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カテゴリー「ZIGGY」の33件の記事

2021年4月21日 (水)

ZIGGY『SDR』(2021)

2021年4月21日にリリースされたZIGGYの18thアルバム。

森重樹一(Vo)のソロユニットとして再始動してから3作目のオリジナル作となりますが、前作『ROCK SHOW』(2018年)から約2年半ぶりの新作。『2017』(2017年)から『ROCK SHOW』の感覚がちょうど1年、その間にアルバム未収録のシングル2枚(「TEENAGE LUST」「君の笑顔より美しい花を知らない」)を発表しているので、ずいぶんと感覚が空いたように映りますが……いえいえ、そんなことないんですよ(笑)。そもそもこの2年半の間に森重の喉の手術がありましたしね。で、そんな困難にも負けじと、2019年4月に「ヒカリノアメ」、同年10月に「I STAY FREE FOREVER」、2020年10月に「証」とそれぞれアルバム未収録曲のみで構成されたシングルもリリース。さらにメジャー1stアルバム『ZIGGY 〜IN WITH THE TIMES〜』(1987年)と2ndアルバム『HOT LIPS』(1988年)の再録アルバムも2020年に発表しているので、実はアイテム数でいえば再始動後最多な期間だったように思います。働きすぎです。

そんな流れを経て、ついに届けられたニューアルバム。前作『ROCK SHOW』は1980年代半ばから後半にかけてのヘアメタル/L.A.メタルを彷彿とさせるハードドライヴィン・ロック満載で、「ZIGGY完全復活!」を高らかに宣言する攻め攻めなその内容は自分を含む30数年来の往年ファンを歓喜させたことをよく覚えています。続く今作もその流れでくるのかと思いきや、そことも違うZIGGYのアザーサイドを強くアピールする力作に仕上げてきました。すげえったらありゃしない。

アルバムタイトルの『SDR』だけをストレートに受け取れば、前作からの流れで“Sex, Drug, Rock'n'Roll”的なロックンロール黄金期をイメージするかもしれません。しかし、そこは今のZIGGY=森重のこと、クリーンで健康体なロックンロールライフを示すべく“Swing, Drive, Rock'n'Roll”精神の、ハッピーでご機嫌な(広意義での)ロックンロールアルバムを届けてくれました。タイトルトラックでもある「SWING, DRIVE, ROCK'N'ROLL」や「ROCK'N'ROLL QUEEN」といった楽曲では王道のZIGGY節で聴き手のテンションを上げまくりますが、本作はそういった楽曲だけで構成されていないバラエティ豊かさが大きな特徴。『ZIGGY 〜IN WITH THE TIMES〜』でも感じられたパンクやポップスからの影響はもちろんのこと、90年代の歌謡曲チックなポップロック路線までもを飲み込んだ楽曲群からは、大人の余裕すら感じられます。

個人的にはブラスをフィーチャーしたゴージャズなミドルテンポロック「Let the good time roll」に、自分の大好きなZIGGYのイメージがぴったり重なったし、かと思えばレゲエをベースにしたピースフルな「もっと好きにやるよ」、「TOKYO CITY NIGHT」(『HOT LIPS』収録曲)がより大人になったような「数え切れないTenderness」、小気味よいビートがパンクとメタルの中間(さらに後半ではジャジーなアレンジも登場する)マイナーチューン「錆びた扉を」、ヘヴィ&ダークなアップチューン「傷痕」、90年代中期を彷彿とさせるディープなミディアムナンバー「パラドクスの庭で」など本当に楽曲の幅が広い。そうそう、ZIGGYってこういうバンドだったよね……と思い出させてくれるネタが豊富で、前作ほど焦点を絞っていないぶん散漫にも映るかもしれませんが、個人的な“ZIGGYらしさ”って実は本作のような作風だったりするので、僕の中では軽く前作超えの1枚でしたよ。

作風的には『2017』をよりブラッシュアップさせた1枚と言えなくもないけど、本作はバラードをあえてカットすることで、それともまた違った世界観が展開されている。特に『ROCK SHOW』というゴリゴリの傑作を経て、さらに初期2作のセルフカバーで原点を振り返ったことで、森重自身ZIGGYというバンドをよりフラットに捉えることができた結果なのかもしれません。また、2017年のツアーから活動を共にするバンドの面々ともより深く意識を共有することができるようになったのも、本作を傑作へと昇華させた要因のひとつと言えるのかな。

形は変わったけど、ZIGGYというバンドが今も歴史を引き継ぎつつ、常に最高な1枚を届けてくれるこの事実を、僕は素直に喜びたいと思います。個人的にも全キャリアで3本指に入る力作。ぜひ多くのロックリスナーに聴いてもらいたい!

