2005年7月19日 (火)

TWISTED SISTER『STAY HUNGRY』(1984)

ディー・スナイダー(Vo)率いるTWISTED SISTERの通算3枚目のあたるオリジナルアルバム(メジャーデビュー後2作目)。アルバム自体、全米15位まで上昇し、300万枚以上を売り上げる最大のヒット作になったほか、「We're Not Gonna Take It」(全米21位)、「I Wanna Rock」(同68位)のヒットシングルも生まれました。

メンバーのコテコテなグラムファッションとポップな「We're Not Gonna Take It」で語られることの多いバンドですが、実は非常にメタリックなんですよね。ヴィジュアルとこの1曲だけの印象で語ると大火傷をするというか。まあ、もう1つのヒット曲「I Wanna Rock」を聴けばおわかりいただけるとは思いますが。

で、アルバム自体も非常にヘヴィメタル。「We're Not Gonna Take It」が突然変異というか、もともと持っていたポップな側面を究極に煮詰めた結果がたまたま大当たりしてしまったと(しかもHR/HMがアメリカで流行りだしたことも影響し)。そういう意味ではラッキーというか、はたまた不幸というか。

タイトルトラック「Stay Hungry」といい、ドラマチックな組曲「Horror-Teria」といい、どの曲もひたすらカッコいいのですが、いかんせん音がショボい。プロデューサーはMOTLEY CRUEDOKKENでおなじみのトム・ワーマン。もうちょっとどうにかならなかったのでしょうか……そこだけが本当に勿体ない。勿体ないったらありゃしない。

でも、曲は本当に良いんです。「Burn In Hell」といい、パワーバラード「The Price」といい、疾走メタル「Don't Let Me Down」といい……捨て曲なし。サウンドのショボささえ気にしなければ、本当によくできたメタルアルバムだと思います。



▼TWISTED SISTER『STAY HUNGRY』
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投稿: 2005 07 19 12:09 午前 [1984年の作品, Twisted Sister] | 固定リンク