カテゴリー「Zakk Wylde」の13件の記事

2019年8月15日 (木)

BLACK LABEL SOCIETY『STRONGER THAN DEATH』(2000)

2000年4月にリリースされた、ザック・ワイルド(Vo, G)率いるBLACK LABEL SOCIETYの2ndアルバム。前作『SONIC BREW』は日本では1998年10月発売だったので1年半ぶり、海外では1999年4月リリースなのでほぼ1年ぶりという感覚になります。

レコーディングは前作同様、ドラムをフィル・オンディッチが担当し、それ以外のパートをすべてザックひとりでこなしています。もちろん、この頃にはすでに4人編成でライブを行っていましたが、相変わらずレコーディングでは自分の思い通りに、好き放題やっていたと。そういえば、アルバムジャケットにはバンド名のみならずザック・ワイルドと個人名も入っていますし、まあそういうことなんですよね、結局。

サウンド的には低音を効かせまくったヘヴィ路線と、前作の延長線上にあるもの。とはいえ、前作はプロデューサーを立てているのに生々しさ全開!みたいな豪快さが全面に散りばめられていましたが、本作はザックのセルフプロデュースのせいもあるのか、若干整理されているような印象すら受けます(あくまで前作比での話ですが)。実際、ダウンチューニングで低音がバリバリに効いたヘヴィさの中にも、メロディアスさやキャッチーさが垣間見えますし、その後の進化の予兆みたいなものはすでに表出しているのではないでしょうか。

……なんてこと書きましたが、冒頭3曲のミドルヘヴィ路線(「All For You」「Phoney Smiles & Fake Hellos」「13 Years Of Grief」)はただただ爆音で、無心で楽しみたいところ。この低音がビリビリいう感覚、たまらないですね。

そこからの4曲目「Rust」のダークなバラード路線は、どこかグランジバンドっぽさも感じさせます。抑揚のないメロディに相反し、ギターソロでは感情が壊れたようなプレイが楽しめるこの曲、実はザック流のブルースなんですよね。うん、良き良き。

かと思えば、「Superterrorizer」で再び地を這うようなヘヴィ路線へと回帰。「Counterfeit God」や「Ain't Life Grand」は現代的なBLACK SABBATHと言えなくもないし(特に前者のボーカル・パフォーマンスはどこかオジー・オズボーン的ですし)、ピアノをフィーチャーしたバラード「Just Killing Time」ではそれまでの暴虐性から一変、ひたすら美しい世界が展開されていく。この落差こそが、ザック・ワイルドという男の魅力でもあるんですよね。

ラストは“名は体を表す”という言葉がぴったりなタイトルトラック「Stronger Than Death」と、8分にもおよぶヘヴィブルース「Love Reign Down」で締めくくり。全11曲で50分という内容ですが、かなり濃厚な1枚に仕上がっています。

『暴挙王』という邦題がぴったりな内容ではありますが、同時にザック・ワイルドというアーティストの懐の深さも存分に堪能できる良作でもあると。特に、ギタリスト視点でいろんな発見があるだけではなく、シンガー目線でもザックの表現力が徐々に幅を広げつつあることが伝わってくるはずです。

 


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2019年5月26日 (日)

BLACK LABEL SOCIETY『SONIC BREW (20TH ANNIVERSARY BLEND 5.99 - 5.19)』(2019)

2019年5月にリリースされた、BLACK LABEL SOCIETYのセルフカバーアルバム。デビュー20周年を記念して、20年前の1999年5月にアメリカで発売された1stアルバム『SONIC BREW』を現編成で再レコーディングした内容となっています。

オリジナル盤ではザック・ワイルド(Vo, G, B, Pianoなど)とフィル・オンディッチ(Dr/2000年に脱退)の2人でレコーディングを試みたわけですが、今回のセルフカバー盤ではスタジオ音源をザック(Vo, G, Piano)、ジョン・ディサルヴォ(B)、ジェフ・ファブ(Dr)の3人、ライブ音源をこの3人+ダリオ・ロリーナ(G)という最新オリジナルアルバム『GRIMMEST HITS』(2018年)を制作した現在の布陣で再レコーディングしています。ダリオ、スタジオで弾かせてもらえなくてかわいそう……。

