOW THE WEST WAS WON」、カーネーション「LIVING/LOVING」、MO'SOME TONEBENDER「TRIGGER HAPPY」、ウルフルズ「ええねん」、クラムボン「imagination」、ソニン「華」、JEFF BECK「JEFF」、ナンバーガール「サッポロ OMOIDE IN MY HEAD 状態」等々‥‥挙げればいくらでも出てくるんで、きりがないのでこの辺で。

個人的にはレビューした作品はどれも好きで、気に入っていて、今年よく聴いたものばかりですので、ええ。個人的には面白い1年だったと思いますよ。洋楽少な目なのは、それだけ邦楽アルバムが充実してたってことでしょうか? いや、本当にここに名前挙がらなかった以外の作品でも、いいのは沢山あったからね。


続いて「SONG OF 2003」の10曲を紹介します。


・METALLICA「St. Anger」

初めてこの曲をラジオで聴いた時の衝撃。多分今年一番の衝撃だったと思います。音楽を聴いて身動き取れなくなる程の衝撃、そんなこと滅多にないはずなのに‥‥期待してたからこそ、そして同時に期待してなかったからこそ(矛盾してますが、言いたいこと判ってもらえますか?)の衝撃。PVも格好良かったなぁ。勿論ライヴも。本当に20年目のバンドだとは思えない攻撃性と斬新さ。頭が下がります。

・THEE MICHELLE GUN ELEPHANT「エレクトリック・サーカス」

これはもう仕方ないでしょう。こういう曲をラストに持ってくること自体反則だと思うし、そしてその演奏や歌の熱さも反則。「ミュージックステーション」で歌う、涙目のチバが忘れられないッスね。解散効果でオリコン週間チャート3位(デイリーで1位)を記録しましたが、リリース日を解散に合わせずに普通に出してたら‥‥今更言っても仕方ないことですが。解散関係ないし、掛け値なしの名曲。

・Mr.Children「タガタメ」

「掌 / くるみ」でもよかったんですが、やっぱり衝撃度からいったらこっち。未だリリースの目処が立ってないこの曲、いろんな意味で今年の話題になりましたよね。この曲のレビューのお陰で、かなりアクセス数も伸びたし(それは蛇足ですが)。この振り幅があるからこそ、桜井和寿って男は信用できるわけですよ。どっちか一方だけじゃダメなのね。

・THE WiLDHEARTS「Someone That Won't Let Me Go」

ワイハーからも1曲選んでおきましょう。アルバムを選んでもよかったんですが、敢えて「もっと行けるだろ?」ってう期待も込めて、今回も選出外にしてみました。ホントに意地悪だな俺、ジンジャーに対しては。ま、'90年代以降に登場した、数少ないロックスターですからね、俺にとって。この曲はアルバム中、最も過去の彼等に近いスタイルだと思うし、実際これをシングルとして切って、もっと多くの人の耳に止まれば、間違いなくメタルファン以外にも受け入れられると思うんですが‥‥

・ZYX「白いTOKYO」

「第2回ハロプロ楽曲大賞2003」では "行くZYX! FLY HIGHT" を選びましたが、こっちではこの曲を選びたいと思います。今の俺がハロプロに求めているものが、結局この10曲の中に入った3曲にあるような気がします。正直、今のモーニング娘。には歯がゆさと不甲斐なさしか感じない、というのが正直な気持ち。1月の新曲もねぇ‥‥出さなきゃよかったのに、安倍態勢で。

・あぁ!「Jaded」

無駄に拘ります。だって本当に好きだから、この曲。全然飽きがこないし。誰が何と言おうと、今年のアイドル・ポップの中で一番の楽曲だと信じております。今後このユニットがどういう方向に進んでいくのかは誰にも判りませんが、とにかくアルバムまでこぎ着けて欲しい‥‥無理だとは思うけど。

・ウルフルズ「ええねん」

いや、これも何も言うことないでしょう。それくらいに名曲。ストロングスタイルの演奏は、どこかAC/DCっぽさを彷彿させ、歌詞の力強さはウルフルズ以外の何者でもない。もっとヒットすべき曲だよこれ。きっかけさえあれば、「第二の "ガッツだぜ!"」になれるはずなのに‥‥

・メロン記念日「赤いフリージア」

これも文句なしの完成度。「あぁ!」がいなかったら、今年一番のアイドル・ポップだと思ってたんですが。逆に、この曲が存在しなかったら、俺はこの位置に松浦亜弥の "ね~え?" を選んでたんでしょうね。本当にキラーチューンってこういう曲を指して言うんだな、とマジで思いましたね。素敵すぎて涙が出そう。

・Theピーズ「生きのばし」

"グライダー" と最後まで悩んだけど、歌詞が死ぬほど好き、ってことでこちらに。もはやピーズの曲に関してはどれ選んでもぶっちゃけ問題ないんですけどね。ここで理屈こね回す前に、まずは聴いて!お願い!