 


▼ZIGGY『SDR』
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2017年5月17日 (水)

DRAGONFORCE『REACHING INTO INFINITY』(2017)

ベストアルバムを挟んで3年ぶりに発表される、通算7枚目のオリジナルアルバム。2014年に加入したジー・アンザローネ(Dr)を含む編成で初のスタジオアルバムであると同時に、今のところヴァジーム・プルジャーノフ(Key)が参加した最後のアルバムということになります(ヴァジームは本作に伴うプロモーション活動およびワールドツアーには不参加)。

全体的に、ここ数作と比べて非常にメロディが質が高まっているように感じました。とはいえ、このバンド特有の“ノリ”に関して言えば、序盤こそ「あれっ、若干落ち着いた?」と感じるものの、アルバムが進むほどその“濃さ”が徐々にあらわになっていきます。そして後半はいつもどおりのドラフォ節炸裂で、サーカスばりのテクニカルプレイも満載。変わったようで変わってない、変わってないようで変わった。聴き方次第でいろんな表情が感じられる1枚かもしれません。

特に終盤にかけて収録される長尺楽曲「The Edge Of The World」(11分超え)の構成は、さすがの一言。こkまで長いとぶっちゃけ途中で飽きてしまいがちですが、起承転結しっかりしていて、最後まで安心して楽しむことができます。

日本盤のみボーナストラックとして、ZIGGYが80年代後半に爆発的にヒットさせた名曲「GLORIA」のカバーが収録されていますが、往年のJ-POP/J-ROCKとメロスピとの相性は抜群。イントロやAメロのアレンジ、そしてAメロの歌詞が英語になっていて最初は気づかないかもしれませんが、Bメロからサビにかけての流れでようやく気付かされるという。こういった楽曲を自然と演奏してしまうあたり、改めて日本人向きのバンドだと納得させられました。

※このレビューは本作リリース時、『TV BROS.』に掲載されものを加筆・修正して掲載しています。



▼DRAGONFORCE『REACHING INTO INFINITY』
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2007年10月24日 (水)

ZIGGY『NOW AND FOREVER』(2007)

今年でメジャーデビュー20周年を迎えたZIGGY。前作「JUST A ROCKIN' NITE」から約3年ぶりとなるオリジナルアルバム「NOW AND FOREVER」が、ついにリリースされました。ここまでの道のりは、正直かなり長いものがありました。長期のライブ活動休止(結局2年くらい休んだ?)、ベーシストの脱退、各メンバーのソロ/ユニット活動などなど。今年に入ってからも各ユニットが動いてるもんだから、「本当に今年動きがなかったら、もう解散だろうな……」と覚悟を決めてたファンも多いんじゃないでしょうか。

この春、ようやく「正式メンバーは残った森重・松尾・JOEの3人のみ。サポートメンバーとしてベースとギターを迎えた5人編成でライブ/レコーディングを行う」と発表。7月にはライブを行い、ようやく10月24日にアルバム「NOW AND FOREVER」がリリースされたのでした。

さて、その音ですが。サポートとして参加している五十嵐"jimmy"正彦(G/EASY WALKERS)、市川"James"洋二(B/元THE STREET SLIDERS)というメンツからも想像がつくような、かなりアーシーでルーツ寄りのロックンロール。前作からZIGGY本来の持ち味のひとつ「ポップ/パンク」色を排除した、かなり渋い作風となっています。ぶっちゃけ、ここまでルーズなロックンロールアルバムをZIGGYの新作として聴くことになるなんて、誰も想像してなかったんじゃないかな。森重や松尾のソロならまだしも、ここはZIGGYですよ。しかも3年も待たせて、挙げ句デビュー20周年のアニバーサリーイヤーに、ファンが求めるような「ハードでポップでキャッチーなロックンロール」とは違ったアルバムを持ってきたんだから。

えーっとね、最初に断っておきたいんだけど、決して駄作とは行ってませんよ。このメンツならではの、非常にハイレベルなロックンロールアルバムだと思います。そこは間違いない事実。森重や松尾の魅力が思う存分発揮された、気持ちいいアルバムなんですよ。でも……ここまで枯れちゃっていいの?というのもまた本音。毎回「I'M GETTIN' BLUE」や「GLORIA」「HEAVEN AND HELL」みたいな曲を作れとは言わないけど、ZIGGYならではの「幕の内弁当」的なバラエティはここにはないよね。どちらかというと「頑固オヤジが営む、1品しかメニューのないこだわりのラーメン屋」みたいな、そんな音。逆に徹底してるからこそ、本格的な「らしさ」がにじみ出てる。だけど……

