2016/10/14

TWO DOOR CINEMA CLUB『GAMESHOW』(2016)

「Kitsuné」から現レーベルへの移籍後、EPの発表はあったもののフルアルバムは『BEACON』から4年ぶり。前作は英米でも好成績を記録し、ここ日本でもサマソニや単独来日などで話題になったので当時聴きまくったが、そんなに時間が経っていたとは。そういえば今年のサマソニでたまたま彼らのステージを観た際に、思わず「懐かしい…‥」とつぶやいてしまったのも記憶に新しい。

そんな彼らの新作、過去2作のイメージを引き継ぎつつ、よりファンキーでグラマラスになった印象を受けた。どこかニューロマンティック的というか、80年代中盤のMTV世代にマイケル・ジャクソンやマドンナ、プリンス、ポール・マッカートニーが一世を風靡した、あの煌びやかな時代を踏襲しつつ、単なる焼き直しではなく現代的な感性で再構築した、どこか懐かしくて新しい音。ただキャッチーなだけではなく、そこかしこに毒を孕んだ中毒性の高いダンスポップ/ロックは、映画『シング・ストリート』を最近観た自分にはストレートに響くものばかり。アラフォー世代にこそ手に取ってほしい1枚かも。


※このレビューは同作リリース時に『TV BROS.』に掲載されものを一部修正して掲載しております。



▼TWO DOOR CINEMA CLUB『GAMESHOW』
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投稿: 2016 10 14 12:00 午前 [2016年の作品, Two Door Cinema Club] | 固定リンク