・レミオロメン「雨上がり」

意外な選出かもしれませんが、これも今年1年通してよく聴いた1曲。この高揚感、なかなか真似出来るもんじゃないですよ? ASIAN KUNG-FU GENERATION"と共に期待出来る新人バンドだと思ってたんですが‥‥それだけにメジャーからのファーストアルバムの内容と、そのCCCD化にはちょっと‥‥泣けた。けどさ、本当にBUMP OF CHICKENがブレイクしてったように、彼等にも‥‥っていう気持ちは強いんだけどね。


というわけで、こんな感じになりました。ハロプロを3曲に抑えたのは意識的です。本当なら「第2回ハロプロ楽曲大賞2003」で選んだ5曲をそのまま使ってもいいんですけどね。まぁ、ね?

他にも沢山いい曲はあったと思うんですが‥‥これも現時点で、ってことで。絶対に明日になれば気持ちが変わると思うし。


続きまして、今年観たライヴから選ぶ「LIVE OF 2003」を。


・Theピーズ(3/21@SHIBUYA-AX)
・イギー・ポップ(7/26@FRF'03)
・TMGE(10/11@幕張メッセ)
・岡村靖幸(10/14@Zepp Tokyo)
・METALLICA(11/7@代々木体育館)


観てもらえば判る通り、今年はロックンロールな1年でした。

まず3月のピーズは初めてのワンマン、しかも最前列で観れたってことも幸いして、本当に充実のライヴでした。続いて7月のイギー・ポップ@フジロック。俺がフジでのベストアクトに挙げることが多いのが、このイギーのライヴ。ホント久し振りに観たんですが、全然衰えておらず、むしろ以前よりも攻撃的で若々しくなってる気が。いやーまた3月に観たいですね! そして10月のミッシェル・ラストライヴ。これはもう理屈じゃないでしょう。日本のロック史に於ける、ひとつのピリオドであり、ひとつの通過点。まだDVD観てないんですが、やっぱり冷静に観たら‥‥泣くのかな? その3日後に観た岡村ちゃんも凄かった。個人的には8月の復活ライヴもインパクト大でしたが、内容的にはもう10月の単独公演の方が格段上。このまま浮上して欲しいです。最後はMETALLICA‥‥これはもう、仕方ないですよね。ホントにいいライヴだった。全公演観たかった程。観れなかった人、ご愁傷様でした!って言いたくなる程、凄いの連発。いやいや、いいもの観させて戴きました!

これ以外だと‥‥1月のMANIC STREET PREACHERS@NKホールとか12月のメロン記念日@渋谷公会堂、9月の後藤真希@市原、9月の「朝霧JAM」で観た曽我部恵一とか、とにかく数え切れない程にいいライヴを観れましたね。

今年は全部で36本(フェスは日数に関わらず1本とカウント)のライヴを観た計算になりますが‥‥全然減ってない‥‥2002年の大晦日に「来年は減らす傾向に~」とか言った記憶が‥‥そして既に2004年前半も数多くの予定が‥‥いい加減にしないと‥‥とは思ってるんですが、やっぱり俺、「現場」が好きなんですよね、家でCD聴いてるより。一時期、年間100数十本観た年とかありましたが(その殆どがライヴハウスで無名のインディーバンドだったりしたんですが)、あの雰囲気とか空気が大好きなんですよ。会場の大小に関わらずね。だから来年も‥‥行くんでしょうね、きっと。


来年も、素晴らしい音楽との出会いがありますように‥‥

2003年10月12日 (日)

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT Last Heaven tour 2003@幕張メッセ(2003年10月11日)

  THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのラストライヴってことで、多くのファンにとっては非常に感慨深い、歴史に残る涙モノのライヴだったんでしょうね。確かにロックバンドとしては理想的な、本当に素晴らしいステージだったと思います。けど、正直なところ俺はそこまでの思い入れもないし、やっぱり悲しくないのに「悲しかった」とか「泣いた」とか嘘は書けないので、フラットな気持ちで書きたいと思います。

  そう、そのライヴ自体も非常にフラットな気持ちで接することが出来たんですね。幕張メッセまでの道中、ずっとミッシェルのアルバムや今日リリースになった "エレクトリック・サーカス" のシングルを聴いていたんですが、これまで同様、普通にライヴに行く感覚だったんですよね。そりゃ当たり前か。実際ライヴに行くわけだし。けど、そこには前夜まで感じていたセンチなものは一切なかったわけで。単純に「あーミッシェルのライヴ楽しみだな~」って感覚。それが逆に良かったのかもしれないね。

  当初の予定と大幅に会場内のレイアウトが変わり、追加券も発売され、結局1万人近い人数(実際何人入ったのか判りませんが、多分これくらいは確実に入ってますね)が幕張メッセに集結。今回は事前にチケットとリストバンドを交換してからの入場ってことで、非常にスムーズに入場することができたんじゃないでしょうか。少なくともあれだけの人数がいる中で、ものの十数分程度で入場出来たのは奇跡的(ま、中に入ってからまた並ぶわけですが)。そういう意味ではイライラ指数は低いままでしたね。

  入場して、俺は結構後ろの方で観ることにしました。今回、会場内が広いってこともあってステージ左右にスクリーンが用意されてまして。ま、メンバーを目視で認識することは不可能でしょうから、もうスクリーンで観れればいいか、どうせ曲に合わせて歌って踊って、そっちに夢中になるだろうから‥‥って最初から緩い感じ。