実は1ヶ月以上前にサンプルをいただいて、週に1回くらいの頻度で聴いてました。「週に1回」というのは、続けて数回とか聴く気になれなかったということ。こういう音は三度の飯より大好きなんだけど、これを2007年のZIGGYがやる必然性がどこにあったのかなぁ……と。このインタビューとか読んじゃうと、じゃあ仕方ないよねと思わなくもないけど、だからといって大絶賛する気にもなれない。ライブディスクも聴いたけど、ギター2本なのに「I'M GETTIN' BLUE」や「GLORIA」といった曲で以前ほどの迫力を感じないのはなぜだろう。ドラムもボーカルも前のままなのにね。

正直、ライブはつらそうだなぁ。今回のツアーは足を運ぶの、控えようかと思います。別に彼らにとっては今回はお祭りモードとかそういうのじゃなさそうだし。単純に「NOW AND FOREVER」という地味なアルバムが出来て、それをプロモーションするためのツアーとしか考えてないのかもね。それはそれでいいんじゃないでしょうか。



▼ZIGGY『NOW AND FOREVER』
(amazon:LIVE CD EDITIONPV EDITION

2007年1月11日 (木)

The DUST'N'BONEZ@LIQUIDROOM ebisu(2007年1月10日)

ダスボン観るのはいつ以来だ? ま、毎年ZIGGYやらソロやらで必ず森重は観てるからいいんだけど、とりあえずダスボンは随分と久しぶりでした。しかもアルバム2枚も出たから、曲も増えて完全なワンマンライブができる状態になり……森重の骨折によるツアー延期はあったけど……今非常にいい状態なんじゃないでしょうか。

そういえば、メジャーに移籍しての2nd「ROCK'N'ROLL CIRCUS」が出たちょっと後に、とあるマイミクさんの日記で「いまだにこういう古くさいロックがメジャーから出せるんだ」的なことが書かれていて、いろいろ思うこともあったのですが……やっぱり好きなんだからしゃあないわな。

ガンズやらアリチェンやらBACKYARD BABIESやらが流れる中、登場した4人。新作同様 "ROCK'N'ROLL CIRCUS" でスタート。今回たけとも(Gt)側で観たんだけど……とにかく音がデカい! いやー、ロックってこんなだよね!!っていう典型的なサウンド。正直、途中でギターの音がよく聴き取れず、リフだけじゃ何の曲やってるのかわからなくなったほど(笑)に、音がデカい。つーかさこのバンド、出音自体がメチャメチャデカいんだよ! ドラムがとにかくヘヴィヒッターだし、ベースもブリブリに歪んでてデカいし、ボーカルも声デカいし。最近、優等生的な音(=COUNTDOWN JAPANでの一連の出演者)やカラオケ(=ハロプロ)ばかりだったから、ビックリしたのと同時に、久しぶりに血液中に何かいけないものが注入されていくような気がした(笑)。

全体的に1stと2ndの曲をバランスよく取り混ぜた内容だったように思います。さすがにまだ2ndの曲では合唱的なことは無理そうだけど、1stの曲になるとみんな歌う歌う。って俺もか。あと、2ndは全体的に音楽の幅が広がった(曲調がバラエティ豊かになった)ので、ライブ自体に緩急が着くようになったね。前は攻め一辺倒だったから(ま、初期衝動的なそのスタイルも大好きなんだけど、あれだと2時間のセットは厳しいよなぁとか思ったり)、今回は特に「まるで全盛期のZIGGY」のようでしたね。

ただ、演奏はちょっと荒かった気がする。実際、曲の構成間違えてやりなおしたり、ギターやドラムにミスが目立ってた。終了後、去り際に戸城が「次はもっと練習してくるね。ゴメン」みたいなこと言ってたけど、バンマスとしていろいろ思うことあったんだろうなぁ。

あ、それと森重のMCが丸くなった。本人曰く「怪我して人間が変わった」と言ってたけど、まぁそれもあるだろうけど他にも理由がありそうな(というのは深読みしすぎか)。つい最近、ZIGGYの活動再開についての公式声明を読んだばかりだったから、余計にね。

今日の公演はDVD収録があったので、絶対にあるだろうと思ってたMCUのゲスト出演も実現。アルバム通りに "TRICKSTER" でラップを披露。いや、ラップっつーか、出てきた瞬間にシャウトしまくり、メロイックサイン出しまくりで、完全にこっち側の人になってた(笑)。もういいじゃん、ロックバンドやれば!