再構成とは言いながらも、基本的なアレンジはオリジナルに忠実。ちょっとしたフレーズが変わっている箇所もありますが、それはこの20年のライブ活動を経て進化したものと受け取ることができるはず。

また、サウンド的には歪なまでに低音の鳴りが激しかったオリジナル盤と比べてかなり整理され、バランスの良いサウンドを楽しむことができます。あの異常なまでに重低音がバリバリ響いてくる麻薬のようなサウンドに長年慣れてしまっていたので、最初は物足りなさを感じたのも事実。

しかし、その代わりにメロディがかなり際立って聴こえるのが新鮮なんですよ、このニューバージョン。前のレビューで「ブルースフィーリングの“ノリ”で構築した歌メロ」なんてことを書きましたが、こうやって聴くと意外と“ノリ”だけじゃないことにも気づかされます。やっぱりザック、ギタリストだけじゃなくてソングライターとしても非凡な存在だったのね。恐れ入りました。

この再録盤最大の聴きどころはそういった新たな気づきがたくさんあることはもちろんですが、再発盤に追加収録されたオジー・オズボーンのカバー「No More Tears」がカットされ(再々レコーディングってことになっちゃいますからね)、代わりに「Black Pearl」と「Spoke In The Wheel」のアンプラグドバージョンを追加(ダリオはこの2曲に参加)。オリジナルバージョンをよりレイドバックさせた「Black Pearl」は渋みを増し、ピアノを軸にリアレンジされた「Spoke In The Wheel」は原曲以上に尊い1曲に生まれ変わっています。これ、どっちも最高っすね。20年の積み重ねがあったからこそ生まれた新バージョンだと思います。

オリジナルの良さは何物にも変えがたいものがあるのは事実。だけど、20年経過したからこそ生み出すことができた本作は、そことも違う魅力がしっかり備わっている。どっちが優れていると言い切ることは一概に難しいけど、純粋に楽しめるという意味では間違いなく“買い”の1枚です。

 


▼BLACK LABEL SOCIETY『SONIC BREW (20TH ANNIVERSARY BLEND 5.99 - 5.19)』
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2019年5月25日 (土)

BLACK LABEL SOCIETY『SONIC BREW』(1999)

1999年5月にリリースされた、ザック・ワイルド(Vo, G)率いるBLACK LABEL SOCIETYのデビューアルバム。本作は日本で前年1998年秋に先行リリースされていますが、アメリカではその日本盤に1曲追加した全14曲入りで正式リリース。が、そのジャケットにクレームが付き、現行のジャケットに変更した形で同年秋に再発売されました。その際に、オジー・オズボーン「No More Tears」の(ある意味)セルフカバーが再追加され、全15曲入りで流通されています。

PRIDE & GLORY、ソロと渡り歩き、その合間にはオジーの『OZZMOSIS』(1995年)のソングライティング&レコーディングに参加(ツアーには参加せず)。紆余曲折あり、ようやくたどり着いたのがこのBLACK LABEL SOCIETYであり、現在まで20年にわたり彼のメインバンドとして活動が継続しています。

レコーディングメンバーはザック(Vo, G, B, Pianoなど)とフィル・オンディッチ(Dr)の2名(再追加された「No More Tears」のみ、ALICE IN CHAINSのマイク・アイネズ(B)がプレイ)。その後、ザック&フィルの2人にニック・カタニース(G)とジョン・ディサルヴォ(B)が加わる形で正式にバンド化します。

基本的にはPRIDE & GLORYで展開した“カントリー・メタル”を進化させたスタイルで、『OZZMOSIS』で聴かせた低音重視のヘヴィなギターサウンドと、ソロ名義でのアコースティック作『BOOK OF SHADOWS』(1996年)での繊細さも含む、ザックという男の“豪快さ&強さ”と“繊細さ&優しさ”が混在したメタルアルバムに仕上がっています。とはいえ、本作では比率的に“豪快さ&強さ”のほうが優っており、“繊細さ&優しさ”は味付け程度といった具合。そのへんのバランスは以降、アルバムごとに変化していくことになります。