  開演時間(18:30)間近に、急にS.E.がROLLING STONESの "Sympathy For The Devil(悪魔を哀れむ歌)" に変わった途端、会場から大きな歓声が‥‥ま、この曲が終わってもライヴは始まらなかったわけですが。その後もイギー・ポップが流れたり、THE DOORSの "The End" が流れたりで‥‥って、めっちゃベタじゃんか。しかも "The End" が流れ始めたの、19時ちょい前ですよ。そこからあの10分前後ある曲が始まっちゃって‥‥30分待ってる間、一緒にいた友人と話していたから退屈することはなかったんですが、それにしても‥‥

  と思ってたら、急に会場が暗転して、お約束の "ゴッド・ファーザー愛のテーマ" が。会場に響く歓声と奇声。そして現れたメンバー4人。特に気構えた様子は感じられる、いつもと同じ感じだったように見えました。そしてテンションがドンドン高まるオーディエンスをなだめるかのようにスタートしたのが、意外や意外 "ドロップ" だったという。開演前に「ミディアムヘヴィの緩めの曲からスタートするんじゃないの?」とか言ってたら、本当にそういう展開になってちょっと驚き。そう、ミッシェルにとっては「最後の~」というよりも、ツアーの最終日といった感覚が強いのかな‥‥いや、そんなことないか。今日でお終いってみんな自覚してるはずだし。そんな深読みを勝手にしてると、"ゲット・アップ・ルーシー" や "バードメン"、"デッド・スター・エンド" という怒濤のアッパー攻撃。既にこの時点で汗ダクダク状態。歌えや踊れやでひとり大はしゃぎ。

  途中 "ストロベリー・ガーデン" なんて懐かしい曲も挟みつつ、"アッシュ" や "フリー・デビル・ジャム" といった「GEAR BLUES」の曲、そして最新作「SABRINA NO HEAVEN」から "デッドマンズ・ギャラクシー・デイズ" で更に攻め続ける。一瞬でもこちらに休む隙を与えないつもりか、こいつら‥‥かと思ったら今度はファーストから "I was walkin' & Sleepin'" と "ブラック・タンバリン" を持ってくるし。うわー共に懐かしい曲だなぁ。最後だからというよりも、今回のツアーはこういった懐かしい曲も日によっていろいろやってるのがファンじゃない俺にも嬉しいし、有り難い。更にこの後 "深く潜れ" だもんなぁ。ここで思いっきり鳥肌立ったよ。凄く好きなんだよね、この曲。前にもライヴで聴いたことあったけど、最後にもう一回聴けて嬉しいです。そしてフジロックでもやってくれた "カルチャー" で飛ばして、同じく「chicken zombies」から名曲 "ブギー" が。ここでやっとゆっくり出来るというか、じっくり観れる状態になったんだよね。歌に聴き入って、アベのギターに聴き入って。もうずっと鳥肌立ちっぱなし。

  そんな強烈なインパクトをもった曲の後だからなのか、続く "赤毛のケリー"、"ゴッド・ジャズ・タイム" は何故かピンとこなかったんだよね‥‥個人的に一番思い入れがないアルバム「Rodeo Tandem Beat Specter」の曲だったからなのか、単に疲れてきたのか‥‥判らないけど、何故か急に醒めて冷静に観ちゃったんだよね。それは "エレクトリック・サーカス" が終わるまでずっと続いたのね‥‥この曲の時だけ両脇のスクリーンが消えて、ステージ後方のカーテンが開いて、後方一面がデカいスクリーンになっているという仕掛けがあったんだけど、それすら醒めた目で観ちゃってた。「ああ、劇的に盛り上げようとしちゃって‥‥」とか皮肉混じりに。何故なんだろう‥‥

  けど、そんなのも続く "ミッドナイト・クラクション・ベイビー" で吹っ飛び、名曲 "ベイビー・スターダスト" ではっちゃけ、"スモーキン・ビリー" で大合唱し、"リリィ" で踊り狂い。一瞬「このまま "G.W.D" に突入か!?」とか思ったら、何故が唐突に本編終了。会場中のみんなが「‥‥へっ!?」ってなったみたいで、あまりに唐突すぎて最初は理解出来なかったみたい。アンコールを求める拍手や歓声もイマイチまとまりがなかったしね。

  けど、4人は戻ってきた。やっぱり嬉しいよね、素直に。チバの「どっか行こうぜ」の呼びかけと共にスタートしたのが、"GT400"。ライヴではテンポが早くなってて、非常に心地よいビートなんだよね。歌も合唱しやすいし。とにかく気持ちいい1曲。そしてレゲエのリズムに合わせてチバが「Bye bye baby!」とかいろいろ叫んでから "リボルバー・ジャンキーズ" のレゲエアレンジがスタート。サビの部分だけ歌った後、テンポが速くなってアルバムバージョンに。この曲も合唱向きというか、コール&レスポンスに打って付けなんだよね。いい具合に再びエンジンがかかり始めたところで、終わりが近づいていることを我々に示す "ジェニー" が。周りのみんなが、ここぞとばかりに踊りまくる。余力を残さずにここで力尽きるかの如く。そして笑顔のメンバー。再びステージを去っていき、再びアンコールを求める拍手。今度は素晴らしい一体感。もう1曲、みんな「あの曲」を最後に待ってるんだろうね‥‥