アンコールは3曲。本当ならダブルアンコールもあったようだけど、先に書いたように出来に納得のいってないメンバーがいたためか、それもなく終了。お客、ずっと残ってアンコールを求めてたのにね。ま、ファイナルじゃないし、これはこれで潔いわな。つーかDVDの出来が微妙に心配だ。

やっぱり俺、この手のロックが一番好きなんだなぁと再認識。メタルでもなくパワポでもなく、やさぐれたロッケンロールがね。ここ2年くらい、毎年「今年のテーマは『ロケンロールと無理心中』」とか言ってたけど、今年はズバリ「ロケンロールで皆殺し」くらいの勢いでいいのかもしんない。うん、そんな攻めの姿勢で転がっていきますアハハ。


[SET LIST]
01. ROCK'N'ROLL CIRCUS
02. 倦怠とノスタルジア
03. Shut up and Get the fxxk out!
04. KEY TO THE GARDEN
05. HOLE IN MY HEART
06. SACRED ORDER
07. 人工の太陽~相も変わらず~
08. WONDERFUL WORLD
09. LIBERTY
10. GRABBER ECCENTRIC
11. 風の吹く方へ
12. 愛と夢☆希望の画
13. TRICKSTAR [feat. MCU]
14. 激情
15. CONFUSION~失意の空 混乱の海~
--encore--
16. スタートライン
17. NIGHTIGALEのMURDER BLUES
18. 透明なピストル

2006年9月27日 (水)

The DUST'N'BONEZ『ROCK'N'ROLL CIRCUS』(2006)

 ZIGGYの森重樹一、元ZIGGYの戸城憲夫が中心となり2004年に結成されたバンド「The DUST'N'BONEZ」。何度も書くけど、「それって'90年代前半のZIGGYとどう違うの?」という疑問がふつふつと沸き上がってくるわけですが……そう、違うんですよ。正直な話、今のZIGGYにはない『毒』がタップリ詰まってる。今のZIGGYが決して悪いわけではない、だけど……森重ひとりがメインソングライターとして右往左往する今のZIGGYとは違って、やはり戸城の書く曲にはこの要素が色濃く表れてるわけです。

 1stアルバム「FLAME SKULL BASTARDS」が発表されたのが、2004年11月。あれから2年が経ち、当初インディーズからのリリースだった彼らがついにメジャーから2ndアルバムを発表することに……ってZIGGYや森重ソロと同じレーベルからなんだけど。ZIGGY自体は昨年1月の「JUST A ROCKIN'NITE」以来新曲のリリースはないし、活動自体が昨年9月のライブを最後に休止中なんだけどね。なのに2006年はSIONと森重とのユニットや、森重&松尾による「THE PRODIGAL SONS」、勿論森重ソロツアーもあったりしたので、それなりに……いや、相当忙しい1年だったはずなんだよね。そんな中、満を持してのダスボン2ndアルバム。そりゃ期待しますよ。

 結果としては、まったく申し分のない出来といいましょうか、さらにグレードアップしてるんだよね。今回は全曲戸城楽曲、森重は作詞のみ。1曲だけ昨年コラボした経験のあるMCUが参加した "TRICKSTER" ではラップの他に作詞で共作してます。このナンバー、楽曲自体は典型的なロックチューンで、中盤の間奏パートでMCUのラップが入るんだけど、全然違和感なくフィットしてる。最初はどうなの?と心配したけど(ZIGGYでならアリかもしれないけど、ダスボンはどうかなぁ?という疑問があったもので)、要らぬ心配でした。

 1stはデビュー作ということで、ひたすら突っ走る印象が強かった彼ら。それがあのアルバムの魅力だったんだけど、今作ではもっと楽曲的にバラエティに富んだ内容に仕上がってます。冒頭の4曲の流れで圧倒され、ミドルチューンやピアノを導入したナンバーも飛び出す。前作にないタイプのハードロックチューンも多いし、聴き所満載。'80年代的な色を強く放っていたグラマラスな前作よりも、ちょっと零度バックしたナンバーが増えてるように感じられたけど、それは俺だけ? いや、単に自分の好みにドンドン近づいているんで嬉しいだけなんですが。