とにかくギターとベースの音圧が尋常じゃない(笑)。今でこそスピーカーで処理し切れないほどの低音を出すダンスミュージックやヒップホップは多いですが、そういった低音を効かせたサウンドってメタルの十八番だったはずなんです。それを20年前に、オジーのもとで活躍したギタリストが率先してやっていた事実。忘れてはなりません。

正直、全体的にはポップとは言い難い作風です。実際、分厚い楽器隊の音に耳が行きがちなのですが、意外とメロディはしっかり存在する。けれど、どちらかというとブルースフィーリングで構築された“ノリ”一発のメロディといった印象かな。で、「Beneath The Tree」「Black Pearl」「Spoken In The Wheel」のように音の薄い楽曲で、そのメロディがようやくあらわになるという。まあ、この作品にはこういう“ノリ”一発のメロのほうが合っているんですけどね。

まあ、あれです。「No More Tears」のカバーを聴けば、ザックがこのバンドで何をやりたいのかが一耳瞭然かと。オリジナルのサイケデリックさ、皆無ですからね(笑)。

なお、本作は今年でUSリリース20周年ということで、現メンバーで再レコーディングしたアニバーサリー盤『SONIC BREW (20TH ANNIVERSARY BLEND 5.99 - 5.19)』もリリースされたばかり。こちらについても後日、改めて触れてみたいと思います。

 


▼BLACK LABEL SOCIETY『SONIC BREW』
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2018年12月31日 (月)

OZZY OSBOURNE『LIVE & LOUD』(1993)

1993年6月にリリースされた、オジー・オズボーンのライブアルバム(同タイトルのライブ映像作品もあり)。1991年秋から翌年終盤まで行われたアルバム『NO MORE TEARS』(1991年)を携えて行われたワールドツアーの中からのベストテイクをセレクトして、CD2枚に収録。このツアーは当時、オジーの引退ツアーと銘打って行われたものだったこともあり、『NO MORE TEARS』からのヒット曲と中心にしつつも、BLACK SABBATH〜ソロの代表曲満載のグレイテスト・ヒッツ的選曲となりました。

オジーはこれまで4枚のフルアルバム(1982年の『SPEAK OF THE DEVIL』、1987年の『TRIBUTE』、2002年の『LIVE AT BUDOKAN』、そして本作)といくつかのライブEP、アルバム復刻版付属アルバムといった形でライブアルバムを発表しています。『SPEAK OF THE DEVIL』はBLACK SABBATH時代の楽曲オンリー、『TRIBUTE』は初期のソロ2作品とサバス曲のみ、また『LIVE AT BUDOKAN』はCD1枚ものということもあり、いわゆるフルスケールのライブがまるまる収められた形は、天時点ではこの『LIVE & LOUD』のみとなるわけです。

しかも本作、アルバム終盤の「Black Sabbath」でオジー、トニー・アイオミ(G)、ギーザー・バトラー(B)、ビル・ワード(Dr)の4人が集結。当時ありえないと言われていたオリジナル・サバスが復活した様子が、音源として収められているわけです。まあ、ここから10年も経たないうちにオジー・サバスは本格的に復活して、ニューアルバムやら来日やらが実現するわけですが(そこまでに復活から10数年を要しましたが)。

さて、アルバムの内容について。この当時のバンドメンバーはザック・ワイルド(G)、マイク・アイネズ(B)、ランディ・カスティロ(Dr)という編成。マイクはこのツアー終了後、ALICE IN CHAINSに加入してさらに知名度を上げることになります。

ザック在籍時のライブ作品はEP『JUST SAY OZZY』(1990年)や『LIVE AT BUDOKAN』がありますが、前者はギーザー在籍時とはいえ6曲のみだし、後者はチューニングを1音下げたバリバリにダーク&ヘヴィサウンドにシフトした時期。半音下げとはいえ、初期の楽曲をオリジナルに忠実に、かつザックらしいプレイも織り交ぜた若々しいギターを存分に楽しめるという意味でも、本作はたまらない内容と言えるでしょう。