  アンコールに応え、三度ステージに現れたミッシェル。恐らくこれが本当に最後の曲だろう‥‥そう確信していたら、あの強烈なコードストロークが。やはり彼等が最後の最後に選んだのは "世界の終わり" でした。「デビュー曲でバンドの歴史に幕を閉じる」とか「解散=正しく世界の終わり」とか、みんないろいろ推測したがるだろうけど、ここは純粋に「最後にこの曲をやりたかったから」でいいんじゃないかな。みんなも聴きたかったし、そしてバンドもやりたかった。だからこそ、あの曲のイントロが会場に響いた瞬間の歓声はそれまでで一番大きかったものになったんだろうし。本当にいい曲だもんね。途中、アベのギター弦が切れるというアクシデントがあったものの、そのまま鬼気迫るプレイで最後まで乗り切りました。そしてエンディング。チバが最初にステージを去り、残された3人がアドリブでいろいろ弾いて、ギターのフィードバック音を残したまま、約2時間に及ぶライヴは終了。珍しくアベが「ありがとう。」と一言喋り、客も大感激。もの凄いリアクションだったよ。そしてウエノが去り、クハラが去って行き‥‥両脇のスクリーンに

   Thank You Rockers I Love You

の文字が。ライヴが終わっても会場内に響くミッシェルの曲(客出しS.E.にミッシェルのインストナンバーを使うという憎い演出が)。名残惜しんでなかなか退場しない者、CDを流してるだけなのにダイブを始める者、「ミッシェルありがとー!」と泣きながら叫ぶ者、ただ笑顔で「いいライヴだったね」と会場を後にする者‥‥1万人もいれば1万通りの「人それぞれ」があるでしょう。俺はというと‥‥もう「果てた」といった感じでしょうか。笑顔というよりも‥‥いいライヴだったなぁと反芻する感じ? ライヴ終了から数時間経った今でもその気持ちに変わりはなく、とにかくただ「いいライヴを観たなぁ」という気持ち。

  この手のバンドが数百人程度のライヴハウスには掃いて捨てる程いるわけですが、そんな中で幸運にも大成功を手にした彼等。それはただラッキーだったからではなくて、それに伴う実力といい曲が沢山あったから。そのスタイルや佇まいがカッコイイからといった理由もあるでしょうけど、その殆どの人が彼等の曲やライヴに惹き付けられた。勿論俺も。気づけばロックフェスでトリを務めたり、今回みたいにオールスタンディングで1万人以上もの人を集めてしまったり(ま、今回に関しては「解散」という要因が大きく関係してるんですが)。ひとつのロックバンドとして非常に理想的な形で成長・成功していき、そして惜しまれて解散していく。多分今日のライヴはファンにもファンじゃない人にもずっと心に残るライヴになったんじゃないでしょうか。

  そう、解散云々は関係なく、今日のライヴは「いちロックバンドとして理想的なライヴ」だったと思いますよ。万単位の人間を相手にあそこまで満足のいくライヴを繰り広げたんですから。そりゃね、あれも聴きたい、これも聴きたいっていう願望はいくらでもありますよ。けど最大公約数の人間を満足させるに十分なセットリスト・内容だったのでは?と思うわけで。各アルバムから満遍なくプレイされていたし(結局今回は「SABRINA HEAVEN」から1曲もやりませんでしたが)、曲数や演奏時間も満足のいくものだったし。「最後だから、やれるだけやれ!」ってわけでもなく、ただ単にツアーファイナルとしてやったかのような構成。何も知らずにこれ観たら、「ああ、今回のツアーもよかったから、また次のツアーにも行こう!」とか絶対に思ったはずだもん。現に俺、そういう気持ちになったし。そしてそう考えた時に初めて「‥‥そうか、もう『次』はないんだっけ‥‥」と気づいたわけで。

  今はまだ残念ですとか惜しいバンドをなくしたとかそういった気持ちはないんだけど‥‥時間が経てばそういった「喪失感」を痛いほど感じるようになるのかなぁ‥‥。


[SETLIST]
01. ドロップ
02. ゲット・アップ・ルーシー
03. バードメン
04. デッド・スター・エンド
05. ストロベリー・ガーデン
06. アッシュ
07. フリー・デビル・ジャム
08. デッドマンズ・ギャラクシー・デイズ
09. I was walkin' & Sleepin'
10. ブラック・タンバリン
11. 深く潜れ
12. カルチャー
13. ブギー
14. 赤毛のケリー
15. ゴッド・ジャズ・タイム
16. エレクトリック・サーカス
17. ミッドナイト・クラクション・ベイビー
18. ベイビー・スターダスト
19. スモーキン・ビリー
20. リリィ
-Encore-
21. GT400
22. リボルバー・ジャンキーズ
23. ジェニー
-Encore2-
24. 世界の終わり



▼THEE MICHELLE GUN ELEPHANT『エレクトリック・サーカス』
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2003年10月11日 (土)

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT『エレクトリック・サーカス』(2003)

  THEE MICHELLE GUN ELEPHANTはこの曲のリリースと同時に本日10月11日、幕張メッセでのライヴを最後に解散します。そういうことを踏まえてこの曲を評価しようとすると、どうしても違った見方・違った解釈をしてしまいそうなので、敢えて解散という現実から目を逸らしてこのシングルについて語ってみたいと思います。難しいとは思うけど‥‥