 ドラムにしろギターにしろ、非常に「わかって」やってるのが嬉しいし、何よりも森重&戸城の本気具合がこれまで以上なのが最高に嬉しい。しかし、こんなアルバムをメジャーで出そうとするレコード会社もレコード会社だし、作るバンドもバンドだよな!(最高の賛辞)こんなハードロックアルバム、もう日本のメジャーではほとんど聴くことができないしな。

 いやー、10月の全国ツアーが楽しみだわ。



▼The DUST'N'BONEZ『ROCK'N'ROLL CIRCUS』
(amazon:日本盤

2005年9月26日 (月)

「Born to be Rock 1」@横浜BLITZ(9/24)

 「Born to be Rock」っていうイベントが開催されることは数ヶ月前から知ってたんですよ。そりゃZIGGYさんが出演するってことで、一応のチェックは入れますよ。ただ、その対バン相手にピンとくるバンドが殆どなくて‥‥しかもピクンときたのが、何故かPERSONZだったという。何だこの組み合わせ!?みたいなね。恐らく'80年代後半、デビュー時期が殆ど一緒だろうから当時イベントなんかで一緒になる機会もあったと思うし、聞けばバンド結成がZIGGYと同じ1984年っつーことで、やはり去年20周年記念のライヴとかやったみたいで。今では自主制作にてCDVDアルバムっつーのを出してるみたいですが、とにかく頑張ってるようですよ。

 で、最初はさすがに行くつもりなかったんですよ。ところが‥‥知っての通り、ZIGGYさんは7月の野音以降、数本のイベントに参加して、この9/24のイベントを最後に暫く「冬眠」することになったようで。何かのライヴで言ったのか、それともファンクラブの会報で報告したのかは知りませんが、既にファンの間では周知の事実らしく、それを知ったとなっては‥‥行かないわけにはいきませんよね? 俺、野音のライヴはDVDでしか観れてないし、しかもあのDVD観てちょっと消化不良起こしちゃってますからね。短時間のイベントライヴとはいえ、やはり「見納め」ておかないと。

 更に‥‥これは正直嬉しかったんですけど‥‥直前になってこのイベントにSIONが追加されたんですよ。しかもアコースティックセットだそうで。前回観たのは、数年前のフジロック。豪華メンバーによるバンドスタイルだったけど、やはりSIONの魅力はあの「声」だと思うし、それをアコギをバックにじっくり味わえるとなれば‥‥これも観ないわけにはいかないよな。

 というわけで、開催数日前になって急遽参加を決めたのでした。

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2005年9月23日 (金)

ZIGGY『ONE NIGHT STAND -真夏の夜の夢- 2005.07.02 at 日比谷野外音楽堂』(2005)

 ZIGGYが9/24のイベント出演を最後に、来春まで暫く活動を休止するそうな。単純に各メンバーがソロ活動をするための活動休止なんだろうけど、何かね‥‥昨年末辺りからのZIGGYを見てると、いつこうなってもおかしくなかったはずなんだけど、意外と頑張ったよなぁ‥‥っていう、非常に複雑な気持ちでして。

 昨年11月のライヴで森重が「(同年夏頃)ZIGGYを解散しようかと思ってた」なんて発言をした辺りから、このバンドに対するネガな感情が常につきまとって来たんだよね。それまでは‥‥SHAKE HIP SHAKES時代を見てるだけに、とにかく不屈の精神で、売れなくてもバンバンと作品を作り続けてくれる印象があったんだけどさ、結局去年って例の4枚組ベスト盤だけじゃない(更に新曲となるとたった2曲だし)。それと前後するように森重ソロがあって、The DUST'N'BONEZのお披露目やアルバムリリース、昔のZIGGYみたいなフットワークの軽さを併せ持ったライヴ活動があって。そりゃSHS時代からずっと応援してるファンは多少不安になるわな。

 今年俺が観たZIGGYってのは、3月の単独公演のみなんだけど、あれは非常に素晴らしい内容だったと思いますよ、今でも。「JUST A ROCKIN'NITE」という非常に地味な作品の後だったけど、新旧バランス良い選曲もなかなかだったし、バンドのテンションも昨年11月の渋公以上だったし。

 で、本来なら行っている「はず」だった、7/2の野音。『ONE NIGHT STAND -真夏の夜の夢-』というタイトルの付いた、スペシャルな内容になるはずの、たった1公演のライヴに俺は行かなかったわけですよ(代わりにLOST IN TIME@リキッドルームに行き、その夜にはかの「AIN'T IT FUN」があったわけですが)。