オジーのボーカルに関しては、スタジオでオーバーダブしているので省略。ライブの生々しさは演奏面で味わいつつ、ボーカルは“いつもどおり”のものを楽しめる。“作品”という観点では文句のつけようがない1枚だと思います。

年明け3月には『DOWNLOAD JAPAN 2019』で正真正銘の“最後の”来日を果たすオジー。ありがたいことにザックも帯同しているので、全音下げのバリヘヴィなチューニングながらもオールタイムベストを堪能できることでしょう。そういった期待も込めつつ、年の瀬にこのアルバムを聴いて待望の来日に思いを馳せてみてはいかがでしょう。



▼OZZY OSBOURNE『LIVE & LOUD』
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2018年6月20日 (水)

DAMAGEPLAN『NEW FOUND POWER』(2004)

2003年にPANTERAを解散させたヴィニー・ポール(Dr)&ダイムバッグ・ダレル(G)兄弟が、同年のうちに新バンドDAMAGEPLANを結成。パトリック・ラックマン(Vo/元HALFORDのギタリスト)、ボブ・ジラ(B/のちにHELLYEAH加入)の4人編成でアルバムを制作し、2004年2月に最初にして最後のアルバム『NEW FOUND POWER』をリリースします。

後期PANTERAのスタイルを継承しつつも、どこか気難しさが強かった同スタイルよりもキャッチーさが増したような楽曲の数々は、良く言えば取っつきやすい、悪く言えばクセが弱いものだったかもしれません。しかし、ボーカリストならまだしも、聴いた瞬間に「そうそう、このドラミング!」とか「これこれ、このギターソロよ!」とか気づけるアーティスト/プレイヤーって、今の時代なかなかいないと思うんですよ。それをバンドが変わっても維持し続けたヴィニー&ダイムバッグ兄弟の個性って、改めてすごいなと。

PANTERAという比較対象がいる以上、どうしてもインパクトの強さを求めてしまいがちですが、そこは正直そこまで強くないかなと。ボーカルのパトリック・ラックマンはそこそこ存在感の強い歌声/ダミ声で主張しており、これはこれでアリ。この声の合わせてなのか、音のほうもどこかモダンで、PANTERAの頭脳チームがあえて時代に寄せていったような雰囲気も。ニューメタル的な色合いや、ALICE IN CHAINS寄りのグランジ/サイケデリックヘヴィロック、90年代後半以降に登場したモダンヘヴィネス系の側面も感じられるのですが、そんな中でもしっかり自身の色を主張するPANTERA組が健気といいますか。嫌いになれないんですね。

「Fuck You」ではSLIPKNOTSTONE SOURのコリィ・テイラー(Vo)が個性強めのボーカルを聴かせ、「Reborn」ではBLACK LABEL SOCIETYザック・ワイルド(G)が“らしい”ギタープレイを披露している(さらに「Soul Bleed」では歌声まで)。また、日本盤ボーナストラックの「Ashes To Ashes」にはALICE IN CHAINSのジェリー・カントレル(G, Vo)もボーカルでゲスト参加しています。完全にご祝儀的なやつですが、これらのコラボレーションがカッコいいったらありゃしない。「Fuck You」ではパトリックもコリィに負けじと叫びまくってるし、このへんは今聴いても本当にカッコいいです。

バンドとしては本作で展開した青写真をもとに、次作あたりで大化けしてもおかしくなかったんですが、アルバム発売から10ヶ月後の2004年12月8日、あんなことになってしまうとは……。

カラーヴァイナルが近々発売されるというニュースを知り、久しぶりに聴いてみたんですが……1周回ってカッコよさが増しているような。もはやダイムバッグ・ダレルのギタープレイを生で聴けないという現実がそうさせるのかはわかりませんが、リリース時に聴いたときよりもポジティブに楽しめる自分がいます。PANTERAを期待すると痛い目を見るかもしれませんが、これはこれで“らしい”作品だと思います。

※2018.6.23.追記
ダイムバッグ・ダレルの実兄であるヴィニー・ポールが現地時間6月22日、お亡くなりになったとのこと。(ソース) この記事を書いたときは、数日後にまさかこんなことになるなんて思いもしませんでした。改めてヴィニーのご冥福をお祈りいたします。

HELLYEAHであなたのプレイ、もう一度観たかったです。



▼DAMAGEPLAN『NEW FOUND POWER』
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2018年2月 8日 (木)

OZZY OSBOURNE『BLACK RAIN』(2007)

2007年5月にリリースされた、オジー・オズボーン通算10枚目のスタジオアルバム(2005年のカバーアルバム『UNDER COVER』を除けば、オリジナル作品としては9枚目)。2001年の『DOWN TO EARTH』では制作後期に盟友ザック・ワイルド(G)が参加し、曲作りやベーシックトラックでのギタープレイは叶わずソロのみを加えるにとどまりましたが、今作では全10曲中8曲にソングライターとして名を連ね、ギターも全編にわたりザックらしいプレイを聴かせてくれます。

正直『DOWN TO EARTH』が自分的に厳しい内容だったので、発売当時は『OZZMOSIS』(1995年)以来12年ぶりの新作くらいの勢いで聴きまくりました。とはいえ、何度も聴いていると……オジーのアルバムを楽しんでいるというよりも、BLACK LABEL SOCIETYの新作を聴いているような錯覚に陥る瞬間が多々あるのですが。

チューニングもザックらしいダウンチューニングで、音の太さも(プロデューサーのケヴィン・チャーコによるものがあるとはいえ)いかにもザックっぽい。そういった全編ヘヴィな雰囲気の中にも、オジー&ザックらしいポップでキャッチーなメロディがしっかり備わっている。だからこそ「I Don't Wanna Stop」のような楽曲もしっかりポップに響くわけです。

かと思えば、「Lay Your World On Me」みたいに異色のサイケチューンがあったり、若干ヒップホップ的な色合いも見られる「The Almighty Dollar」もある。攻撃的なアップチューン「11 Silver」やグルーヴィーな「Civilize The Universe」、美しいピアノバラード「Here For You」、ダークだけどどこか80年代のオジーを彷彿とさせる「Trap Door」など、意外と多彩な楽曲群が揃っている。新しさを取り入れつつも、しっかりこれまでのオジーの作風を踏まえて制作されているわけです。

オジー本人は本作を「大ヒット作『NO MORE TEARS』(1991年)に続く作品」と捉えてるようですが、それはちょっと違うかな、と。確かにバラエティ豊かな点においては『NO MORE TEARS』と共通する点もあるのですが、あっちが原色豊富なカラフルさだとすれば、この『BLACK RAIN』はモノトーンとセピアが入り混じったような印象。ビビッドさは『NO MORE TEARS』のほうが上かなと思います。が、それも制作された時期や時代が反映されてこそなので、“2007年版『NO MORE TEARS』”と考えればあながち間違ってはいないのかもしれません。

現時点では、これがオジー&ザックのコンビによるラスト作ですが、もう1枚くらいこのコンビの作品を聴いてみたいなぁ。きっと今のザックなら、さらにバランス感の取れた作品を作ってくれるでしょうから。




▼OZZY OSBOURNE『BLACK RAIN』
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2018年1月24日 (水)

BLACK LABEL SOCIETY『GRIMMEST HITS』(2018)

ザック・ワイルド(Vo, G)のメインバンド、BLACK LABEL SOCIETYの4年ぶり、通算10作目となるスタジオアルバム。前作『CATACOMBS OF THE BLACK VATICAN』(2014年)が全米5位という好成績を残し、ソロ名義では20年ぶりとなる『BOOKS OF SHADOWS II』(2016年)も全米18位を記録。昨年はオジー・オズボーンのツアーに参加して話題を集めるなど、この4年間はとにかく積極的に動いている印象でしたが、そんななか満を持して発表されたBLSの新作、これが非常に優れた作品なのです。

特に何が変わったということもなく、相変わらずヘヴィな曲はヘヴィでギター弾きまくり、サザンロックフィーリングを感じさせる緩い曲では枯れたプレイを聴かせるわけですが、なぜか本作はここ数作の中でも非常に充実度が高い印象を受けます。

まず、昨年のうちに先行公開された「Rooms Of Nightmares」のキャッチーさといったら。もちろん急にキャッチーになったわけではありません。これまでの彼らの楽曲はヘヴィな中にもしっかりキャッチーなメロディが存在しており、そこにザックのメロディメイカーとしての才能が感じられたわけですが、今回はその部分がより冴え渡っているというか、洗練されている気がするのです。

この「Rooms Of Nightmares」に限らず、アルバム冒頭を飾る「Trampled Down Below」にしろ、続く「Seasons Of Falter」「The Betrayal」にしろ、とにかく歌メロが親しみやすく耳に残りやすいものばかり。もちろん、サザンロックフィーリングの強いバラード「The Only Words」や「The Day That Heaven Had Gone Away」も素晴らしい仕上がりで、そういえばこの人オジーのところで「Mama I'm Coming Home」や「Road To Nowhere」を書いた人だった、ってことを思い出させてくれるぐらいのメロディセンスが発揮されているのです。

かと思えば、「A Love Unreal」のような曲では師匠のオジーの姿が重なるような歌声を聴かせてくれる(特にこの曲は、アレンジ自体がBLACK SABBATH的ですものね)。若干キーを上げてこれらの曲をオジーが歌ったら……なんてことも想像するわけですが、このローチューニングだからカッコいいわけであって、それもまた違う。そう考えると、やっぱりこれはザック自身が歌うために作られた楽曲群なんですよね。

ギターリフもソロも、相変わらずブっとい音で“らしさ”満点。過剰なプレイが遺憾なく反映されているにもかかわらず、どこか洗練された印象を受ける。その絶妙なバランス感が過去数作とは明らかに異なる。また、その内容もどこか集大成的でもある。久しぶりのソロアルバムでアク抜きできたのもあるでしょうし、久しぶりにオジーと共演したことも大きかったのかもしれない。『NO REST FOR THE WICKED』(1988年)でデビューして今年で30年、しかもBLSとしても10作目という節目のタイミングに、ザックはこのアルバムでひとつの結果を残すことができたのかもしれませんね。

これは本当に傑作です。いやはや、恐れ入りました。



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2017年9月 8日 (金)

OZZY OSBOURNE『NO MORE TEARS』(1991)

1991年秋に発表された、オジー・オズボーン通算6作目のスタジオアルバム。前作『NO REST FOR THE WICKED』(1988年)から参加したザック・ワイルド(G)の才能が遺憾なく発揮された、オジー史上もっともバラエティに富んだ作品です。セールス的にも全米だけで400万枚を売り上げ、ソロデビュー作『BLIZZARD OF OZZ』(1980年)に匹敵するヒット作となりました。

前作では従来のオジーらしさや「BLACK SABBATHのオジー・オズボーン」のイメージを踏襲した、ハードエッジなギターを前面に打ち出した攻めの1枚でしたが、本作ではハードさはそのままに、曲によっては非常にポップでキャッチーな作風を打ち出したり、ザックの持ち味であるアメリカ南部テイストと取り入れたバラード、さらにはLED ZEPPELINの香りすらするサイケデリックな大作など、とにかく1曲1曲の個性が際立っており、まるで“おもちゃ箱をひっくり返したかのような”作品集に仕上がっております。

興味深いのは、MOTORHEADのレミーが制作に加わった楽曲が多数含まれて居ること。のちにMOTORHEAD自身もセルフカバーする「Hellraiser」のほか、今やライブの定番曲となった「I Don't Want To Change The World」、シングルヒット(全米28位)も果たしたパワーバラード「Mama, I'm Coming Home」、前作の流れを汲むハードな「Desire」の4曲で、レミーは作詞面で協力したと言われています。

また、アルバム完成後にバンドに加わるマイク・アイネズ(B/のちにALICE IN CHAINSに加入)のアイデアが生かされたアルバムタイトル曲「No More Tears」は、その後のオジーにとって大きな転機となった1曲。もちろんソングライターとしてのザックの才能によるところも大きいのですが、こういった曲を自然にやれるようになったことで、オジーは自身のルーツにあるTHE BEATLESテイストを次作『OZZMOSIS』(1995年)以降もストレートに出していくことになります。