  ミッシェルのシングル曲でここまでメロウな曲は多分初めてなんじゃないかな。いや、当然これまでの楽曲全てが冴えたメロディを持ったロックナンバーばかりだったけど、これはちょっと異色作かな、と。勿論これまでと比べればの話だけど。ただね、これは今年に入ってからリリースされた2枚のアルバム、「SABRINA HEAVEN」と「SABRINA NO HEAVEN」、そしてそこから派生したシングル「Girl Friend」の流れから誕生した、いわば延長線上にある楽曲ですよね。特にタイトル曲、"エレクトリック・サーカス" なんて正にそれだし。ズッシリとしたリズムに乗る歪みまくったギターのストローク、そこに重なる枯れたアルペジオ、そしてチバユウスケの絶叫。何も変わってない。何も変わっていないんだけど、何かが違う。質の違い? いや、もっと本質的なものが変化した? ただ、ライヴを観る限りでは、俺が最後に観た'97年頃と今年のフジロックとではその違いは判らなかったんだよね。バンドとしてのオーラはモンスター級になっていたけど、何も変わっていないような。けど何かが違う。

  例えばこれが、カップリングの "デビル・スキン・ディーバ"みたいなタイプだったら判りやすいのね。これはもう完全にアルバムの流れにある、ある意味プログレッシヴな1曲。コード自体は4つしか使っていなくて、所謂『強弱法』(Aメロで静か/弱く演奏・歌い、サビで一気に爆発する表現方法。THE POLICEの "Every Breath You Take" が始まりと言われ、その後NIRVANAの "Smells Like Teen Spirit" やRADIOHEADの "Creep" といった楽曲で更に広まった。グランジ以降に多い表現手段)を用いたアレンジなんだけど‥‥ミッシェル流グランジといえば聞こえはいいけど、もっとこうプログレッシヴというか。ジャンルとしてのプログレじゃなくてさ‥‥単調なようでかなり起承転結がしっかりしてるし、6分以上って単調なコード進行なのに全然飽きさせない。もうそれってミッシェルの完全勝利じゃない? そういう意味では完全にアルバムと同方向の流れなんだよね。

  しかし、タイトル曲は同じ方向を向きながらも、ちょっと『質』の違いを感じさせる。それは何故だろう‥‥チバの歌い方? サウンドのミキシング? 各楽器のタッチの違い? いや、判らない。本当に判らない。ミッシェルらしさを十分に感じさせながらも、歌詞やメロディから‥‥閉鎖感みたいなものをちょっと感じたり。

  ってここまで書いて、結局「解散」という事実からは逃れられないのかな‥‥と改めて思ったり。ああ、ダメだ。これ何回か書いては消して、また書き直しては消してということを、かれこれ2時間もやってるんだよね。解散に触れずに曲について書こうと思ったけど‥‥どうしてもそこに行き着いてしまう。

  単純に、いいメロディを持った、男らしいロックナンバーと言いたいだけなのにね。

  よりによって、何で最後の最後にこんな泣きのメロディを持ったミディアムテンポの曲をシングルで出すかなぁ。確かに "デビル・スキン・ディーバ" はシングル向きじゃないよ。人によっては疾走感に溢れるアンセムナンバーを期待してたはずなのに。そういう意味では「本当にこれがファンが望んでいた『世界の終わり』なのか?」と思うわけで。ま、思い悩んだところで彼等の解散に変わりはないわけで。

  でも、この曲に出会えたこと、それは素直に嬉しいよ。やっぱり昨年以降のミッシェルはバンドとして本当にいろんなことにトライしようとしていた、そしてそれを実践してきたんだなぁ、と。改めて思いますよ、ホントにすげーバンドだとね。

  さぁ。泣いても笑っても今日が最後の日。決して俺にとって「世界の終わり」でも何でもないわけだけど‥‥やっぱり気持ち的に晴れやかじゃないよね。いつも思うけど‥‥こうやって偉大なバンドの最後の日って、何だか「ロックのお葬式」を執り行うみたいで凄く嫌な感じなんだよね‥‥。



▼THEE MICHELLE GUN ELEPHANT『エレクトリック・サーカス』
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2003年10月10日 (金)

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT『GEAR BLUES』(1998)

  THEE MICHELLE GUN ELEPHANTが1998年11月にリリースした、通算4作目のフルアルバム「GEAR BLUES」。リリース当時、このサイトを始める直線だったんだけど、もうね、このアルバムの話題ばかりだったよ。ミッシェルがとんでもないアルバムを作っちまった、って。本当にギリギリのところまで到達しちゃった感が強い、速さやフットワークの軽さよりも重心の低さ、縦ノリよりも横ノリ、そういった要素を重視した14曲、55分の快楽。なんて言い方はカッコつけ過ぎか。

