2006/09/24

UNEARTH『III : IN THE EYES OF FIRE』(2006)

 彼らも「MAメタル」に含まれるんでしょうか……アメリカ・マサチューセッツ州出身の5人組、UNEARTHの3作目「III : IN THE EYES OF FIRE」は、とにかく素晴らしいアルバムです。俺、8月に買ったことをすっかり忘れていて、ずーっと2nd「THE ONCOMING STORM」の印象で彼らのことを語ってたんだよね、周りに。正直、そこまで印象に残らなくて……だから友人に「UNEARTH(の3rd)聴いた?」と聞かれたら、この2ndの印象で返しちゃってて。本当、ゴメンね。

 で、この3rdですよ。他のマサチューセッツのバンド……SHADOWS FALLやKILLSWITCH ENGAGEと比較すると、よりコア色が強いように思います。そしてスラッシュ度も高い。そういう意味では一線を画する存在なのかな。でも、所々にハモリのツインリードとか北欧っぽい色合いが見え隠れしていて、その辺はやっぱりイマドキのバンドなんだなぁと思わされますね。

 いやぁ〜、本気でカッコいいアルバム。先日このアルバムからのPV(2曲目の "Giles")も観たんだけど、カッコよかったなぁ、すべてが。佇まいだったり演奏シーンだったり、'80年代のスラッシュバンドってこんな感じだったよなぁって。非常に一本気なところが好印象なわけですよ、彼らの場合。

 そういう気持ちで改めて2ndを聴き返したんだけど……あれ、意外と良いじゃん、これ(笑)。いやぁ、聴くタイミングが悪かったのか、俺がちゃんと聴き込んでなかっただけなのか。いやいや、素晴らしいですよ(えーっ)。こうやって聴くと、2ndから3rdって、ちゃんと一本筋が通っていて、そして成長の度合いもかなり高く感じられる。ものすごい勢いで成長してるのが手に取るようにわかりますね。

 あとさ、いわゆるメタルコアのバンドと違って、メロウな方向……いわゆる「クリーントーン・ボイス」に逃げない辺りも男らしい。どっちが良い・悪いの問題じゃなく、それぞれの個性だったり、合う・合わないという方向性の問題だから、彼らの場合はこれで良いのよ。この高速スラッシュチューンはがなりまくってくれた方が味わい深いし、カッコいい。下手に「わかりやすい」方向に行かないでほしいなぁ。

 いやいや、こりゃマジで「LOUD PARK 06」が楽しみになってきますね。もしかしたら今回の出演者の中で、一番の注目株かもしれませんね。特に'80年代通過組、元スラッシャーの方々はチェックしておいた方が良いかもよ?



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投稿: 2006 09 24 12:10 午前 [2006年の作品, LOUD PARK, Unearth] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック