2018年1月17日 (水)

WANIMA『Everybody!!』(2018)

フルアルバムとしては前作『Are You Coming?』から2年2ヶ月ぶり、WANIMAにとってメジャーから初のオリジナルフルアルバム。

初の全国流通盤リリースとなった『Can Not Behaved!!』(2014年)からたった3年でアリーナ会場ワンマンライブやCM&ドラマタイアップ、紅白出場などを成し遂げ、気づけば国民的バンドの域に一歩近づいたWANIMA。この2年ぶりのフルアルバムは、そんな彼らの人気を決定づける最後の切り札といっていいでしょう。

わかりやすい言葉と表現を親しみやすいメロディと直情的なメロディックパンクで表現することは、ある時期から「ダサい」「カッコ悪い」という風潮があったし、今でも揶揄する層は一定数残っています。でも、それがなんだと言うの? ポジティブもネガティブもエロも下心も全部飲み込んで放たれるその歌詞は間違いなく“今、もっとも歌ってほしいこと”であり、そこには一切の嘘がない。10代のリスナーが彼らの音楽を素直に受け入れている事実は素直に嬉しいし、同時に本作を聴いて忘れそうになっていたあの頃をまた思い出せることにも感謝したいです。

本作を年始に発表したことで2018年のロックシーンが熱くなることを実感させてくれたWANIMAが、ここから何を見せてくれるのか楽しみでならない。ホント、サイコー!



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投稿: 2018 01 17 12:30 午後 [2018年の作品, WANIMA] | 固定リンク

2015年11月 4日 (水)

WANIMA『Are You Coming?』(2015)

Hi-STANDARDをはじめとするパンクバンドでおなじみの「PIZZA OF DEATH RECORDS」がマネジメントまでを手がける、熊本出身トリオバンドによる1stフルアルバム。

メロディックパンクを軸にしながらもレゲエやヒップホップまでをも飲み込んだサウンドと、エモとエロの間を行き来する日本語詞が織りなす独自のスタイルからは、新しさと同時に懐かしさも感じられます。ハイスタ、モンパチ、10-FEETといった先人たちが90年代からつないできたバトンを未来へとつなぐ、重要な1枚。本作が、今後のJ-ROCKシーンを大きく変えると言っても過言ではないはずです。

※このレビューは本作リリース時、『TV BROS.』に掲載されものを加筆・修正して掲載しています。



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投稿: 2015 11 04 12:00 午後 [2015年の作品, WANIMA] | 固定リンク