  前作「chicken zombies」のところでも書いたように、あのアルバムが出た頃、そしてそれから暫くは「このアルバムを越えるのは正直難しいだろうなぁ‥‥」とずっと思ってたのね。ところがさ、それから1年近く経ってリリースされた2枚のシングル、"G.W.G" と "アウト・ブルース"。これが「chicken zombies」の楽曲群よりも遙か先に行っちゃってたのね。特に "G.W.G"‥‥ワザとそんなにいい録音状態じゃなくして、いかにもなガレージ臭をプンプンさせる全体像。正直あれを初めて聴いた時は「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」って思ったもんね。そして "アウト・ブルース" に至っては、初のオリコン・トップ10入りを果たしてしまうんだから。とうとう時代がミッシェルに追いついた‥‥そんな気さえした程、この頃の彼等は上へ上へと昇りっぱなし。そして豊洲でのフジロック‥‥もはや伝説でしょ。マジに時代が追いつく瞬間ですよ、この辺の事象は。

  そういう環境の中で制作され、完成したのがこの「GEAR BLUES」。悪いわけがない‥‥っていうか、言葉にならない程に素晴らし過ぎるのさ。理想的なロックアルバムとか、日本のロックの宝とか、そんな豪勢な比喩はどうでもいいよ。頭からケツまで、ただひたすらカッコイイ。ブッチギリの1枚。

  このアルバムの凄さはズバリ上に書いたように「スピードよりも重さやグルーヴ感」を前面に打ち出したヘヴィサウンドでしょう。ヘヴィといっても昨今のラウドロックのそれではなくて(当たり前でしょ!)、もう全て‥‥彼等が持つ空気感から世界観、表現される一音一音、それによって構成される演奏・楽曲‥‥全てがヘヴィなわけ。「chicken zombies」がどんなものでも簡単に、スパッと綺麗に切れるナイフだとすると、この「GEAR BLUES」は何百キロもありそうなデカい斧。そんな気がしない?

  1曲1曲の素晴らしさについては敢えてここでは書きません。それは聴けば簡単に判ることだから。つうかさ、俺にとってはこのアルバムって "ウエスト・キャバレー・ドライブ" から "ダニー・ゴー" までの14曲が並んだ構成で1曲といった感じなんだよね。「GEAR BLUES」っていう、人間の狂気を切り取ったかのようなサウンドトラック。今でもムシャクシャした時や仕事で疲れて頭空っぽにしたい時は、このアルバムを大音量でかけて車飛ばすもんな。

  このアルバムの頃からつい最近まで、俺は彼等のライヴに足を運ぶことがなかったわけだけど‥‥後悔? そりゃね、観たかったよ。けどチャンスがなかっただけ。そして明日、俺はもう1回だけこの目に焼き付けてくるわけだ‥‥

  これより上はないってくらいの高みまで達し、臨界点を突破するかしないかの状態だったミッシェル。それより上に行ってしまうと、どうなるんだろう‥‥これよりも「良い」アルバムは作れるかもしれないけど、本当にこれより「凄い」アルバムが生まれることがもう一度あるのか。俺にとっての、この長い旅は結局その後4年以上もかかるわけです‥‥。



▼THEE MICHELLE GUN ELEPHANT『GEAR BLUES』
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2003年10月 9日 (木)

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT『chicken zombies』(1997)

  THEE MICHELLE GUN ELEPHANTが1997年11月にリリースした、通算3作目のフルアルバム「chicken zombies」。リリース当時、これ程衝撃を受けたロックアルバムはあの時代にはなかったよね。いや、俺だけか。あの頃、ギターロックに対して見切りをつけそうになってた俺を再び振り向かせてくれたのが、このアルバムでした。

  ミッシェルはデビュー後間もなくに、深夜番組でよく "世界の終わり" や "ブラック・タンバリン" のPVが流れてたので、それを切っ掛けにファーストアルバム「cult grass star」に手を出したんですが、そんなにハマらなかったんですよね。上記の曲は勿論気に入っていたんですが、そこまでのめり込む程じゃねぇじゃん、と。続くセカンド「high time」に関しても、印象は前よりもかなりいいんですが、本気で気に入る程じゃないな、と。この頃、初めて彼等のライヴに行ったんですが、もう音源よりもライヴの方が数万倍いいのね。何でこの勢いがCDで再現できないのかなぁ‥‥ってずっと思ってて。

  そんな思いでちょっと離れたところから彼等の動向を伺っていた俺ですが、シングル "カルチャー" や "ゲット・アップ・ルーシー" でガツーンとやられて。「ああ、段々『あの感じ』に近づいてるじゃんか」って。そして決定打となった "バードメン" と、このアルバム。もうね、最初から瞳孔開きっぱなし、アクセルは全開で踏みっぱなし、みたいなそんな世界を両肩掴まれて身動き取れない状態にされて無理矢理見せられてる、そんなアルバム。

  ホント、1曲目の "ロシアン・ハスキー" から最後の "アイブ・ネバー・ビーン・ユー (King Time)" までのトータル45分がアッという間。例えばファーストアルバムはいい曲が多かったけど、デビューアルバムとしては大人しすぎたし、セカンドは前半までそういった空気を引きずり、後半になってドンドン盛り上がっていくという、ちょっと勿体ない作風だったのに対し、このサードアルバムではとにかく走りまくり。勿論全曲アッパーな曲ばかりじゃないんだけど、全体の空気としてそういう殺伐さがあるのね。そう、だからこそ中盤最大のハイライトである "ブギー" が映えるわけさ。