全11曲で57分というCDを意識した大作ですが、1曲1曲の出来が優れているだけにまったく飽きないし、そういう点においてはDEF LEPPARD『HYSTERIA』(1987年)などにも通ずる魅力があるのではないでしょうか。ただ、現行のCDには日本盤初版に収録されていたボーナストラック2曲「Don't Blame Me」「Party With The Animals」が世界共通ボートラとして追加され、計66分とさらに長くなっています。2曲ともあくまで“ボーナストラック”なので、完成度はアルバム本編と比べて若干落ちますので、普段聴くぶんには11曲目「Road To Nowhere」でキレイに締めくくったほうがいいかもしれませんね。

ちなみにオジーは本作発表後、同作を携えたワールドツアー終了を持ってライブから引退することを発表。しばし隠居生活に入りますが、結局1995年にはザックを呼び戻して『OZZMOSIS』で復活宣言。ツアーにはジョー・ホルムスが参加してライブ活動を再開させるのでした。



▼OZZY OSBOURNE『NO MORE TEARS』
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2017年5月10日 (水)

PRIDE & GLORY『PRIDE & GLORY』(1994)

ザック・ワイルドがこの夏、オジー・オズボーンと再びタッグを組んでツアーをするそうですね。ザックがオジーバンドで本格的にギターを弾くのは2007年のアルバム『BLACK RAIN』に伴うツアー以来。ここ数年も「OZZY & FRIENDS」名義で共演する機会はあったものの、正式なギタリストとして活動をともにするのは10年ぶり。気づけば1987年にオジーと出会って、今年で30周年なんですよね。

近年はBLACK LABEL SOCIETYやソロでの活動が中心のザック。1988年にオジーの5thアルバム『NO REST FOR THE WICKED』でプロデビューしたわけですが、自身が中心となって制作されたアルバムは1994年に発表されたPRIDE & GLORY名義によるアルバム『PRIDE & GLORY』が最初でした。

このPRIDE & GLORYというバンドは、オジーの最初の引退宣言(90年代初頭)を受けてザックがジェイムズ・ロメンゾ(B)、ブライアン・ティッシー(Dr)が結成したトリオバンド。ザックはギターのほか、ボーカルも兼務しています。ザックの歌がそれなりにうまいとか、意外とオジーに似てるとかいう噂はその前から耳にしていましたが、確かにこのアルバムで聴けるザックのボーカルは「オジーの声をもっとドライにしてソウルフルさを足した」ような歌声です。ギターもあれだけうまいのに、歌も個性的かつ味があるなんて、なんて才能に恵まれた男なんでしょう。

サウンドは、ザックの才能が本格的に発揮されたオジーの6thアルバム『NO MORE TEARS』でも聴けた、“BLACK SABBATH直系のヘヴィロック+THE ALLMAN BROTHERS BANDやLYNYRD SKYNYRDなどサザンロックやブルースからの影響が強いルーズなアメリカントラディショナル”をさらに強化させたもの。オープニングの「Losin' Your Mind」なんて、イントロでいきなりバンジョーが登場しますからね。ただ、そのあとに押し寄せてくるリフの塊、のたうちまわるギターソロはザックのイメージそのまんま。続く「Horse Called War」なんて“オジー meets ジャニス”的な疾走チューンですし、その後も歌とギターを前面に打ち出したヘヴィロックやカントリーナンバー、ストリングスを取り入れたサイケデリックロックなどが続出します。

すごくカッコ良い楽曲満載なのですが、ひとつ難点が。このアルバム、非常に長い! ボーナストラックを除いても全13曲で70分。現行のリイシューバージョンなんてボーナスディスク付きの2枚組で、本編が13曲、ボーナス盤6曲で計100分ですからね……アナログだったら2枚組、下手したら3枚組になっちゃいますよ(苦笑)。