 ライヴの評判は‥‥実はあまり目にしてなかったんですよ、つい最近まで。まぁ気になった点はただひとつで、その特別な夜に彼等(というか森重)はピリオドを用意しなかったという点。凄く嫌な予感のするライヴになりそうな気がしてたんだけど、それだけはハズレてくれた。ホントよかったよ。ただ‥‥

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2005年9月11日 (日)

ドキュメント・RSRF'05

 帰宅してから‥‥っていうか終ってから早くも3週間経ったんだね‥‥いや、もっと早くに書かなきゃ(まとめなきゃ)って思ってたのね。実際、この記事も結構前からまとまってたんだけど、日々の忙しさと‥‥やはりこれをアップすることで、「あー俺の夏が終っちゃう」っていう気持ちが、心のどこかにあってね。それを最後まですごく惜しんでたというか。ま、読む皆さんからすればいい迷惑ですよね。うん。

 けど‥‥ホント今年の夏は楽しかった。既に前回の「RADIO TMQ」でもその辺の話を4時間に渡って繰り広げたわけですが、実際には4時間でも足りないわけですよ。当たり前の話ですが。それくらいに濃い4週間だったし、忘れられない夏になったなぁと。勿論、フェスはこれ以外にも沢山あったし、実際俺にはもう1本、朝霧JAMが残っているわけですけど‥‥うん、やっぱりね。あの4週連続ってのは、いろんな意味で‥‥自分の人生の中でもずっと印象に残る、忘れられない夏になると思う。それくらい濃くて楽しくて思い出深い4週間だったな、と。

 ま、能書きはこの辺にしておきますよ。ではでは、今回も時系列に沿った当日のメモと、帰宅後に書いたライヴの簡単な感想を織り交ぜてお送りしたいと思います。後半、単なる旅日記になってるのはご愛嬌というか。ま、こういう楽しみ方もまたフェスならでは、ってことで。

(注意:例の如く、アーティスト名後の「※」はフルで観たライヴです。念のため)

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2005年4月28日 (木)

「ALL THAT ZIGGY III」リリース決定。

ZIGGY、DVD「ALL THAT ZIGGY III」6/22リリース決定(e+ shopping)

 「スネイクヒップシェイクス時代のヒット曲からZIGGY最新作まで全10曲を収録したビデオ・クリップ集。なんと今回はメンバーのロングインタビューも収録!!これは永久保存版になること間違いなし!」

 えー「ALL THAT ZIGGY」シリーズ第3弾ですか! っていうか、パート2が出たのって何時の話だよ‥‥多分'90年頃だよね?(汗)つーことは、多分15年振りです(1と2を1本にまとめたDVDは数年前に再発済)。

 かといって、その間にリリースされたPVが全て収録されるはずもなく(以前「WHAT'S BEST!?」のビデオ版的な「ビデオでZIGGY」出てたので、マーキュリー時代のPVはそこに全部入ってるのね)、今回のリリース元となる「Tri-m」からリリースされた‥‥つまりSNAKE HIP SHAKES改名後から、改めてZIGGYに戻ってのPVが全部で10本入るようです。

 んで、考えてみたのよ。つーか最近のZIGGYのPVって観たことないのが多いのでアレなんですが、まぁシングルになってるのをPVになってると仮定して‥‥

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2005年4月14日 (木)

The DUST'N'BONEZ@千葉LOOK(4/13)

 先日チラッと書いたように、念願のThe DUST'N'BONEZのライヴを観てきました。先頃リリースされたCD+DVD「LOVE/HATE」をフォローアップするツアー「LOVE/HATE TOUR '05」の初日となる、千葉LOOKに足を運んできました(この公演以前にも数本イベントに出演してますが、ダスボン主体のライヴはこの日からってことですね)。

 この日はオープニングアクトが付いたんですが‥‥ゴメンなさい、悪くはなかったんだけど趣味とはちょっと違うタイプだったのと‥‥ダスボンを観た後となっては、全然思い出せないんですよ。というわけで、文句をダラダラ書いても仕方ないんで割愛します。

 ライヴ前、会場に流れてた音楽がね、もう俺がどこかでDJしたのをそのまま流してるんじゃないか?って程に、俺が普段から普通に聴いてるようなバンドの曲ばかりなんですよ。思いつく限りで書いてみると‥‥

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