  とにかく前半の畳み掛けは圧巻。 "ロシアン・ハスキー" で飛ばして、"ハイ!チャイナ!" で一体感を得て、"マングース" に身を委ねて、"ゲット・アップ・ルーシー" の再録音バージョンで身体中の血液が逆流し出して、"バードメン" で最初のピークを迎える。そしてその先に "ブギー" があるから余計に泣けるんだよね。ここでやっとミッシェルがただのロックンロールバンドじゃないことに気づくわけ。いや、気づくの遅すぎ!とか言わないそこ。

  リリースから6年経った今聴くと、そんな前半よりも後半部はちょっとテンションが落ちるような気がしないでもないけど、多分それは前半の流れがカッチリし過ぎてるからでしょう。雰囲気モノのインスト "COW 5" といい、アルバム用に勢いが良くなった "カルチャー" といい、意外とシングル曲よりも好きな "サニー・サイド・リバー" といい、リフが好みな "ブロンズ・マスター" といい、これまた6分以上もあるミディアムヘヴィ~後半の盛り上がりが凄まじい "ロマンチック" といい‥‥そうそう、ふたつの "アイブ・ネバー・ビーン・ユー" もね。全てのクオリティは前作以上。今聴いても全然色褪せてないしね。

  音楽的にも過去2作の集大成的な作品でありつつ、新しい領域にも踏み込みつつあるホントにいいアルバム。多分「1990年代を代表するロックアルバム100選」とかいう企画があったら、洋楽/邦楽関係なしにみんなが選ぶアルバムなんじゃないでしょうか。そんな気がします。

  当時は興奮しつつも「ああ、音楽的に完成されちゃったかな。この手のバンドって後は結局これの焼き直しになっちゃうしなぁ‥‥」なんて醒めてみたりもしたんですが‥‥まさかその1年後に、これをも軽く上回ってしまうモンスターアルバムを完成させてしまうとはね‥‥当時誰も考えなかったでしょうね。

  解散しても、音楽はずっと残る。5年後、10年後、20年後。彼等の音楽が風化しないためにも、我々は語り継いでいかなくちゃならない。その為にも、誰に何と言われようと俺は書き続けますよ。「chicken zombies」はすっげーアルバムだ、って。



▼THEE MICHELLE GUN ELEPHANT『chicken zombies』
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2003年9月 5日 (金)

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT『Girl Friend』(2003)

  THEE MICHELLE GUN ELEPHANTが今年リリースした2枚のアルバム、「SABRINA HEAVEN」と「SABRINA NO HEAVEN」は共にアルバム最後を同じ曲の別バージョンが飾っています。「SABRINA HEAVEN」では "NIGHT IS OVER"、「SABRINA NO HEAVEN」では "夜が終わる" といったタイトルで。彼等にしては珍しい、ピアノを導入したスローバラード風のインストナンバーなのですが、実はこの曲、同時に歌の入ったバージョンもレコーディングされていて、そちらは単独シングルとしてリリースされることになったのでした。それが今回紹介する"Girl Friend"という曲。

  確かにこれ、ミッシェルにしては異色作ですよね。ガツガツしたイメージの楽曲ばかりがシングルとしてリリースされてきたわけですが、特にここ2枚‥‥"太陽をつかんでしまった"といい、この"Girl Friend"といい、それまでの彼等からするとかなりイメージの違うシングルナンバーなんですよね。特に"Girl Friend"はその楽曲スタイルだけでなく、歌詞の面においても異色作と呼ぶに相応しい内容になってるんですから。

  最初この曲を聴いた時‥‥絶対にそういう人が多かったと思うんですが‥‥BLANKEY JET CITYの "悪いひとたち" を思い出しちゃったんですよね。いや、比べること自体が間違ってること、ちゃんと判ってますよ。ただね、ブランキーにとってあの曲がいろんな意味でターニングポイントになったのと同様、ミッシェルにとってもこの"Girl Friend"ってもしかしたら‥‥って思ってたんですよね。それまでの彼等と比べるとかなり実験色が強い「SABRINA HEAVEN」と同時にレコーディングされたものですし、このままいったらこのバンド、どんどん変化し続けていくのかなぁ、けどそれって似合ってないよなぁ、とか何とか考えたりしてね。よくミッシェルってTHE ROOSTERSと比べられることが多いと思うんですが、このシングル曲を聴いてしまうと否が応でもTHE ROOSTERSの中期以降を思い浮かべちゃいますよね。ま、結局は要らぬ心配だったわけですが。

  歌詞については、つい最近(というは、たった今放送を観終えたばかりなのですが)放送された「トップランナー」という番組内でチバユウスケが話していたので、それを観てもらえば判ると思うんですが‥‥いや、俺の口から今更説明するまでもないよな。あれが全てだし。

  そういうスタイルの楽曲でも、「歌う」のではなくて「がなる」チバ。正直なところ、その一点が安心要素なんですよね。もっと落ち着いた歌い方も出来るはずだし、むしろこういう静かな曲にはそっちの方が似合ってるんじゃ!?なんてこっちが余計な心配をしてしまったり。けど、チバはそうしなかった。「僕はあの娘と二人でぶっとんでいたいのさ」と歌い、でも「この子達は守りたい/I LOVE YOU.」と何度も繰り返す。歌の表現スタイルはいつもと同じようでも、内容はいつも以上に愛や優しさに溢れてる。どちらかというと排他的な歌詞が多かったチバにしてみれば、単純に気まぐれなのかもしれないけど‥‥こういうミッシェルを、もっと観てみたかったなぁ、聴いてみたかったなぁ‥‥