ただ、そのボーナスディスクに収録されているのが、BLACK SABBATH「The Wizzard」、LED ZEPPELIN「In My Time of Dyin'」、THE BEATLES「Come Together」とカバー三昧。カバーというよりもコピーに近い前者2曲も良いですが、ギターの替わりにピアノを弾きながら歌うブルージーな「Come Together」もなかなかの仕上がり。全部聴いたらかなりお腹いっぱいになると思われますが、ぜひこのカバーだけでも聴いてみてほしいです(嘘です、本編も最高なので、まずはそちらから聴いてみてください)。

結局PRIDE & GLORYはこのアルバム1枚でその活動に幕を下ろしてしまいますが、本作に含まれているいくつかのアコースティックナンバー(先の「Come Together」含む)がひとつのヒントとなって、1996年にソロ名義のアルバム『BOOK OF SHADOWS』を発表することになるのでした。



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2017年1月13日 (金)

OZZY OSBOURNE『NO REST FOR THE WICKED』(1988)

オジー・オズボーンにとって通算5枚目のオリジナルアルバム『NO REST FOR THE WICKED』は、1988年に発表されました。前任ギタリスト、ジェイク・E・リーの脱退を経て、1987年春にランディ・ローズ時代のライブ音源を収めた『TRIBUTE』を発表。そういったブランク期間に行われたオーディションを経て加入したのが、加入当時20歳だったザック・ワイルド。今ではいかついオッちゃんになっちゃいましたが、当時はポスト・ランディと言わんばかりの美少年だったんですよ(ただし、ルックスのみ)。

そんなザック加入後、初のアルバムには前作から引き続きランディ・カスティロ(Dr)、古くからの付き合いとなるボブ・ディズリー(B)、ジョン・シンクレアー(Key)が参加。レコーディング終了後にはBLACK SABBATH時代の盟友ギーザー・バトラーが加わり、ツアーではサバスの1/2が揃ったことでも話題になりました。

クラシックがルーツのランディ・ローズ、日本人の血を引くジェイク・E・リー(2人の間にはNIGHT RANGERのブラッド・ギルスなどもいましたが、ここでは割愛)に続くギタリスト、ザック・ワイルドは2人とも違ったカラーの持ち主。尊敬するギタリストとしてランディの名を挙げつつも、ブルースやカントリーからの影響も強く、その色合いは作品を重ねるごとに強く表れていきます。

しかし、本作ではまだその独特な個性は完全に発揮されているとは言いがたく、あくまで「オジーが主役のアルバム」の中で、与えられた見せ場の中だけで暴れている印象。とはいえ、そのギターソロやリフワークが尋常じゃないくらいカッコいいんですけどね。オープニング「Miracle Man」冒頭のリフだけで心を持っていかれた本人(私)が言うんですから、間違いない。そこから、あのギターソロ。ああ、すげえ奴が現れたぞ、と。正直、音源だけ聴いてたらオジーの存在を忘れてしまうくらいです(いや、そんなことはないけど)。

やたらとポップで「LAメタル版オジー」と言わんばかりの前作スタジオアルバム『THE ULTIMATE SIN』から一変、そして初期2作とも異なる攻撃性を持った楽曲&サウンドはBLACK SABBATH時代のそれとも異なり、1988年という時代に非常にマッチしたものでした。そういう意味では本作、ザックという若い未成熟な個性、そしてオジーのことを熟知したランディ・カスティロ、ボブ・ディズリーなど熟練メンバーのサポートが融合することで生まれた、奇跡的な1枚なのかもしれません。

頭3曲(「Miracle Man」「Devil's Daughter (Holy War)」「Crazy Babies」)の怒涛の構成、「Bloodbath in Paradise」「Fire in the Sky」の中盤、そして「Tattooed Dancer」「Demon Alcohol」の攻めまくりな後半。とにかく空きのない構成です。だからこそ、CDでボーナストラック的なポジションの「Hero」と「The Liar」は蛇足かなという気も。楽曲自体は悪くないけど、このアルバムの中では置きどころが難しいかなと。そこだけが勿体ないと思ってます。

オジーとザックの蜜月期は、続く1991年の6thアルバム『NO MORE TEARS』でピークを迎えますが、それはまた別の機会に。



▼OZZY OSBOURNE『NO REST FOR THE WICKED』
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