  正直なところ、この曲がラストシングルにならないでよかったなぁって思ってます。最後の最後、「けじめ」としてリリースするシングルは恐らく王道スタイルの疾走チューンなんでしょうね。ま、そんな散り際も彼等らしいんですけどね。

  これ‥‥ライヴで聴いたら俺‥‥絶対に泣くわ。



▼THEE MICHELLE GUN ELEPHANT『Girl Friend』
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2003年8月31日 (日)

ROSSO『BIRD』(2002)

  '02年、いきなり登場したROSSOというトリオバンド。ボーカル&ギターにチバユウスケ(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)、ベースに照井利幸(元BLANKEY JET CITY)、ドラムにMASATO(ASSFORT)という一部納得、一部異種格闘技的な組み合わせによるこのバンド、しっかりアルバムまで作りライヴ三昧。ブランキー解散後、照井にとって一番大きなアクションであり、そしてチバの参加によってミッシェルが今後どう転がるのか、等々とにかくいろんな意味で注目に値するバンドだったのは確かで、恐らく多くの人がライヴで目にする前にこのバンドの音を「ブランキー+ミッシェル」と安直に想像したことでしょう。勿論この俺もそんな中のひとりであって、そこまで大きな注目というのはしてなかったんですね。ま、ブランキー自体そこまで熱中する程好きというわけでもなかったし、ミッシェルに対しても以前程興味が持てなかったし。

  けどね、実際に聴いた音‥‥最初に接したのは、アルバムリリース前に行われた「FACTORY」出演時のテレビ放送でした‥‥いや、最初に聴いた1曲、"シャロン"のインパクトが強烈で。買うつもりのなかったアルバムを速攻でネット注文したのは言うまでもありません。

  チバが歌詞を書いて歌ってしまえば、それはミッシェルと比較されても仕方のないことでしょう。曲自体は「ROSSO名義」で書かれているのでどの曲のどのパートを誰が作ったというのは正直判りませんが、確かにブランキーやミッシェルにも通ずる要素はそこら中から感じることができます。しかし、明らかにそれらふたつのバンドとの違い・違和感が大きいのも事実。

  ファーストアルバムってことでバンドとしての「初期衝動性」を強く求めたようなサウンドは非常に素晴らしいと思うし、恐らく二度とこういう「空気感」は作り出せないかもしれない。例えば初期数枚のブランキーやミッシェルのアルバムに感じられたモノと同様に‥‥けど、それでいいんだと思います。そういった「空気感」を求めて、彼等(特にチバ)はこのバンドに参加したのでょうし‥‥いや、あくまで想像ですが‥‥勿論、初期衝動を強く求めたからといって、若手バンドのような蒼いサウンドになるわけでもなく、MASATOが参加したからといってハードコアなパンクサウンドになるわけでもなく、そこはあくまで「照井+チバ」から生まれ得る楽曲なわけで。けど、ただの「ブランキーやミッシェルの亜流」には終わらない「ROSSOらしさ」も十分に感じられるわけで。むしろこれだけアクの強い表現者が別の場所で違ったことをやろうとしても、古巣と比べられてしまうのは宿命であり、そして全く違ったものなんて作れないわけであり、そして我々もそういった類のモノは求めていないわけで。そういった意味ではこのアルバム、多くのファンも納得がいく作品だったんじゃないでしょうか。

  このアルバム最大のポイント、個人的には「リズム感」だと思ってます。中村達也でもなくクハラカズユキでもない、新しいリズム感を得たことによる、それまでのバンド(ブランキーやミッシェル)とは異なった個性。"シャロン"や"星のメロディー"なんていう名曲達はそれこそそのふたつのバンドでやったとしても全然違和感がないし、むしろそうすることで新たなキラーチューン誕生ということになったのかもしれません。が、これをROSSOというバンドで、MASATOというドラマーによって演奏することによって(あるいはチバがメインでギターを弾くことによって)全く別物の、新しい世界が生まれたわけですから‥‥ミッシェルファンからすれば「これをミッシェルでやれよ!」と当時お怒りだったかもしれませんが、そこまで思い入れの強くないロックファンからすれば「普通にカッコいい、新しいロックバンドが、すっげーカッコイイ曲を沢山ドロップしてくれた」っていう新しい出会いがあったわけで。特に俺なんかはその後者に比較的近い思いでしたしね、リリース当時。

  その後、ミッシェルの活動が活発になっていき、ROSSOの活動は小休止といった感じになっているのか、あるいは「1回こっきりのユニット」だったのかは判りませんが‥‥今後(10/11以降)チバは再びROSSOに向かって行くのか、あるいは全く別の新しいプロジェクト(バンド)に着手するのか‥‥個人的にはこのバンドの「先にあるもの」を見て(聴いて)みたいと思ってるんですけどね‥‥



▼ROSSO『BIRD』
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